ご挨拶
こんにちは・こんばんは!パピヨンと申します🐶
アドカレも無事に自分の番を終えてほっと胸をなでおろしました☺
今週末には世間がなにかとうるさいクリスマスがやってきますが、先々週に博多に日帰りでイルミネーションも見てきたので主だった予定といえば日曜日に奥さんと呪術廻戦の映画を見に行くくらいでしょうか🎬
さて、今回はデッキ(案)の紹介です!
デッキ紹介でないのは単純に新規カードを利用する都合でまだ完成に至ってないからです(笑)
デッキでやりたいことや採用理由をつらつらと書きますので、長くなってしまいますが無理のない範囲でお付き合いいただければ幸いです!
やりたいこと
《地獄の傀儡魔人》+《捕食計画》による相手モンスター強奪コンボ
皆さんはこの《地獄の傀儡魔人》というカードをご存じでしょうか?
その効果はというと起動効果で手札1枚をコストとして捨てることでレベル3以下の相手モンスターのコントロールを全て奪うというもの。条件さえハマってしまえば対象を取らない効果という点でもめちゃくちゃ強い!…気がする
しかし驚くなかれ、恐ろしいのはこのカードの裁定である。
「自分の場に空いているモンスターゾーンよりも相手のモンスターの数が多い場合にはこの効果はどのように処理されるのだろう?」
と、ふと気になって尋ねたところ帰ってきたその答えに戦慄!
自分のモンスターゾーンの空き状況の都合上、相手から奪いきれなかったモンスターは破壊されるという実質除去も兼ね備えた面白い裁定です。
コントロール奪取カードに触れてきた方にとっては既にご存知なのかもしれませんが、先日問い合わせて初めて知りました。
最悪発動できないかと思っていたところに願ってもいない棚ぼたです。
…しかし「機界騎士」「ドラグマ」「ベアルクティ」のように高レベルのモンスターも簡単に手札から特殊召喚できる昨今のカードプールにも関わらず、コントロールを奪う範囲がレベル3以下に限られる条件がかなりきつい。さてどうしたものか…
・・・・・・💡!!!
そうだ!相手モンスターのレベルを全部レベル3以下に変更しちゃおう!
という訳で《捕食計画》と組み合わせました。
相手のレベルをまとめて変更できるカードはこれ以外にもいくつか候補がありますが、テーマ内のカードの為サーチしやすい点や属している「捕食植物」の他カードでも「捕食カウンター」を置くことによるレベル変更は可能なので、コンボパーツだけに頼らずとも安定的に立ち振る舞えそうだと思いこのカードの採用を決めました。
上記のコンボ達成を目標に相手から奪ったモンスターをその後どう活用するのかも併せて説明していきます!まずはデッキ(案)のレシピから!
デッキレシピ
色々試行錯誤している様子が伝われば幸いです…
今回のデッキは大きく分けると序盤・中盤・終盤で下記の3ステップを踏むことが目的となります。
【序盤】
相手のエクシーズ・リンク召喚を妨害し、なるべくレベル持ちモンスターを相手に展開させる。
【中盤】
コンボによるコントロール奪取で相手の場を空にする
【終盤】
フィニッシャーの攻撃で〆る。
この手順を踏み、勝利することを目指します!
具体的な動き
●序盤
→《魔界発現世行きデスガイド》による初動をこのデッキのメインの動き出し方に設定しています。
《魔界発現世行きデスガイド》1枚から《クリッター》とともに《彼岸の黒天使ケルビーニ》をリンク召喚しつつ《ジェスター・コンフィ》をサーチ。《彼岸の黒天使ケルビーニ》の効果で彼岸下級モンスターなり《エッジインプ・シザー》を墓地に送りつ場に悪魔族を供給することで《ライトロード・ドミニオン・キュリオス》が出来上がるので後はそれ以外の手札のカードでどれだけ+α の動きが出来るかがカギになります。
+α の動きとは具体的には「彼岸」モンスターを追加で引き込めればランク3の《DDD盤石王ダリウス》から《DDD赦俿王デス・マキナ》へと重ねてエクシーズ召喚できるので効果を無効化は出来なくとも相手のリンクモンスターやエクシーズモンスターを奪う手段を確保できます。
●中盤
→《捕食計画》等による”捕食カウンター”のばらまきを行い相手モンスターのレベルを変更しEXデッキの展開を狂わせながら《地獄の傀儡魔人》の準備を整えます。
このとき《捕食植物サンデウ・キンジー》や《プレデター・プライム・フュージョン》で相手モンスターと融合召喚するなどして、先ほどの《DDD赦俿王デス・マキナ》のようにリンクモンスターやエクシーズモンスターを除去していきます。
●終盤
→《地獄の傀儡魔人》の効果を起動して相手モンスターのコントロールを奪い、フィニッシャー候補たちの展開に利用してそのまま殴ってゲームエンド!
自分の場のモンスターに乗っかっている捕食カウンターを利用できる点でも《捕食植物トリフィオヴェルトゥム》をメインのアタッカーとして考えていますが、応用としてそれ以外のパターンだと《真血公ヴァンパイア》はエクシーズ召喚を行う際に相手から奪ったモンスターをレベル8として扱えるので《地獄の傀儡魔人》の効果で2体以上の相手モンスターを奪えればレベルを気にすることなく展開が可能です。
エクシーズ素材を取り除いて発動できる墓地肥やし&モンスター特殊召喚効果もゲームエンドの安定感を高めてくれることでしょう。
もしコンボ成立時点で相手のライフが5000以内であればバックの警戒をせずとも他のカードの効果を受けない《L・G・D》をリンク召喚し安心して攻撃力5000の一撃で沈めます👊
奪って頭数を揃えて殴る!
