【デッキ紹介】㉓「うらめしや」編
ご挨拶
初めましての人もそうでない人もこんにちは!パピヨンです🐶
殺伐としたサムネイルからの導入で驚かせてしまいすみません。
ここのところ朝から冷え込むなど、秋どころか冬の気配すら感じかねない気候となっておりますが、僕はこの肌寒い気候が大好きです。
澄んだ空気を吸い込むのは気持ちがよく洗濯物を干す際などちょっとしたリラックスタイムに早変わりです✨
そのおかげもあってか、直近で調子よくいいペースで記事を執筆できているので心が穏やかです。
まぁテキストミスしてたんですけどね…
こちらがテキストミスを起こしていたデッキ紹介記事です。
一時的とはいえ、一部誤った情報をお伝えしてしまい申し訳ございませんでした。
その部分については解決策も追記しているので読んでない方や修正前のみご覧になっている方にはもう一度読んでいただければ幸いです。
コンボが若干面倒になっただけでデッキが崩壊しなくて何より…
記事の中の誤りをなくすというのは執筆という作業を行う上で大前提のことではありますが、今後は自身の確認に加えて校閲をどなたかに依頼するなどして注意を徹底していこうと思います!
…という訳で数名の方にご協力をお願いしました!(判断が早い👺)
校閲と言っても、自分の文章を書く時の癖で伝わりにくい言い回しなどを中心にチェックしていただきました。あらためてご協力いただいたお三方に感謝を!
ふぐぽさん(https://twitter.com/fgcyc_POE?s=20)
mymyさん(https://twitter.com/mymy06160304?s=20)
klein〔蔵院(くらいん)〕さん(https://twitter.com/kusakari_fish?s=20)
本当にありがとうございました!!
そんな中で今回は自分の苦手とするデッキタイプである「リバース」に着目したデッキを作りました!
温かい目で見守っていただければ幸いです☺
それでは早速やりたいことから紹介していきましょう!
やりたいこと
「ゴーストリック」を利用しデッキ破壊を交えた戦術で戦う
「デッキ破壊」…いわゆるライブラリアウトといわれる戦法になりますが、相手のデッキ枚数を減らしてドロー出来なくなるというルール上の敗北を目的とします。
どんなデッキだろうとルールできちんと枚数の上限が限られているため、大袈裟な言い方をすればすべてのデッキに対応できる実質最強のデッキです ( )
しかし、正直言ってこの戦術はパターンに多様性が無く最適解に近いデッキがいくつか見受けられます。
代表的な例で言うと《精気を吸う骨》や《ソウル・レヴィ》でごっそり相手のデッキを墓地に送るという方法ですね!
※「爆アド.com」チャンネルでおなじみのはみるとんさんのデッキは有名ですね!
下記リンクから対戦動画に飛べます。
「ミソのデュエルのミソ」チャンネル様ならびにはみるとん様、掲載許可をいただき有難うございました。
もしくは《現世と溟界の逆転》と《戒めの龍》の2枚で相手のデッキを無理やりゼロにするというコンボもあります。
確か「城下町デュエル」チャンネル様の動画で拝見した記憶があるのですが、動画を見つけることが出来ませんでした…申し訳ない…
それとは別ですと今回記事のチェックにもご協力いただいたklein〔(蔵院(くらいん)〕さんが作られている《毒の魔妖-土蜘蛛》を中心としたデッキも必見です。掲載許可をいただき有難うございました!
早さや確実性、コンボとしての落とし込みやすさからもこの辺りが最適解、もしくは最速の方法になってくるかと思います。
すでにこれらの著名かつスマートな前例がある中で今回のデッキで私が目指したのは「デッキ破壊」だけでは勝たないという目標です。
「デッキ破壊」を行うこと自体は変わらないのですがそれだけを勝ち筋にしない。
あくまでデッキ破壊を相手のキーカードを削る攻め方の一つとして機能させながら相手をじわじわ追い込むことを目指します。
具体的には「デッキ破壊」をしながら毎ターンの地味バーンを重ねたり直接攻撃も行うというデッキに仕上げました。
???「デッキ破壊がそんな甘々なレベルなら相手にリソース回復されたら終わりじゃん!」
そう、なので今回は《ゴーストリック・スケルトン》を軸にリソース回復の難しい「裏除外」を絡めながら相手のデッキのキーパーツをゴリゴリっと削り取っていきます。
まずはデッキレシピから見ていきましょう!
