駄犬のお遊戯

駄犬のお遊戯

デッキ紹介を中心に記事を更新しています!良かったら色々見てってください🐶

【デッキ紹介】㊵「蜘蛛の糸」編

f:id:murajunsub:20230530094201j:image

皆様こんにちは、あるいはこんばんは!

おはようございます!

…の方はもう少し寝て二度寝という幸せをかみしめましょう( ˘ω˘ )

パピヨンと申します🐶

誕生日を迎えて30歳になりました。

「30からは身体にがたが来る、一気に太る」などよく言われますが、年齢に引っ張られることの無いようにしたいですね。

太りたくないし老けたくない。絶対は、ボクだ。

f:id:murajunsub:20230527223719j:image

さて世間では本当に5月だろうかと疑いたくなる気温の中、来る夏本番の暑さに戦々恐々としているのは私だけではないはず。

暑さ自体は苦手じゃないしむしろ好きなんですが、滴る汗が夏を楽しむことを許してくれない。身体から出てくるのを禁じたい一滴。

papiyondaken.hatenablog.com

前回の記事では久々の新デッキの紹介が出来ました。

デッキ案を都度ニューロンなどで形にしてはいたものの満足できず「記事にするような内容じゃないな」と思い立っては没にして~を繰り返し、気づけば4カ月経っていました。

久々だった中で色々感想もらえて嬉しかったです!

 

界隈では爆炎のDPデュエリストパック)が発売され、アニメーションクロニクルパックに加えてジャックストラク、さらには「ズァーク」強化が決まった通常弾や炎王ストラクRなど、ワクワクする情報が溢れかえっています。

今回はその中で自分が使いたいカードでコンボを考案してデッキを組みました!

 

それでは早速コンセプト(やりたいこと)から…

 

コンセプト

《七皇覚醒》を使って《CiNo.1000 夢幻虚光神ヌメロニアス・ヌメロニア》を降臨させる

f:id:murajunsub:20230527191716j:image

《七皇覚醒》はちょうど先日発売された爆炎のDPに新規収録されたカードですね。

「CNo.」モンスターへのアクセスがかなり簡単になったということで話題のカードの1枚と言えるでしょう。

f:id:murajunsub:20230529063151j:image

そしてもう1枚の《CiNo.1000 夢幻虚光神ヌメロニアス・ヌメロニア》は「ナンバーズコンプリートファイル」で実装(収録)されたカードです。

特殊勝利効果攻撃力10万などトガりにトガっている魅力的なこのカードはラスボスが使ったカードと言うだけあって、多くの有識者たちが今もなお構築の挑戦を続けていることでしょう。

今回は(準備を整えた後)1ターン中に一気にこのカードを出していく手段を考案しましたのでそのために必要なカードや採用基準、理想的な対戦の運びなど書いていけたらいいなと思います。

 

そのためのキーカードのうちの1枚が《セレマテック・クラティス》です。

f:id:murajunsub:20230528131607j:image

《セレマテック・クラティス》には相手の魔法以外の効果に反応し(効果処理後に)自身に魔力カウンターを置いていき、そのカウンターを利用して魔法カードや魔法使い族モンスターをサーチしたり特殊召喚したりとかなりぶっ飛んだ効果があります。

このカードの効果を発動するために3つ以上のカウンターが乗ってる想定で下記の手順を踏んでいきます。

 

まずは魔力カウンターを取り除き《七皇覚醒》をサーチ。

そして素材を2つ以上抱えている《セレマテック・クラティス》の上に《No.84 ペイン・ゲイナー》を重ねてエクシーズ召喚します。

f:id:murajunsub:20230529063330j:image

そして、攻撃力0《No.84 ペイン・ゲイナー》で相手モンスターに向かって突撃(自爆特攻)することで、その戦闘破壊をトリガーに《七皇覚醒》を発動し、ランク11である《No.84 ペイン・ゲイナー》を参照して、それよりもランクの1つ高いランク12モンスターである《CNo.1000 夢幻虚神ヌメロニアス》を呼び出せる!

f:id:murajunsub:20230529063359j:image

という算段なのですが…

 

あっ!?

 

f:id:murajunsub:20230529181309j:image

よく見たら《七皇覚醒》の効果って墓地で対象に取った「No.」モンスターと同じ種族のカードしか出せないんだった~!

いっけね~!うっかり~!どうしよ~!

 

……な~んちゃって(´>ω∂`)

f:id:murajunsub:20230529173953j:image

というわけで《輪廻独断》です。

墓地の種族をいじっちまえばこっちのもんです。

これで墓地のモンスター全員、およびその中にいるランク11の《No.84 ペイン・ゲイナー》の種族を”悪魔族”に変更することで《七皇覚醒》の効果を適用し”悪魔族”ランク12モンスターである《CNo.1000 夢幻虚神ヌメロニアス》エクストラデッキから呼び出せます。

 

そしてこれは全てバトルフェイズ中の出来事なので《CNo.1000 夢幻虚神ヌメロニアス》をそのまま相手に効果破壊させることが出来れば、一気に《CiNo.1000 夢幻虚光神ヌメロニアス・ヌメロニア》の降臨に繋がるわけです。

f:id:murajunsub:20230529174001j:image

 

以上が今回目指していく動きになります。

裁定の確認結果を貼っておきます。

 

いつも迅速なご対応ありがとうございます🙏

 

ただ、ここまで読んだ皆様の頭の中はおそらくこうなっていることでしょう。

 

「相手依存が過ぎんか?」

 

おっしゃる通りです👏

そもそも《CNo.1000 夢幻虚神ヌメロニアス》が戦闘ではなく効果で破壊されなくてはならない点や《No.84 ペイン・ゲイナー》で自爆特攻しようにも自分LPに余裕があるのか…などなど様々な条件面で問題は山積みです。

 

相手に自分のモンスターを効果で破壊してほしいし、そのうえダメージも発生しないでほしいなんて、そんな都合のいいカードがあるわけ…

 

 

 

f:id:murajunsub:20230529174017j:image

※いました。

 

 

…そうです。送り付けましょう。

 

これなら、こちらからの自爆特攻でダメージを考える必要が無くなり、効果による破壊も相手の意思とは関係なく発動する強制効果なので、相手に発動を委ねずコンセプトが達成しやすくなります。

f:id:murajunsub:20230529174039j:image

 

そして、これが無くてはコンボ自体が成立しない肝心の《輪廻独断》の確保手段については再び天才デッキビルダーの力を借ります。

前にも一度使わせてもらった友人ふぐぽさんの《ファラオニック・アドベントを絡めた永続罠カードサーチギミックを使わせてもらいます。

twitter.com

f:id:murajunsub:20221206161007j:image

これらのカードを利用して任意の永続罠カードをサーチしていきます!

 

~手順は下記の通り~

f:id:murajunsub:20221212001755j:image

《DD魔導賢者ケプラー《マジシャンズ・ソウルズ》が手札にいれば可能になるわけですが、それぞれが実質のサーチカードである《地獄門の契約書》《イリュージョン・オブ・カオス》があるうえにレベル1モンスターであるため《ワンチャン!?》《ワン・フォー・ワン》にも対応していたりと本当に便利かつ安定感のあるルートです。

手札内で使っている枚数が少ない分、残りの手札の内容・上振れ次第ではさらに追加でモンスターを展開することも出来る点が何とも強力です。

note.com

そしてそれを利用した過去のデッキ

(今は読まなくて大丈夫です)

papiyondaken.hatenablog.com

こういった背景もありデッキの骨組みはほぼ既にできていたようなものなので、思いのほかデッキを作るのに時間はかかりませんでした。

過去の自分ありがとう〜!

 

それではさくっとデッキを見ていきましょう。

 

デッキレシピ

f:id:murajunsub:20230529175934j:image

最新版はこちらから👇🏻

www.db.yugioh-card.com

 

「DD」「シャドール」等の魔法使い族を組み合わせた構築です。

それぞれのカードの役割を説明します。

 

各カードの役割

DD

永続罠カードをサーチするためのギミックとして《DD魔導賢者ケプラーを絡めた動きを利用していますが、テーマ内のカードにレベル8モンスターが多く存在し、それらをペンデュラム召喚で一気に複数体出力できる点が魅力的です。

《セレマテック・クラティス》などランク8エクシーズモンスターを出力できるので、コンセプトの達成をサポートしてくれます。

f:id:murajunsub:20230528131910j:image

《DDD死謳王バイス・レクイエム》が自身を素材とすることで「DD」エクストラモンスター達に追加効果を付与でき、気軽に盤面破壊(除去)やリソース回収を行なってくれるのも対戦をしていく中で助けられるタイミングが多いです。

素材を使わなくていいのがTUEEEEEEEE!

《DD魔導賢者ケプラーのサーチ先を継続して確保したり地味にデカい役割を果たします。

f:id:murajunsub:20230529174109j:image

先程もお伝えしたように、レベル8モンスターなど高レベル帯のモンスターをペンデュラム召喚で一気に出力するわけですが、《地獄門の契約書》《軌跡の魔術師》からサーチできる《DDDD超次元統皇ゼロ・パラドックス「DD」に限らず使える汎用Pスケール(10)モンスターなので、もし高レベルモンスターの出力にお困りでしたら参考までに…

 

魔法使い族

《イリュージョン・オブ・カオス》《マジシャンズ・ソウルズ》は上記の「DD」と同様に永続罠カード確保の動きに利用します。

このデッキは魔法・罠カードが多いので《マジシャンズ・ソウルズ》の効果でそれらをドローに変換しながらデッキをがんがん回していきます。

先ほどお伝えした《DDD死謳王バイス・レクイエム》の存在もあり「契約書」カードはかなり簡単に墓地からデッキに戻すことができるので、ドロー効果のコストに充てやすいのもデッキを動かすうえで非常に助かるポイントです。

 

また「魔法使い族」という種族を活かして《神聖魔皇后セレーネ》で自分・相手ターンに墓地から魔法使い族モンスターを蘇生する動きはいわずもがな強力です。

《マジシャンズ・ソウルズ》でデッキから墓地に落とせるレベル8モンスターである《妖眼の相剣師》ウィッチクラフトマスター・ヴェール》《ファラオニック・アドベントを主な蘇生対象に据えていますが、《輪廻独断》を使って実質何でも蘇生に仕立て上げ、ウハウハするプランも視野に入れています。

f:id:murajunsub:20230528132223j:image

ちなみに《神聖魔皇后セレーネ》の蘇生効果発動の為に取り除く魔力カウンターは自分フィールド上の魔力カウンターであれば何処に置いてあるものでもよいので、自力で9個まで置き続けることが出来る《セレマテック・クラティス》のカウンターを我が物顔で利用できたりします。

f:id:murajunsub:20230530093106j:image

《神聖魔皇后セレーネ》のリンク召喚成功時に自身の効果で置く魔力カウンターの数が絶妙に足りない問題や《セレマテック・クラティス》のためれる上限の9個に対して効果を使用する際に取り除く個数は3個という、何かとカウンターが余りがちになる点、その悩みを一挙に解決する手段としていかがでしょうか。

 

シャドール

恥ずかしながらちゃんと使ったことの無いテーマです。

完成度が高く様々なデッキでも活躍するテーマだからこそ、扱いが難しいなとずっと思っていました。便利なのはわかるけど付随パーツが多かったり構築が固定化する印象でした。

今回に限っては《エルシャドール・ネフィリム融合召喚し最終的にそれを相手に送り付けることが目標になるので、コンボ達成のために少な目の採用になっています。

各自の役割は下記の通り。

《影霊の翼 ウェンディ》

f:id:murajunsub:20230529150722j:image

「シャドール」モンスターを展開する。

《シャドール・ヘッジホッグ》

f:id:murajunsub:20230529150737j:image

「シャドール」魔法・罠を持ってくる。

《シャドール・ドラゴン》

f:id:murajunsub:20230529150747j:image

盤面の除去手段として。

《影依融合》

f:id:murajunsub:20230529150828j:image

元祖パワフル・フュージョンカード。融合手段。

《影光の聖選士》

f:id:murajunsub:20230529150821j:image

《エルシャドール・ネフィリム蘇生ループを発生させる。

 

《影依融合》で墓地に送る光属性モンスターはウィッチクラフトマスター・ヴェール》《妖眼の相剣師》等を想定しています。

先ほどもお伝えしましたが、いずれも魔法使い族なので《神聖魔皇后セレーネ》で特に相手ターンに蘇生して強そうなモンスターということを考慮しました。

 

また”蘇生ループ”についてですが、《エルシャドール・ネフィリムが墓地に送られた際の回収効果で墓地の《影光の聖選士》を回収し、その後手札からセットし発動した《影光の聖選士》《エルシャドール・ネフィリムを蘇生して、また《エルシャドール・ネフィリムを墓地に送って《影光の聖選士》を回収して…

とターンは跨ぐものの蘇生と回収を繰り返すループじみた動きが出来ます。

f:id:murajunsub:20230529175117j:image

能動的に墓地に送る手段として《闇の増産工場》を使うことで、回収するカードと1ドローで毎ターン安定的に手札を増やすことができるのは強力です。

 

完成度高すぎるだろこのテーマ!今後も使お!

 

その他カード

《闇の増産工場》

f:id:murajunsub:20230529150336j:image

継続的なドローソースとして利用。理想は《エルシャドール・ネフィリムをコストに当て続けること。

紹介した永続罠サーチギミックで一発目に持ってくる最有力候補のカードになります。

1ターン目で加えておけば次の相手ターンでほぼ確実に1ドロー分はアドバンテージが稼げるので、デッキを動かすために果たす役割はかなり大きくなっています。

 

《魔装戦士 ドラゴノックス》

f:id:murajunsub:20230529150429j:image

PモンスターでありP効果で相手のバトルフェイズを終了させる効果、モンスター効果で魔法使い族(条件あり)を裏守備蘇生する効果を持っています。「シャドール」モンスターを蘇生することでサーチや除去に繋げやすくなるのは好相性ですね。

 

《強制転移》

f:id:murajunsub:20230529150456j:image

相手にこちらのモンスターを送り付けることが目的になるので採用。相手の場にモンスターさえいれば良いという手軽さで発動でき、対象を取らない永続のコントロール奪取と聞いたらめっちゃ強く感じますね。

昨今は特に一度出てくるとデッキによっては突破がかなり難しいカードも多いので護身用ナイフと言い張って使います。

 

あとはサイドデッキに使いたいけど、現状採用してないカードをまとめています!

f:id:murajunsub:20230529150533j:image

続いてはエクストラデッキの内容を確認しましょう。

 

エクストラデッキ

 

リンクリボー

f:id:murajunsub:20230529052525j:image

《DD魔導賢者ケプラーがペンデュラム召喚を経て、中盤以降も継続的に盤面に登場するため採用。初動の際に《マジシャンズ・ソウルズ》をあらかじめ変換しておくと毎ターンのケプラーのP召喚が実質《地獄門の契約書》を絡めたモンスターのサーチ+相手の攻撃を1回止める役割を担ってくれるので便利。

 

暗影の闇霊使いダルク

f:id:murajunsub:20230529150325j:image

相手の墓地に奪えるモンスターがいれば1枚でリンク3まで繋げれるカードなので、自身が魔法使い族である点を活かして《神聖魔皇后セレーネ》を作りやすくするために使います。

 

転晶のコーディネラル

f:id:murajunsub:20230529052547j:image

《エルシャドール・ネフィリムを送り付けるためのカードのうちの一つです。

送り付ける状況ではない場合にはこちらの低ステータスモンスター(攻撃力0のモンスター達)と入れ替えることで相手モンスターの強奪とサンドバッグ送り付けを同時に行います。リンク状態だと、自身とリンク先のモンスターを効果破壊から守れる効果は忘れられがち。

 

魔界特派員デスキャスター

f:id:murajunsub:20230529052601j:image

墓地の悪魔族蘇生効果と自分の場のモンスターの破壊代用効果を有します。

悪魔族ということで「DD」の蘇生が主な役割ですが《神聖魔皇后セレーネ》と同様に《輪廻独断》で悪魔族を参照して墓地からの汎用蘇生カードとして扱うのもあり。破壊代用のリリースを毎ターン手軽に出せるペンデュラムモンスターにあてることで毎ターンの守りを固めます。

 

軌跡の魔術師

f:id:murajunsub:20230529052612j:image

汎用ペンデュラムサーチモンスター。初動(1回目)の登場以降で役割を与えたいが思いつけず。しかし抜くことは出来ない強力なカードです。

 

神聖魔皇后セレーネ

f:id:murajunsub:20230529052622j:image

初動に限らず利用します。中盤以降で場と墓地に魔法カードが貯まってきたら魔法使い族の蘇生が複数回に渡って発動しやすくなる点から2枚目を採用しています。

魔法カードとして参照できるペンデュラムスケールの貼り忘れが無いように注意したいところです(前科あり)

