ご挨拶
全国の決闘者の皆様こんにちはorこんばんは!
パピヨンでございます🐶
最近は日焼け止めとサングラスが手放せません😎
ー絶対に焼けられない戦いがそこにはあるー
さてさてそんなこんなで本格的に夏。
照り返す太陽、セミたちの大合唱、そして…
狂いに狂ってる気温
今回はそんな暑苦しい夏を少しでも快適に乗り切るべく、青くて涼し気なデッキを作りました。
というわけで例のごとくデッキ紹介です。
今回のテーマは…相互リンクです!
デッキの動きを説明するためにもまずはレシピから!
デッキレシピ
ありったけのリンクモンスターをかき集め〜捜し物(勝利)を探しに行くのさ〜
\ウィーアー!/
というわけで、今回の構築のきっかけとなったのは下記の2種類のカードです。
…でかい!!!!
そしてきゅうり🥒こと《精霊冥騎-急還馬》
…お盆!!!!
いずれも新弾(ダーク・ウィング・ブラスト)で登場したカードですね!
継続的な汎用蘇生ギミックとして、あるいは効果墓地送りギミックとしても活用が狙える可能性に満ち溢れているきゅうり🥒こと《精霊冥騎-急還馬》を使って自分・相手のバトルフェイズ中にフィールドで相互リンク状態になるように《世海龍ジーランティス》を蘇生、あるいは墓地のリンクモンスターを蘇生すれば…
毎ターン強力な除去が飛ばせる
(※バトルフェイズ中)
と思い、そのコンボを実行すべく着手しました。
折角相互リンクするなら耐性も付与しちまおう!
デッキの動き方は大雑把にまとめると下記の通りです。
【序盤】~下準備をしよう~
→《精霊冥騎-急還馬》と《バラガール》の墓地送りをしなくてはなりません。後程カードの役割と併せて説明しますが《ドラコネット》1枚から下記の盤面を先行1ターン目で形成出来るので「ビーステッド」や《パラレル・エクシード》その他の魔法・罠カードといった+αでどれだけ上振れるかが鍵です。
→自分・相手ターン中に「ビーステッド」モンスターを特殊召喚しながら継続的なサーチや除去を行いつつ相手に主導権を渡さないよう踏ん張ります。
展開力を活かして早いうちに《世海龍ジーランティス》を出力しておきたいところ。
「ビーステッド」によるサーチ以外で言えば、場に(相手の場でも可)植物族がいれば起動効果で手札に帰ってくる《バラガール》など併用して「トロイメア」リンクモンスターの除去効果を発動するための手札コストを確保するといった動きを重ねます。
→リンクモンスターが場と墓地に溜まってきたら《精霊冥騎-急還馬》の効果で《世海龍ジーランティス》と相互リンクを形成できるようにジーランティス本体、あるいは墓地のリンクモンスターを蘇生してバトルフェイズ中にジーランティスの除去効果を発動します。
このデッキの中には破壊をトリガーに出てくるサプライズモンスターもいるのでお楽しみに🎉
こんな感じで墓地からの蘇生など通じて相互リンクを形成・維持することで相手の動きに対応していきます。
《精霊冥騎-急還馬》による蘇生を絡めた動きを毎ターンのバトルフェイズで重ねていくことを目指します。
それではまず各カードの採用理由と役割を解説していきます!
各カードの役割
サイバースの役割
初動を担ってもらいます。
《ドラコネット》1枚から始まる植物リンクを経由した展開ルートは有名ですが、そのルートの派生として所定のカードの墓地肥やし・リンクモンスターの出力を優先して展開します。
初動で目指す盤面は画像の通りで動きはメモの通りです。
《フォーマッド・スキッパー》は初動としてではなく中盤以降のモンスターの頭数を増やしてリンク召喚をサポートするための手段として利用します。「閃刀姫」リンク1モンスターを1体しか採用していないので、初動でブイブイという動きはできないです。
リンク素材となることで《パラレルエクシード》だけでなく《双星神a-vida》のサーチも対応していること、序盤のドラコネット展開以外では召喚権を使う機会が少なくなるためその召喚権を充てる意味でも3枚採用しています。
ちなみに《ドラコネット》が引けてない場合には《ドラコネット》のリクルート先である植物族通常モンスターや「ビーステッド」その他魔法・罠カードを引いている可能性が高いので何とかリンク2モンスターを出す動きまでしておきます。
ビーステッドの役割
登場以降採用してる方もかなり多くなりましたね。汎用的な除去効果やドラゴン族サーチはやはり影響力が大きいようです。
今回のデッキもグルグル回していくための潤滑油、かつ継続的な除去とアドバンテージ確保のために採用しています。
《復烙印》の存在もあり除外された光・闇属性のモンスターはデッキ(の1番下)に戻すことが出来るので場を離れると勝手にデッキに戻る《終焉龍-カオスエンペラー》や手札誘発効果を持つ《幻創龍ファンタズメイ》等のドラゴン族モンスターとセットで使えば《深淵の獣 マグナム―ト》のサーチ対象を無くすことなく循環させることも視野に入ります。
サンアバロンの役割
余談ですが、私の一番好きな植物族テーマです。
通常モンスターである《聖種の地霊》を起点にリンクモンスターを展開できる点や、コストとしてリンクモンスターをリリースすることで毎ターン墓地から植物族を蘇生できる《聖蔓の交配》の存在が《精霊冥騎-急還馬》の効果発動コストを確保する上で非常に相性が良いため採用。
《聖天樹の大精霊》が相手からの攻撃の対象にならないため比較的場持ちが良く《バラガール》の「墓地から自身を回収する起動効果」の発動条件(フィールドに植物族が存在していること)を若干満たしやすくなります。
その他カードの役割
テーマのまとまりで採用していないカードのうち、
解説しておきたいカード達を数枚紹介していきます。
《カオス・ネフティス》
→汎用除去でおなじみ「トロイメア」リンクモンスターや《世海龍ジーランティス》《烙印の獣》で場のカードを破壊できるので、特殊召喚効果の起動自体は容易です。
特に《世海龍ジーランティス》は相手バトルフェイズ中にも発動できる相互リンクモンスターの数まで場のカードを選んで破壊する効果を持つので、この効果をトリガーに《カオス・ネフティス》を発動すれば相手の盤面を一掃した後に効果破壊耐性を持つモンスターや墓地にいて厄介なカードを処理できるのでそのターン中の決着がつきやすくなることでしょう。打点もそこそこあるため直接攻撃を叩き込みやすいのもGOOD!
