ご挨拶
初めましての方もそうでない方もこんにちは!こんばんは!
パピヨンと申します🐶
ついに新弾の「バトルオブカオス」がついに発売されましたね。
11期のストーリー関連テーマや新テーマだけでなく「青眼」「ブラックマジシャン」「DD」「ゴーストリック」「ヴァンパイア」「極星」などの過去テーマも軒並み新規カードが収録されましたが、皆さんはお好みのカードや使いたいカードはありましたか?
かくいう私はここ最近並行して考えているデッキが4~5個ほどあるんですが、いずれも今回の新弾で登場するカードで完成もぐっと近づくかと思います。
ちなみに実物が手元に届くまであと1週間かかりますので、今週はそわそわしながら過ごすことになりそうです。
今回はその中でも一足早く(データ上)完成していた新デッキ紹介記事となります!
サムネイルからもお察しの通り今回は《ガーディアン・キマイラ》を使ったデッキです。
「既にデッキを考えている」という方も多いかと思いますが、どういった使い方をするのか、またその出力方法も含めて記事の中で何か一つでも参考になれば幸いです。
※この先テキストミスによる不成立コンボが記載されています。解決策も併せて記載しておりますがご面倒をお掛けします。
やりたいこと
《ガーディアン・キマイラ》をデストーイ化させてフィニッシャーとしてもコンボパーツとしても使う!
先ほどもお伝えした通り今回は《ガーディアン・キマイラ》を使いたいと思いデッキを組み始めました。
情報解禁時からかなり話題となりましたが、除去やドロー効果という単体での汎用性の高さだけでなく獣族という点を活かして「メルフィー」で採用しようと考えている方も多いのではないでしょうか?
獣族ってだけでこんなに可能性が広がるなんて数年前は考えられなかったですね…
私もフィールドに《融合再生機構》《メルフィーのかくれんぼ》を用意してあれやこれやしよう…などと考えておりましたが、今回はその方向ではなく他のカードを使ってみようと色々と可能性を探るうちにあるコンボを考えました。
それがこちらの《融合死円舞曲》+《転晶のコーディネラル》によるバーンコンボです。(件のテキストミスコンボです)
《融合死円舞曲》は「デストーイ」融合モンスターと相手の場の融合モンスターを対象にとって発動する厳しい条件を持つカードなのですが、その効果は強力です。
対象に取った2体以外の特殊召喚されたモンスターを全て破壊し、その後あらかじめ対象に取っていた2体分の攻撃力の合計分のバーンダメージを与えるというド派手な効果を有しているのです。実に面白い。
発動条件に相手フィールドの内容が言及されているため相手依存になってしまうという点がネックですが、そこは《転晶のコーディネラル》や《ギブ&テイク》でこちらの融合モンスターを送り付けることで発動条件を満たします。
相手が融合モンスターを採用していればラッキー、採用していなくともこちらで用意する融合モンスター2体の攻撃力を合計したダメージが見込めるので、1回の発動で致死量のダメージを与えるのも夢じゃありません。
元々の攻撃力参照じゃない点も踏まえてこれは中々の高ダメージが期待できそう!
※下記の内容について私のテキスト確認ミスで不成立の内容になっております。申し訳ございません。
(解決の案と今後の修正内容については記載の通りでございます)
このコンボの良いところは《融合死円舞曲》発動した際に《転晶のコーディネラル》自身の破壊耐性効果で自分の場のモンスター(リンク先)を守ってくれるので自分の場は一切被害を受けずに相手の場だけ破壊しバーンダメージを与えることができる点ですかね。
【解決策】
《転晶のコーディネラル》の効果を発動後にコーディネラルを退かすためにコーディネラル・ならびに奪ったリンク先のモンスターを素材に《大融合》で《ガーディアン・キマイラ》を融合召喚すれば一応回避は出来るようです。
他にもダメージを受けなくするカード・《大融合》・代わりの効果破壊耐性のあるカード・もしくは《ギブ&テイク》の枚数を多く調整して解消しようと思います。
この《融合死円舞曲》ですが、発動条件からしても「デストーイ」専用感が強く一見拡張性の無いカードに見えますが、実は「デストーイ」モンスター無しで発動させることも可能です。
それを可能にするのがこのカード。
《デストーイ・サンクチュアリ》です!