とてつもなくシンプルではありますが、以上が大まかな流れです!
それでは各採用カードの役割をもう少しだけ深堀りしていきましょう!
各カードの役割
捕食植物の役割
《捕食計画》等で「捕食カウンター」をばら撒いて相手モンスターのレベルを下げることで《地獄の傀儡魔人》の効果適用範囲に落とし込むことが主な役割となります。
他にも「捕食カウンター」を乗せた相手モンスターを《捕食植物サンデウ・キンジー》の効果で融合素材とすることで擬似的な除去を行いながら、こちらの融合モンスターを展開していきます。
「捕食カウンター」が乗っているモンスター(自分モンスターも含む)の打点分攻撃力が上がるので《捕食植物トリフィオヴェルトゥム》もフィニッシャーとして申し分ない打点にすくすく育ちます🌱
《超融合》や《閉ザサレシ世界ノ冥神》からもわかる通り、やはり素材を相手から調達するのはいつだって強い。
DDの役割
今回の軸になる《地獄の傀儡魔人》出力方法について色々と考えたんですが、レベル7で通常召喚するのはいささか重たいので、ペンデュラム召喚ならびに墓地からの蘇生で出力を目指します。
その中でペンデュラム召喚をするとなると《地獄の傀儡魔人》のレベルが7なのでスケールは8以上のものと6以下のものを用意しなくてはなりません。
テーマに限定しない汎用性のある高いスケール持ちだと「メタルフォーゼ」「イグナイト」くらいかなとおもっていましたが…
いました。これ以上ない最新の適役が。
そう、新規カードの登場により展開がより洗練された「DD」であれば高いスケール値を持つモンスターの中でもペンデュラム召喚を「DD」に限定していないものもいるので今回のデッキに噛み合うと思い採用に至りました!
今回の動きの上で肝である相手のエクシーズやリンクの展開抑止も《DDD赦俿王デス・マキナ》《DDヘッドハント》《特許権の契約書類》の3枚で抑制できるのも好相性です。
また「DD」は悪魔族のテーマなので《地獄の傀儡魔人》を墓地から特殊召喚するための《デーモンの呼び声》のコストとして手札から捨てる悪魔族を確保しやすくなる意味でも採用しています。
デッキの概要としては以上です!
エクストラの説明は今後大幅に入れ替えが発生しうるので今回は省きます💦
まとめ
最後まで読んでいただき有難うございます!
今回は”コントロール奪取”に重きを置いたデッキを目指しました。
範囲が広く度々パワーバランスについて議論されがちな、いわゆるカジュアル界隈でも単体のカードパワーは年々上昇していく一方で当たり前のように効果破壊耐性が付いているようなカードも多く見受けられます。仮想敵がどんどん強くなっていきますね…
《サンダー・ボルト》の復帰を許されるのも納得です。これらの強力なカード達に満遍なく対応するのはなかなか難しいのでいっそのこと相手のデッキのパワーをまるっと活かしちゃおうというところを大きなテーマにして組みました。
出てしまったが最後…と諦めてしまいがちな相手に対し《地獄の傀儡魔人》の対象を取らないコントロール奪取効果で抵抗します。拳で。
恥ずかしながら現時点ではリンクやエクシーズの制圧系モンスターの展開をする前に抵抗する手段が薄い、コンボの成功率は全然高くないので、アイデアありきで完成度も低く決して「強い」とは言いにくいデッキになっています。
私自身何度も考え直していますが、先日バキューン決闘のきくりくさん(https://twitter.com/ToremisuMisu?s=20)による大人気デッキ相談企画である「構築に効く理屈」にて取り扱いいただきました。
きくりくさんも含め、放送での皆さんのコメントに感謝が絶えません。アドバイスを参考に改善の方向性が少しずつ見えてきそうなので、やりたいことをスムーズに叶えれるようにデッキの完成を目指します!
と思った矢先に来年発売の新弾にて「捕食」カードに大量の新規カードが収録されることが判明!!!
しかも効果も捕食カウンターに関連する効果ばかりでなんともデッキにマッチしそうです☺!
新弾の発売後に真っ先に手元に組み上げたいデッキですので今回のデッキ案をもとにどういう形に行きつくのか私自身も楽しみにしています!
デッキ名は「3億円事件」です。
理由としては《捕食計画》の計画という部分と《地獄の傀儡魔人》のごっそり相手のモンスターを強奪するというところから、歴史上完璧な計画でごっそり持ってかれた事件と言えば後にも先にもこれだろう…と。
あとは細かいところだと《トリフィオヴェルトゥム》が三つ首である点「DDD」でDが3つという点「DDD」を使うのは赤羽社長だし3億くらい持ってるよね…というのを無理やりこじつけました。
今回のデッキ(案)が皆さんのデッキビルドやコンボのヒントに少しでも役立てば幸いです。それではまた次回の記事でお会いしましょう~!
次回予告
次回は年内に今年の振り返り記事を最後に投稿する予定です☺お楽しみに👍