ご挨拶
こんにちは!パピヨンでございます🐶
おびただしい数の新規情報に揉まれながら、デッキビルドも徐々にエンジンがかかってきたように感じます。
さてさて最近のお話をすると、ヒストリーアーカイブコレクションを3箱購入しましたが、目当てのカオスソルジャーを1枚しか引けずなかなかしんどい結果となりました🙃
そのぶん面白い新規カードや使いたくなるようなカードはたくさん手に入ったので今後のデッキビルドに活かしたいですね!
今回は新しく組んだデッキの紹介です!
サムネ画像が強烈ですが、まずはいつものようにコンセプトとやりたい動きから!
コンセプト
《創世神》を絡めたコンボで勝ちたい!
というわけでこのデッキの主役は《創世神》です。
5年ほど前に遊戯王に復帰したての頃には分からなかった「コストで墓地に送られる」と「効果で墓地に送られる」の違いを認識したきっかけのカードでもあります。
このカードが出来ることは手札を墓地に送ること(効果)そして墓地から任意のモンスターの蘇生です。
この2つの動きを絡めたコンボを考えたので、それを実践するためのデッキです。
コンボの手順は下記の通りです。長くなりますが少々お付き合いくださいませ💦
【条件】
●自分の場に他のカードがないこと
●相手の墓地に正規召喚済みのリンクモンスターがいること
【メインフェイズ1】
まずは《竜の霊廟》の効果でデッキから《竜核の呪霊者》(☆8通常チューナーモンスター)と《バックグランド・ドラゴン》の2体を墓地へ送る。
《バックグランド・ドラゴン》は他のカードが自分の場にない場合、自身と手札の☆4以下のドラゴン族を場に特殊召喚する効果を持っているので、その効果を発動し場に2体のモンスターを出力します。
手札の《風化戦士》を墓地に送りつつ、墓地から《竜核の邪霊者》を蘇生します。
効果で墓地へ送られた《風化戦士》は自身の効果で《化石融合―フォッシル・フュージョン》をデッキから手札へ加えます。
その後、《創世神》+《竜核の呪霊者》で《究極幻神ビシバールキン》を特殊召喚。
さらに《究極幻神ビシバールキン》の効果を発動し、自分と相手の場をトークンで埋め尽くします。(邪神眼トークン実装はよ)
そのトークン+《究極幻神ビシバールキン》で《剛炎の剣士》を、トークン3体で《パワーコード・トーカー》をリンク召喚。さらにその2体で《転生炎獣パイロフェニックス》をリンク召喚します。
《化石融合―フォッシル・フュージョン》を発動し《風化戦士》+《創世神》で《古生代化石騎士 スカルキング》を融合召喚!
(※相手の墓地にレベル7以上のモンスターがいれば《古生代化石竜 スカルギオス》でも可)
【バトルフェイズ】
《古生代化石騎士 スカルキング》で相手の場の邪神眼トークン(守備力0)に向かって2回攻撃。守備貫通の為、合計5600ダメージ!
(《古生代化石竜 スカルギオス》であれば自身の効果も相まって7000ダメージ!)
【メインフェイズ2】
《転生炎獣パイロフェニックス》の効果で相手の墓地のリンクモンスターを蘇生し、その蘇生に反応する形で②のバーン効果を起動し残りのライフを刈り取ります。
相手のリンクモンスターが場に出てきたその瞬間、パイロに 電流走る――!
「そいつだ!ロン!!」
~ I'm Win ~
…というコンボをしたくて組みました。
一見、一連の流れに沿っているように見えて手札や場に必要なカードの指定が多く様々な条件をクリアできないので最早コンボというより机上の空論に近しいですね。
なので1ターンでまとめるというよりは対戦の流れで各ポイントで求められる条件をクリアしておき、最後の最後にバーンコンボを決めるという終着点を迎えようと考えてます。
このコンボをデュエルを通して完成させるってことだ!
それでは肝心のレシピと各条件をクリアするために採用しているカードを見ていきましょう!