デッキレシピ
(※こちらのレシピは右下のボタンから確認いただけます)
「裏側表示で除外」という最近になってようやく「機巧」が登場したことや《ネクロフェイス》の緩和によりほんの少し回収の見込みが増えた除去方法ですが、依然として回収が難しい除去方法であることは今でも変わりないでしょう。
今回のデッキではひたすら「裏除外」に絡むカードを採用している訳ではないので、相手のキーカードをデッキから削り取れたらいいな…というレベルを目的としています。
それではまずはこのデッキで想定している動きの例を見ていきましょう!
具体的な動き
このデッキの目指す理想盤面とそれぞれの働きは下記のような形になります。
こちらのターンには《ゴーストリック・スケルトン》《ゴーストリックの妖精》をリバースすることで盤面を増やす・相手の場をセット(無力化)する・デッキの上を裏除外する効果を適用。
その後《No.89電脳獣ディアブロシス》の効果が反応する形で相手のデッキをさらに削るという算段です。
《闇次元の戦士》は互いのエンドフェイズにセットカードの数を参照としたバーンを行います。なのでセットカードを増やせる「ゴーストリック」とは相性抜群です。
相手ターン中の動きは、セットされた「ゴーストリック」モンスターのリバース効果や《ゴーストリック・オア・トリート》《ゴーストリック・パニック》《皆既日蝕の書》などのカードで相手モンスターの効果を無効化・セットさせることで攻撃はもちろんリンク召喚・シンクロ召喚・エクシーズ召喚などの展開を封じます。
そして後ほど詳しく解説しますが《スマイル・アクション》による攻撃の無効化なども行います。
《皆既日蝕の書》は状況によっては相手に大量ドローを許してしまいますが、むしろ大いに結構。そのドローすらもデッキの枚数を減らすため、いわばデッキ破壊の一環として機能させます。
これらの動きを繰り返すことで相手のデッキを削っていきながら戦っていくというのが主だった流れになります。
1枚のカードからこの盤面は形成できないので数ターンかけてこの盤面を目指していきます。
1ターン目など序盤は最低限の動きとして《ゴーストリック・フェスティバル》をリンク召喚する。それ以外の手札でどれだけ「No.」のエクシーズ召喚など追加の動きが出来るかで上振れしていく形になります。
さてさてこの流れを実践するにあたり課題となるのが
・「ゴーストリック」へのアクセスの安定感
・《No.89電脳獣ディアブロシス》の立て方と維持方法
・デッキ破壊以外の勝ち筋(バーン・直接攻撃)の信頼度
の3点になります。
各カードの役割とともに課題に対してどのように着手しているかを併せて解説していきます。
各カードの役割
ゴーストリックの役割
今回のデッキの肝となる《ゴーストリック・スケルトン》を効果的に利用するために初めて「ゴーストリック」というテーマに触れました。
《ゴーストリック・スケルトン》は「ゴーストリック」で唯一相手のデッキを削るモンスターです。同じテーマ内でも固有の効果が際立っている子がいるのは面白いですよね☺️
「ゴーストリック」といえばリバース効果を持つモンスターを中心にして戦うテーマでフィールド魔法を多用して相手の直接攻撃を誘い、直接攻撃に反応して発動するカードなどで粘り強く戦線を維持し、その過程で《ゴーストリックの駄天使》といったカードで特殊勝利を狙う印象ですが、今回はそういったフィールド魔法やエクシーズモンスターは全く採用せず新弾で収録されたカードを中心に採用しています。
新弾のリンクモンスターについては後ほど触れますが《ゴーストリック・セイレーン》はリバースすることでデッキから2枚を墓地に落としつつ、その中に「ゴーストリック」カードがあれば●ゴーストリック魔法・罠カードをサーチする ●相手の場の効果モンスターをセットするの2つの中から選択して効果を適用できるカードです。
これにより墓地肥やしという要素を得たので墓地を参照する効果を持つ《ゴーストリック・ブレイク》や《ゴーストリックの妖精》といった純構築以外では使いづらかったカード達の力をより引き出すためのサポートとして機能しています。
中でも超強いのが、こちらも新たに登場した《ゴーストリック・ショット》+《ゴーストリックの妖精》のコンボです。
「ゴーストリック」モンスター特有の自身を裏側表示にできる効果を使った後で《ゴーストリック・ショット》を発動することで手札・墓地から別の「ゴーストリック」モンスターを特殊召喚しつつあらかじめセットされていたモンスターを即リバースさせるという使い方が出来ます。
これの応用として、名称ターン1の制限がない《ゴーストリックの妖精》の②のリバース効果を再び発動することで相手の場のモンスターのセットならびに自分の盤面のカードを増やすことを重ねて行うことができ、アドバンテージを稼いでくれます。
