ご挨拶
音楽作品、楽曲というものはメジャー(著名)なものに限らず、聴く人が変われば感じ方や印象が変わりますよね。マイナーな曲もきっと誰かの名曲なのである。
自分は毎年 Base Ball Bear のこの曲だったり著名な「ドラマチック」など聴きながら夏の到来をより色濃く感じます🌴🌺
皆様、こんにちは🌊
夏の涼しさを感じさせる楽曲とともに颯爽登場、パピヨンです🐶
日本列島がうだる暑さに苛まれているなか、登場くらいはサッパリいきたいものです。
皆さんはオフ会にお盆に…夏休み期間を利用して各方面の予定を立てているところでしょうか。
私もオフ会に向けてデッキの選定や調整をしているところです。直近の博多どんよくオフ2023がとても楽しみです!
対戦される際はどうぞよろしくお願いします🙏
さて…今日も今日とてデッキ紹介なんですが、制限改訂を経て新しく生まれ変わったデッキを紹介します💣🔥
既存のデッキであることに加えて、いつもと比べたら説明も簡潔ですので是非さくっと見てもらえたら嬉しいです!
それでは早速コンセプトから
コンセプト
ボム・フェネクスで相手のライフを燃やしつくそう🔥
今回の主役は《重爆撃禽 ボム・フェネクス》です。そのイラスト・効果などなど好きなところを挙げるとキリがありませんが、互いのフィールドのカードの枚数を参照しバーンダメージを与える効果で、理論上ではありますが、最大24枚×300で7200まで計算できる火力が魅力的です💥
以前は《No.20 マネキンキャット》→《デビル・フランケン》という流れを汲んで場に出していましたが、先の制限改訂にて彼は表舞台からは立ち去ることとなりました。
今まで本当にありがとう。
恐らくエラッタされない限り今生の別れとなることでしょう
となると残すは効果コピーであったり、あるいは融合召喚(正規召喚)していく他ありません。
なのでその両方を行えるタイプに修正しました。
デッキレシピ
主に【幻魔】【空牙団】【バージェストマ】たちで構成されています。
各テーマやカードの役割を説明していきます!
サイドデッキは後ほど解説!
幻魔
とても強い働きをする初動です。
《ピリレイスの地図》《七精の解門》《暗黒の招来神》の3種類から始まる1枚初動として設定しています。
1枚からでも下記の手順を踏むことで即死を免れる(であろう)盤面を作れるため、初手の残りのカードの内容によって展開がより先へ、より手厚くなっていくイメージです。
意識すべきこと、1ターン目に目指すこととしては《神炎皇ウリア》の出力(+《失楽園》による2枚ドロー)最優先といったところでしょうか。
文字だけだと分かりにくいですね…
目指しうる盤面はこちら
招来神やら召喚神が初手に全部揃ってたりするとこれに《覚醒の三幻魔》や《ハイパーブレイズ》が追加されます。
守備力ゼロの《神炎皇ウリア》を殴れば除去が飛んでくることがほぼ確定している状況で相手に少なからず圧をかけていきます。
このデッキでにおける《神炎皇ウリア》は《失楽園》《七精の解門》《覚醒の三幻魔》といった専用サポートカードを起動するため、あるいは専用サポートをちらつかせることで相手の除去(意識)を向けさせるための置物として働かせる目的が強いです。
また直接【幻魔】関連のカードではないですが《フェントム・オブ・カオス》は攻守ゼロというステータスが《ピリレイスの地図》のサーチ範囲ならびに《七精の解門》の蘇生効果に対応しており、容易に場に出てくるモンスターなので後々名称と効果をコピーするためにも先立って《神炎皇ウリア》を出しておくこと(除去されることを見込んで場に出しておくこと)にも意味が生まれます。
デュエル序盤に《失楽園》の2ドローでしっかりアドバンテージの差をつけたいところです。
あとは《覚醒の三幻魔》を使って大量のLP回復を狙うのですが、これらはLPを払って効果を発動するタイプのカードの補助のために行います\❪✌️•ᴗ•✌️❫/
空牙団