《スプライト・ダブルクロス》
→テーマ内サポートだと誤解するなかれ。非常に汎用性が高い通常罠カードです。
リンク2モンスターあるいはランク2モンスターがいないと発動できないとはいえ「コントロール奪取」「自分相手の墓地から何でも蘇生」「エクシーズ素材への補填」のいずれかから効果が選べるとんでもパワーカード。
相手リンクモンスターを蘇生、あるいはコントロールを奪って相互リンクモンスターを増やすもよし、マーカーが嚙み合わない場合でも《聖蔓の交配》のコストとして期待できます。
相互リンクを崩されてもこういった蘇生カードなどで立て直して苦にしないのがこのデッキ内での強みです。
《マンイーター》
→頭の中に「?」が浮かんだ方が沢山いらっしゃるかと思います。
《スプライト・エルフ》の効果に対応するレベル2モンスターである点、植物族通常モンスターであり《聖蔓の剣士》のリンク素材となれる点、インパクトが大きい点などなど採用した理由は様々である。
冗談半分で入れたら意外や意外、デッキが滑らかになったと錯覚するレベルで役立ちます。
《サイバネット・リグレッション》
→EXデッキからの特殊(正規)召喚、墓地からの蘇生などを絡めて「リンクモンスターの特殊召喚」が1回のデュエルで複数回見込めるため採用。
相手の盤面が整う前にペンデュラムゾーンの片方やフィールド魔法などのキーカードを破壊することで地味に活躍する名脇役の1枚として輝いてくれます。
エクストラデッキ
オールリンクモンスターのEXデッキです!青い!
《双星神a-vida》出しやすい!
①聖天樹の幼精
→《ドラコネット》1枚からの初動に大きく貢献。悲しいが1ターン目以降の出番は基本的にない。役目を終えたら大人しく《廻生のベンガランゼス》の除外コストになろう。
②聖蔓の剣士
→《聖蔓の交配》で場のリンクモンスターを墓地の植物族モンスターに変換できるため、植物族通常モンスター1体という召喚条件は満たしやすく、相手フィールドにマーカーを向けずEXモンスターゾーンに展開し相互リンクを組める点などから採用。
特殊召喚成功時に《聖天樹の大精霊》がいれば打点が3200まで跳ね上がるのも魅力的です⚔️
③リンク・ディヴォーティー
→初動の中継を担う存在。1ターン目にリリースされたらその役割を終える。
大人しく《廻生のベンガランゼス》の除外コストになろう。
④閃刀姫-ハヤテ
→《フォーマッド・スキッパー》展開で持ってきた《パラレル・エクシード》を特殊召喚する都合上、自分の盤面(下側)にマーカーが向いている必要があるため採用。地味に直接攻撃できる点も良い。
⑤閃刀姫ージーク
→リンク召喚成功時の除去効果もかなり強力ですが、今回のデッキで活用するのは主に②の効果。
《烙印の獣》のおかげで「烙印」永続魔法・罠がエンドフェイズに墓地から自分の場に帰ってくるため「烙印」永続魔法・罠を選べば実質②の効果の発動コストは踏み倒せるようになっています。《世海龍ジーランティス》+「トロイメア」で戦闘や効果耐性を付与された状態であれば強力なフィニッシャー候補に名乗りを上げます。
⑥アロマセラフィ-ジャスミン
→初動の中継地点その2。デッキから《バラガール》《マンイーター》などの植物族モンスターを特殊召喚してもらいます。光属性なので墓地から除外するコストとして計算できる他、リンク2なので《スプライト・エルフ》による蘇生も可能。
⑦ユニオン・キャリアー
→《リンク・ディヴォーティー》の効果で出てきたトークン2体から出力。《アロマセラフィージャスミン》の効果で即リリースされがち。光属性なので墓地からの除外のコストとしても…(以下略
⑧スプライト・エルフ
→時代の寵児。リンク2を使用する上で採用しない理由が見つけにくいカード。相手ターン中に《アロマセラフィージャスミン》を蘇生することで《精霊冥騎-急還馬》の発動コストを確保出来る点は流石。
⑨魔界特派員デスキャスター
→自分の場に実質1回の破壊耐性を与える他、悪魔族である「トロイメア」リンクモンスターを蘇生できる点で採用。マーカーの向き方も優秀!