再セットしたカードは場を離れると除外されてしまう制約がかかるものの、モンスターカードであればそれを回避する手段もありますので次の項目で説明します。
超量の役割
《ゴーストリック・スケルトン》と双璧をなして今回のデッキを支える《No.89電脳獣ディアブロシス》を中心としたエクシーズモンスターを呼び出すためのギミックとして採用しています。
《緊急テレポート》1枚+召喚権でランク7を立てれるだけでなく、大量展開した「ゴーストリック」モンスターを《超量妖精アルファン》の効果で他の超量モンスターとレベルを統一しエクシーズ召喚の素材として活用することも可能です。
※エクシーズ召喚を経て《ゴーストリックの妖精》の効果で再セットしたカードのフィールドから離れたら除外される制約を回避できるので嬉しいですね
上の画像ルートは一番スマートな方法ではありますが、それ以外にも特殊召喚した《超量士ホワイトレイヤー》と後ほど説明する《アストラル・クリボー》でもエクシーズ召喚は可能です。
以上がデッキの中心、軸となるカード達の紹介でした。
その他カードの役割
今回のデッキで戦線を維持する・展開を補助する内容として上記の軸に加えて特に紹介しておきたいカードを説明します!
《スマイル・アクション》
→実は今回一番光り輝くと言っても過言ではないカードです。
遊戯王ARC-V作品内でお馴染みのアクションデュエルを体感出来るカードとして話題になりましたね。今回注目した点は、まず相手のカードを裏側表示で除外できるという点。
ただ注意点として《スマイル・アクション》の発動時の裏側での除外は各プレイヤーが任意でその枚数を決めるので相手が1枚も除外しないというケースも考えられます。
その際は《No.89電脳獣ディアブロシス》の効果を連動して発動できないものの、戦闘の防御面に関して自分が有利になるということは間違いないでしょう。
《No.89電脳獣ディアブロシス》が場にいる状態で発動すれば相手は裏除外すればデッキが除外される・裏除外しなければ相手の守りを堅くしてしまうという2択を迫られます。
また、相手の攻撃を無効化するために裏側除外から手札を経由して捨てられた魔法カードは再び墓地へ送られるため、墓地へ捨てられた《ゴーストリック・ショット》を《ゴーストリックの妖精》のリバース効果でセットするなど再利用が見込めるということころが今回特に良いシナジーを生んでいます。
裏側で除外されたカードを捨て終わった後でまた新たに2枚目の《スマイル・アクション》を発動すれば1枚目の《スマイル・アクション》も含めて再び魔法カードを裏側で除外⇒手札から墓地に送られるという流れを繰り返すので《一撃必殺!居合ドロー》で《スマイル・アクション》をデッキに戻すことが出来ればリソースの回復も見込め、諸々の相性がよく採用しました!
こちらの裏側表示モンスターとの戦闘では相手モンスターに守備貫通効果が無い限りは戦闘でダメージは発生しないので《スマイル・アクション》の効果で裏側除外されたカードを手札から捨てなかった時のダメージ倍加のリスクも警戒する必要がありません。
なのでわざわざ魔法カードを捨てる必要もなくなるというわけです。大きなデメリットなく発動時に除外された魔法カードの回収が出来るのです。
そしてこのカードを発動する際には相手の墓地に魔法カードを要するわけではないので、先行で自分の墓地のみに魔法カードがある状況で発動すれば、自分だけ相手の攻撃を無効化できる状態で構えることが出来ます。
おれだけアクションデュエルの開幕です。
《アストラル・クリボー》
→簡単に特殊召喚できレベル変更できるだけでなく、自身を素材にエクシーズ召喚するとその「No.」モンスターに戦闘・効果破壊耐性を付与できるため《No.89 電脳獣ディアブロシス》の維持にも一役買ってくれます。
《No.89 電脳獣ディアブロシス》の素材を補填するための《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》や相手の攻撃を抑止・コントロール奪取できる《No.26 次元孔路オクトバイパス》などの「No.」をエクシーズ召喚する上でとても頼りになる1枚です。
《常世離レ》
→情報解禁当時、イラストだけは最高という声も周囲から聞こえますが、なんとかしてこのカードを上手く使いたいな~と思った際に《No.89電脳獣ディアブロシス》の裏除外効果をサポートできるのでは?と思い採用しました。
というのも《No.89電脳獣ディアブロシス》のデッキの上から除外する効果には致命的な欠陥があります。
例えば相手のカードが裏側で20枚除外されており、相手のデッキが18枚の場合など裏側で除外されている枚数よりもデッキ枚数が少ない場合には効果が適用できないという弱点があります。
これが裏側除外に特化したデッキでも《No.89電脳獣ディアブロシス》を最後まで活かしにくい要因の一つではないでしょうか?