 

ガーディアン・キマイラ

f:id:murajunsub:20230529150314j:image

《軌跡の魔術師》《ワンチャン!?》等からサーチできるカードである《捕食植物ブフォリキュラ》を使って融合召喚します。

このデッキではPスケール0の《GO-DDD 神零王ゼロゴッド・レイジ》を優先的に貼っていきますが、それが除去された際の代役としても役割のあるため採用。

レベルが9なのでレベル1モンスターさえいれば《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》に繋げれるのですが、シンクロモンスターがいないからヘイトは軽いだろうか…いや魔界特派員デスキャスター》で蘇生しても除外効果打てるからたぶんダメ🙅

 

エルシャドール・ネフィリム

f:id:murajunsub:20230529052635j:image

相手に送り付けてこちらのコンボ達成をサポートしてもらいます。

単純に戦闘で屠れない相手モンスターを処理する役としても優秀。

蘇生ループが組める分、コンボを行う際都合で出すタイミングが限られる・タイミングを図っていく必要がないこと・場に確保しやすい点が採用にいたった一番大きな理由です。

イラストは断然初期派。イラスト違いも綺麗だけど真正面の構図がぐっとくる✊

 

DDD赦俿王デス・マキナ

f:id:murajunsub:20230529130829j:image

《DDD死謳王バイス・レクイエム》等の「DDD」モンスターの上に何故かひょこっと重ねてエクシーズできるお手軽エクシーズモンスター。

(条件を満たす限り)ターン1制限のない相手モンスターのエクシーズ素材化(ヘッドハンティング)効果、スタンバイフェイズに自らをPゾーンに配置する効果、P効果も展開を大きく手助けしてくれます。

対象に取る効果ではないので、よく目にする”レディ”こと《迷宮城の白銀姫》もしれっと奪えるのが強かったりします。流石社長、女の子の扱いがお上手。

 

DDD超死偉王ダークネス・ヘルアーマゲドン

f:id:murajunsub:20230529130443j:image

今回のデッキにおける隠し玉モンスターです。

《DDD壊薙王アビス・ラグナロクを召喚・特殊召喚することで墓地から「DDD」を釣り上げるので ”レベル8 DDDモンスター×2体” という激重召喚条件を満たします。それかペンデュラム召喚。

特筆すべきはその効果の多さで、

・自分の場のPモンスターの数だけ相手モンスターを対象に取り破壊する素材を使った起動効果

・自身を含む自陣のPモンスター全員へ効果破壊耐性の付与など意外にも汎用的な効果を持ちあわせているのです。

・エクシーズ召喚成功時にエクストラデッキから素材を補填する効果もあります。

この効果のお陰で起動効果を使って後でも2つ以上の素材を確保し《No.84 ペイン・ゲイナー》を重ねれる点が好都合。

《DDD死謳王バイス・レクイエム》を含めてエクシーズ召喚しようものなら追加効果も得ることが出来るので、1人で何回も効果発動って言いまくるカード。

 

セレマテック・クラティス

f:id:murajunsub:20230529130435j:image

自身の効果で魔法カード《七皇覚醒》のサーチを目指します。

既に引いてしまっている場合には雑に魔法使い族をデッキから特殊召喚しても強い。

《No.84 ペイン・ゲイナー》を重ねるために素材2つを維持しながら返しのターンが回ってくるまでをいかにして過ごすかが課題ですが《神聖魔皇后セレーネ》による蘇生も出来るので最悪破壊されたら《No.84 ペイン・ゲイナー》は別のエクシーズモンスターの上にを重ねておいて、自分は《七皇覚醒》のサーチだけでも行うという方向で考えた方が良さげですね。

 

No.84 ペイン・ゲイナー

f:id:murajunsub:20230529125738j:image

素材を2つ以上持った8~10の闇属性エクシーズに直接重ねることが出来ます。

サーチ効果を使った後の《セレマテック・クラティス》の上に重ねるのがスマートですが、《DDD赦俿王デス・マキナ》《DDD超死偉王ダークネス・ヘルアーマゲドン》も重ねる候補として存在しています。

《赫灼竜マスカレイドとは若干違いますが、相手の魔法カードの発動に反応してバーンを与える課税効果、ついでに自身の守備力が場のランク参照で向上し、相手のモンスターを自身の守備力参照でまとめて破壊できる効果があるので単体の除去性能も優秀。

隣にランク8エクシーズでもいれば相手の場の守備力3800以下をまとめて葬ることが出来ます。リンク以外のモンスターはだいたいこれで処理できそう(慢心)

 

CNo.1000 夢幻虚神ヌメロニアス

f:id:murajunsub:20230529125725j:image

ラスボス(進化前)です。《No.84 ペイン・ゲイナー》を素材に入れ込みながら出てくる都合でエクシーズ素材はありますが打点はゼロです。

《CiNo.1000 夢幻虚光神ヌメロニアス・ヌメロニア》の降臨まで見込むので、場に残さずそのまま《エルシャドール・ネフィリムに突っ込み自爆します。

 

CiNo.1000 夢幻虚光神ヌメロニアス・ヌメロニア

f:id:murajunsub:20230529125924j:image

ラスボス(進化後)。このデッキの最終到達点です。

特殊勝利効果が目立ちますが、冷静に考えると攻撃力10万に突っ込ませるのが実質特殊勝利みたいなところがある🤔

気をつけなくてはならないのはこのカード自体には効果破壊も含め一切の耐性が無いことです。相手に無効化されたり破壊効果であっさり退場します。

 

特殊勝利条件達成の手段として《亜空間物質転送装置》で相手ターン中エンドフェイズまで一時除外するなどが確実性のある手段として有名ですが、このデッキはドローギミックがあること、サーチ手段も含め永続罠カードを引き込む可能性が高いので相手が何かしら除去を発動しようものなら《安全地帯》で保護して後は無事に事が進むのを祈るという方向で考えています。

 

以上がエクストラデッキについてでした。

それではざっくりと動き方を確認して終わりましょう。

 

デッキの動き方

 

序盤《ファラオニック・アドベントを利用した永続罠サーチを行う。《闇の増産工場》継続的なアドバンテージを稼げるように構えておくと後々が安定しやすい。

中盤:蓄えた手札を活用しペンデュラム召喚等で中心に展開し盤面の圧力を増加させる。2枚目の《神聖魔皇后セレーネ》を使うタイミングはできるだけ終盤に取っておきたいので「DD」モンスターや《ガーディアン・キマイラ》などで妨害や除去を重ねて相手に主導権を握らせないようにする。

 

終盤:2枚目の《神聖魔皇后セレーネ》やペンデュラム召喚を駆使してモンスターを展開しコンセプトの《CiNo.1000 夢幻虚光神ヌメロニアス・ヌメロニア》による特殊勝利を目指す。

あるいは大量展開したエクシーズモンスターたちや「DD」たちで殴殺☆

 

こんな流れです。

 

おわりに

 

ここまで読んでいただき有難うございました。

デッキ名は蜘蛛の糸です。

 

芥川龍之介著の同名小説が文字通り蜘蛛の糸絡みで地獄を取り扱う話だったりキーカードが《輪廻独断》なことも相まってそんな感じで名付けました。

f:id:murajunsub:20230529150123j:image

《CiNo.1000 夢幻虚光神ヌメロニアス・ヌメロニア》の降臨を特殊勝利手前、すなわち相手にとって地獄に落ちることに例え、それを導くのが《No.84 ペイン・ゲイナー》という蜘蛛を模したモンスターである点でこういった名前にしています🕷

 

今回のデッキは特殊勝利を狙うようないわゆる浪漫カードを利用している点でも自分がほとんど組んだことないタイプでしたし、楽しかったです。

記念すべき(?)40個目のデッキ紹介記事として特殊勝利という派手な挙動が狙える点は良かったかなと思います!

 

さて気になる対戦実績ですが、今のところ3戦2勝1敗です(内特殊勝利0回)👈???

正直特殊勝利が出来てない点は現状1番大きな課題です。コンセプトできてないですからね。

 

あとは対戦中に「状況的には特殊勝利狙えそうだけどかえって盤面が脆くなりそう」「このまま殴ったら勝てそう」など選択肢として特殊勝利を選ぶことが難しい状況があったり目を背けてはならない課題もあります。

f:id:murajunsub:20230529182057p:image

しかし、特殊勝利のデッキはきちんと特殊勝利が達成できるかどうかに加えて、ただ達成するだけでは面白みに欠けてしまう分、個人的にはかなり構築のハードルが高い印象あります。

それ以外の勝ち筋もきちんと用意したうえで特殊勝利できなくても勝てるデッキを目指しましたので、今のところ部分的にその側面が少しでも実行できてるということにさせてください🙇‍♀️

 

まとめると、今後の課題としては特殊勝利で勝てる割合をもうちょっと確率あげれるようにしたい!(勝利数の1/3くらいは超えたい)

 

ではそんなところで今回は終幕。

今回の記事が良かったら、グッドボタン、noteのいいねの代わりに引用RT等で感想や反応、ご指摘などいただけるとうれぴっプルです!

f:id:murajunsub:20230529181936j:image

ではでは👋

【デッキ紹介】㊴「特異点をさがして」編

f:id:murajunsub:20230511053832j:image

ご挨拶

皆様、こんにちは・こんばんは・おはようございます!

パピヨンでございます🐶

GWが明けましたね。旅行もリモートデュエルも満喫できましたが、すれ違いでオフ会に行けなかったことだけが心残りでしたね〜、タイミングの難しさを感じます…

ちなみに大阪旅行(USJ)では盛大に浮かれてどこで使うねんカチューシャしてました⭐️😎🍌

f:id:murajunsub:20230511110551j:image

 

…浮かれカチューシャは家で普段使いしてます(小声)

 

 

さてさて、今回は久しぶりに新デッキの紹介記事を書いていこうと思います。

完全新作デッキの紹介は今年の1月以来みたいです。4ヶ月ぶりとはね…だいぶ間隔空いてしまいましたね〜…(反省) 

今回も説明は細かくないので不明点などあればなんなりと!

 

今回のデッキは今までのデッキと比べても初動に重きを置いて考えたぶん、最終地点・ゴールがあやふやになりつつありました。

そこをどう設定していくかが大きな課題でしたが、デッキの特徴を考慮して一旦形になったものをお伝えしていこうと思います。

 

早速レシピから見ていきましょう☝️

 

デッキレシピ

f:id:murajunsub:20230511075638j:image

f:id:murajunsub:20230621132735j:image

※最新版の内容も追加しています。

下記URLからもご覧いただけます。

オシリスの天空竜など加えて遊んでいます✋

www.db.yugioh-card.com

おおまかには「マナドゥム」+「アーティファクト」+「彼岸」というラインナップ。

初動札になるものが多かったり、手札交換できるカードもあるので枚数の割にほとんど事故らないのが特徴のひとつでもあります。

やりたいこと(コンセプト)や細かな動きについて紹介していきます!

 

コンセプト

フルパワーシンギュラリティしたい!

 

なんだかんだ使う人をあまり見かけないアーティファクト「彼岸」エクストラモンスター(融合シンクロ)を使ってデッキを組みたいと思ったのが事の発端です。

ただ使うだけでは味気ないので色んなテーマを組み合わせてそれぞれの良いとこ取りをしながらエクストラデッキの種類(融合シンクロ・エクシーズ等)を多く使っていることを活かした構築にしたいなと思い、組みました。

墓地に上記の種類のカード達が集まるということでファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》をフィニッシャーに据えて構築を進めました。

1テーマ内で融合・儀式・シンクロ・エクシーズを内包しているテーマもありますが、今回は1テーマだけに頼らずに作るというのも一つ目標にしています。

 

各カードの役割

マナドゥム

いわゆる「ヴィサス」ストーリーのいくつかあるテーマの一つとして登場しました。今回はテーマ内の動きを利用して主に初動を安定化させるために採用しています。

f:id:murajunsub:20230509085801j:image

《マナドゥム・リウムハート》1枚からエクシーズモンスター3体を一気に並べる下記のような盤面までの道が開けます。

 

f:id:murajunsub:20230510090047j:image

 

使ってるカードはこちら!

f:id:murajunsub:20230509085816j:image

 

展開方法は下記のメモの通りです。

展開しっかり考えるの久々で楽しかったです☺️

今回はコンセプトの都合上そうしませんでしたが、フォトン・ジャンパー》で持ってきた「ギャラクシー」「フォトン通常罠《青い涙の天使》で手札からセット・即発動出来るのでそっち方向でデッキを考えても良いかもしれませんね。

もしかしなくてもクラゲの属性変更が邪魔になりそうですが…(:]ミ

名ばかり「ギャラクシー」カードの一角である《ギャラクシー・サイクロン》を手札に加えれるだけで十分強いですね

f:id:murajunsub:20230511054331j:image

《マナドゥム・リウムハート》《増援》だけでなくテーマ内のフィールド魔法《伍世壊カラリウム》からアクセスできる点も優秀で、そのフィールド魔法も《伍世壊摘心》からサーチが見込めるのでかなり手厚いアクセス手段として利用できます。そこに《召喚僧サモンプリースト》まで重ねているのでほぼほぼ初動で出すことが出来ています。

(実際にデュエルして90%以上は出せています)

f:id:murajunsub:20230509085950j:image
f:id:murajunsub:20230509085954j:image

また、手札から指定のカード(マナドゥムモンスターかヴィサス)を見せながら2ドローしつつデッキに任意のカードを戻せる《伍世壊心像》といったカードあるので《ダブルアップチャンス》フォトン・ジャンパー》等の素引きすると困るカードを戻す手段として利用出来るのも強みです。

f:id:murajunsub:20230509090012j:image

そんな「マナドゥム」が抱える問題点のひとつに《伍世壊カラリウム》一言余計な効果があります。

初動の動きでは全く問題ないのですが、中盤以降は②のステータス変動効果によって、テーマの特徴である攻撃力1500/守備力2100のステータスが場で参照不可になる事態が起きやすくなるのが注意点です。

f:id:murajunsub:20230511055839j:image

「え、それ無理なの?」と自分も対戦相手も驚くやつ

たぶんカードデザイナーの方がステータスを参照する効果に「流石に”元々の攻撃力が~”ってついとるやろ」と勘違いしたことによって起こったのだと思われる。

 

とはいえここまで述べた通り、初動として十分すぎる役割を果たしてくれるだけでなく中盤以降も活躍が見込めるテーマです。上記のデメリットの部分が目立つのもうなずける。

 

アーティファクト

初動の流れから相手ターン中に墓地で《青い涙の天使》②の効果を発動し、手札・デッキから任意の通常罠カードをセットできる状態になります。

これはどんなカードを選ぶのか…腕の見せどころですね。

f:id:murajunsub:20230509090049j:image

便利であると同時に、この時に何をセットするかでデッキとしての方向性が大きく変わるところでもあります。デッキ構築の分岐点ですね。

セットしたカードもデッキからセットの場合にはそのターン中は発動できず、相手ターン中に破壊されてしまえば折角のセットも水の泡ですし、残ったとしても最速で発動できるのは自分ターンなので、自分のターンに発動して強いものが求められます。

そういった背景を考慮したうえで、自分が軸に選んだのがアーティファクトの神智》でした。

自分のターンに発動して強…くはないな

しかし、このカードなら②の効果で相手によって除去されても破壊効果を飛ばすことが出来る飛び道具として機能しますので、早くセットできるに越したことはないかなと思い決めました。デッキからアーティファクトを飛ばせるだなんて…

 

なんて強力なトラップカードなの!

