ご挨拶
皆様こんにちは、パピヨンでございます🐶
徐々に日が落ちるのが早くなってきたり、朝方が涼しかったりと夏の終わり・秋の訪れを感じますね🍃
少し前に、楽しみに貯めていた「スキップとローファー」を一気に視聴して癒されました。
友人たちの評価も高くハードルがかなり上がっていましたが、まっったく問題なく楽しめました。
もしも「何かアニメ見たいな~」と思われた方には是非ともオススメしたい内容です( ᐛ👐)
登場キャラの多い青春ものは非常に良い。推しは村重結月ちゃん。顔がいい。
……推しの傾向が如実になってきたな。
さてさて今回はそんな爽やかな導入とは裏腹に炎属性を絡めた暑苦しいデッキを紹介します。
今回やりたいことは下記の通りです。
やりたいこと・コンセプト
相手のカードを魔法化しながら戦う
昨今爆発的に使用者が増えている【罪宝】【スネークアイズ】に加えて【ヴァリアンツ】を利用することで「間接的な妨害」をして戦いたいなと思い組みました。
今回はおおまかに下記手順で動いていきます。
① 相手の魔法・罠ゾーンにカードを増やす
最近に限った話ではないですが、墓地に行くだけで連鎖的につながるカードや墓地や除外ゾーンで循環するカードがあまりにも多いです。
なので相手のカードを魔法・罠ゾーンに封じ込めることで動きの起点やギミックのテンポを崩す(腰を折る)ことを狙います。
今更だけど、腰を折るって最早瀕死じゃね?ってずっと思ってる
魔法・罠ゾーンでは基本的にはモンスターカードとしての役割をなくしその場に居座り続け、間接的に相手の魔法・罠カードの発動を妨害します。
(※発動するためのスペースが限られるので永続魔法を重ねて置きにくい…など)
② 相手の魔法・罠ゾーンを利用する
相手のモンスターを魔法・罠ゾーンに押し込んでいくということは状況として、相手の魔法・罠ゾーンのカード枚数が多いということですので《魔力の泉》《魔法効果の矢》といった相手の場の魔法・罠カードの枚数を参照するカードを強く使うことが出来ます。
こういった要領でところどころテンポを崩すイメージで相手の展開を封じつつ、最終的にその行為が勝ち筋に繋がっていく動きを心掛けます。
ものすごく大雑把に書くとこんな感じです。
その大まかな動きの中で採用しているそれぞれのカードをどう使っていくのかを解説していきます!
まずはデッキレシピから👉
デッキレシピ
レシピです。
今回のデッキの軸となるテーマは【ヴァリアンツ】ならびに【スネークアイズ】です。
いずれも自分・相手のカードを魔法・罠ゾーンに移動させるなど、もはや遊戯王をカードゲームからボードゲームへと変化させています。
サイドデッキに入れている採用候補カードの中でもゾーン封鎖目的で【クシャトリラ】使ってみたかったけど、一旦抜きにして対戦を経て採用の判断をしようかなと思います。
それではテーマごとに役割を解説していきます
ヴァリアンツの役割
展開力が売りのテーマであり、このデッキのメインエンジンです。
《ヴァリアンツの巫女-東雲》1枚からテーマ内の魔法カードに触れることが出来ますので《VV〜始まりの地〜》経由でフィールド魔法を持ってきて魔法・罠ゾーンを絡めた移動を利用した展開を行ったり《VV-ソロアクティベート》を経由して2体のペンデュラムモンスターを召喚権なしで並べてエクストラ展開をおっぱじめたりします。
《VV-ソロアクティベート》が手札にない時は基本、上の選択肢選びます。
今回のデッキでは基本的に1ターン目(序盤)の動きは制圧のための妨害を積極的に置いたりはせず、アドバンテージを稼ぐことに全力を尽くします。
《軌跡の魔術師》《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》といった名誉ペンデュラムサポートリンクモンスターを駆使しながらデッキ内からのサーチ・エクストラデッキから回収の動きをとにかく重ねて文字通り次のターン以降の手数を増やすことを目的とします。
持ってくる優先度はその場その場で若干変わってきますが、のちのちの手数を増やすために《オッドアイズ・ペンデュラム・グラフ・ドラゴン》《ライブラの魔法瓶》あたりが候補になります。