しかし《常世離レ》で裏除外されているカードを対象に取り墓地のカードと入れ替えることで実質裏側で除外されているカード枚数の調整が可能となります。
それとは別の狙いで《スマイル・アクション》の発動前に相手の墓地の魔法カードを根絶やしにするということもできます。
おれだけアクションデュエルの…(以下略
裏除外から帰還させるので5枚魔法を除外しても5枚とも魔法が返ってくるなんて可能性も否定できませんが、そんなケースはごくまれでしょうし魔法カードだけ除外したとしてその枚数より増えることもあり得ないので特段心配しておりません。
何枚帰ってくるかの不確定要素はコイントスやサイコロのように楽しんでいこうと思います(笑)
《ゴーストリック・オア・トリート》
→今年のハロウィンカードです。ってことは《Live☆Twin リィラ・トリート》の登場からもう1年経ったんですか…(衝撃)
効果をざっくり説明すると、2000ライフを削ってこのカードの発動を無効にしを再セットさせる or 表側表示のモンスター1体の効果と攻撃を封じてエンドフェイズにセットされる という2つの効果の中から相手に選ばせるというとても強力で面白い効果をしています。
再セットされることにより1枚で複数回の発動が見込める他《ゴーストリックの妖精》で墓地からの再セットも容易なので《トラップトリック》を採用したうえでの2枚採用で十分活用できる点でも優秀なカードです。
それではエクストラデッキの解説に移ります!
エクストラについて
①《ゴーストリック・フェスティバル》
→現状、裏側表示のモンスターをリンク素材にできる唯一のカードです。相手の攻撃を待たなくてはならないとはいえデッキから直接任意の「ゴーストリック」をセットできる効果は非常に便利ですね。《ゴーストリック・オア・トリート》の効果発動条件も満たすため枚数は大目に採用しています。
②《No.89電脳獣ディアブロシス》
→このデッキで《ゴーストリック・スケルトン》とともにデッキの裏除外を担う主軸のカードです。①の効果を先行1ターン目から発動出来る点も優秀ですが、②③の効果に関しては素材の必要なく発動できるため「ゴーストリック」を中心としたギミックで相手の場でセットされたモンスターを殴ったり《ゴーストリック・スケルトン》の効果をトリガーに発動していくという流れになります。
《アストラル・クリボー》で耐性付与が容易にできるのは流石にずるい。
③《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》
→自身も含めたカードをまるまる「No.」モンスターのエクシーズ素材として補填できるという唯一無二のカード。《No.89電脳獣ディアブロシス》や後述の《No.26 次元孔路オクトバイパス》への素材補填はもちろん好相性ですが「ゴーストリック」のセット戦略が通じないリンクモンスターの効果に対して①の効果書き換えが有効に働くことを想定して採用しています。
④《超量機獣エアロボロス》
→エクシーズ素材を取り除き場のカードをセットできる効果はこのデッキでは自分・相手問わず活用できる点が優秀。《超量士グリーンレイヤー》がエクシーズ素材として入っていればその効果がフリーチェーンになるので実質生きる《月の書》として使います。
⑤《No.26 次元孔路オクトバイパス》
→今回のデッキで「デッキ破壊」と別の勝ち筋を支えてくれるカードになります。
効果で相手モンスターの攻撃を1体にとどめてくれるほか、直接攻撃になる点も《スマイル・アクション》でカバーすれば、相手の攻撃を数ターンにわたって止めてくれる超優秀な盾となります。自分ターンにはモンスターに直接攻撃を付与するカードとしても機能するので矛(ほこ)としての役割も果たしますが、直接攻撃に成功した場合にそのモンスターのコントロールが入れ替わってしまうので、相手のモンスターを奪うときには問題なくとも自分から殴るときは勝負を決めれるときやデッキ破壊が出来る時以外では動かない方が吉ですね。
⑥《闇次元の戦士》
《ゴーストリックの妖精》の効果の制約で除外された「ゴーストリック」モンスターを直接セットできるだけでなく互いのエンドフェイズにセットされたカードの枚数分のバーンダメージを与える効果がこのデッキではすごくかみ合っています。
《ゴーストリックの妖精》《皆既日蝕の書》《ゴーストリック・パニック》の効果で相手ターン中にも多くの枚数のセットが見込めるほか《ゴーストリック・ワーウルフ》のリバース時のバーン効果と合わせて使うとダメージも倍になっていきます。
ほぼ同じ効果で草ぁ!!!