このカードによって自分の場の融合モンスターを全て「デストーイ」モンスターとして扱うことが出来るので《ガーディアン・キマイラ》などのテーマに属さない・もしくは他のテーマのモンスターであっても「デストーイ」化させることで《融合死円舞曲》の発動条件をクリアしていきます。
理想的な動きとしては序盤・中盤はしぶとく耐えて終盤には《ガーディアン・キマイラ》の融合召喚成功時の効果で相手のバックなどを剥がしながら《融合死円舞曲》を発動させてTHE・END☆
…という流れになります。
相手の場に特殊召喚されたモンスターがいない状況には上記の理想の動きができなくなりますが、こちらから無理やりモンスターを押し売りしていくもよし。純粋に強力な融合モンスターを複数体出力して力押しでごりごり攻め込むことでコンボだけのデッキにならないよう工夫しています。
まとめますと、このデッキの勝ちパターンは
・バーンコンボでフィニッシュ
・融合モンスターのゴリ押し
の2つになります。
いずれにせよ”展開力”が鍵になるデッキなので、どういったカードを使っているか実際のデッキレシピを見ていきましょう。
デッキレシピ
(※こちらのレシピは右下のボタンからいつでも確認いただけます)
先ほどお話した通り今回紹介したコンボを行うには融合モンスター・リンクモンスターがそれぞれ必要となるため一定以上の展開力が見込めなくてはコンボ自体が行えないということになりかねません。
そこで目をつけたのが「ファーニマル」と「デスピア」です。
いずれも融合主体のテーマになりますが、ところどころにテーマ間でシナジーが見込めるため併せて採用しています。どのように活用しているのかを説明していきますね。
各カードの役割
ファーニマルの役割
「デストーイ」「ファーニマル」「エッジインプ」と同じテーマ内でメインモンスターや融合モンスターの名称が異なるのでややこしいですが、今回のキーカードである《デストーイ・サンクチュアリ》や《融合死円舞曲》を採用するにあたって一部のサーチなど円滑に行うために利用しています。
モンスターの種類も多く《融合》へのアクセス・素材の準備・出力も得意なので手札と場にモンスターを要する《ガーディアン・キマイラ》の融合召喚もサポートしてくれます。
加えて、融合素材になることで墓地からテーマ内のモンスターや「融合」魔法を回収する下級モンスターや《ファーニマル・ウィング》+《トイポット》による手札増強ギミックを使いながら融合モンスターを複数体出力することに長けており、今回のコンボを行うための軸としてもってこいです。
また《ガーディアン・キマイラ》を《デストーイ・サンクチュアリ》で「デストーイ」化させることで《デストーイ・サーベル・タイガー》《デストーイ・クルーエル・ホエール》《デストーイ・シザー・タイガー》といったカードを使ってキマイラを大型のフィニッシャーとして活躍させることも出来ます。
あくまで上振れが重なった場合ではありますが、融合召喚が《大融合》を使った出力方法であれば効果破壊耐性・守備貫通効果も付与されて《トイ・パレード》で全体攻撃を付与すれば手の付けられない怪物へと成り果てますね。
怖い怖い(他人事)
さて、ここまでをまとめますと…
・必要パーツのサーチ手段として活かせる点
・融合モンスターの出力に優れている点
・《ガーディアン・キマイラ》の強化が出来る点
以上が「ファーニマル」の採用理由になります。
デスピアの役割
既存のデッキで一度触れたことがあるのですが、今回は枚数を絞って出張という名目での採用です。融合サポートも含め汎用性に溢れるカードが多く今回の融合モンスターを沢山出力するデッキに相性が良いと思い採用しました!