当然3枚積む。
f:id:murajunsub:20230522072953j:image

アーティファクトモンスターは手札から魔法・罠ゾーンに直接セットでき、相手ターン中に破壊された場合に自身を特殊召喚する共通効果があるのですが、加えて相手ターン中の特殊召喚に成功した際に除去効果やロック効果など様々な効果を発動しますので、相手ターン中に破壊・特殊召喚することがとても重要になります。

参考までにアーティファクト-モラルタ》の効果を載せます。

f:id:murajunsub:20230511103455j:image

それゆえ相手ターン中に発動できるセルフブレイクカードとは非常に相性が良く、相手による破壊を待たずして積極的に破壊(特殊召喚)して相手ターン中に動いていくことも出来ます。

 

そして何よりアーティファクトの神智》の存在が明らかになりセットカードに対する印象が変わることで

「もしかしたらセットカードはアーティファクトかも??」

と、除去に対するプレッシャーを相手にかけていくというのもデッキとしての狙いの一つです。

 

ム…!(かわいい)

《聖なるバリア ミラーフォース》など攻撃反応系の罠カードは未だに使われるものの、現代遊戯王では例え相手にセットカードがたくさんあろうとも、それを警戒して攻撃しないという選択肢を取るケースはほとんどないでしょう。

耐性の強固なモンスターで突破したり、事前に除去を飛ばして対応できるモンスターも多いですからね。

 

その強さを逆手にとって、除去(破壊)に対してカウンター的な反応が出来るアーティファクトの存在をちらつかせることで対戦相手と駆け引きや心理戦を繰り広げたいというのもコンセプトの一つでもあります。

 

彼岸

「彼岸」は今まで展開目的でしか使っていませんでしたが、今回のデッキでは《永遠の淑女 ベアトリーチェの変身先を用意する都合で採用枚数を広げました。

実際、場にはアーティファクトを含む魔法カードが多くある盤面が想定されるのでそもそも手札から特殊召喚できる展開効果を活かす機会はほとんどありません。

f:id:murajunsub:20230511001407j:image

活かすタイミングがあるとしたら共通効果で特殊召喚後に《伍世壊摘心》の対象として破壊しながら《伍世壊カラリウム》をサーチするなどでしょうか。

召喚権を使わずにフィールド魔法をサーチできるのはお得感ありますね!

 

とはいえかなり細い線なので、そこは割り切って「彼岸」モンスター達はEXデッキの「彼岸」モンスターや各種効果発動の手札コストとして利用します。

手札コストも飛び道具として活用していきましょう、という魂胆。

 

それでは最後にエクストラデッキの解説をしましょう!

 

エクストラデッキ

 

①彼岸の巡礼者 ダンテ

f:id:murajunsub:20230509090144j:image

使ってみたくてたまらないカード。あまりにも松本潤。推しの一人です。

手札の「彼岸」モンスターを墓地に送りながらドロー効果のコストに当てることで、墓地に送られた「彼岸」モンスターたちの効果で妨害も兼ねる動きをしたくて採用しています。

《永遠の淑女 ベアトリーチェからが破壊された時の変身効果で出てくる候補がこのカードと《彼岸の詩人 ウェルギリウスの2択となっていますがウェルギリウスの方は「マナドゥム」を利用して正規召喚が狙えますので基本的には出しにくさで勝るこちらを優先して出します。

相手の破壊を待たずとも《無限起動要塞メガトンゲイル》《永遠の淑女 ベアトリーチェを蘇生し自爆特攻による出力も狙えます。

 

②ヴィシャス=アストラウド

f:id:murajunsub:20230509090151j:image

《ヴィサス=スタフロスト》例のステータスモンスターがいれば融合魔法いらずですぐ出てこれる融合モンスターです。

自他問わない破壊&パンプ効果で自身をアタッカーとして活用できるのもすごく使い勝手が良く、天使族なので《一族の結集》で墓地からアーティファクト特殊召喚を相手ターン中に狙えるのも何かと相性が良いです。

f:id:murajunsub:20230511123410j:image

こいつも破壊されても効果のある通常罠です

 

③彼岸の詩人 ウェルギリウス

f:id:murajunsub:20230509090254j:image

松本潤…じゃない!?

《永遠の淑女 ベアトリーチェが倒れたときの変身先候補です。

《彼岸の巡礼者 ダンテ》と比べるとやや優先度は落ちますが、あちらに比べ単体の除去性能が高いので、手札や盤面の状況次第でどっちを出すか決めます。

このカード自体はシンクロ素材に彼岸の指定なども無いので「マナドゥム」モンスター達だけでシンクロ召喚(正規召喚)できる点が好相性で、その場合《伍世壊砕心》による蘇生にも対応しているので蘇生除去が狙える地味シナジーがあります。

f:id:murajunsub:20230511051200j:image

起動効果ではあるもののデッキバウンスは中々強力ですし、倒れても1ドローがもらえるのがいいところですね。

 

④炎星侯ーホウシン

f:id:murajunsub:20230509090301j:image

初動の動きの中で《ローンファイア・ブロッサム》を持ってくるのが役目です。

初動で必ず使う点などからシンクロモンスターを墓地に確保する手段としても働いてくれます。

 

⑤No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン

f:id:murajunsub:20230509090158j:image

クラゲ先輩でおなじみ。場を全て水属性に変更する効果、メイン限定のフリーチェーン効果で相手モンスターの破壊バーンを行えるため展開の抑止に一役も二役も買うTUEEE!!!カードです。《No.99 希望皇ホープドラグナーでズルして正規召喚扱いで出します。

水属性サポートについては今回はあまり意識していません。

属性変更は自分にプラスを生むというより相手にマイナスを与える(相手のテンポを狂わせる)方向で活きてくれればいいかなと考えています。

エクストラデッキに自由枠モンスターがいるので水属性素材条件のあるモンスターに変えても良いのかもしれません。

属性変更で地味に《伍世壊カラリウム》による光属性のステータスアップを回避してくれるので冒頭の方でも記載した展開に支障が起きるのを防ぐことがあったりなかったり…?

 

⑥No.39 希望皇ホープ・ダブル

f:id:murajunsub:20230509090205j:image

《ダブル・アップ・チャンス》の素引きさえケアできればランク4を組むだけで一気に《No.99 希望皇ホープドラグナーまで駆け上ります。

もしも《ダブル・アップ・チャンス》を引いてしまったらデッキに戻せるカードを引けるまで出さずにおきます。初動の流れから《最後の希望》で出す予定です。

 

⑦竜巻竜

f:id:murajunsub:20230509163703j:image

生ける《サイクロン》です。

汎用ランク4モンスターとして相手の魔法を除去できるだけでなく、セルフブレイクも行えるため、自分の場のアーティファクトカードを割れる点で好相性です。

出したターンには相手のカードを割り、相手ターンには自分の場のアーティファクトを割ることがメインの役割になりそうです。

 

アーティファクトデュランダル

f:id:murajunsub:20230509090233j:image

相手が発動する効果(モンスター通常魔法通常罠)を”相手の魔法罠カードを1枚選んで破壊する”変更することが出来るため、自分の魔法・罠カードを相手の効果扱いで割らせることができます。

この効果で相手にアーティファクトなどを破壊してもらいます。

単純に強力なモンスター効果を変換していなすための使い道も出来るいいカードです。

 

⑨永遠の淑女 ベアトリーチェ

f:id:murajunsub:20230509090240j:image

初動の動きで展開の補助から《青い涙の天使》の起動まで行えるカード。

実は人生で初めて使いました。知ってはいましたが強いカードですね(今更)

今回は落とすだけにとどまらず自身が破壊されることで「彼岸」エクストラモンスターたちに変身してもらいます。転んでもただでは起きぬは淑女のたしなみ。

 

⑩No.99 希望皇ホープドラグナー

f:id:murajunsub:20230509090247j:image

EXデッキから1~100の「No.(ナンバーズ)」を呼べるカードです。

今回は《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》を呼び出して強固な盤面の形成に一役買ってもらいます。

《No.39希望皇ホープ・ダブル》(ランク4)経由で重ねて出せるのが便利すぎますね。ご存知かもしれませんがこの効果で1~100までの「CNo.(カオスナンバーズ)」も出せるので「ヌメロン」といったカード達を出すことも出来ます。

 

アーティファクト-ダグザ

f:id:murajunsub:20230509090307j:image

これまでは簡単に場のモンスターを掃けるカードとしての利用がメインでしたがアーティファクトを採用しているときのこのカードは、かなりのいやらしさを感じます。

f:id:murajunsub:20230511103455j:image

次の相手エンドに破壊を確約した状態でデッキからアーティファクトモンスターをセットできるので、相手ターンのメイン2の展開もアーティファクトーモラルタ》による1枚破壊が決まっているという圧をかけることが出来ます。モラルタくん再登場。

f:id:murajunsub:20230511103632j:image

アーティファクト-カドケウス》が場に残っていればそこで1ドローがもらえるのも嬉しいところですね。

 

⑫トロイメア・ユニコーン

f:id:murajunsub:20230509164009j:image

《トロイメア・ケルベロスと同様に「彼岸」など手札コストとして捨ててもおいしいモンスターがいるので相互リンク出来なくても使います。

生き残ったアーティファクト-ダグザ》の使い道として一番丁度良い感じがしています。ありがとうレアコレカード。

 

⑬無限起動要塞メガトンゲイル

f:id:murajunsub:20230509090315j:image

初動の動きで相手ターン中にエクシーズモンスターが3体並べつつ、そのまま盤面を維持できる可能性が高いため、返しの自分ターンでリンク召喚を狙います。

ダメージは減ってしまうものの、エクシーズモンスターを蘇生することが出来るので蘇生した後も相手ターン中に脅威として残り続ける《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》の蘇生もいいですし《永遠の淑女 ベアトリーチェを蘇生して自爆特攻(淑女のたしなみ)で「彼岸」EXモンスターに繋げることも狙えます。

除去されてしまったら《逢魔ノ刻》での蘇生を狙います。

f:id:murajunsub:20230511051625j:image

 

⑭リンクメイル・デーモン

f:id:murajunsub:20230511075353j:image

このデッキでは墓地に融合シンクロエクシーズ儀式を用意するデッキですので、ふんだんに効果を発揮してもらいます。

初動で《No.99 希望皇ホープドラグナーを出すので、墓地から除外されることがない限りはこのカードを出して相手フィールドのモンスターの攻撃力を3000ダウンさせることが可能です。

このカードをそのまま維持してEXデッキから特殊召喚された自分モンスターに対象耐性を付与するもよし、このカードをリンク素材にフィニッシャーであるファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》を出せば相手の攻撃力を下げた後に自身の効果で攻撃力を上げて攻撃するという流れを汲めるので、しっかりダメージを稼ぐことができます。

 

ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ

f:id:murajunsub:20230509090322j:image

このデッキの最終目的地・フィニッシャーです。

ここまでのエクストラデッキだけでも融合シンクロエクシーズを確保できるため、バウンス効果をフルパワーで使うとなると、残りの儀式要素は《彼岸ヘルレイカー》を落とせるかどうかの運勝負になります。

ただ《無限起動要塞メガトンゲイル》《永遠の淑女 ベアトリーチェを素材有の状態で蘇生することも出来ますし、墓地に4種類そろえること自体はかなり実現しやすいと思います。

自分・相手ターンに相手の場や墓地から4枚バウンスする効果を発動し、場を空にしたり、セットカードを無力化することで道を切り開き、ついでに2000アップした打点(永続・発動するたび)でダイレクトアタックを決めるという算段です。

ひとつ前の《無限起動要塞メガトンゲイル》は比較的場持ちしやすいリンク3モンスターなので残り3体のモンスターを出力出来れば一気にこのカードに繋がります。

 

以上がデッキに採用しているカードたちについてでした!

最後に動かし方の流れを軽く説明します!

 

デッキの動かし方

 

序盤:初動盤面をつくる。返しのターンで《無限起動要塞メガトンゲイル》を出しておき、次ターン以降の継続的盤面を作る

中盤「彼岸」エクストラモンスターを出しつつアーティファクトを割りながら相手のテンポを乱していく。除去ドローでアドバンテージに差をつけていきたい。


終盤
:墓地に融合シンクロエクシーズ儀式モンスターを貯めてからファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ》で一気にとどめをさす!

 

という流れです。本当にざっくり。

 

おわりに

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

デッキ名は特異点をさがして」です。

 

デッキ名は彼岸の巡礼者であるダンテを旅人に例え、伍世壊や彼岸など様々な世界を経由しながら、アーティファクト(人工物)に触れて最終目的地である ”シンギュラリティ”(技術的特異点)に向かっていく…という各カードの要素を足し合わせて名付けました。

異境を旅するニライカナイをさがして」という小説に語感を寄せています。

f:id:murajunsub:20230509091003j:image

なかなか使っている人を見ないアーティファクト「彼岸」EXモンスターを使うことが出来たので満足しています。

アーティファクトが初めて使うこともあり枚数の適性はまだ100%わかっているとは言えませんが、相手がセットカードを割るのかどうかの駆け引きしながら2回目以降も楽しく対戦できそうなデッキかなと個人的には思います。

 

しかも有難いことにこのデッキ、バキューン決闘チャンネル様のご長寿企画である「構築に効く理屈」にて紹介いただきました。

www.youtube.com

有識者の皆さんからの色んな意見を聞けるのが本当にありがたいです!

当日参加いただいた皆様ありがとうございました!

 

バキューン決闘チャンネルでは対戦もゲーム配信なども行われておりますので、是非一度…いや幾度もご覧になってください(圧)

youtube.com

新たな知見を得てパワーアップする(予定)このデッキは対戦でも積極的に使っていこうと思いますので是非皆さま、お手隙の際はリモートでの対戦を宜しくお願いします!

汎用除去カードにアーティファクトを割られるのが楽しみで仕方ありません(^▽^)

 

(※5/23追記)

対戦でもかなり記事の通りに動けていて満足していますが、初動でLPを大きく減らす都合からバーンデッキなど天敵は多いので生き残れるように回復効果のある通常罠などを新たに採用しました。ぜひニューロンから最新版のレシピで追ってみてください。

 

それではまた次の記事でお会いしましょう!

 

 

…あ、それと!

 

tonamel.com

 

気が早いですが8月6日(日)に行われる博多どんよくオフに参加しますので、是非参加される方がいらっしゃいましたら当日対戦を宜しくお願いします!

配信卓もあるみたいなので、運次第ではありますが全力で狙っていきます!笑

 

ではではあらためてさようなら👋

今回の記事に関しての感想や紹介ツイートのいいねやRTをもらえると励みになります。

どうぞ可能な範囲でよろしくお願いします!

【デッキ取扱説明書】①「アスラポイズン」編

f:id:murajunsub:20230308005846j:image

ご挨拶

皆様、こんにちは・こんばんは・おはようございます、パピヨンでございます🐶

極寒の2月が終わり3月に入りましたね…と思ったらもう月末です。

学生の方々は受験を終えて入学に向けた準備、もしくはこれから受験に備え対策に動き出している季節でしょうか🌸

私も塾業界で仕事してる手前、この時期には生徒から色んな結果報告を受けるのですが…📚☡✍🏻

 

自分が受け持った担当の生徒は全員第一志望に合格してくれました!

受験は実力があっても上手く発揮できない事態も起こり得るというのによく頑張ってくれました🙌

(っ´ω`c)ホントウニヨカッタ…

 

この時ばっかりは流石に嬉しさも一入(ひとしお)です。

正しい努力の仕方を身につけた君たちなら大学でそう困ることも無いはず。

春からの大学生活、思う存分楽しんでくれ。

そして遊戯王に興味持ったらリモートでも対戦しよう…

 

事の発端

そんな遊戯王ですが、最近は新しくデッキを組むことに対してかなり腰が重くなったように感じます。

というのも、一丁前にデッキの個数だけが増え続けてしまい、気付けば収納スペースと脳内管理の限界に迫ってきています。あとは組んだとしても全然満足できない出来のため。

そんな状態で作れど作れど対戦でお披露目できないデッキが増えていくというのは悲しいものです。

カッコつけた言い方しましたが、要するに雑多に作りすぎ

オフ会で使うのも2~3個だというのにね…

 

もう少し落ち着いてデッキを組んでみてはいかがだろうか?(自戒)

 

そんな要因もあり、作るからには長く使えるような…それでいてコンセプトが面白くて…組んだことないデッキタイプ同じタイプの進化系で…と

新デッキを作るうえでのハードルは時が経つにつれ際限なく高くなっていきます。

 

ただいま体感 K2(ケーツー)くらいまできています🏔

f:id:murajunsub:20230307003759j:image

ただ、そう言って「デッキできねぇなぁ」「デッキおもんないわ~」と嘆き節で
ぼんやり過ごしていると1日、1週間、1か月と本当にあっという間に過ぎます(過ぎた)

 

 

…あっという間劇場です

(同世代炙り出し)

f:id:murajunsub:20230301220942j:image

 

しかし燻ってても何も始まりません。(炙り出しだけに)

自分の合格基準を満たせないものだとしてもアウトプットするという行為から何かしら得られるものも必ずあります。

何かしら影響を与える一環になれば…と思い、アウトプットの練習として今回は既存デッキの中でもお気に入りのデッキの深掘りを行っていきます。

 

当時の紹介記事ではサラッと書いちゃったところ、そもそも書いていないこと、細かい採用理由、現状の形などを文字通り深掘りしていきます。

つらつら書いていたら14,000字近くなってしまいましたので、カロリーの高い記事となりますがご容赦くださいm(__)m

 

栄えある (?) 第1弾はこのデッキです!

www.db.yugioh-card.com

 

「アスラ・ポイズン」という自分の中で最も思い入れのある「ジェネレイド」を使ったデッキです!