相手のライフが2000以下になれば《ゴーストリック・オア・トリート》の無効効果も確実に通るので、このちくちくバーンは馬鹿には出来ません。
⑦《水晶機巧ハリファイバー》
→年単位で久々に使いました。実は私このカードを使うデッキって現状1つしかないんですよね(笑)今回は後述の《シューティング・ライザー・ドラゴン》に繋げる・《闇次元の戦士》をシンクロ召喚するためのチューナーの用意しか採用理由がありません!
⑧《シューティング・ライザー・ドラゴン》
→《水晶機巧ハリファイバー》のずっとも。このカードもあまり使ってないんですよね…このカードも《闇次元の戦士》をシンクロ召喚するためのカードです。
デッキからモンスターを落としてレベル調整する際には「ゴーストリック」モンスターを絡めるとそのモンスターの効果こそ発動できませんが、フィールドへの再セットや墓地からの蘇生対象にとれるので落とすだけの行為にも充分意味があります。
⑨《真紅眼の不屍竜》
→場と墓地のアンデット族の数だけ打点を上げることが出来るので《No.26 次元孔路オクトバイパス》の直接攻撃の際に大ダメージを期待できるほか、自身以外のアンデットが戦闘破壊された場合には墓地からアンデットを蘇生できるため盤面の枚数を維持するカードとしても機能します。
⑩《C・ドラゴン》
→このカードもまた《No.26 次元孔路オクトバイパス》の直接攻撃付与を活かせるカードになります。デッキの上から3枚墓地に送る効果は控えめにも見えますが、後々枚数以上のダメージを与えることになるでしょう。
⑪《ゴーストリック・デュラハン》
→自身のレベルを参照してレベル変更できるため《超量妖精アルファン》+モンスター1体で出力可能。相手モンスターの攻撃力を半減させることで打点が3000に満たない《No.89電脳獣ディアブロシス》の戦闘破壊がトリガーとなる効果をサポートします。
墓地へ送られた後の「ゴーストリック」カードの回収効果も言わずもがな優秀ですね。
以上がエクストラデッキについてでした!
それではまとめに入ります!
まとめ
今回は「裏除外」「デッキ破壊」をテーマにデッキを組みましたが、正直構築がとても難しかったです。元々苦手な「リバース」という動きに加え、リバース効果を持つもののリバースモンスターではないため《サブテラーの継承》といった利便性の高いカードが使いにくいなど兎にも角にも考えすぎて疲れ果てました(笑)
このデッキは《サンダー・ボルト》《ブラックホール》などの全体破壊にめっぽう弱いので、欲を言えば《天獄の王》+《ドカンポリン》でセットモンスターを守る動きや《フォトン・ワイバーン》で相手のセットカードを全破壊するギミックを入れこみたかったのですが、ここは私の力及ばず組み込めませんでした。
レベル7モンスターを《可変機獣ガンナードラゴン》などの妥協召喚モンスターで賄うなどしたら「超量」をごっそり削って入れる余地が出てくるかな?
チューンナップの機会があればまたチャレンジしたいです!
デッキ名は「うらめしや」です。
「ゴーストリック」が西洋を中心にお化けや伝承を題材としているのでそのニュアンスと、あとは「うら」の部分を「裏」「めしや」の部分を「メシア」(今回に限っては救世主でなく支配者の意)とかけているだけのシンプルな名前になります。
今回のデッキは「リバース」戦術が得意な方からするとまだまだ甘いところも見受けられるでしょうが、今回のデッキがほんの少しでも皆さんのデッキ構築の新たなアイデアのヒントになったり知らなかったカードの存在を知るきっかけの場となれば幸いです。
次回予告
まだもうちょびっとだけ続くんじゃよ…
次回の記事はデッキのビフォーアフターを紹介するこちらの企画の第2弾を行います!乞うご期待!!
それではまたの記事でお会いしましょう!
トリックオアトリート🎃♪(お外で騒いで迷惑かけちゃだめだよ)