⑩聖天樹の大精霊
→攻撃対象にならないため、場持ちしやすく《精霊冥騎-急還馬》の発動コストを確保しやすいのが特徴。ダメージをケア出来る点や地味にモンスター移動効果を持つので今回のデッキとはいい具合に噛み合います。
⑪トロイメア・フェニックス
→相互リンクモンスターに「戦闘破壊耐性」を付与。《精霊冥騎-急還馬》の効果などでバトルフェイズ中に蘇生し相互リンクが組めれば打点で大きく越えられない限り延命し、敗北を防ぎやすくなる点が魅力的。
⑫トロイメア・ケルベロス
→相互リンクモンスターに「効果破壊耐性」を付与。
メインフェイズ中は相手の効果から相互リンクモンスターを守りたいので、《精霊冥騎-急還馬》以外に採用している蘇生カードはだいたいこのカードに使いがちです。
⑬トロイメア・ユニコーン
→汎用除去札として名高いリンク3モンスター。しかし今回のデッキで特筆すべきは相互リンク状態でのドロー加速効果です。
相互リンクを維持して最大3枚ドローも期待できるのでタイミング的に狙えそうなら狙っていきたいですね。
⑭廻生のベンガランゼス
→効果破壊による除去手段が豊富なこのデッキの中でバウンスによる除去を行うためのカード。出す時は《聖天樹の大精霊》+ 植物族 で出します。
墓地のリンクモンスターを除外することで墓地から蘇生できる効果があり、後述の《世海龍ジーランティス》のリンク素材として使用した後に相互リンクを組みつつ蘇生できるだけでなく《復烙印》との相性もバッチリというわけです。
初動で使ったあとに存在理由が薄れるリンクモンスターにも意味が生まれる点でもいいカードです。
→このデッキの切り札。すでにここまでに解説している互いのバトルフェイズ中の除去効果だけでなく、除外を経由して自分・相手のモンスターを場に再展開できる点は様々なコンボに流用できることでしょう。
今回は相互リンクを行うためのリンクモンスターの並び替えを主な目的としていますが、特殊召喚時の効果を持つモンスターの効果を発動したり、名称指定ターン1回の制限のないモンスター効果を再利用するのも面白そうで、豪快な見た目とは裏腹に器用な立ち回りが出来るので今後のデュエルシーンで目にする機会は多くなりそうですね。
エクストラデッキの解説は以上!
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました!
いつもは画像の作成に時間かけたり必要以上に長〜い文章を作ってしまうのでメモ書きをそのまま貼ったり端折れるところは端折ってみました。
紹介できるデッキ自体はストックがあるので一つ一つ軽い内容でもアウトプットして更新頻度を上げたいものです。
デッキ名は「アース・ウェーブ」です。
皆さんはお盆の間に海に入ってはいけないという言い伝えや忠告を聞いたことはないでしょうか👂?
クラゲが多くて危ない、死者の魂が行き来する時期なので霊が海から引っ張ってくる風習がある等言い伝えられていますが、それに加えて「土用波(どようなみ)」と言われる突発的な大波に襲われるから、というのも根拠の一つとしてあるそうです。
この「土用波」というのがお盆の時期、突然やってくる事前に予想しにくい大波ということでお盆モンスターである《精霊冥騎-急還馬》の効果で蘇生される《世海龍ジーランティス》が大波として襲い掛かるイメージとぴったり合うなと思いデッキ名に使うことにしました。
「土用波」という言葉を調べると、まさかすぎる英訳。
そんなわけないじゃん。
だけどかっこいいのでよし!!!!
今日からこのデッキは「アース・ウェーブ」だ!!!
序盤はさざ波の様な準備やジャブを行いつつ、時が来たら突如押し寄せる大波のごとく、主導権を奪い一気に攻めたてるデッキとなっています🌊
デッキビルドパックも含め、新規カードが多く登場していますが《精霊冥騎-急還馬》と《世海龍ジーランティス》は色んな使い方が見込めるので今後は役割を変えたコンボ案を気の向くままに考えていこうと思います!
きゅうかんばのひとつの形として、強制終了で毎相手ターンのバトルを飛ばしてデリンジャラスでバーンみたいな軸に出来ないかな〜とか考えてみたり pic.twitter.com/BGaQ4LxeEF
— パピヨン (@murajunsub) 2022年7月29日
つい先日、この子が夢の中に登場し追いかけ回され冷や汗かきました。
納涼がてら皆さんにもお裾分けします🌱