駄犬のお遊戯

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デッキ紹介を中心に記事を更新しています!良かったら色々見てってください🐶

【デッキ紹介】㊽ 「頂王(いただキング)」編

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ご挨拶

皆様こんにちは!パピヨンでございます。

今月で31歳になりました。お祝いのメッセージも沢山いただき感謝です!

これといって変わった点は無いですが、今後の人生は我らが荒木飛呂彦先生のように不老になるか・イケオジ俳優の方々のように良い老け方をするかの2択で頑張ってい゛ぎだい゛と思います🧛

御年63歳は嘘でっしゃろ…

そして今回も記事の内容はデッキ紹介なのですが、新デッキではありません。

かれこれ試行錯誤しながら気が付けば、3年ほど使い続けているデッキのいちばん最新の状態をサクッとお伝えします。

それではコンセプトからどうぞ!

コンセプト

ざっくり言うと…

「《オルムガンド》を軸にビートダウンしたい!」

がコンセプトです。

それでいて《オルムガンド》の強み(個性)である「エクシーズ素材を蓄えていく(増やしていく)」ことから派生して

エクシーズ素材として相手のカードを奪い続けるという方向性に舵を切っていきました。

続いてレシピです。

デッキレシピ

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【ジェネレイド】【ゴブリンライダー】【捕食植物】【御巫】といった概要。

枚数は限りなく40枚に近づけたいところですが、現状この枚数で落ち着いています。

では早速、動かし方を見ていきましょう!

デッキの動き方

序盤(初動)

今回のデッキは【ジェネレイド】を使っている、すなわち《王の舞台》1枚からでも最低限動ける点もあり、初動のパターン自体は流動的です。

その中でも太い1本の理想的な初動が下記の内容です。

《オフリス》効果で《ダーリン》特殊召喚から《簡易融合》をサーチ

《オフリス》《ダーリン》2体で《グリアーレ三傑》をエクシーズ召喚

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《簡易融合》《HAM》EXモンスターゾーンに(重要)融合召喚

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《HAM》効果で《スケープ・ゴースト》を裏側で特殊召喚

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《三傑》効果で《スケープ・ゴースト》をリバースし、トークン3体で場を埋める

《HAM》(★5)+《スケープ・ゴースト》(★1チューナー)+トークン(★1)×3《アーケティス》(★9)をシンクロ召喚

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チューナー以外の素材が4体なので、4枚ドローします。

以上が初動。

この初動でドローしたカード次第で、次のターン以降に行う予定だった追加の動き(中盤以降の動き)を先立って進めたり、魔法・罠カードで盤面をより強固にしていきます。

この初動は《ロンファ》1枚からも始められる点や、自分の先攻1ターン目に《王の舞台》を発動し相手ターンに《舞台》《ロプトル》経由で《マルデル》特殊召喚しておいて相手ターン中に植物族をサーチするという手段が取れる点でかなり都合が良いです。

先程お伝えした初動の流動性については、この初動が出来なくても《王の舞台》さえ引けていれば相手ターンに《王の呪 ヴァラ》のようなモンスターを予め展開しておき、次の自分ターンの動きの幅を増やせるので依存度が少ないところも使ってて困らない点です。

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この《ヴァラ》の存在が【ジェネレイド】というテーマのあらゆる課題を解決してるのあらためてえぐいですね。

この《HAM》《スケープ・ゴースト》を絡めた展開は低レベルシンクロモンスターなどに繋げることでもっと長く、そして別方面の展開もできるので応用しやすくて好きです✌️

レベル5×3とか、クェーサーとかめちゃくちゃ展開のバリエーションはあるのでお試しあれ。

中盤

初動以降に進めることは、ランク9をきっかけに【御巫】などの儀式パーツに触ることです。

初動で出力した《アーケティス》もしくは4枚ドローで引いた【ジェネレイド】カードやモンスターなどを利用してランク9を組みます。

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《メレオロジック》EXモンスターゾーンに出しつつ、効果で《虹光の宣告者》を落とす。その後墓地の《虹光》《メレオロジック》の素材に再度入れ直してから《グラビティ・コントローラー》をリンク召喚。リンク素材として《メレオロジック》素材に《虹光》入り)を墓地に送ることで合計2回の「儀式パーツ」サーチが出来ます。

ここで集めていく必要があるのが《オオヒメの御巫》《サイバーエンジェル 弁天》《御巫神楽》の3枚です。

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《オオヒメ》は自身の効果でテーマ内のカードをサーチできるので、上記の合計2回の儀式パーツサーチで《オオヒメ》《弁天》の2枚を持ってくれば《神楽》のサーチまで成立します。

その後《弁天》を素材に《神楽》《オオヒメ》儀式召喚することで《弁天》のリリースされた時の効果を発動し《アラヒメの御巫》トリアス・ヒエラルキアといった光属性・天使族モンスターをサーチします。

ジェネレイドのマブダチ

終盤

序盤・中盤の展開を経て、終盤に差し掛かれば先ほどの展開でサーチできるトリアス・ヒエラルキア《王の舞台》を経由して出力される《王の呪 ヴァラ》が使える状況である可能性が高いので、切り札である《オルムガンド》をエクシーズ召喚します。

最後は《オルムガンド》を中心に周りのカードでサポートしながらコンボを形成し、継続的に相手のカードを奪っていく盤面を作ります。

実際に組み合わせるカード、ならびにそのコンボの例を見ていきましょう。

【コンボ例】

①《エクシーズ・ユニット》+《ダークナイトランサー》+《オルムガンド》

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これにより毎ターン相手のカードを奪いながら《オルムガンド》の元々の攻撃力を2000ずつ上げていきます。(ユニットの効果で取り除く素材として代用できるため)