デッキレシピ
今回使用しているのは「ドラゴン族」「化石」さらには「ドラグマ」です。
先ほど紹介したコンボを行う上でそれぞれのカードが機能しやすいように工夫しましたが、具体的にどんなシナジーや動きなのか採用理由などから掘り進めていきましょう。
各カードの採用理由
「化石」の役割
コンボ達成条件の一つであるバトルフェイズで大ダメージを与えるモンスターの出力手段として採用しています。
「化石」融合モンスターは他の汎用融合魔法やモンスター効果といった裏技を使っての特殊召喚が極めて難しく《化石融合―フォッシル・フュージョン》を使ってきちんと融合召喚する必要があるというのが現実です。
なので、いかに《風化戦士》を効果で墓地に落とし《化石融合―フォッシル・フュージョン》のサーチを安定的に行うかが重要となります。
《おろかな埋葬》や《奇跡の穿孔》といった直接墓地に送るカードはもちろん《創世神》《烙印融合》を利用することでこの条件を満たします。
《古生代化石竜 スカルギオス》の融合条件には相手の墓地にレベル7以上のモンスターが必要となるのですが、そういった不確定要素を決定づけるために次のテーマがサポートしてくれます。
「ドラグマ」の役割
コンボ達成の条件の中でも相手依存の要素でもある「化石」融合モンスターの融合素材の確保をサポートします。自分のエクストラから墓地に送る動きももちろん大事。
採用しているカードである《凶導の白騎士》《凶導の白聖骸》《教導神理》《凶導葬列》の4種類からお察しの方もいるでしょうが、これらで相手のエクストラデッキを丸裸にして該当するモンスターを落としてやろうという魂胆です。
リンクモンスターは融合素材・融合魔法・チューナー等の特別な用意が必要な他の特殊召喚方法と比べると基本的には頭数をそろえるだけという簡単さも相まって、打点を確保できるフィニッシャー候補や妨害手段、除去要因として役割を持つモンスターがてんこ盛りです。
全く採用しないデッキは一部例外を除きほとんど無いでしょう。
そういったカードを狙い落として相手の勝ち筋や動きの選択肢を奪いつつ、こちらの勝利のために利用するというのがこのデッキのミソです。
エクストラデッキを某壺カード発動のコストとして使うタイプのデッキも少なくないので、まったく使わないエクストラデッキが0枚である「帝」以外のほとんどのデッキと戦えると感じています。
「ドラゴン族」の役割
コンボ達成条件の中で必要な☆8チューナーを墓地に落としつつ《創世神》の召喚・特殊召喚をサポートすることを考えた際に《竜の霊廟》を使って《竜核の呪霊者》+《バックグランド・ドラゴン》を墓地に落とすという手段にたどり着きました。
《竜核の呪霊者》+《バックグランド・ドラゴン》であれば手札に「☆4以下のドラゴン族モンスター」を抱え込む必要はあるものの、《バックグランド・ドラゴン》の効果で召喚権を行使せず場に2体のドラゴン族モンスターを用意できるので《創世神》が手札に無いときでも《天球の聖刻印》や《鎖竜蛇 スカルデット》を立てるといったような動きの応用がききやすいのも利点でしょうか。
《創世神》を手札から直接アドバンス召喚することを狙いますが、もし手札にいない場合には《天球の聖刻印》の効果でデッキから《アルバスの落胤》をいつでも呼び出すことで相手モンスターと実質超融合しながら強力なアタッカーを用意するというパターンを取ることが出来ます。名称指定のある融合モンスターだけでも8種類もいます。将来有望 引く手数多ですね。
《アルバスの落胤》を採用したことで自身の融合素材に指定する面々を採用し《烙印融合》1枚から複数体の融合モンスターを場に出力することができるので妨害は勿論、こちらが死なないように壁を築く意味でも役立ってくれます。
エクストラデッキについて
最後に今回のエクストラデッキに採用しているカードの役割を説明します!
①《アルティマヤ・ツィオルキン》
→後述の《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》と同じ状況から出せるモンスターということで採用。先行で運よくコンボの途中まで手順が踏めたならセットされた時の効果で強力なシンクロモンスターを出力します。
②《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》
→《アルティマヤ・ツィオルキン》のズッ友シンクロモンスター。実際に使った経験が1回くらいしかないので新鮮な気持ち()
③《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》
→今回のデッキでコンボを行うために最重要と言っても過言ではないモンスター。ソリティア展開のワンキルコンボに使われている印象が強かったこともあり使うのを避けていましたが、打点がどえらいことになったり楽しいのでまた使いたいと思ったカードです。
④《古生代化石騎士 スカルキング》
→今回のデッキにおけるフィニッシャー候補の一角です。コンボで相手のライフを削りきれなかった場合にも相手の墓地のモンスターをパクりながら壁として利用するなど防御面も優れています。
⑤《古生代化石竜 スカルギオス》