デッキビルドパックでの登場時からそのテーマのかっこよさに惹かれ、今まで何度も大規模なモデルチェンジ・改良や細かな調整を重ね続けて来ました。

リメイクや変更の度に記事にしていたことを昨日のことのように思い出せます。

今年の2月で丸2年を迎えた一番長く使っているデッキでございます。

👨🏼‍🦳<長生き!

 

では早速このデッキを見ていきましょう!

まずはコンセプトから!

 

コンセプト

このデッキのコンセプトは《永の王オルムガンド》切り札・アタッカーとして活用すべく、あらゆるカードでサポートしていくことにあります。

f:id:murajunsub:20230307003830j:image

《永の王オルムガンド》はイラストがかっこよく(主観)それでいて相手のカードをエクシーズ素材として奪うというテクニカルな効果、さらにはエクシーズ素材と攻撃力も上昇し続けるなど浪漫あふれるカードなのです!

…が、戦闘・効果に対して一切の耐性が無いため折角出しても強くなる前に除去される…いや、強くなっても普通に除去されるという悲しみを背負ったモンスターなのです。

擬態していようがしていまいが、ドヤ顔で小突いた《人喰い虫》に食べられてしまいます。

f:id:murajunsub:20230307003856j:image

そういった弱点をカバーすべく打点上昇のペースを上げる直接攻撃するなどのサポートで殺傷力を上げていくこと、《永の王オルムガンド》にしかできない相手のカードを奪いながら素材を増やしていく挙動を用いたコンボで優位に立ち、ここぞという場面で勝ち切ることを目指します。

 

デッキレシピ

さ、ここでお待ちかねのデッキレシピのコーナー

f:id:murajunsub:20230320193706j:image

おぉ(多)~…

 

そう、このデッキは使いたいカードを詰め込んだゴリッゴリの60枚デッキです🦍

枚数も多いので上から1段ずつ各カードの役割をお話していきます、とくとご覧あれ。

 

①初動など

f:id:murajunsub:20230320193719j:image

最上段の面子からお察しの通り、これらはほとんど初動のパーツです。

このデッキ…というより「ジェネレイド」を使った動きをしていくうえで《王の舞台》へのアクセスは早いに越したことはありません。

f:id:murajunsub:20230320194237j:image

なぜなら、初手で《王の舞台》を1枚張るだけで次の相手ターンには妨害効果を持つレベル9モンスター+トークンで盤面を埋め尽くす未来が見通せるわけですから、1枚の発動から得られる恩恵が桁違いに大きいのです👍

 

この画像以外のカードも含めた《王の舞台》へ繋がるルートは画像の通りです。

f:id:murajunsub:20230320203005j:image

このデッキでは《王の舞台》の発動最優先課題なのです。

たとえ自分の手札から直接発動出来ないとしても、相手ターン中に《王の襲来》メタバースを用いて発動することで《王の舞台》に繋がれば一気に展開が加速できるため、その辺りの罠カードもたっぷり3枚ずつ採用しています。

 

確率だけでお話をするのは信用に欠けますが、上記の札を引ける確率としては60枚中20枚なのでなかなかに信用出来る数字をしています。

f:id:murajunsub:20230308170021j:image

筆者は楽観的性格をしているので、87%を100%と感じてしまう質(たち)です。

 

それは置いておき、上記の数字もあって《王の舞台》持ってこれるかどうかで困ることはほとんどありません。

しかし、持ってくる方法によって強さがバラけているので、罠カード経由での発動ではなくなるべくサーチなどを経て自分ターンに発動してから相手にターンを渡すようにしたいですね。

《王の舞台》をデッキから手札に持ってきたあとには舞台をすぐさま発動(建設)しておいて相手のターン、もとい相手のドローを待ちます。

相手ターンが始まるや否や即座に「どの王がでるでSHOW」の始まりです。

 

「ジェネレイド」モンスター《王の舞台》の効果でテーマ内のモンスターをデッキから直接特殊召喚できるという破格の展開効果を有しています。

基本的にこの効果を使いながら展開していき、固有の効果で様々な動きをしながら相手を苦しめつつ盤面でも優位を保っていくのがこのテーマの特徴と言えます。

 

②ジェネレイドたち

f:id:murajunsub:20230307004301j:image

2段目には現状採用している王たちを含むモンスターをまとめています。

最強のストッパーたる《轟の王ハール》はいません…

あれば強いんですが、今の構築は必須ではないため試験的な意味も兼ねてデッキからは抜いています。

「ジェネレイド」以外のモンスターだとトリアス・ヒエラルキア》《機巧蹄-天迦久御雷特殊召喚しやすいレベル9モンスターとして採用しています。

f:id:murajunsub:20230320193808j:image

トリアス・ヒエラルキア「ジェネレイド・トークン」天使族である点から特殊召喚条件を持たしやすいだけでなく、追加効果である2枚ドロー選んで破壊効果を容易く狙える点。加えて「フィールドを離れたら除外」されてしまう都合上《永の王オルムガンド》で素材化すると再び墓地に送ることが出来、2回目以降の発動を考えれるのも好相性です。

f:id:murajunsub:20230320193816j:image

機巧蹄-天迦久御雷…自分相手問わずEXモンスターゾーンにモンスターが存在していれば特殊召喚が可能で、場に出た後は起動効果でEXモンスターゾーンのモンスターを自身に装備でき、戦闘破壊を行うと装備していたモンスターを自分の場に特殊召喚できる除去と展開の役割を併せ持つカードです。

言い換えればこのカードがあれば召喚権を使わずにリンク2以上モンスターの出力が見込めます。「装備」という要素が後述の「御巫」要素ともシナジーを見込めます。

 

先ほどもお伝えした通り、それぞれの王(ジェネレイド)は固有の効果を持っているわけで相手ターンのドローを皮切りに《王の舞台》の効果発動から任意のモンスターを選べますが、十中八九下記の流れを汲んでいきます。

 

《王の影ロプトル》《王の舞台》の効果で特殊召喚

ジェネレイドトーク特殊召喚(4体)

《王の影ロプトル》の効果でトークンを1体リリースし相手の行動や状況に合わせて最適な王をデッキから特殊召喚

《王の影ロプトル》の効果で攻守のステータスが盛れるほか相手の動きにより的確に対応することが出来るため

f:id:murajunsub:20230320205155j:image

 

では、ここで言う相手の行動や状況に合わせるとはどういったことか?

 

相手の行動とそれに合わせた動き方の例を挙げていきましょう。

 

・Pゾーンにスケールを発動した

ペンデュラム召喚を行う可能性が高いのでチェーンに乗らない特殊召喚を無効化できる《氷の王ニードヘッグ》ペンデュラム召喚を無効にする構えで相手を牽制します。「ではバトルフェイズから」と言いがちな先バトル警察もなんのその《王の影ロプトル》がいれば守備力3600で鎮座します。

f:id:murajunsub:20230320193834j:image

ペンデュラム召喚は狙わずにPモンスターのスケール時の効果を発動するだけの可能性もあります。

今やワカu…(以下略)のような破格の性能をしたカードもありますし、ユニークなペンデュラム効果を持つPモンスターをギミックの一部として活躍させるデッキは少なくありません。「EM」連中など…

なので《虚の王ウート・ガルザ》《轟の王ハール》Pスケールのカードそのものの発動を無効にする、あるいは除外し物理的に除去し相手の動きを防ぐことを狙います。

f:id:murajunsub:20230320193849j:image

f:id:murajunsub:20230320210229j:image

 

・サーチ効果を発動した

《轟の王ハール》を呼び出しておけば、着地後に相手が手札にカードを加えた行為をトリガーに効果を起動し、相手の手札か場のモンスターを1枚削りつつこちらは対応幅の広い1妨害を構えることが出来ます。強すぎぃ👊!!

《轟の王ハール》は本当に劇薬です。闇属性・魔法使い族という種族も属性もサポートの恩恵を受けやすく、攻守の数字(ATK3000/DEF3000)も恵まれているときた。

あまりにも雑すぎる強さ。

 

・破壊効果を発動された

《炎の王ナグルファー》効果破壊を阻止(身代わり適用)することができます。

f:id:murajunsub:20230320193903j:image

貼り続けていれば強い《王の舞台》の破壊を防いだり、エンドフェイズに破壊(自壊)する「ジェネレイド・トークン」を複数体まとめて守ることも出来ます。(トークン以外を破壊する)

注意点としては破壊代用効果本来破壊される予定の無いカードを代わりに破壊する必要があるのでブラックホール》《サンダーボルト》のような場の全員が破壊される場合などの全体破壊には対応できないのでご注意を。

 

・あまり動きがない(セット等)

→相手の動きが緩やかな場合には2通りの考え方が出来ます。

一つは自身の展開を優先すること…例としては《光の王マルデル》で次のターンの展開に利用できるカードをサーチしておいて次の自分ターンを優位に進める。

f:id:murajunsub:20230320193940j:image

あるいは相手の可能性をつぶしにかかること…《虚の王ウート・ガルザ》特殊召喚し相手が伏せたセットカードをそのターン中に確実に除去して発動を防ぎながら、少しでも自分のターン中に妨害をされないように努めます。当然《轟の王ハール》を出しておいて自分のドローフェイズやスタンバイフェイズに発動するタイプのカードに対する防御を固めることも視野に入ります。

 

・手札や墓地に「ジェネレイド」モンスターがいる

《王の呪ヴァラ》《死の王ヘル》《鉄の王ドヴェルグス》で手札や墓地の「ジェネレイド」モンスターを展開しておくことで妨害の幅を広げたり、スピーディーにランク9エクシーズを行うための準備をします。

f:id:murajunsub:20230320210738j:image
f:id:murajunsub:20230320210742j:image
f:id:murajunsub:20230320210745j:image

しかし特殊召喚する効果を発動するタイミングで既にトークンが場を埋めつくして邪魔になってる可能性が高いのでモンスター破壊効果でも使われない限り相手の動きに対していの一番にこやつらを出すことはまず無いです。

手札にどうしても出しておきたい妨害系の「ジェネレイド」モンスターを抱えてたらトークン生成せずに出すという選択肢もあったりなかったり。

 

このように相手の挙動次第でどのモンスターが最適解になるかは回していくことで培われる経験から導いていきます。考え方は様々。正解は勝負の最後まで分からない。

 

みんなちがってみんないい。

 

(上記の説明に名前が出てきていない《剣の王フローディ》は決して採用の使い道が無いわけではありません。最序盤のカウンターとしての役割は不適というだけで、輝けるタイミングが他にあったり構築によって価値が変わりやすいモンスターです。)

 

ただ説明の中でも何度も名前が出たように

「何でも止めれるなら《轟の王ハール》でええやん」

となってしまいがち・言われてしまいがちなのが《王の舞台》を使うデッキを組む上でも起こりうる問題。

「初手で最強のストッパーたる《轟の王ハール》が出てくるからあまり好ましくない」といった印象もごもっともです。

 

そういった印象面の要因(ハールが強いだけのデッキというイメージを持たせない)であったり、他に使いたいカードを使うことを優先したくて抜きました。

あくまで印象に残したいのはコンセプトの中心にいる《永の王オルムガンド》なので、より強く印象つける意味でもそういった部分を抜いて今に至ります。

 

右端の「捕食植物」たちは《捕食植物オフリス・スコーピオ《捕食植物バンクシア・オーガ》《浮鵺城》→墓地のレベル9モンスターの蘇生→2体でランク9エクシーズと繋げる展開ルートの実現のため採用。

f:id:murajunsub:20230320194020j:image

植物族モンスターなので《ローンファイア・ブロッサム》1枚から展開できるのも魅力的ですね。

f:id:murajunsub:20230320212259j:image

また、上記の流れのようにレベル9モンスターの部分に《光の王マルデル》を採用することで《捕食植物スキッド・ドロセーラ》のサーチが可能となります。

シンクロ召喚の際に《捕食植物バンクシア・オーガ》による捕食カウンターばら撒き効果も発動できるので、相手モンスターに乗せた捕食カウンターを有効活用し《捕食植物スキッド・ドロセーラ》の効果で自分のモンスターに全体攻撃を付与することも出来ます。

高い攻撃力が見込める《永の王オルムガンド》に全体攻撃を付与していきたいところです。

 

③戦士と儀式モンスター

3段目からはテーマ外のカード達を中心に採用理由を説明します!

f:id:murajunsub:20230320194033j:image

このデッキはランク9だけでなくランク4エクシーズなども行えるようにレベル4のモンスターが気持ち多めに入っています。

中でも戦士族が多いのは素材に戦士族を指定するタイプのエクシーズモンスターがいるからです(ヒロイックエクシーズ)

それ以外にもこの画像のカードのほとんど(下級メインモンスターたち)が霊使いリンクの被破壊時のサーチ範囲である点ですかね。

《アンクリボーのサーチは延命に繋がりD-HEROドローガイ》《王の舞台》に頼らずとも相手のドローを誘発したり《暗黒騎士ガイアオリジン》特殊召喚しやすく《混沌の使者》のサポートを受けれる点だったりでそれぞれ役割があります。

また、このデッキはランク9モンスターである《メレオロジック・アグリゲーターから《虹光の宣告者》を経由してあらゆる儀式関連パーツに触っていくことが複数回にわたって見込めるため、右側には儀式モンスターが集中しています。

f:id:murajunsub:20230320212359j:image

上手くいけば1ターン中に3回の儀式パーツサーチが行えます。

この複数回にわたっての発動は一体どのように行うのか?

 

儀式モンスターのサーチの流れを説明します。

f:id:murajunsub:20230320194104j:image

《メレオロジック・アグリゲーターをエクシーズ召喚し《虹光の宣告者》を①の効果で落とす(1回目の墓地送り)

 

《メレオロジック・アグリゲーターの②の効果で墓地の《虹光の宣告者》を対象に取りエクシーズ素材として吸収後にリンク素材にする(2回目の墓地送り)

 

《メレオロジック・アグリゲーターに加えてレベル9モンスター2体で《影の王 レイヴァーテイン》を出力。

《影の王 レイヴァーテイン》の効果で自身をリリースし《永の王オルムガンド》をEXデッキから特殊召喚。その際に《影の王 レイヴァーテイン》が元々持っていたエクシーズ素材の数だけ自分・相手の場と墓地からエクシーズ素材を選んで入れることができす。

f:id:murajunsub:20230320194112j:image

この効果で墓地の《虹光の宣告者》を再びエクシーズ素材にする。

そして《永の王オルムガンド》の効果で素材として取り除く(3回目の墓地送り)

 

以上の動きにより儀式関連パーツを3枚サーチすることが可能となります。

前提としてレベル9モンスターが4体という重めの条件に思えますが《王の舞台》《星遺物の胎導》《王の呪ヴァラ》などの存在もありレベル9モンスターを横に並べること自体の難易度は低いと断言できます。

 

この3回のサーチで目指すのが儀式モンスター3枚の確保です。

それぞれの儀式モンスターの役割を解説します。

 

このデッキでは打点を上げやすい《永の王オルムガンド》をフィニッシャーとして使いたいのですが、肝心の耐性面の不安をカバーする手段の1つとして、攻撃宣言時などのタイミングすなわちバトルフェイズ中に相手プレイヤーを縛って動けなくすることを狙います。

もちろん物理的にそんなことをするときっと怒られるので、その役割を《伝説の剣闘士カオス・ソルジャー》に担ってもらいます。

f:id:murajunsub:20230307004736j:image

《伝説の剣闘士カオス・ソルジャー》《カオス・フォーム》による儀式召喚が可能なのですが、儀式素材となるモンスターのレベルをちょうど8に合わせなくてはなりません。

このデッキでは「ジェネレイド・トークン」や戦士族中心のレベル4モンスターを利用しているのでその2体で儀式素材を確保することも出来るのですが、都合よく任意のタイミングでレベル4モンスターを手札に加えるギミックはほとんどありません。

なので儀式素材を手札に引き込めるかはどうしても運要素が強くなってしまいます。

f:id:murajunsub:20230307224106j:image

しかし《カオス・フォーム》のテキストには抜け道があります。

それは《ブラック・マジシャン》を素材として利用することです。

※すみません。カオスフォームのブラマジ代用のテキストについて、儀式の供物みたいなテキストだと勘違いしていました。レベルの数値は無視できないみたいです。申し訳ございません。儀式は融合レベル8のブラマジ使うなり素直にレベル揃えたりします。

これから登場するマジシャンオブカオスの1枠は別の儀式モンスターに割いてデッキをより面白くします。

なんとこの方法ならわざわざレベルを8に合わせずとも素材1体のみで儀式召喚が行えます。

しかし、そのためには場か墓地に《ブラック・マジシャン》を用意しておく必要があります。

 