この時《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の破壊先として自分の場の【ヴァリアンツ】場魔法を破壊しておくと、返しの相手ターン中にこちらがフィールド魔法の効果をくらうという事態を避けることが出来ます。
《ヴァリアンツの巫女-東雲》のような【ヴァリアンツ】の下級モンスターのペンデュラム効果はPゾーンから直接自身を特殊召喚出来るなど、かなり使い勝手が良いもののその後の展開(特殊召喚)に制限が発生するので混ぜ物をするデッキにおいて、対策が求められます。
今回は【ヴァリアンツ】以外のテーマのカードも多く採用しているので単純にそのターンは召喚権は別モンスター(テーマ)に割きながら、エクストラデッキ中心の展開をしつつ、アドバンテージを稼いで次のターンに向けての準備運動をしておきます。
アドバンテージの確保が済んだら《VV-真羅万象》による魔法・罠ゾーンからの特殊召喚や《VV-百識公国》による押し込み、【ヴァリアンツ】融合モンスター(グランデューク・幻中・アルクトゥスⅫ)を特殊召喚して除去や展開抑止を狙います。
スネークアイズの役割
上記で【ヴァリアンツ】の解説をした時点でお察しという方もいらっしゃるでしょうが、《蛇眼の炎龍》で相手のモンスターを永続魔法化させることで【ヴァリアンツ】と同様に相手モンスターを魔法・罠ゾーンに封じ込めることが大きな目的です。
《蛇眼の炎龍》は相手モンスターの幽閉だけにとどまらず、自分の場や墓地のモンスターを対象に取れば戦闘を回避させるための逃亡ならびに魔法・罠ゾーンを経由した間接的な蘇生(出力)手段として利用できるなど器用に立ち回る柔軟性が魅力的です。
なぜか相手のモンスターを相手魔法・罠ゾーンに埋め込んだ後、こちらの場に特殊召喚できるようなので、コントロール奪取の側面もあるなど出て弱い場面というのが想定しにくいモンスターです。
それだけでも強いのに《蛇眼の炎龍》が墓地に行くことで炎属性・レベル1モンスター2体を場に供給できる点という展開補助効果もあります。
《スネースアイズ・エクセル》を巻き込んで特殊召喚しておけば、サーチ効果で1枚手札を増やしてから【トロイメア】リンクモンスターの効果発動コストも確保できWin Winです。
炎属性レベル1に対するサポートということで、テーマ外からは月並みではありますが《焔聖騎士ローラン》《焔聖騎士リナルド》を採用しています。ギミックと仕様の良い装備魔法を持ってきたり回収したいですね。
《団結の力》…いっぱいモンスターが並ぶので誰でもフィニッシャーになれるぞ☆
《やりすぎた埋葬》…【スネークアイズ】最強相性装備魔法。装備した後に下級【スネークアイズ】の効果で墓地に送ると…あら不思議、完全蘇生の出来上がり。
ちょwww流石にやりすぎやてwww
はい。
フェルグラント・オッドアイズの役割
ここまで散々永続魔法化やモンスターゾーンの移動についてお話しましたが、まだゾーンにモンスターを置く手段があります。
それが【フェルグラント】(テーマ名はいったい…?)を利用した「装備化」です。
《巨竜の聖騎士》はデッキからドラゴン族・レベル7or8モンスターをデッキから直接装備できる効果を持ちます。
この装備効果にはステータス以外の条件が無いため、《蛇眼の炎龍》だけでなく儀式モンスターである《オッドアイズ・グラビティ・ドラゴン》も直接自分の魔法・罠ゾーンにセッティングできるのです。
しかし、儀式モンスターなど正規召喚されていないモンスターをそのまま魔法・罠ゾーンに置いたとしても特殊召喚することはできませんので、あくまでこれは下準備に過ぎません。
《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》から(疑似的)サーチが可能な《オッドアイズ・ペンデュラム・グラフ・ドラゴン》1枚から《オッドアイズ・アドベント》(儀式魔法)を持って来れるので、先立って装備カードとして魔法・罠ゾーンへ置いたのち墓地に送っておくことで儀式召喚の準備を整えることができます。
《オッドアイズ・アドベント》は儀式召喚するドラゴン族モンスターのレベル以上のPモンスターをリリースすることで墓地から儀式召喚が可能ですので、毎ターンレベル7以上のPモンスターの出力が期待できる【ヴァリアンツ】と組み合わせることで儀式召喚の難易度を下げます。