【幻魔】による初動でドロー加速が進んだのち中盤以降で一気に展開のギアを上げてくれるテーマです。
【空牙団】自体は手札に(下級モンスターと一緒に)集まれば、(下級)召喚→手札から仲間を特殊召喚という流れで展開しやすいテーマでもあります。
この挙動を活かして上記の【幻魔】初動を引けなかった時の準初動的な動きができるのも特徴的です。
元々種族が分かれている【空牙団】に加えて悪魔族主体の【幻魔】や【バージェストマ】を組み合わせながら《空牙団の大義フォルゴ》を特殊召喚するところが中盤の目標です。
《空牙団の大義フォルゴ》の効果は最早細かい説明は不要でしょう。
自分・相手ターン問わず、相手の場でカードの破壊が成立すれば最低でも1枚、最大3枚もドローできるので、自分ターンだけにとどまらず相手ターン中にもアドバンテージを稼ぐことが出来るのです。
さらに場に《失楽園》(&ウリア)があればとてつもないドロー枚数を稼いでいくという訳です。
デッキ内に採用している破壊効果を飛ばすカードとして《雙極の破械神》や《醒めない悪夢》《バージェストマ・オレノイデス》《羅天神将》等を採用し、ドロー加速しつつ手札(攻め手)を増強していきます。
相手が発動した通常魔法や速効魔法、通常罠などに対しても《醒めない悪夢》を発動して無理やり”破壊”を発生させるのがマイブームです。油断した相手のハッとする顔をリモートで見れないのが残念です(^▽^)
デッキ内には攻防どちらの役割も果たす手札誘発効果を持つカードもいくつか採用しているため、破壊経由でのドロー加速は展開・妨害の両面で役立つのです。
バージェストマ
いやらしい動きに定評がある罠カード主体のテーマです。
除去やステータス干渉といったシンプルな妨害効果だけでなく、墓地から罠カードの発動にチェーンして場に出てくる効果を利用し、主に《暗黒の招来神》と一緒にランク2モンスターを出したり、水族という稀有な種族を活かして《空牙団の大義フォルゴ》を出す動きに利用できるのが実に使い勝手よし。
特に《No.20 マネキンキャット》で相手の場にモンスターを出しつつ(バーンで参照する枚数を増やしつつ)《重爆撃禽 ボム・フェネクス》の融合召喚を行うためにも
この墓地効果で通常罠カードの発動に直接チェーンできるので、同じタイミングで効果を発動する《迷宮城の白銀姫》の効果を地味に妨害できるのも強みですね!
🦀<たしかに~
手札誘発組
各自の役割は下記の通り。
《小夜しぐれ》…バーン補助・妨害。メインに出したモンスターを無効化しつつバトルフェイズに入った矢先《羅天神将》で破壊してバーンを与えるのがお気に入りの動きです。
《儚無みずき》…ライフ回復。実質生きる《覚醒の三幻魔》。最近は雑に打点の高いモンスターが多いので1回で1万以上狙うのも確度が高い内容と言えるでしょう。この時ばかりは相手の大量展開が気持ちよくてしょうがないです( ᵔᴗᵔ )
《フォトン・ジャンパー》…延命・除去手段確保。「この戦争(バトルフェイズ)を終わらせに来た」と颯爽登場してきます。その後のバトルフェイズスキップもバーンでキメるなら関係なし。《vivid tale》で自分ターン中に戻すとすごく嫌な顔をされます…いや、リモートだから見えないけどきっとそんな顔してるはずだ🙂
墓地に行ったついでに《ギャラクシー・サイクロン》も届けてくれます。行き過ぎたホスピタリティ。
《夢現の寝姫 ネムレリア・レアリゼ》…出た時に相手モンスターを裏にできるのに加えて《七精の解門》などのレベル10モンスターが必要なカードの発動条件を満たすのに使います。
《七精の解門》発動時の効果処理の関係でデッキにサーチ対象がいないと発動出来ないので、サーチ対象を戻しながら出すとお得感マシマシ。
これらのモンスター達をどんどんドローで引き込んで、相手ターン中、ならびに返しの自分のターンで手数を増やしていくのがこのデッキの強みの一つでもあります。
それでは最後にエクストラデッキについてです!