レベルがでありデッキにすんなり入りにくい、ペンデュラム召喚で手札からぱっと出すことも出来ない、デッキから出力するような魔法使い族サポートも無い、サーチ手段もサーチの後捨てるのも難しそう、おろかだったりのどかな埋葬も行わないので直接の墓地送りも見込めず……

 

というわけで、ここで更なる裏技を重ねます。

f:id:murajunsub:20230307004817j:image

《マジシャン・オブ・カオス》くんです。

 

この儀式モンスターの大きな特徴、それは実質《ブラックマジシャン》であることにあります。

このカードの名称は場か墓地で(必ず)「ブラック・マジシャン」として扱うのです。

なので、このカードを墓地に送ってしまえば《カオス・フォーム》で墓地から除外し《伝説の剣闘士カオス・ソルジャー》の出力に繋がるという訳です。

本来の《ブラック・マジシャン》に比べ、儀式モンスターである点からサーチは容易です。

肝心の墓地送りの手段は儀式関連カードサーチ連打の流れの中で《オオヒメの御巫》に任せます。

f:id:murajunsub:20230307004839j:image

《オオヒメの御巫》には自身の戦闘によるダメージを相手に反射させる「御巫」特有の効果に加えて、手札で発動するテーマ内カードのサーチ効果があります。

これにより《御巫神楽》あるいは《御巫の誘い輪舞》などの「御巫」カードを持ってきつつ、先にサーチしておいた《マジシャン・オブ・カオス》を手札から捨てます。

あるいは捨てるカードは別にして《御巫神楽》を発動した際の儀式素材としてリリースすることで無駄なく墓地に送り、準備を進めます。

これで墓地に《ブラック・マジシャン》を置くことが出来ました。

 

《メレオロジック・アグリゲーターを用いた儀式モンスター3枚のサーチから一気に下準備を整えることが出来るのです。

あとは《伝説の剣闘士カオス・ソルジャー》の①の効果で次の自分のドローを《カオズ・フォーム》にすることで安定して盤面に登場させることが出来ます。

 

《炎の王ナグルファー》の破壊代用効果を利用して「ジェネレイド・トークン」がエンドフェイズの自壊から生き残れば、通常モンスターを儀式素材とすることも狙いやすいので《伝説の剣闘士カオスソルジャー》の効果を余すところなく使っていける点も好相性です。③の効果で相手の場をがら空きにしてから高打点《永の王オルムガンド》のダイレクトアタックを決めたいですね🐍

 

ここで3段目のカード達の説明が終了。ここから折り返しです。

 

🍹給水ポイントはこちらです🍹

 

④フィールド魔法など

4段目からは魔法カードのオンパレードです。

f:id:murajunsub:20230320194312j:image

デッキを動かすうえで核となる《王の舞台》や展開をサポートする《星遺物の胎動》に加えて、ドローソースフィールド魔法サポートカードを採用しています。

今やフィールド魔法はテーマ間のサポートに加えて、やれ表示形式の変更だとか除去を飛ばしてきたりと広範囲に汎用的な影響を与えるものも多く、そこへの対策の意味も込めて《盆回し》を採用しています。

《王の舞台》以外の場魔法として《天御巫の闔》を採用していますが《盆回し》がある都合上、もう1種類は場魔法があってもいいかなとも思いますが、現状10戦前後の対戦を経て困ったことがないため増やさないようにしています。

この段はそこまで深い解説が必要なカードはなさそうですね。

 

⑤装備魔法など

5段目は装備魔法や速効魔法等の集まりです。

f:id:murajunsub:20230320194354j:image

儀式関連の話をしたときにも触れましたが、装備魔法は今や墓地に落としていれば《オオヒメの御巫》の効果で簡単に装備でき、単純なステータス補助以外に相手に干渉する効果も持ち合わせているため、新しい装備カードが登場するたびにワクワクしてしまいます。

 

《オオヒメの御巫》は戦闘で反射ダメージを狙うのは勿論のこと、墓地から任意の装備魔法を自分・相手モンスターに取り付けることが出来るので、装備魔法次第では単なるステータスアップに終わらず、ステータスダウン・コントロール奪取・攻撃封じ・除去といった内容を狙うこともできます。

現状採用している装備魔法はこちらの3種類です。

f:id:murajunsub:20230307231523j:image

まず、条件をクリアすれば打点を倍加させる《巨大化》です。

ライフを減らす手段がいくつかあるので、積極的に打点倍加を狙います。

《永の王オルムガンド》の攻撃力はエクシーズ素材の数×1000になるのですが、これはゼロの状態からアップしているわけでなく元々の攻撃力をエクシーズ素材の数×1000にするというテキストですので、元々の攻撃力を参照するカードとはすさまじく相性が良いのです。

自分のライフが劣勢な状況で《巨大化》を装備していれば、実質エクシーズ素材の数×2000の攻撃力を得て素材の数が多く見込めない序盤でも信頼のおけるアタッカーとして機能します。

また、自分のライフが優勢な状況では相手モンスターに装備し一時的に相手モンスターの攻撃力を倍加させてから《オオヒメの御巫》の攻撃による反射ダメージ(大)を狙うということも可能です。

自分LP>相手LPの場合には相手モンスターに《巨大化》が装備された場合、相手モンスターの攻撃力は元々の攻撃力の倍になる)

 

いやらしいでしょ👍

 

f:id:murajunsub:20230307231631j:image

次に、相手モンスターに装備することでコントロール奪取を行える《御巫の誘い輪舞》です。

《御巫の誘い輪舞》については相手モンスターに装備してコントロール奪取をするのですが、その後《永の王オルムガンド》の効果で”自分の場のカード”として奪った相手モンスターをエクシーズ素材として吸収することで装備魔法である《御巫の誘い輪舞》は装備対象を失ったことで勝手に剥がれ、再び墓地に戻ってくれます。

すなわち、次のターンに《オオヒメの御巫》の効果で再びコントロール奪取が狙えるのです。

毎ターン往復のコントロール奪取はか~なり厄介であり《永の王オルムガンド》の特性も活かせるので滅茶苦茶気に入っています。

 

f:id:murajunsub:20230320194414j:image

そして最後は、素材を持つエクシーズモンスターに装備できる《ストイック・チャレンジ》です。

エクシーズ素材の数に応じた打点上昇(素材の数×600)が出来るのですが、この効果で参照するエクシーズ素材は装備モンスターの素材の数ではなく自分の場のエクシーズ素材の数を全てカウントするため素材をため込みやすい《永の王オルムガンド》とは好相性なのです。

《永の王オルムガンド》が場に存在する際にエクシーズモンスターに装備することで参照するエクシーズ素材の数が多く見込めるので、かなりの爆発力を秘めたカードになります。

例えば、自身に対して効果を使用した後の《ガガガザムライ》にこのカードを装備すれば大幅に打点をあげたうえで、2回攻撃を行えます。

 

f:id:murajunsub:20230307231649j:image

サイドデッキにもちらほら見えるように、相手モンスターの攻撃を止めつつ後のターンでの除去も見込める《疫病ウィルス ブラックダスト》といったステータスの向上以外にも様々な役割が期待できる装備魔法は実際のところ入れ替えを気軽に考えれる自由枠という存在でもあり、別の装備魔法や装備魔法以外のカードに枠を譲ることも出来ますので、そういったゆとりの部分が構築の自由度をより広げてくれます。

 

そして速効魔法たちはフリーチェーンのドロー効果を持つ《永の王オルムガンド》でデッキから引いたときにそのまますぐ使える・強く使えるもの等を意識して採用しています。ステータスを上げる《コンセントレイト》や除去とステータスアップを兼ね備える《エクシーズ・インポート》などなど…

f:id:murajunsub:20230307231738j:image

また、速効魔法ではありませんが《クロノダイバー・ハック》打点の補強以外にも条件達成で直接攻撃付与、さらにはエクシーズモンスターが出力されたターンに対象・効果破壊の耐性も付与するという破格の性能をしています。

 

f:id:murajunsub:20230307231754j:image

そしてポルターガイスト「発動と効果が無効化されない」という特性から、
通常魔法にもかかわらず、無効効果を持ちスペルスピードも最強のカウンター罠さえも効かない魔法・罠カードの単体除去カードとして非常に優秀なので採用しています。

まぁ…無効化はされないもののチェーン自体は許しちゃうんですけどね。

イラストも魅力的なだけに滅茶苦茶光ってほしいカードです…海外版でも光らず…

 

⑥罠カード

f:id:murajunsub:20230320194439j:image

そしていよいよ6段目、罠カードのゾーンです。

《王の襲来》メタバースは初動および《王の舞台》が破壊されたあとに舞台を再建する役割や、バトルフェイズ中に《天御巫の闔》を持ってくることで攻撃対象を絞らせるなどの活用をします。

《エクシーズ・リボーン》は言わずもがなエクシーズモンスターの蘇生になるわけですが《影の王レイヴァーティン》相手のステータスを下げるも良し、素直に《永の王オルムガンド》を蘇生するもよし《メレオロジック・アグリゲーター素材交換効果を再利用するもよし《神獣ハイペリュトン》で実質罠カードを無効化できる状態で蘇生するといった感じで応用が効いてくるのが非常に便利です。

《迷い風》は墓地から再セット後に《永の王オルムガンド》の効果で再利用させやすくなる「フィールドから離れたら除外」されるカードかつ妨害要素として採用しています。

f:id:murajunsub:20230320215121j:image

《威迫鉱石サモナイト》は墓地のモンスター3体を対象に取り、そのうち1体を自分が選びます。その後、相手に選んだ1体のみの蘇生それ以外の2体の蘇生を選ばせることができます。

一旦モンスターの効果は置いといて数だけの話をするなら、1体か2体の蘇生ということで相手としては数が増えることを警戒して1体を選ぶのが自然かと思われます。

しかしその1体が《王の呪ヴァラ》のような特殊召喚成功時の蘇生効果持ちであったら…?

そうなると相手はどっちを選んでも結局2枚墓地から帰ってくるという結果を選んでもらう他ありません。

さらに《神獣ハイペリュトン》といった自力でエクシーズ素材をゼロから増やせるモンスターを選択肢に入れることで相手を悩ませることを狙って採用しています。

 

《レッド・リブート》は自分・相手ターン問わず引いて即発動できる・ライフを減らすことが出来る・相手の妨害も防げる強いカードとして採用しています。

大歓迎こと《ビッグウェルカム・ラビュリンス》に代表される1枚から連鎖的につながっていくタイプの厄介な罠カードは年々増えていく一方ですからね。自衛大事。

 

以上がメインデッキの詳細について記事では細かく書けなかった所を中心に書いていったつもりです。

 

それでは最後に紹介してないカード中心にエクストラデッキも見ていきましょう。

f:id:murajunsub:20230320194502j:image

《永の王オルムガンド》は2枚採用しています。

これは《影の王レイヴァーテイン》の効果でエクストラデッキから直接特殊召喚した《永の王オルムガンド》正規召喚(エクシーズ召喚)されていないため除去された後に蘇生することが出来ません。

そのため1枚のみの採用だと仮に《永の王オルムガンド》が除去されてしまえば最後、一旦エクストラデッキに戻してから再度出力するという手間が発生してしまいます。

なのでオタクらしく正規召喚用ズルして出す用の2つの用途で《永の王オルムガンド》を並んで採用しているというわけです。

対戦で2枚目が必要になるケースは今のところ少ないですが、昨今では「ドラグマ」に代表されるエクストラデッキ破壊も戦術として警戒しなくてはなりません。

他に採用必須なカードも現状無いため、そういった戦術への保険の意味もかねて採用しています。

 

《影の王レイヴァーテイン》は1枚。正規召喚した後にも蘇生すれば相手の攻守を下げる置物としても十分機能するため、わざわざ複数枚詰む理由もありません。

f:id:murajunsub:20230320194534j:image

《神獣ハイペリュトン》は超お手軽な妨害要員として採用。

自分のターンに自分のカードモンスター魔法)の発動に直接チェーンする形で墓地から同種類のカードを素材として取り込みます。

そしてその素材は相手ターンに機能します。相手が発動したカードと同じ種類のカードをエクシーズ素材として持っていればその素材を取り除くことで発動を無効にして破壊します。

自分のターンに妨害したい種類のカードを仕込んでおき、相手ターンにそれをカウンターとして使うイメージです。

エクシーズ素材の中身はエクシーズ召喚の時点でモンスターの2枚が確保されているため、魔法カードの素材を確保することで幅広い対応を目指します。

 

《No.58 炎圧鬼バーナーバイザー》は効果を見てもらえば採用理由はわかりやすい方だと思われます。笑

f:id:murajunsub:20230320194525j:image

ランク4を組めるこのデッキで高いパワー(攻撃力)を誇る《永の王オルムガンド》直接攻撃させるという目的、そして《天御巫の闔》「装備カードを装備しているモンスターしか攻撃対象にできない」という効果が適用されるため相手に「高打点のオルムガンド」「反射する気満々のオオヒメ」「誘い輪舞で奪った相手モンスター」の3択あるいはいずれか1つの選択肢を強制させることも狙えるため採用。

f:id:murajunsub:20230320194621j:image

装備カード繋がりで言えば《甲纏竜ガイアーム》を装備し攻撃対象を装備モンスターに絞らせることで、戦闘を介しての1ドローを強制させる動きも視野に入ります。

今回は使いたいカードを優先した枠の都合で不採用。無いとは思いますがエクストラの何かのカードが禁止になったら入れようと思います()

f:id:murajunsub:20230320194636j:image

《H-Cクレイヴソリッシュ》は自身も踏まえた自陣のモンスターのステータス倍加、ならびに自身への攻撃対象の誘導、相手モンスターの戦闘をトリガーに自身の攻撃力を相手モンスター分アップさせるパンプアップ、自身のライフを500にする大きく減らす)と言った役割を担います。

これで《巨大化》の条件満たしやすくするって寸法よ…

 

ハイリスクハイリターンでひりつく勝負がしたいね…👍

f:id:murajunsub:20230320194700j:image

《ガガガザムライ》は先ほど《ストイック・チャレンジ》の紹介の際にお話したアタッカーとしての性能以外にも、隠されし②の攻撃対象誘導効果で間接的に自分のモンスターを戦闘から守ります。

 

シンクロモンスターはレベル9モンスターの蘇生からランク9を作るための《浮鵺城》と儀式関連パーツのサーチに大活躍(酷使)される《虹光の宣告者》の2種類です。

 

そしてリンクモンスターにもそれぞれ役割が降られています。

f:id:murajunsub:20230320194715j:image

《グラビティ・コントローラー》《虹光の宣告者》を素材として吸収した《メレオロジック・アグリゲーターを即座に墓地に送る手段として、その後のEXゾーンの厄介なモンスターの除去のために利用します。

f:id:murajunsub:20230320194726j:image

《武神姫 アハシマ》…エクシーズ召喚サポートといえばのカード。

リンク召喚条件は同じレベルのモンスターの為、場に生き残らせたジェネレイド・トークを素材として活用しつつ手札と場からモンスターを供給しエクシーズ召喚することも可能です。

リンク先のエクシーズモンスターの「素材を取り除いて発動する効果」疑似的なサイクロンを付与できる点も強いです。忘れられがちですが…

 

霊使いリンクモンスター×3

f:id:murajunsub:20230320194750j:image
f:id:murajunsub:20230320194746j:image
f:id:murajunsub:20230320194753j:image

デッキの構成から出力しやすい属性の3種類の属性をカバー。

上記の3属性は遊戯王OCGのなかで(現状)モンスター数が多い順のトップ3にあたるので、リンク召喚後の相手の墓地からのモンスター奪取効果の発動も見込みやすくなります。

また破壊された際に発動できるデッキからのサーチ対象が多く持ってくるモンスターが要所要所で働き優秀である点から採用しています。

 

以上です。

 

おわりに

このデッキはちょうど先月丸2周年を迎えた長寿デッキでもあり、その間ずっとお気に入りのデッキでもあります。

コンセプトは変わらないものの、合わせるカードは入れ替わり立ち替わりであらゆるテーマが抜けてはまた新たなテーマが入って…を繰り返して今の形に至ります。

《永の王オルムガンド》を活かすためにまだ自分は「ジェネレイド」を切り離せなていないものの、絶対に必要なもの以外の「ジェネレイド」のカードも徐々に抜けてきて、対戦でも今回説明した流れをほとんど体現できているので徐々にではありますが確実に洗練されていってるように感じます。

 

今回の記事は既存デッキの内容で新鮮さは無い内容だったかと思いますが、次なる新デッキ紹介に向けてのリハビリがてら今回の記事の筆を進めました。

また、ここ数日たまたま時間が取れる日が続いたのでデュエル漬けの濃密な時間を過ごしたので色んなカードや動きなどインプットが刺激されたので、かなりアウトプットにも活かせそうです。

 

あれよあれよという間に新商品制限改訂の情報もやってきていますが、制限改訂の内容をきっかけに新しいデッキの種が芽吹くことも楽しみにして過ごします🌸

まずは既存のデッキ案を形にしていこう🚗³₃

乞うご期待!!(がんばれ私)

f:id:murajunsub:20230321131955j:image

ではまた👋

【オフ会レポート】「第3回 EXPAオフ」編

f:id:murajunsub:20230214010226j:image

ご挨拶

皆さま、こんにちは!こんばんは!…はたまたおはようございます。

パピヨンでございます🐶

 

2/9~2/11の3日間ほど熊本を飛び出て名古屋に行ってきました!