→相手の墓地のモンスターを必要とする「化石」融合モンスターです。《古生代化石騎士 スカルキング》とは素材の違いや与えるダメージの違いなどから差別化を図っています。相手のライフ状況ではこちらが用意したトークンへの攻撃で一発KOも狙えるのでかっこよく使いたいところです。
⑥《烙印竜アルビオン》
→融合の後に融合できる《D-HERO ダスクユートピアガイ》を彷彿とさせるモンスターです。今回のデッキでは《烙印融合》によるデッキ融合を行う際に出力が見込めるモンスターとして合計5種類の融合モンスターを採用していますが、強力な融合モンスターを出すのは勿論、墓地の光・闇属性を稼ぎ《混沌の創世神》を使いやすくするというのがメインの目的となります。
⑦《神炎竜ルベリオン》
→《烙印融合》によるデッキ融合で《烙印竜アルビオン》→《氷剣竜ミラジェイド》のための中継地点モンスターです。
戻しながらの融合が出来るのでリソースを回復してくれるのは有り難いですね。
⑧《氷剣竜ミラジェイド》
→アルバストライクの中でも特に「邪悪」の一言に尽きるモンスターでしょう。融合条件である他のEXモンスター(融合・S・X・リンク)についても《烙印融合》1枚で解決してしまう恐ろしさ…
今回のデッキは後攻を狙っていくデッキということもあり先行で立てて相手を困らせるモンスターとして採用しています。相手の場の全破壊効果も《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》のトークンを埋めるために役立ってくれます(たぶん)
⑨《痕喰竜ブリガンド》
→今回のデッキで《烙印融合》によるデッキ融合を行う際に出力が見込めるモンスターのうちの1体として採用しています。ここまでに紹介したモンスター達の優先度が高いので《天球の聖刻印》の効果で出てきた《アルバスの落胤》が相手のモンスターと融合召喚する際にはその候補に挙がってきます。
⑩《深淵竜アルバ・レナトゥス》
→《アルバスの落胤》が素材となる融合モンスターの中で唯一融合召喚をしなくても出力できるのが最大の魅力です。厄介なドラゴンが並んだ時にはさながら「サイバー・ドラゴン」における《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》のごとく謎の力で除去していきます。
⑪《剛炎の剣士》
→《転生炎獣パイロ・フェニックス》のリンク召喚条件を満たすために《パワーコード・トーカー》とともに採用。トークンも素材に使用できるので簡単にリンク召喚できる炎属性モンスターとして今回のコンボに貢献してくれます。
⑫《パワーコード・トーカー》
→今回の採用に至った理由は《剛炎の剣士》とともに《転生炎獣パイロ・フェニックス》のリンク素材条件である炎属性を満たしつつ、メインデッキに炎属性を積まなくてもよくなるこのカード自身のリンク素材の緩さからです。
攻撃力アップと無効効果を持つなど単体でも使いやすいのも魅力です。
⑬《転生炎獣パイロ・フェニックス》
→今回のコンボの〆を担当するモンスター。相手がリンク展開をしていることが条件になるため非常に難易度は高いですが出しておくだけでもかなり厄介になるモンスターです。
「ドラグマ」で落としてそのまま蘇生出来たらよかったんですが当然ルールに拒まれました🙅笑
⑭《天球の聖刻印》
→このデッキのキングオブお茶濁しモンスターです。場にドラゴン2体を出すまでで終わってしまった場合にとりあえず立てておくことで相手の動きを少しでも困らせることが出来るのがありがたいところです。
⑮《鎖龍蛇-スカルデット》
→コンボの中でどうしても《創世神》が引けなかったりした場合にはドロー効果で引き寄せようということで採用。確実性は見込めないものの、儀式召喚など召喚権を使わずにモンスターを出力することが多くなるのでどこかしらで1枚あると助かるカードになると考えています。
以上がデッキの概要になります!
それではまとめに入りましょう!
まとめ
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
デッキ名は「ジャンキー・クリエイション」と言います。
文字通り色んなモンスターが《創世神》の手から創造されるところを表現したつもりです。
サムネからもお察しの通り麻雀好きも相まってか《創世神》がどうしても麻雀牌を持ってるようにしか見えない呪いにかかってしまったので麻雀に関する言葉として「ジャンキー(雀鬼)」を文字ってつけております🀄
それに加えてストラクを買ったはいいものの、結局今まで本格的に使えてなかった「アルバス」関連融合モンスター達を使いたいなと思い組んだデッキになります。
対戦の経験や一人回しがまだ十分にできていないので今回の記事で書いたことは良い側面を全面に出した理想論的な内容がいつもより強めです、ご容赦ください💦
なのでこれから対戦や調整を通じて無駄な部分を切り落としたり、より肉付けを行うことでずっと使えるデッキに仕上げたいと思います!
まずは《混沌領域》を買うところから始めないと(小声)
今回のデッキ紹介記事が読者の皆様のデッキ案やひらめき、など何かしらのヒントになって貢献できれば幸いです。
それではまた次回の記事までごきげんよう👋
P.S.
もし今回のデッキのコンボが決まったら「ロン!」と高らかに宣言したいものですね✌️