一度正規の儀式召喚をしてしまえば、あとは《大儺主水》による墓地からの蘇生や《蛇眼の炎龍》による永続魔法化を経ての特殊召喚が可能になるので、相手ターン中に儀式モンスターの特殊召喚も見込めます。
グラビティの効果が特殊召喚成功時なのがここで活きてきます
以上の流れで各テーマの特徴を活かして、モンスターの除去(魔法・罠ゾーンへの押し込み)モンスターの展開(ペンデュラム召喚や魔法・罠ゾーンからの押し出し)を行い、最終的には…
ペンデュラムを活かして物量で押しきっていく
あるいは
打点の高いエースの一撃で沈める
のが主な勝ち筋となりそうです。
サブギミック
《ライブラの魔法瓶》…主に【ヴァリアンツ】融合モンスターのレベル面の条件を整えるのに使います。レベル変更効果を利用してエクシーズ召喚やシンクロ召喚のサポートも行える便利なカードです。
炎属性モンスターのレベルを無理やり1に下げて《蛇眼神殿スネークアイ》のサポートを受けるのも視野に入れています。
レベル変更してサポート受けれるのは《焔聖騎士導-ローラン》と《ヴァリアンツB-バロン》しかいないんですけどね…
その都合もあって《焔征竜ブラスター》入れたいけど、40枚をオーバーするジレンマが邪魔をする😭
炎属性レベル7以下のモンスターに今後は注目したいと思います🔥
それでは最後にエクストラデッキの内容を最後に触れていこうと思います。
エクストラデッキ
①大儺主水
相手ターン中に儀式モンスターを蘇生する手段として活用します。
主に《オッドアイズ・グラビティ・ドラゴン》の蘇生を狙います。マーカー的にも相互リンクを組みやすく打点も高いので文句なしの好相性ですね。
②I:Pマスカレーナ
相手ターン中にリンク召喚する効果を【スネークアイズ】と組み合わせることで一気に高いリンク数を稼いでいけるのが強み。
自分ターンに《蛇眼の炎龍》を素材にして出しておけば下級2体の特殊召喚が起こり、最低でもリンク4まで確定します。
③コードブレイカー・ウィルスソードマン
相手の場にカードを増やせる可能性をもつリンクモンスターとしての役割があります。戦士族という種族を活かして後述の《焔聖騎士導-ローラン》の装備先として考えれる点などから採用しています。
④トロイメア・フェニックス
魔法・罠ゾーンに押し込んだのち、それらを狙い撃ちして除去が行えるので採用。
炎属性なのも相まって【転生炎獣】リンクモンスターの出力にも一役買います。
魔法・罠カードの除去効果を持つリンク3モンスター。こちらも《コードブレイカー・ウイルスソードマン》と同様に相手の場にモンスターを増やすことが出来なくもないので採用。
名誉ペンデュラムカードその1。入れない理由が見つかりませんでした。
《オッドアイズ・ペンデュラムグラフ・ドラゴン》のエンドフェイズ時の効果をトリガーにして、儀式魔法の回収やサーチをした後に1ドローする動きがお得感あって好きです。
⑦軌跡の魔術師
名誉ペンデュラムカードその2。入れない理由が見つかりま(ry
手札にPモンスターがおり、ペンデュラム召喚が見込める状況ではエレクトラムよりも優先してだします。
⑧奇跡の魔導剣士
名誉ペンデュラムカードその3。
名前が地味に「軌跡」から「奇跡」に変わっています。…エモいね(浅)
このデッキではPゾーンから離れていくカードを多く採用していることもあり、スケールを維持した状態で利用できる特殊召喚効果を使うケースはあまり考えていません。
⑨トポロジック・ゼロヴォロス
魔法・罠ゾーンへの押し込みなどで、相手の場にはモンスターが少ない状況が見込めますので打点の高いモンスターを用意することがそのまま勝利に繋げやすいと思いフィニッシャー候補として採用。
先述の《奇跡の魔導剣士》の効果でEXデッキから【ヴァリアンツ】下級モンスターを回収しておき、P効果でこのカードのリンク先に特殊召喚することで全除外効果を起動する流れが割とスムーズで対戦を経て得た想定外の収穫でした。
リンクマーカーの先が合致する必要があり、なかなか狙ってできることではないですが、相手の特殊召喚効果にチェーンして《IP:マスカレーナ》経由で出せたらお洒落だなと思って密かに狙っています。