タイトルからもお察しの通り、友人のふぐぽさんが主催された「第3回EXPAオフ」に参加してきたので今回はその内容だったり思い出話をしていこうと思います。

既に何人かの方がオフ会当日や翌日には丁寧かつ迅速に記事にして振り返られているんですが、今回はオフ会が終わった後も本当に濃厚な時間を過ごしてようやく落ち着きましたので、オフ会当日以外の内容もゆっくり振り返っておりました...🐌

 

前日・当日・翌日と3日間の内容なので目次など多めに設定していますが、参加された方・そうでない方も含めて楽しんでいただけたら幸いです。

 

前日

まず熊本から名古屋に行くとなると最適な移動手段はどうしても飛行機になるので今回も前日入りです。

前回はギリギリ出発してしまったので同じ過ちは起こすまいと早め早めの行動を心がけた結果、1時間以上前の空港到着…遅れるよりずっと良いとされている✈️

でも諸々の搭乗前の手続きとか、持っていくお土産選びの時間とかを考えたら1時間前到着が丁度よすぎる。これライフハックです( ´∀`)σ

f:id:murajunsub:20230212145419j:image

f:id:murajunsub:20230212145508j:image

名古屋行きの飛行機でめちゃくちゃ岩手を推されました✈️

ゴールデンな機体なんてあるんですね〜さすが奥州藤原氏というべきか…🥇

 

そして熊本から出発し飛行機で空の旅を1時間ほどで名古屋へ…途中途中の空から見る景色はいつになってもワクワクするものです。

f:id:murajunsub:20230214010822j:image

(※ちゃんと機内モードで安定飛行入った後にCAさんに確認とってから撮りました📸)


名古屋空港(小牧)からバスに1時間弱揺られ、会場近くのホテルにチェックイン🏨

前回はネカフェで徹夜してしまった反省を活かしました。今回こそ横になって寝る( ˇωˇ )

 

しかし、この日はオフ会に参加される前日入りの友人たちとご飯を食べる約束をしていたので大きい荷物を置いたあと雨の影響もありバタバタでお店へ…💦

現地民のアドバイスもあり難なく到着。地下鉄の案内、大変助かりました🚃

そして対面では初めましての人も多い中、すぐ打ち解けて楽しく飲み食いしました(*‘ω‘ *)

皆さん、素敵な時間をありがとうございました!!

 

普段住んでる場所もバラバラで共通の趣味を通じて知り合った方々と一緒にご飯を食べれるのもオフ会ならではの楽しみですね🍻( ¨̮ )

各自解散してホテルへ戻り、明日のオフ会に向けて目覚ましをセットして就寝。

10時受付開始だし7時くらいに起きれれば十分やな…🕖

(普段は目覚ましをセットしない生活をしているのでちゃんと起きれるかめっちゃ不安だ…)

f:id:murajunsub:20230211072521j:image

デッキは各ストレージに1~2ずつ。持ってくるデッキの数は絞ったつもりでしたがめっちゃ重たかった…次回以降はもっと絞ろう

 

当日

👀「パチッ!(自然な目覚め)」

「うぅ〜ん…いい朝☀️*゚!!!あれ?外暗くね? |ू•ω•)チラッ…」

 

時計🕓「4:00やで」

 

私は絶望的に二度寝が下手っぴなのでここから一日のスタートが確定しました。

無事に(?)起床できましたので、ゆ~~~っくりと身支度。

時間に追われなくてよいのはある意味、得しましたね

ところで朝シャンはもう死語なのだろうか…🚿🛁

 

長風呂、お着替え、肌ケア…そうこうしていると7時過ぎになっていたので名古屋名物のモーニングを堪能してから会場入りしようと思ったのですが、視界に入るホテル常設の朝ごはんの誘惑に耐えかねて朝食タイム🥐

f:id:murajunsub:20230211071659j:image
f:id:murajunsub:20230211071702j:image

食べ放題(ほ)!飲み放題(ほ)!A BEAUTIFUL STAR!

 

パンをもぐもぐ頬張りながら、この記事の今のうちに書ける部分を埋めたりして小一時間過ごしてました☕️

今回泊まったホテルがいい意味で古き良きホテルで、ロビーがこじんまりとして距離が近かったので同じ空間で朝食をとられていたダンディな叔父様やファビュラスなマダムたちと軽くお話をして、一緒にテレビで「チコちゃんにしかられる」を見て過ごしました📺🧔‍♂️👵🐶

f:id:murajunsub:20230214011608j:image

バイオリンのストラディバリウスが超高額な一番の要因は300年前に作られたものにも関わらず未だに製法が完全解明されておらず再現不可能であるから、だそうです🎻

(格付けチェックをテレビで見ている時にどや顔して言いたい豆知識ですね)

 

さていい時間になったので歩いて10分ほどで会場へ🚶🏻

会場が超豪華。電光掲示板にもオフ会名が表示される仕様でした( °o°)Wow…

f:id:murajunsub:20230211094128j:image

\これぞ大規模オフ会/

なんてったって今回のオフ会は100人規模

主催者のふぐぽさんは勿論、会場の設営など早くから動いていただいている運営の方々には頭が上がりませんね。

私も含めた有志の方々のお手伝いもあり、スムーズに設営完了!朝からスッキリ、いい汗かけました✨

f:id:murajunsub:20230211094150j:image

油断してたらスタンド攻撃受けました

 

徐々に参加者の方の霊圧が集まってきたところで、実は当日は受付の片方で消毒や検温のお手伝いをさせてもらいました!

皆さんのおてて✋に吹きかける消毒液の量など気にしながら検温ビーム打ちまくってました。

f:id:murajunsub:20230214104915p:image

なかなかスムーズに検温できなかった数名の方々にはもたつかせてしまい、申し訳なかったです💦

皆様の体温に一切問題は無く、完全に自分が慌ててました😶‍🌫️笑

 

そして着席、運営の方々による開会の挨拶も終わったところで、スタート!!!!

 

対戦カード

対戦カードや勝敗、デュエルの内容について写真やメモで記録を取っていましたが途中から熱中のあまり記録行為を忘れてしまっております。無いと信じたいですが、何かしら記載が漏れている方がいらっしゃいましたら本当に申し訳ございません。

 

①VS:ルーシーさん

f:id:murajunsub:20230212053510j:image

初戦の相手はルーシーさん!

ブロガーとしても親交があり以前からリモートで結構対戦してきたので、緊張感もなくいつも通り楽しく対戦出来ました✌🏻

お互い初戦でいいほぐれ方できましたね、ありがとうございました!

肝心の対戦はと言うと「海造賊」「EM」で展開しきった相手の盤面・自分の盤面を活かして20枚参照《重爆機禽ボムフェネクス6000バーンを与えました。

心地いい…(邪悪)

そしてそのまま展開を続けて最後は《ファイアフェニックス@イグニスター》の効果によるバーンで終わりや〜!!

f:id:murajunsub:20230214105128j:image

と思った矢先《EMレディアンジュ》のP効果で攻撃力を下げられてしまいゲームエンドをぎりぎり回避!

f:id:murajunsub:20230214105200j:image

2ドロー効果の印象が強く効果を失念😵

返しのターンで唐突の融合召喚…からの《EMガトリングール》によるバーン返しを受け敗北…追加効果まできっちり使われてライフをごっそり刈り取られました!

バーン対決はルーシーさんの勝ち!

この新デッキ、まだ対戦では回し慣れてないとのことでしたが、それでも十分展開されてましたし伸び代たっぷりそうだったのと色んなカード使ってること等コンセプトもかなり好みで面白かったです!

2戦目はデッキを変えてこちらは《超重天神マスラ-O》のデッキで巷で話題の「ワカU4初動」の力で妨害を構えつつ超展開を発揮できたので、相手の動きをしっかり妨害して好きなことさせず押し勝てました!

リベンジ完了(*`・ω・)ゞ

 

②VS:ヘロンさん

f:id:murajunsub:20230212053600j:image

2人目はヘロンさん!

風の噂に聞いていた《チェーンドッグ》を絡めた無限ループコンボを肌で実感してきました!

 

想定よりか〜〜なり早く盤面が完成されるので対応札も追いつかず、初見の1戦目・仕様が分かったうえでの2戦目と連続でボコボコに😭

f:id:murajunsub:20230214152717j:image

いわゆる「無限ループ」って手間と結果があまり見合ってないという印象を今まで抱えてましたが、今回対峙したこのデッキはそういった側面が無く、そのギミックのコンパクトさにただただ驚きました!

気になった方は是非ともヘロンさんのTwitterアカウントからデッキをご覧になってください!

 

③VS:しろみそさん

f:id:murajunsub:20230212053618j:image

3人目は謎の男子会メンバーでいらっしゃるしろみそさん!

マンティコアつえええ!!!!!」

《震天のマンティコアを活かすための手段として考えられたいわゆる「一本槍」デッキコンセプト、めちゃくちゃ合理的で好きです。

メインデッキのモンスターがマンティコア1種類なのには驚きました!

この写真は《死者蘇生》で自分の《神淵の獣ディス・パテル》を墓地から取られ、そのまま除外されている自分の《混沌魔龍-カオル・ルーラー》を帰還させられてしまった状況。

汎用性だけでなく自分好みの魔法カードを色々積んだりできそうで自由度が高そう&回してて楽しいデッキだろうな~と感じました!

対戦後に色々なカードの使用感とかについてお話出来たのも嬉しかったです!

 

④VS:羽川翼さん

f:id:murajunsub:20230212053642j:image

4人目は爆乳女子高生こと羽川翼さん!

プレイマットからも愛が伝わります。

個人的に好きなキャラであるFATE / EXTRA(エクストラ)」ネロのスリーブをエクストラ用に使用されてて

「え!ネロもお好きだったんですか?(興奮)」

と尋ねたところ

「エクストラ(デッキ)という意味もかけて…」とのことでした。「FATE / EXTRA(エクストラ)」だけにね。笑

f:id:murajunsub:20230214004321p:image

男装の麗人、ビジュが良い👍

 

1戦目では新規込みの「テラナイト」の動きを対面で体験したことがなかったので基本も応用も色々学習できました!

除去しようとしても逃げれるサクリファイスエスケープに優れるテーマは妨害や除去も簡単に打たせてもらえなくて厄介だな~と感じました💦

上の写真は《ファイアフェニックス@イグニスター》のバーンを決めて勝った瞬間🔥

その後の対戦では羽川さんから攻撃力20,000《偽骸神龍No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》で殴られK.O.するなどド派手な勝負が出来ました!

「真竜」「音響」を使ったデッキも破壊のシナジーをふんだんに活かされてて歯が立ちませんでした!お強い!

 

⑤VS:ジョウリンさん

f:id:murajunsub:20230212053648j:image

5人目はジョウリンさん!

デッキ紹介記事で拝見したオシリスの天空竜を絡めたデッキと対戦!

「シャドール」を中心とした耐久力の高さとオシリスの迫力は凄まじかったです!

こちらはマスラOのデッキで対抗。神罰オシリス召雷弾⚡️を無効にし破壊、神殺しを達成し高らかに心のガッツポーズをしていざ「トドメだ!」というタイミングで知る人ぞ知る曲者カード《ワイト・プリンセス》で自陣のモンスターのステータスが大きく下げられてしまい、トドメを刺しきれず返しのターンで低ステータスモンスターを殴られ敗北!

f:id:murajunsub:20230214152841j:image

《ワイト・プリンセス》出された時はあまりにも激熱すぎる「それはどうかな!」で思わず「アニメやん…!」と脳内で叫んでました、声に出てたかも🤔

フィニッシャーとして大型リンクを使わないことでこんな困りごとに繋がるとは…

1戦しか出来ませんでしたが、かなり白熱したハイカロリーな対戦とその後の感想戦もゆっくりできて大満足でした!

自分のデッキの話が9割でしたが、お付き合いいただきありがとうございました!

 

ちなみに写真は「あ!盤面撮り忘れた!」って言った際にジョウリンさんが撮っていたものをいただきました📸お優しい…(トゥンク)

 

⑥VS:きくりくさん

6人目は、バキューン決闘のきくりくさんです!

いつも「構築に効く理屈」というデッキ診断企画でも大変お世話になっている方です🤗

こういった機会じゃないとほぼ間違いなく対面で対戦できない方なので、対戦の時間を作ってくださり嬉しかったです!本当にありがとうございましたm(_ _)m

動画で見たデッキを一番近くで見れたこと、きくりくさんの明るく面白いリアクションなど含めとても楽しく対戦出来ました✌️(ちなみに私はド緊張してました)

1戦目、こちらはマスラ-Oのデッキ、きくりくさんは《魔法名—解体し結合せよ》を利用したデッキ。

f:id:murajunsub:20230214111542j:image

チキンレースによるドロー加速・ライフ消費で文字通りのチキンレース、互いのライフが1000以下になる拮抗勝負が出来ましたが、最後はこちらの展開を止められ力尽きて敗北!

きくりくさん「…発動。魔法名、バフォメット…!

ルビがかっこよすぎんだろうがよい!

《マズル・フラッシュ・ドラゴン》のような玄人向けなカードを上手く活用された点も含め、完敗でした!

 

2戦目以降はこちらのボムフェネクスのデッキであまり上手く立ち回れず、悔しい結果となってしまいました💦

f:id:murajunsub:20230214111604j:image

対して、きくりくさんは動画でも使用されていた《リィラップ》のデッキを使用されてましたが、動画で見たときと同様に流れるような展開には安定感があり、再現性の高さなどからより一層強さを感じましたね、実質互いのライフに1500差が付くカード。ば~~~~り厄介でした!

そして対戦後にデッキのコンセプトを説明したり、デッキについての話をするなかで

「それ《真竜機兵ダースメタトロンどうです?」

と速攻でアドバイスをいただいた際には、その的確さとそれを導くまでの早さに引きました(賞賛の意)

 

「か、課題解決能力が…高すぎるっピ🐙!!!!!」

 

今回お会いするまでは動画の視聴者という立場で生放送の際にコメントでお邪魔したり、デッキ診断企画である「構築に効く理屈」等でお世話になりましたが、今回対面できたことで個人的にもっと仲良くなれた気がして嬉しかったです!

 

⑦VS:餅岡さん

そして7人目は、こちらもバキューン決闘の餅岡さん!

対戦動画だけでなく、最近ではラジオも定期的にチャンネル内で行われており、いつも楽しみにしていることを伝えられたのでよかったです!

餅岡さんもなかなかオフ会に行く機会も頻繁ではないとの事でしたので、タイミングよく同じオフ会で対面・対戦できたのは本当に運が良かったです(*‘ω‘ *)

使用されていたのは動画でも拝見した「御巫」のデッキと「魔弾」のデッキで、どちらも実際に対面で見るとまた印象が違って見えて、妨害の打ちどころなどが難しく感じました👀

餅岡さんの《クロノダイバー・リダン》罠カードを3回も奪われて最強カードとして君臨していたこと、が個人的にめっちゃツボで印象に残ってます。笑

オフ会も終盤にさしかかった頃で僕の声もかすれてきて、お耳まで通りにくかったかと思いますが、最後までご丁寧に対戦いただき、ありがとうございました!

f:id:murajunsub:20230214110241j:image

私の貼り方が悪くボロボロになってしまっているので、バキューンステッカーはまた今度新しく買わせていただきます( `-´っ👛 c)

 

ーそして、ここで閉会式のアナウンスー

 

今回は合計7名の方と14戦ほど行いました!

沢山対戦できたこと、普段対戦できない方と出来たのが本当に良かった!!

今回対戦いただいた皆さん、本当に本当に有難うございました🥰

感想戦を通じた新たな発見もあり、対戦中も大きなトラブルもなく楽しむことが出来ました。

これもひとえに皆さんの優しく丁寧な振る舞いそんな皆さんが操る個性豊かなデッキ達によるものだなと思いました。

f:id:murajunsub:20230213221812j:image

また、多くの方からカードもいただきました!

アンティルールでせしめたわけではありません

大切に使わせていただきます!