各カードがどのように相性が良いか語ると文字数が多く長くなってしまうので、画像で簡単にまとめました!
…と上図の様にテーマ間で相性が良いので採用に至りました。
《トイポット》の効果が成功しなかった場合に「烙印」魔法罠カードが捨てられたとしても《烙印開幕》で融合モンスターを効果破壊から守れる《悲劇のデスピアン》で墓地から再セットをすることが出来るので枚数を抑えての採用を可能にします。
エクストラについて
《デストーイ・サンクチュアリ》の効果で直接「デストーイ」を墓地送りして墓地融合の素材として活用するため「デストーイ」融合モンスターを中心に積んでいます。
①《デストーイ・クルーエル・ホエール》
⇒融合召喚時の除去効果に加えて、フリーチェーンで融合モンスターの攻撃力を強化する効果が強力。このパンプアップ効果には名称の指定がついていないため2体並べてそれぞれが効果を発動させることを狙い2枚採用。序盤~中盤~終盤にかけて幅広く活躍してもらいます。
②《デストーイ・サーベル・タイガー》
⇒「デストーイ」+「ファーニマル」or「エッジインプ」モンスターを融合素材として指定するため重い消費に見えるものの、融合召喚成功時に墓地の「デストーイ」を蘇生できるため実質消費1枚は浮くことになります。これを利用して上記の《デストーイ・クルーエル・ホエール》を融合素材になる前・なった後で効果を2回使えるのが強みです。
3体以上を素材にすれば戦闘・効果の破壊耐性が付与されるので《融合死円舞曲》のリスク軽減にも役立ちます。こちらも2枚採用。
③《デストーイ・デアデビル》
⇒戦闘破壊時に1000ポイントの固定ダメージを与える効果にターン1の制限がないため《トイパレード》との相性は抜群。除去されたとしても追撃のバーンダメージを与えることが出来るためあと少しのライフを削る際に自爆特攻にも意味が出てくるモンスターです。
④《デストーイ・マッド・キマイラ》
⇒このデッキの可愛い方のキマイラです(大嘘)
戦闘破壊したモンスターの強奪が出来る効果に加えて、戦闘を行う場合にいわゆる「アンティークギア」効果を持つため自身の攻撃宣言時のタイミングで優先権を行使し相手の妨害なく《融合死円舞曲》を発動するなんて動きが出来るのも強み。
⑤《デストーイ・ハーケン・クラーケン》
⇒相手モンスターを対象にとって墓地に送る効果が破壊耐性持ちの除去にうってつけ。地味に2回攻撃も出来るので状況に応じてはフィニッシャーとして機能することもあります。でもほとんど《デストーイ・サンクチュアリ》のコストとして墓地に送られがち。
⑥《デストーイ・シザー・タイガー》
⇒融合素材の数だけフィールドのカードを破壊できる効果に加え、特筆すべきはそのパンプアップ効果。自分の場の「デストーイ」「ファーニマル」の数×300アップさせるので《デストーイ・サンクチュアリ》発動下では場が融合モンスターで溢れるほど効果が増強されます。
⑦《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》
⇒お手軽素材融合モンスターとしての出しやすさはもちろん、相手モンスターの名称・効果をコピーしながら自身の攻撃力をパンプアップさせる効果が《融合死円舞曲》を使う今回のデッキとマッチしています。
場が闇属性(エッジインプ)のみになってしまっても融合できるモンスターとして機能する他
《転晶のコーディネラル》で送り付けたモンスターをコピーすることも可能なので使い道が多岐にわたるカードです。
⑧《デスピアン・クエリティス》
⇒☆8以上の融合モンスター以外の攻撃力をゼロにする効果に加えて除去されても後続が控えるという今年のウザいモンスター代表格。でも好きです。《烙印の使徒》のせいおかげで更に強力になりましたね。
⑨《ガーディアン・キマイラ》
⇒今回の主役。史実通りのキマイラ感のあるイラストが非常に好きです。素材の数に応じた除去とドローの効果は強力ですが「デストーイ」化させればパンプアップしやすくなり、高い攻撃力をより活かせるのでフィニッシャーとしての機能するのはもちろん、発動時点の攻撃力を参照する《融合死円舞曲》のダメージを高めることも出来ます。《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の効果で出すと魔法カードで出た扱いにならず追加効果が得られないので注意!