⑩転生炎獣パイロ・フェニックス
炎属性効果モンスター2体以上と一見属性を固めないと出しにくい条件ですが、墓地にレベル1の炎属性が2体存在している状況で《蛇眼の炎龍》を混ぜて炎属性リンク2モンスターを作れば一気に条件を満たします。
相手の墓地からリンクモンスターを引きずり出し、バーンを与える、その後【ヴァリアンツ】ギミックによる押し込みの的にするなどテーマの動きをサポートする目的で採用しています。
【転生炎獣】をちらつかせず不意打ちでだしたいのですが、今となっては炎属性の採用の時点で察するところなのでそこに関しては難しいところです。
「忘れろ・忘れろ・忘れろビーム!!」
⑪No.28 タイタニックモス
このデッキで狙ったタイミングで安定して出せる機会はそう多くないですが《オッドアイズ・グラビティ・ドラゴン》でバウンスした後にグラビティを含めて素材にしてエクシーズ召喚し、戻して増えた相手の手札を参照したバーンを行うのは流れとしてスマートな気がして採用しています。
⑫焔聖騎士導-ローラン
墓地からの装備効果が【ヴァリアンツ】の押し出しギミックと相性が良い他、地味に戦士族サーチ効果があるので採用。この効果で《巨竜の聖騎士》を加えたいところ。
⑬ヴァリアンツG-グランデューク
どう見てもナイトメアフレーム。はたまたサイバディ。
出たとき効果で魔法・罠ゾーンのモンスターをバウンスし、そのモンスターの攻撃力分のダメージ&その半分だけ打点をアップさせるというもの。このカードの最大の強みはモンスター1体で出せるという点にあります。
【ヴァリアンツ】融合モンスターは高スケール(10)をもつペンデュラムモンスターでもあるため、例え効果が最大限に発揮できないタイミングだとしても、先に出しておくことで以降の展開をサポートします。
⑭ヴァリアンツの聚-幻中
どう見てもご当地戦国武将コスプレイヤー
素材が3体ということもあり《ヴァリアンツの武者-北条》の融合効果を使わないと出すことが難しいモンスター
互いのメイン中に相手のモンスターを押し込める効果は流石に強い。
相手の召喚権で出てきたモンスターを封じ込めがちなアンチ初動モンスター
狙っていかない限り出るのは2ターン目以降ですけどね。\ ハハッ /
⑮針淵のヴァリアンツ-アルクトスⅩⅡ
どう見ても……時計?
効果自体は自分・相手問わずモンスターの移動ができ、そのまま移動をトリガーに除去効果を発動するという自己完結が過ぎるモンスター。
名前がスタンド名みたいでかっこよくて好きなので効果発動したら思わず叫んでしまうやもしれません。
おわりに
今回も最後まで読んでいただき有難うございました。
デッキ名は盤上で駒(モンスター)を動かしたりもはや違うゲーム(遊び)を繰り広げていることを揶揄したり、炎属性主体だったり、男女のモンスターがいる(ダイタイソー)ことなどから「HIASOBI(火遊び)」と名付けました。
オリコン常連の某有名男女グループを文字ってかっこつけているのが透けてますね(名推理)
でも火遊びして、ウィルスってことはさァ…(察し)
今回各カードを1枚ずつ丁寧に説明できてない部分がありますが【ヴァリアンツ】を利用したデッキは以前にも組んでおり、そこで解説(?)しているので気になった方は一読いただければ幸いです。
「移動」「魔法化」などの挙動により、色々なコンボが出来るのは間違いないんですが、ここ1か月いろんな型を試してみたところ、ギミック(膨らませた分「絶妙に1枚足りない・動けない」といったノイズも発生しやすく感じたので、手を広げすぎずやることは絞り込んでいくようにしたいなと考え今に至ります。
【ヴァリアンツ】には公式から新規カードの登場が示唆されている中で、以降なぜかまだ1枚しか情報が来ていませんが、忘れられてないことを切に祈ります。個人的には年内のレギュラーパックと予想しています。(希望)
というわけで今後の拡張性に期待しつつ、以上で今回のデッキの紹介を終わります。
リモートよりも直接の対戦の方が映えるデッキでもあるので、折角なら完成度次第ではオフ会にもっていけたら良いな~と思っています。
ご清聴ありがとうございました!
感想や疑問、聞きたいことなどあれば遠慮なくお伝えくださいm(_ _)m