 

あと、1個だけ自慢させてください!

直接、あるいは運営の方を通して対戦の申し込みをしていただいたことが今回めちゃくちゃ嬉しかったです。それも複数人の方々から…。゚(゚´ω`゚)゚。

デッキを評価されるのとはまた違った嬉しさがあり、内心泣きそうになるほど感激しました。

時間とタイミングの都合で申し込んでいただいた方全員と出来なかったのは心残りですが、100人もいるとやはり難しい部分でしたかね💦

 

またオフ会には頻繁とはいかずとも定期的に参加していきたいので、またの機会にどうぞ宜しくお願いします!!

 

そして閉会式を経てオフ会は終了。食事などの休憩もはさまず10:30~18:00の7時間半ぶっ通しの対戦はアドレナリン放出しまくりで疲労感もなくただただ最高でした!

 

オフ会後(合宿)

そしてオフ会終了後、もう一つの楽しみがありました。

それは前回同様、普段から仲良くしてもらっている友人たちとの合宿です!

ざっくり言うと、オフ会後に一緒にご飯を食べてそのままシェアハウス的なお宿に大人数で泊まり対戦したりクイズ大会をしたり、世間話したりオフ会とは違った温度感でまったりと楽しくワイワイ過ごしました。

 

まず、食事。居酒屋では遊戯王に関わること・そうでないこと・多方面にいろんな話が出来たのが楽しかったです。

他者と食事を共にする空間が私はめちゃくちゃ好きなんですけど、その理由のひとつとして、食事中の会話を通じてその人自身の考えや人となりの一端が現れてくるのを見れるのが好きなんですよね~

家族構成の話や所属していた部活の話、趣味嗜好の話、などなど…

 

そしてご飯を済ませたらみんなで歩いてお宿へ…

f:id:murajunsub:20230213221106j:image

あんだけ楽しかったのに翌朝出る時まで写真撮り忘れてたってまじぃ!?

 

夜中に到着。対戦・観戦・意見交換・おやつタイム・クイズ…

気が付けば、朝の6時である。眠気が全然来ない

完全にテンションがキマってしまっています。恐るべき精神状態、オフカイーズハイ

流石に寝ずに明日を迎えるのはダメージが大きそうなので1時間ほど仮眠(˘ω˘)

 

そして沢山楽しんだお宿を出て、名古屋駅で解散。

皆さんに別れを告げ、熊本までバスと飛行機を乗り継ぎ帰りましたとさ。めでたしめでたし。

丸2日+α の長い時間趣味で家を空ける旦那を許してくれた奥さんにも頭が上がりません。

名古屋土産は「プレスバターサンド🍪」でした。喜んでもらえてよかった(っ´꒳`c)

 

流石に空の旅経由でぴよりんを持って帰る勇気は私にはありませんでした🐤✈️

www.google.com

 

あと、帰りの飛行機の色合いがあまりにもマスラ-Oで運命感じました✨

f:id:murajunsub:20230212143145j:image

 

おわりに

今回も楽しくオフ会を楽しむことが出来ました。

主催のふぐぽさん・運営スタッフの皆さん・友人達、そして参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした!!

 

まだ片手に収まるくらいしかオフ会の経験は無い自分が言うのもおこがましいんですが…

オフ会って「楽しいイベント」ってイメージが先行しますけど、絶対それって当たり前ではないと思うんですよね。

なによりイベントを企画し最後まで支えた主催者の方、主催を支える運営陣、そして参加者一人一人の振る舞いやモラルだったり…いろんな要素があって初めて成立するものだと思います。

だからこそ、何度でも言いたい。

主催者のふぐぽさん・運営の皆様・参加者の皆さん、楽しい思い出を作らせてもらい、本当にありがとうございました!

 

今回のオフ会では色々と自分の中で立てていた目標が達成できたので、余韻に浸りながら日常へと帰還します。

住んでる場所的にもなかなかオフ会に積極的に参加できないので、今回のような大きなイベントには年1〜2回くらいで定期的に参加していきたいものですね。

今回対面で新たに知り合えた方々と、是非またリモートデュエルやTwitter上でも仲良く出来れば幸いです✌

 

当然100人規模となると、自分だけでなく他のにも対戦したくてもできなかった方も多かったと思いますので、オフ会が終わったあとは恒例のハッシュタグ付けてデッキレシピを自慢しましょう!!

 

一緒に#EXPAオフで検索かけて皆さんの素敵なデッキを見ていきましょう🔎💪

 

最後に!オフ会当日使ったデッキをのっけてこの記事はおしまいです!

コンセプトなどはニューロンアプリやTwitterのツイートから見ていただければ嬉しいです!

 

ではまたの記事にて会いましょう👋

オフ会の感想、対戦したうえでの感想など今回は特にいろんな意見が聞きたいのでここまで長い文章読んでもらった後ではありますが、感想などがありましたらリプや引用ツイートがあればとても嬉しく思います!

【デッキ紹介】㊳「毘沙門天」編

f:id:murajunsub:20230128043024j:image

ご挨拶

皆様、こんにちは・こんばんは・おはようございます!パピヨンでございます🐶

最強寒波襲来などもありここ最近は寒さに苦しめられていたという方も多いのではないでしょうか。

 

f:id:murajunsub:20230128071218j:image

(九州で観測されるべき気温では無い)

 

しかしこんなものはまだ甘いようで、特に雪国の方は極寒の中、雪かきから1日がスタートするということも聞き及んでいます⛄️

心中お察しします…上手く言葉に出来ませんが、ファイトです(ง ˙-˙ )ง

 

さてさて、今回デッキ紹介の記事を書くわけですが…

f:id:murajunsub:20230128034806j:image

なりませんでしたね😇

全く確実性のない次回予告ですね…

エヴァン〇リオンじゃないんだから…

 

今回は新弾「CYBER STORM ACCESSの中で使いたくなったカードを中心としたデッキを組みました!

早速レシピから見ていきましょう☝️

 

デッキレシピ

f:id:murajunsub:20230128234800j:image

www.db.yugioh-card.com

おおまかには「超重武者」+「パーシアス」+「スプリガンズ」というラインナップ。久々に40枚スッキリ構築。

※現時点のレシピはまた変わっておりますので、ニューロン等で見ていただければ幸いです!

一応この記事の1番最後に画像あげてます!

(2/16追記)

やりたいこと(コンセプト)や細かな動きについて紹介していきます!

 

コンセプト

まずはコンセプトから。

事の発端はというと、このカードの登場です。

f:id:murajunsub:20230128045139j:image

新弾で超強化された「超重武者」の新たなる大型エースモンスターですね。

「守備力4000で殴る!でかい!」「擬似的な破壊耐性もある!耐え耐え!」

そして、なんといっても魅力的なのが、③のドロー効果

ただ単に手札が増えるというだけでも強いわけですが、この最大3枚のドロー効果をどう有効活用していこうかと考えた時に思いついたのがこのカード。

f:id:murajunsub:20230128045144j:image

ご丁寧に墓地のカードを3枚対象に取り、トップ固定してくれます。

 

そう、即ち今回は…

《パーシアスの神域》によるトップ3枚固定からの《超重天神マスラーO》による3枚ドロー」

を行うことでカウンター罠天使族モンスターなどの任意のカードを墓地から回収していくコンボを行うという訳です。

f:id:murajunsub:20230128170946j:image

 

《パーシアスの神域》があればガン伏せした魔法・罠カードも破壊されないし、一石二鳥っちゅう訳ですな!

 

相手の魔法が発動すれば自分・相手ターン問わず1ターンに1回発動できるこの効果ですが、相手ターン中にその3ドローが何をもたらすか…ただ手札が増えて嬉しい!だけでなくこういったカードを有効に使うことができます。

f:id:murajunsub:20230128045234j:image

このカードを発動するにあたりクリアしなくてはならない激重コストを確保するためにカウンター罠回収を行なおうという魂胆です。

さらに墓地から手札誘発として使えるオネストのような天使族モンスターも込みで回収しておけば《輪廻のパーシアス》で出力した「パーシアス」モンスターの戦闘も補助出来るというおまけつき。オフ会で実際に動いた際には凄く相手が嫌がっていただきました。笑

 

しかし、ここまでの説明でめちゃくちゃ強く思える(と嬉しい)この《超重天神マスラーO》のドロー効果には致命的弱点が存在します。

 

それは

「相手の魔法の発動を必ず通す必要がある」

ということです。

《超重天神マスラーO》の効果は相手が発動した時に直接チェーンする形の効果では無いため、相手の何かしらの魔法カードの発動を許したうえでその処理が完了したのちに発動するのです。そう、ワンテンポ遅いのである。

f:id:murajunsub:20230128171925j:image

相手が魔法カードを使わないこともほとんど無いため簡単な条件のようにも見えますが、その通した効果で肝心の《超重天神マスラーO》を除去されてしまうかもしれないのです。

破壊であれば《超重天神マスラーO》は②の破壊身代わり効果で耐えることも出来ますが、今や除去の方法は多岐にわたります。

《超重天神マスラーO》バウンスや墓地送り、除外といった除去方法には一切の耐性を持ちません。

除去のような決定打とならずとも、展開系の効果を許して(通して)しまえば唐突にリンク素材にされる、キレイな顔した女子が殴ってくるなんてことも予想されます。

f:id:murajunsub:20230128165515j:image

これではせっかく出した《超重天神マスラーO》がいとも簡単に除去されてしまいます。

 

そこでふと、こう思いました。

 

「発動は無効化させず発動した効果だけを無効に出来れば良いのでは?」

 

 

 

……あっ!!!(小林製薬

f:id:murajunsub:20230128045312j:image

f:id:murajunsub:20230128070138j:image
f:id:murajunsub:20230128070141j:image

(✧▽✧)キターン!!!

 

そう、このカードのように「発動した効果だけ無効にする」カードと組み合わせれば《超重天神マスラーO》を除去あるいは無効化しようとするカードに対して怯える心配が少なくなります。

 

ここまでを踏まえると理想的な動きは下記の通り。

 

《パーシアスの神域》によるトップ操作をして《超重天神マスラーO》を出してハンド0枚で構える。

→相手の挙動に対してスプリガンズ・インタールーダー》などで効果を無効化

《超重天神マスラーO》の効果で手札が3枚になるようにドロー

→相手の次の動きにカウンター罠で対応したり引いてきた手札誘発モンスターで戦闘の補助を行うことで対応していく。

 

以上が理想的な動きにはなりますが、トップ固定をせずともなるべくドローできるようにハンドを減らすことに努め、メインデッキ内の手札誘発カード達を有効活用していこうというのが主だったやりたいことになります。

 

各カードの役割

超重武者

今回の軸である《超重天神マスラーO》の属するテーマです。

《超重天神マスラーO》自体が素材に複雑な条件のない汎用レベル12シンクロモンスターであることに加え《超重神童ワカ-U4》等の新規カードの登場により少数の採用でも安定した展開が行えます。

主に「初動」としての役割が強く《超重神童ワカ-U4》1枚から下記の手順で展開していきます。

f:id:murajunsub:20230128184832j:image
f:id:murajunsub:20230128184838j:image
f:id:murajunsub:20230128184835j:image

《超重神童ワカ-U4》をPゾーンに発動

《超重神童ワカ-U4》のP効果を発動し《超重僧兵ビッグベン-K》をデッキからPゾーンに置きながら自身を特殊召喚

《超重僧兵ビッグベン-K》のP効果で《超重武者装留ガイア・ブースター》をサーチ

《超重武者装留ガイア・ブースター》の効果で自身をワカU4に装備→特殊召喚する

《混沌魔龍-カオス・ルーラー》シンクロ召喚しトップ5枚から該当する任意のカードをハンドイン

⑥レベル4チューナーがいれば《超重天神マスラーO》が、レベル2チューナーがいれば《深淵の神獣 ディス・パテル》が降臨します✨

 

上記の動きが新弾で登場した新規カードによる展開ですが、レベル8シンクロランク4エクシーズを選べるのも良いですね。

「超重武者装留」モンスターはレベルが1・2・4の3種類が存在しているので《超重神童ワカ-U4》の4と合わせて5・6・8シンクロが選べるなど多岐にわたります。

 

パーシアス

《超重天神マスラーO》の効果と組み合わせて使う《パーシアスの神域》の属するテーマです。

天使族・カウンター罠カードを中心としたパーミッションを行います。

なかでもテーマ名を冠する《輪廻のパーシアス》は特に強力なカウンター罠カードで、そのぶんコストも重めに設定されているのですが《解放のアリアドネといったカードでコストを無くしていくというのが従来の使いやすい活用方法でした。

f:id:murajunsub:20230128045330j:image

しかし、そういったコスト無視カードが無い場合や出来ない場合にはコストになる手札1枚、カウンター罠、ライフポイントを捻出しなくてはなりません。

そのためにコンセプトであげた墓地からの回収コンボでコストを確保するというわけです。

トップ固定するカードの中でカウンター罠以外に《賢瑞官カルダーン》を1枚含めて置くことで手札のこのカードをコストとして捨てつつ、自分の場の永続罠カードを守れるというシナジーもございます。

f:id:murajunsub:20230128045653j:image
f:id:murajunsub:20230128045649j:image

ほぼ失われることの無い《失われた聖域》の完成です。

 

スプリガン

コンセプトの話でも触れていますが《超重天神マスラーO》によるドロー効果のトリガーとなる「相手の効果発動」でこちらの陣形が崩されないためにスプリガンズ・インタールーダー》を採用しました。

スプリガンズ・インタールーダー》のコストとして働くスプリガンズ」エクシーズモンスター、エクシーズモンスターを毎ターン出力するための《大砂界ゴールド・ゴルゴンダ》そして《大砂界ゴールド・ゴルゴンダ》のエクシーズモンスター展開効果の手札コストとなるスプリガンズ」モンスターという構成で手札や墓地を循環しながら動いてもらいます。

f:id:murajunsub:20230128190614j:image

スプリガンズ・メリーメイカー》の上にギガンティック“チャンピオン”サルガス》を重ねてそのまま効果でスプリガンズ・インタールーダー》を持ってこれるのが何ともスマートです。

f:id:murajunsub:20230128184900j:image

ギガンティック“チャンピオン”サルガス》の横にスプリガンズ・キャプテン サルガス》がいると相手ターン中にギガンティック“チャンピオン”サルガス》のエクシーズ素材を抜きつつ破壊する効果、さらに連動してチャンピオンの素材が抜かれた際のバウンス効果も見込めるので、相手ターン中でも強力な2度の除去を飛ばせると思い併用。

《タリホー!スプリガンズ!》で手札や墓地から特殊召喚できるようになったのがめちゃくちゃでかいですね。

ギガンティック“チャンピオン”サルガス》の破壊効果はセルフブレイクにも活用出来るので《解放のアリアドネを破壊することでカウンター罠を持ってくる動きもできたり…

あとは新弾の《導きの聖女クエム》で墓地に《決戦のゴルゴンダ》を落としてからスプリガンズ・ロッキー》で拾うことが出来るようになりましたね✨

f:id:murajunsub:20230129141832j:image
f:id:murajunsub:20230129141904j:image

 

その他のカードの役割

●烙印カード

スプリガンズ・メリーメイカー》の効果で《アルバスの落胤を素材とする融合モンスターを墓地に落としてデッキからあらゆるカードにアクセスする他、カウンター罠である《烙印断罪》のコストとして利用することでエクストラデッキに戻して再利用を狙います。

f:id:murajunsub:20230128184927j:image

※最新版のレシピで抜けました「ヴァンパイア」最高

●ドラゴン族

「ビーステッド」など中心に採用。

相手の妨害はもちろん、手札から簡単に出ていくカードとして機能するので手札を減らしつつ、間接的に《超重天神マスラーO》のドロー枚数期待値を上げてくれます。f:id:murajunsub:20230128185100j:image

いずれもドラゴン族なので《深淵の獣マグナムート》でサーチが可能なチューナーモンスターやカウンター罠をトリガーに《冥王竜ヴァンダルギオンの効果を発動するなど浪漫溢れるカードたちも使いながら相手ターン中にアクティブに動くデッキにしたいと思い、採用しました。

f:id:murajunsub:20230128185104j:image
f:id:murajunsub:20230128185107j:image

光・闇属性を中心に構成することで両属性のオネスト》《ダークオネストを使えるように考慮しています。

 

f:id:murajunsub:20230128185520j:image

相手ターン中に手札誘発を使う時は当然「プレイ…!」と言いながら発動したいものです。今期のイチオシ作品「HIGH CARD」(ハイカード)を見よう😊🃏🂱🂲🂳🂴🂵🂶🂷🂸🂹🂺🂻🂼🂾

 

最後にエクストラデッキの解説をしましょう!