《オオヒメ》《アラヒメ》がいれば《ランサー》の回収効果を別の「エクシーズ」カードにあてながら、往復毎ターン2枚ずつ相手のカードを奪えます。

(オオヒメ・アラヒメによる装備で1枚・オルムガンドの効果で1枚)

加えて横に【ゴブリンライダー】エクシーズモンスターがいようものなら、さらに追加で相手のカードを奪う自分の場に効果破壊耐性を付与していくことになります。

 

②《オオヒメ》+《誘い輪舞》+《オルムガンド》

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これにより毎ターン相手モンスターを奪っては《オルムガンド》の素材にしていきます。対象に取れるモンスターであればあらゆる耐性をぶち抜けるのが強みです。

上記のコンボのように自分の場にエクシーズ素材がどんどん増えていくのでその素材たちを【ゴブリンライダー】の効果発動に必要な「フィールドのエクシーズ素材」として消化していきます。

あとがき

最後まで読んでいただき有難うございます。

このデッキは手を変え品を変え、コンセプトの変更などを続けて長らく手元に残っているデッキです。

デッキに採用している【ジェネレイド】カードの種類もきちんと理由をつけて必要最低限の枚数に抑えることができ、当初60枚デッキだったこのデッキも40枚ちょっとにダイエットすることが出来ました。

 

コンセプトも徐々に変わっていきましたので、気分新たにデッキの名前も変えています。

戦国大名元服出世魚のあれみたいなもんです。

「頂王(いただきんぐ)」と読みます。

キャッチーな名前にしたい欲が駄々漏れ。

一応理由はあって

・奪いながら戦うので相手のカードを

「頂く(いただく)」

・エクシーズ素材が山のように重なるので

「頂(いただき)」

・ジェネレイド(王)を軸にしているので

「王(きんぐ)」

これらの要素を合わせてデッキ名にしました。

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以上!紹介終わり!!

 

では最後に組み直したきっかけ(+α)など書いていきますが、余力がある方のみご覧いただければ幸いです。

 

組みなおしたきっかけ

「若干のお気持ち表明フェイズに突入するぜ!★」

このデッキは【ジェネレイド】登場時から愛用しているデッキで当初はテーマ内のメインモンスターたちがデッキ内にそろい踏みしていました。

しかし、いざ対戦となると…じゃあ相手の動きを抑えるためにも初ターン(先攻1ターン目)に《王の舞台》を発動して相手のドローフェイズいきなり無効効果持ちの《ハール》を出したり《ロプトル》一旦出しといて相手の挙動に合わせて特殊召喚するモンスターを選ぶ、そのうえ打点も上がっているとなると、あまりにも強固で回してて全然楽しくないです。

かといって採用しているのに使わない(出さない)となると「舐めプ」だなんだと思われる可能性もあり話が変わってきます。

とはいえ対戦相手側もきっと楽しくないだろうから、普段できない対戦の機会がまじで損な時間になると思いました。

組んだ当初や新規カードとして《ハール》が来たときにはパワーに魅せられて使っていたものの、数回使ったらそういった感触も増していき、どんどんこのデッキを使いたくなくなりました

 

デッキはあらゆる理由で解体されることもあるでしょうが、組んだ当初は周囲の評価も相まって「初めて納得してデッキを組めた」「楽しく戦える」と胸を張って言えるデッキで思い入れもあったので、新規カードの登場でどんどん使いたくなくなっていくのはあまりにも嫌です。

 

「どうやったら”またこのデッキを使い”と思えるかな~」

と考えていった時にそれまでのコンセプトを一旦捨てて、ガラっと変えてみたのが功を奏しました。

 

強いだけのデッキなら今や超簡単に作れるからこそ、時代が進むにつれて面白いデッキ作るハードルってめっちゃ上がってるんですよね。

特に自分はそれに加えて長ったらしい初動とか、結果的に虚無の数ターンが続いたら対戦が停滞する動きはあまり好まないので、そういった動きを避けているという意味でも余計に自分の選択肢狭めてた(ハードルを上げていた)と思います。

周りの方々の対戦を観戦したり、デッキ相談の場に居合わせることで

楽しく対戦できるようにすることを念頭に考え始めたら

「こういう勝ち方したいからこの攻め手は不要だな」とか

「このカードは〝必要〟ではないな」だったり

「対戦が長引いちゃうし、ここのケアまでは気にしなくていいか」

などなど、色々と自分の思考の”凝り”がほぐれた気がしています。

オフ会でも一番欲しいのは「勝ち星」じゃなくて「楽しく対戦出来た時間と思い出」なのでそのために組むデッキに対しては自分が楽しむための条件を見失わないようにしたいですね。

単にパワーが高いからダメ、ではなくやりたいことを支えるのに必要なパワーが見合ってるかだなと自分の中で結論づけました!

高齢者の介護は必要でもボディビルダーになるまでゴリマッチョにする必要性は薄いよね🦍

使いたいカードに対して過保護すぎてもちょっと違う気がするし!

 

というわけで、

参加するイベントとして直近に控えている7月の「バキューンビルドオフ」までに今回紹介したこのデッキも含め、デッキを研ぎ澄ませたいですね!

それでは皆さんさようなら👋

オフ会やリモートで対戦の機会があればその時は宜しくおなしゃす!