⑩《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》
⇒おなじみ融合サポート。《大融合》や《融合》で自身を巻き込んで《ガーディアン・キマイラ》の融合召喚が出来るので棒立ちを防ぐことが出来ます。この時キマイラの効果が発動できないのはネックですが単に出力したい際にはスピード解決してくれます。
モンスターを闇属性に変更する効果も《トイパレード》の発動に役立てれるので余すところなく効果が使えて嬉しいですね。
⑪《クロシープ》
⇒融合が絡むので墓地から各パーツの回収効果を持つ下級モンスターをじゃんじゃん蘇生したい。「ファーニマル」とのイラストによるシナジーもあるので満足です。
⑫《虚光の宣告者》
⇒《トイポット》を使った手札増強ギミックの結果、手札に天使族である下級「ファーニマル」モンスターや「デスピア」モンスターが確保できると考え採用。
《古聖戴サウラヴィス》の様に単体で機能する汎用儀式モンスターの採用も考えましたが蛇足になってしまうため今回は不採用。
⑬《転晶のコーディネラル》
⇒今回のコンボを支えるキーカード。《融合死円舞曲》の効果で自分にダメージが及ぶことを防ぐために効果の発動後に《大融合》で《ガーディアン・キマイラ》の融合素材とするなどしてリスク回避します。
以上!
まとめ
ここまで読んでいただき有難うございます!
今までのデッキと比べて文字数的にもだいぶコンパクトな説明となりましたが、
融合モンスターを中心にバーンorビートダウンで勝つというシンプルな動きを実践するので語ることも特になしといったところでしょうか。
今回は《ガーディアン・キマイラ》を「ファーニマル」と併せて使いましたが冒頭でも触れた「メルフィー」だけでなく他にもいろんなテーマと相性がよさそうですね。
出力だけで言えば《叛逆の堕天使》でも使えますし(効果使えないけど!)レベル9を活かしたりも出来そうだし、まだまだ可能性が広がる良いカードだなと思いました。
デッキ名は「へジテーション・チェンジ」といいます。
《融合死円舞曲》にも使われている「ワルツ」という単語は社交ダンスにおける踊り(楽曲)のジャンルの一つなのですが、抱き合った男女が足を滑らせるようなステップで旋回してフロアを円形に回るのが特徴です
この「へジテーション・チェンジ」という言葉は「ワルツ」の中で数ある動き(ステップ)の一つです。
意味としては”小休止を挟んでまた動き出す”という内容になるのですが「ファーニマル」中心の展開かと思わせておいて《デスピアン・クエリティス》や《ガーディアン・キマイラ》を呼び出したところから盤面がまた新たに動き出すというデッキの流れを表現したつもりです。
「覚えにくいわ!!!!!」という方は「三拍子の怪物」って名前も候補だったので覚えやすい方で覚えてください👍
今回のデッキ紹介記事の内容が何か一つでも皆さんの構築の刺激になったり何かしらのヒントとして役立てることが出来れば幸いです。
新弾が発売されたことで他の方々の新デッキ紹介も楽しみですね(`・ω・)b!
今月末には2度目のワクチン接種💉も控えており、なかなかリモートでの対戦が簡単に出来ない状況が続きますが、何とか皆さんと対戦できるように時間を作っていきいものです。
オフ会にも行きたい…!
その際はぜひとも対戦宜しくお願いします!
それではまた次回の記事でお会いしましょう~!
※テキストミスで誤った記載をしてしまい大変申し訳ございませんでした。