エクストラデッキ
汎用的なモンスター以外を説明していきます。
このデッキで唯一の融合召喚手段です。
初見殺し要素強め。エクストラから削ったりリンク召喚を無効にするのはやめましょう⚠️
勝負を決める手段がウリアや空牙団のビートダウンになります。
《幻獣王キマイラ》…獣族と悪魔族で融合します。エンドフェイズのハンデス効果を使えそうな時はこちらを出します。墓地効果で悪魔族や獣族の蘇生が可能で《空牙団の大義フォルゴ》や《雙極の破械神》の蘇生を行ってくれます。
《幻獣魔王バフォメット》…新弾で登場。こちらは出た時にデッキから悪魔族など対応種族を落とす効果。《七精の解門》対応の《ファントム・オブ・カオス》を落とすなどしておくと蘇生がお手軽に!
墓地効果は除外されている対応種族モンスターを特殊召喚する効果なのでこれで効果使用済の《破械神王ヤマ》などをもう一度使い回すことも視野に入ります。
《重爆撃禽 ボム・フェネクス》…このデッキの切り札。だいたい勝つ時はこの子のバーンです。このデッキで利用している【幻魔】【空牙団】などのテーマはモンスターゾーン、魔法・罠ゾーンを埋めていくことに長けているのでいざバーンを行う時にダメージが稼げないということを避けれます。
エクストラについては以上です!
サイドデッキ
採用候補であり、リモート対戦を経て入れたり入れなかったりしてるカードたちです。
ドロー加速していくデッキなので数枚入れようがあまり事故要因にはなりにくいものの、現状は40枚に留めて【幻魔】初動の確率を上げています。
その中でも特に入れてみて相性が良かったのが、やはり《ラーの翼神竜》でした!
永続魔法1枚から場に出せること、LPを払い相手モンスターを破壊できる効果にターン1がないこと、打点を大幅に上げやすくそのまま攻撃でゲームエンドを狙えることなどが特に相性の良さを感じさせます。
以上!デッキ内のお話でした!
最後のまとめに入ります!
おわりに
ここまで読んでいただき有難うございます。
今回はバーンのデッキでしたが、バーン戦術自体は相手がどれだけ強いモンスターを並べようと一発逆転のチャンスが眠っているところや一瞬の攻防に互いの駆け引きが凝縮される点も含め好きな戦術です。
このデッキは冒頭でもお伝えした通り《デビル・フランケン》の存在が不可欠だと思い込んでいました。
《No.20 マネキンキャット》で出す→そのためにライフの確保が必要→《覚醒の三幻魔》で大量回復する→そのための【幻魔】初動…
といった流れで自分としても珍しく、かなり採用理由に説得力がある合理的に組めたデッキだったので、彼が遠くへ行ってしまった時には
「確実に手間も増えそうだし流石に弱くなりそう」
と思っていました。
ところがどっこい。
いざ蓋をあけてみれば、前よりも安定感が向上しデッキが回りやすくなりました。
…🤔?
《デビル・フランケン》という脅威として直接分かりやすいモンスターがいなくなったぶん相手の警戒度や意識も散りやすくなったのかな〜という予想に加え、対戦を重ねていった感じ、カードの知識としては知っていても《プロキシーF マジシャン》を出してすぐに盤面から《重爆撃禽 ボムフェネクス》を想定できる人はそう多くありません。何せ《プロキシーFマジシャン》を出力した後から融合素材のもう片方を出したりするので余計にその側面は強いかと思います。
何が言いたいかと言うと、キーカードと思っていたカードが実は意外と代用が効いたりするということですね。
カードを使うにあたって「サーチするためには?場にすぐ出すためには?最速の手段は?」とほとんどの方は最短距離で効率の良い近道を考えると思います。実に合理的。
しかし、イチローやジャイロも言ってたように遠回りが近道だったりするわけです。
最短距離の詰め方ももちろん大事ですが、カードの組み合わせ次第で古いカードが思いもよらぬ効果やシナジーを発揮することがあるのが、カードの種類が豊富な遊戯王の魅力の一つかと思います。
新弾も発売されて間もないですが、過去のカードも含め色んなカードに脚光があたることを祈りつつ記事を締めくくろうと思います!
次の記事は恐らく2週間後に控えている「博多どんよくオフ2023」のオフ会レポート記事でしょうね。未来の自分がサボらないように下書きを用意しといたので、彼なら必ずやってくれるはずです。笑
ではでは👋
今回は新デッキではないので簡単な説明となりましたが、感想やご意見などいただけると励みになり大変嬉しいです!