 

エクストラデッキ

 

①超重天神マスラーO

f:id:murajunsub:20230128164833j:image

今回のデッキの主役です。ドロー効果を使うことを意識していきます。出力方法は4+8でシンクロしていく予定。《超重神童ワカ-U4》1枚から8シンクロを作れますがその過程で手札にもう1枚レベル4チューナーがあればシンクロ召喚後にスケール化した《超重神童ワカ-U4》を使ってペンデュラム召喚を経て1ターン目で降臨します。

 

②超重神将シャナ-O

f:id:murajunsub:20230128164823j:image

バトルフェイズ中に「超重武者」モンスターを墓地かPゾーンから特殊召喚しつつPゾーンに移動することで自身のP効果と連動させていくカード。相手のバトルを抑止しつつ、また場に出ていくためそのままターンが返ってくれば《超重天神マスラーO》に繋がります。

 

③神聖騎士パーシアス

f:id:murajunsub:20230128164818j:image

《輪廻のパーシアス》で出す想定。相手のモンスターを守備にすることでメインデッキ内の《天空勇士ネオパーシアス》による貫通など通しやすくします。

 

④PSYフレームロード・Ω

f:id:murajunsub:20230128164812j:image

相手の手札のカードを除外できるカードとして採用。展開を阻害しつつ後述の《深淵の神獣 ディス・パテル》等で戻せたらいいな~という青写真です。

 

⑤混沌魔龍 カオスルーラー

f:id:murajunsub:20230128164807j:image

《超重神童ワカ-U4》初動で立てる8シンクロの候補。このカードの効果で追加の《超重神童ワカ-U4》レベル4チューナーがいれば《超重天神マスラーO》までつながるのはやはり強い。

本当は闇属性チューナーなど活かしてハンデスで構えて強い《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》を使いたい気持ちもあるのですが…こればっかりは回してみて出番がなさそうな子と入れ替えになりそうです。

 

⑥深淵の神獣 ディス・パテル

f:id:murajunsub:20230128164803j:image

レベル6の「ビーステッド」モンスターとチューナーである《超重神童ワカ-U4》を使って出します。除外されている相手のカードを戻せばスプリガンズ・インタールーダー》のような発動した効果だけ無効化できるため採用。

 

警衛バリケイドベルグ

f:id:murajunsub:20230128164758j:image

魔法カードを守るという役割もありますが、相手が優先して殴ってきそうで《ダーク・オネストに対応する素材の緩い闇属性リンクモンスターを用意したいという目的から採用

 

⑧虚光の宣告者

f:id:murajunsub:20230128164754j:image

《超重天神マスラーO》のドロー効果で引いた天使族モンスターを使って無効を飛ばす役割です。《超重天神マスラーO》と一緒で対応できないモンスター効果などはカウンター罠でしのぎたいところ。

 

⑨武神姫ーアハシマ

f:id:murajunsub:20230128164750j:image

スプリガンズ」のような手札と墓地を往復するタイプのカードがいるため狙って使いやすくなっています。棒立ちで油断しているところを殴られたらオネストしたい

 

⑩天空神騎士ロードパーシアス

f:id:murajunsub:20230128164746j:image

《輪廻のパーシアス》あるいは正規召喚で出す想定。優秀なサーチ効果とマーカーを利用します。地味に特殊召喚効果も手札を減らせるので相性が良かったりする。

 

スプリガンズ・メリーメイカ

f:id:murajunsub:20230128164743j:image

《武神姫ーアハシマ》《大砂界 ゴールド・ゴルゴンダ》を使って出します。

特に多く語ることなし。

 

スプリガンズ・シップ エクスブロウラー

f:id:murajunsub:20230128164739j:image

《大砂界 ゴールド・ゴルゴンダ》の効果でも正規召喚でも出せます。素材に4体以上確保して破壊効果を強く使いたいですね。

 

ギガンティック“チャンピオン”サルガス

f:id:murajunsub:20230128164735j:image

重ねてのエクシーズも正規召喚も狙えますが《タリホー!スプリガンズ》スプリガンズ・インタールーダー》に繋げるのが大きな役割。

 

⑭烙印竜アルビオン

f:id:murajunsub:20230128164727j:image

スプリガンズ・メリーメイカー》で落とせるモンスターその1。

烙印魔法をセットできるのでデッキから直接《烙印断罪》をセットできたりします。

 

⑮鉄駆竜スプリンド

f:id:murajunsub:20230128164730j:image

スプリガンズ・メリーメイカー》で落とせるモンスターその2。

スプリガンズ」モンスターをサーチ特殊召喚できるのは嬉しいですね。

 

以上がデッキに採用しているカードたちについてでした!

 

動かす際の注意点

ここまで、つらつらと書きなぐってきましたがこのデッキはカウンター罠天使族モンスターといった墓地の使用済みカードをデッキに戻して再利用することを目的としていますが《超重天神マスラーO》の効果でできる限り3枚ドローしていこうと思うと手札を毎ターン消費しきること、すなわちハンドレス状態になることが必要となります。

よく手札が枯れてしまう・リソースが尽きてしまうことが悩みになりがちですが、逆に消費しなければならないとなるとモンスターの採用枚数などかなり難しくなります。

 

今回は手札から特殊召喚できる「ビーステッド」等を採用しましたが、モンスターの採用枚数には1枚変えるだけでも影響が出そうなくらい繊細なバランス感覚が求められます。

レシピは一旦形になっているものの実戦を重ねる度にデッキの枚数については検討していくことになるでしょう。

 

おわりに

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

デッキ名は毘沙門天です。

七福神の一角としても有名ですね。毘沙門天戦の神様であり、勝利をもたらすものとして崇められております。

《超重天神マスラーO》「益荒男(ますらお)」を文字ったネーミングであろうことからも強くて勇ましい、それでいて神々しさもある名前をデッキ名にしたくて名付けました!

f:id:murajunsub:20230128185459j:image

まだまだ対戦試行回数が足りないのですが、今回のデッキは考えた期間の割に自信作なので、対戦を経てがんがん実戦レベルに仕上げていきたいと思います!

 

上振れると数ターンでこんな盤面を作ることも…(妨害想定しつつ究極に上振れた1人回し)

f:id:murajunsub:20230130095334j:image

 

それではまた次の記事でお会いしましょう!

 

【追記】オフ会を経て大満足だったのですか、気分転換がてらレシピを変更しています。

「ヴァンパイア」いいね👍…

f:id:murajunsub:20230217163913j:image

【コンボ紹介】② 最近思いついたコンボやカードの組み合わせ

f:id:murajunsub:20221029171708j:image

ご挨拶

全国のデッキビルダーおよび決闘者の皆様、こんにちは!こんばんは!

パピヨンと申します🐶

年が明けてから寒さも落ち着いたと思ったらここ数日で「自分まだいけます」と言わんばかりの寒波です。寒い寒い。1月24日(火)がヤバいらしいです。皆さん備えて…

 

papiyondaken.hatenablog.com

 

今回の記事は以前書いた「自分の使うコンボをまとめた記事」の続きになります。

練りに練った内容という訳ではなく、思いついたものが多いほか、出張的に入るコンボではないので汎用性には欠けますが、カードの組み合わせや発想の手助けなど何かしらの形で参考になれば幸いです。

 

コンボ紹介

 

①《メレオロジック・アグリゲーター》+《フルアクティブ・デュプレックス》

f:id:murajunsub:20230121191443j:image
f:id:murajunsub:20230121191440j:image

コンボ内容:毎ターンパンプアップ

 

《メレオロジック・アグリゲーターの起動効果で

墓地から《フルアクティブ・デュプレックス》を素材に入れ込みます。

→次のターンが返ってきたら墓地に送る

→次のターンにまた再び素材を入れ替える

 

…を繰り返すことで毎ターン《フルアクティブ・デュプレックス》「サイバース族モンスター1体の攻撃力を1000アップさせる効果」を発動します。

永続の攻撃力アップなので2600→3600→4600…と2回使えればなかなか突破されることは考えにくい打点が手に入ります。


でも墓地に送るの面倒だな~…と思ったそこのあなた!

《フルアクティブ・デュプレックス》自体は《フォーマッド・スキッパー》の効果でサーチできるステータスをしているだけでなく、墓地のリンクモンスターを除外して自身を特殊召喚できるので比較的盤面に出しやすいモンスターなのです。

そもそもがレベル9なので《星遺物の胎導》といったカードで手札・デッキから直接特殊召喚していくのも現実的と言えるでしょう。

f:id:murajunsub:20230121191610j:image
f:id:murajunsub:20230121191607j:image
f:id:murajunsub:20230121191613j:image

肝心の維持についてですが、汎用耐性付与カード以外にもエクシーズモンスターは《希望皇アストラルホープからサーチできる《エクシーズ・トライバル》で耐性付与したり《エクシーズ・リボーン》で蘇生も容易なので《メレオロジック・アグリゲーターを強化し続ける一本槍的な使い方も出来るかと思います。

 

ちなみに私のおすすめは《グリッド・ロッド》を装備する…です(⌒∇⌒)

f:id:murajunsub:20230121191627j:image

 

《無限起動ロードローラー+《旋壊のヴェスペネイト》

f:id:murajunsub:20230121191635j:image
f:id:murajunsub:20230121191638j:image

コンボ内容:貫通+ステータスダウンで大ダメージ

 

無限起動ロードローラーはエクシーズ素材となることで「相手モンスターを守備表示に変更し守備力を1000ダウンさせる」効果を適用します。

このテキスト、よく見てみると自身を素材としたエクシーズ召喚を行う必要が無いので、後乗せする形でエクシーズモンスターに素材として入れ込んでも良いのです。

《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア》《宵星の機神ディンギルス》で入れ込むなんて方法もありますね!

f:id:murajunsub:20230121192447j:image
f:id:murajunsub:20230121192444j:image

そして《旋壊のヴェスペネイト》は貫通効果を持つエクシーズモンスターなので相性の良さはもはや言うまでもないでしょう。

素材として入れ込む効果がなくとも《無限起動ロードローラー直接ランク5を組んでもいいですし、既に《無限起動ロードローラーが素材に入っている状態のランク4エクシーズモンスターの上に重ねて出してもよしですね。

 

f:id:murajunsub:20230121191737j:image
f:id:murajunsub:20230121191744j:image
f:id:murajunsub:20230121191741j:image

「あぁ〜!プトレノヴァインフィニティの音ぉ!」

 

f:id:murajunsub:20230121140932j:image

「あぁ〜!最強(アーゼウス)の音ぉ!」

 

《ワン・フォー・ワン》1枚からの展開

f:id:murajunsub:20230121192648j:image

コンボ内容:ツィオルキン展開

 

手順としては

《フォーマッド・スキッパー》の効果でエクストラデッキ《スケアクロー・ライトハート》をコピーしつつリンク召喚し《肆世界ライフォビア》「レベル6のサイバース族モンスター(非チューナー)」をサーチ。

f:id:murajunsub:20230121191804j:image
f:id:murajunsub:20230121191807j:image
f:id:murajunsub:20230121191811j:image

 

《肆世界ライフォビア》を発動して《ヴィサス=スタフロスト》を手札に加え、効果で《スケアクロー・ライトハート》を破壊しつつ特殊召喚

f:id:murajunsub:20230121193018j:image

③墓地効果で《スケアクロー・ライトハート》を再び場に出力してから自身を素材としてもう一度《スケアクロー・ライトハート》をリンク召喚し《肆世界ライフォビア》(2枚目)をサーチ

 

④2回目の《スケアクロー・ライトハート》をリリースし「レベル6のサイバース族モンスター(非チューナー)」アドバンス(通常)召喚

 

レベル6のチューナーと非チューナーが揃うので《アルティマヤ・ツィオルキン》特殊召喚。2枚目の《肆世界ライフォビア》をセットすることで効果を発動。好きなモンスターを出しましょう

f:id:murajunsub:20230121191830j:image

以上の手順で一応1ターン以内に《アルティマヤ・ツィオルキン》の効果発動まで見込みます。

アドバンス召喚する都合で召喚権を使わないカードである《ワン・フォー・ワン》か1枚からの展開で説明はされていますが、レベル6のサイバース族にはそのまま場に特殊召喚できる効果を持つものがいるので《フォーマッド・スキッパー》に召喚権を割いての展開も視野に入ります。

f:id:murajunsub:20230121191841j:image

おすすめは《サイバース・ホワイトハット》さんだけど、後攻1ターン目とかなら1番左の《インタラプト・レジスタンス》くんが確実性あるかな?

 

《雷獣龍 サンダー・ドラゴン》+《表裏一体》

f:id:murajunsub:20230121191858j:image
f:id:murajunsub:20230121191902j:image

コンボ内容:ハンデス+ランク6展開

 

《雷獣龍 サンダードラゴン》を対象にして《表裏一体》を発動することでエクストラデッキから《エレキマイラ》特殊召喚すると、《雷獣龍 サンダー・ドラゴン》の効果で「サンダードラゴン」(同名可)デッキから特殊召喚できるため、レベル6の「サンダードラゴン」である《雷獣龍 サンダー・ドラゴン》雷鳥龍 サンダー・ドラゴン》特殊召喚できます。

f:id:murajunsub:20230121191911j:image

《エレキマイラ》直接攻撃ができ、直接攻撃でダメージを与えた場合に発動するランダムハンデス効果(デッキトップへ戻す)があるので、バトルを経て相手の手札をハンデスした後に2体のレベル6モンスターでランク6モンスターをエクシーズ召喚できます。

f:id:murajunsub:20230121192350j:image

ランク6エクシーズにはコンボデッキの申し子《永遠の淑女 ベアトリーチェや最近だとグレートなインセクトに繋がりそうな《甲虫装機エクサビートル》さらには往年のフォトンストリーク・バウンサー》シンプルに強い《死祖の隷竜ウォローさらには蘇生効果持ちの《告天子竜パイレン》など用途に応じた曲者・役者たちが揃っています。

エクシーズ素材を吐ききったら墓地にを揃えることも出来るので「カオス」系のカードと併せて採用するのも相性が良さそうですね。

 

《トラップトラック》+「???」

f:id:murajunsub:20230121140941j:image

コンボ内容:破壊するカードでアドをとろう

《トラップトラック》は自分の場のモンスターを破壊しつつデッキから通常罠カードをセットすることが出来ます。

「破械」が好相性なのは言わずもがな《メタルフォーゼ・カウンター》なら即座に発動条件を満たせるので《メタルフォーゼ・バニッシャー》を助走無しでデッキから特殊召喚して実質1除去(除外)を飛ばすことも出来ます。

f:id:murajunsub:20230121192403j:image
f:id:murajunsub:20230121192407j:image

自分が破壊されたことで効果を発動するモンスターも多く、広範囲の除去を行う《絶火の竜神 ヴァフラム》《ウォーム・ワーム》でデッキ破壊を狙ったり古代の機械究極巨人を破壊して《古代の機械巨人》特殊召喚しての追撃+罠カードによるサポートなどなど、やれることは様々です。

f:id:murajunsub:20230121192412j:image
f:id:murajunsub:20230121192415j:image

破壊をトリガーにして発動するタイプの罠カードの方が注目されがちですが、シンプルに破壊するモンスター側の効果を狙いつつそこに相性の良いカードを持ってくるのも理にかなっていますね。

先ほどの例で言うと古代の機械究極巨人で相手の守備表示モンスターを戦闘破壊したあとに《トラップトラック》を発動し《古代の機械巨人》特殊召喚しながら《破壊神の系譜》をセット、そのまま発動すると《古代の機械巨人》2回攻撃を付与するのが好きです👊🤖

f:id:murajunsub:20230121141004j:image
f:id:murajunsub:20230121141007j:image
f:id:murajunsub:20230121141009j:image

 

書きなぐっていると、また「古代の機械」のデッキを組みたくなりましたね。

美しすぎるレリーフを使いたくてたまらない…

f:id:murajunsub:20230121193448j:image

いつか3枚揃えたいものだ(1枚だけ持ってる)

 

今回は以上です!

 

おわりに

新弾を使ったカードからあらゆるコンボが有識者たちの手によってTwitter上などでもポンポン湧いていると思いますが、コンボは実際にデッキに落とし込めるかが大事です。

単純な強さだけでなく、ループのような面白い挙動ができる、古いカードとの連携がなされている…などなどカードによってできる動きは様々です。

新しいカードが登場する度にカードパワーのインフレを感じるかもしれませんが、今まで出来なかったことが出来るようになっているはずですので、昔組んでいたデッキ・あと一歩及ばず形にできてないものをこの機会に色々考え直してみてはいかがでしょうか?

 

 

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

次回はオフ会の参加レポート記事になるはず!!

待ってろ名古屋👍