駄犬のお遊戯

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デッキ紹介を中心に記事を更新しています!良かったら色々見てってください🐶

【デッキ紹介】㊻「IRON・DOME」

 

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ご挨拶

皆様、こんにちは!パピヨンでございます🐶

春、それは心機一転の季節。

というわけで、つい最近部屋の模様替えをしたんですが、本棚の位置やリモートスペースなど変更・模索しているとどう足掻いても北枕になってしまう呪いを受けました。

きゅっ…

しかしながら、北枕は風水的にはむしろ良いのだとか(諸説あり)

 

…さして引っ張る意味も無いので、近況報告を終えたところで遊戯王の話に入りましょう。本日はデッキ紹介記事です。

あまり使ってる人が少ないテーマを中心に組みました!

今月末発売予定の新弾カードも使っているので使い方の一例となれば幸いです!

早速ですが、デッキのコンセプトから!

 

コンセプト

ヴェンデットでデッキを回し

トポロジックを起動しよう💣💥

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リンク先への特殊召喚が発生したら互いのメインモンスターゾーンを全破壊、こちらから殴る時に(ダメージ計算後に)相手モンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える効果など、とにかくド派手な効果を持つリンクモンスター。

アニメでもかっこよく描かれていたのが印象的です。

特徴的なのはこの効果がいずれも回数制限のない強制効果である点。

 

では、なぜこのカードを使おうと思ったのか。

単純なかっこよさもありますが、最近は(主に自分の)場のカードが破壊されたことで自身を特殊召喚するモンスターが数多く見受けられます。

友人たちに上手く使われがち

忘れた頃に使われる、破壊方法に個性が出るカード

死ね

盤面を破壊しても相手のライフを削りきれなくなるワンクッションとして働くこういったカード達を「一掃したいな~」「滅ぼしたいな~」と思いました。

墓地除外と言う手段もありますが出どころが墓地だけとは限らないので、出てきたやつらを2回以上破壊するとなれば相手の盤面も空に出来ると思い、互いのターンに複数回の発動を狙いたいと思ったことがきっかけです。

 

そして【ヴェンデット】については後程詳しく解説しますが、たくさん儀式召喚するテーマです。

papiyondaken.hatenablog.com

以前作ったデッキも3年前らしいです。

光陰 like an arrow…🏹

【ヴェンデット】に加え【ドライトロン】や【サイバーエンジェル】などの儀式御用達カードを少数出張させて組み合わせて作ったデッキでした。

安定感も高かったのですが、結局のところ《デクレアラー・ディヴァイナー》をはじめとした各カードのパワーだったり、同じ動きを繰り返すことに飽きてしまい解体しました。

 

今回は【ヴェンデット】の展開力を利用し【トポロジック】を使っていくのが目標です。目指す盤面・目的地はハッキリしているので、そこに向けて動きを繋ぎ合わせることで到達を目指します。

それではレシピを見ていきましょう!

デッキレシピ

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(※「新」・・・新弾で登場する新規カードです)

サイドデッキ(採用候補たち)

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大きく分類すると

【ヴェンデット】【ファーニマル】

【トポロジック】【ギミック・パペット】

以上の4テーマで構成されています(Ⅳだけに?)

【ヴェンデット】【ファーニマル】の展開力アドバンテージを稼ぐ動きを組み合わせながら展開し【トポロジック】【ギミックパペット】モンスターといった中盤から終盤にかけて活躍するカードたちへ着地させるイメージです。

各テーマの役割を説明します!

各テーマの役割

ヴェンデット

㊗︎連載再開

このテーマの強みをざっくり言うとすれば

手札・墓地から儀式召喚できる点、加えてその素材を手札や場だけでなくデッキや墓地からもまかなえる点、つまり出所の範囲が幅広い儀式召喚負担が軽減されていることが強みの儀式テーマです。

 

一般的に儀式テーマとなると

「儀式モンスター」「儀式魔法」「素材モンスター」3つの要素が必要となりますが、【ヴェンデット】はそれらのうち2つが墓地やデッキに眠っていても儀式召喚できる”柔軟さ”が備わっています。

まぁそれをもっと安定感高くスピーディーに進めれる【ドライトロン】とかいう輩がいるんですけどね、ガハハ

また、同じテーマ群に複数枚(全3種類)の儀式魔法が登場しているので、パッと見では違いや扱い方が分かりにくいと思います。

なので、まずは採用しているモンスターと儀式魔法をそれぞれまとめて見ていきましょう。

儀式モンスターたち

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儀式召喚後に墓地へ送られた際のサーチ範囲は【ヴェンデット】に限らないので、汎用的な儀式パーツサーチとしても使えます。

高等儀式術《流星輝巧群》といった汎用儀式魔法、さらには《イリュージョン・オブ・カオス》オッドアイズ・ペンデュラムグラフ・ドラゴン》などといったカードを持ってくることで展開を更に伸ばすことも出来ますね。

この2体を早めに展開していけるかがデッキを回す速度にも直結していきます。

残りの儀式+リンクモンスター

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こちらの儀式モンスター2体はフィニッシャー性能寄りの2枚です。

今回は中盤以降の展開でエクシーズ体を出すために使います。

後程説明しますが、《スカベンジャー》《エグゼクター》の2体だけでランク8エクシーズを組めるのでかなりコンパクトです。

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Hey Siri!

《アドヴェンデット・セイバー》は言わずと知れた”プリケツ”モンスターですが、尻だけでなく墓地からテーマカードを手札に回収する効果デッキから好きなアンデット族モンスターを落とす効果も立派です。

《エルドリッチ》などの汎用最上級アンデットを手早く墓地に送ります。

これらを出力する儀式魔法3種類

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この3枚を使い分けながら、表の通り広大な出力範囲を利用して儀式モンスターを手札・墓地から何度も呼び出します。

いちばん上の《リヴェンデット・ボーン》には1ターンに1回の発動制限が無いので、素材と儀式体の組み合わせさえあれば何度も発動できます。

こいつ自身は除外されないの地味バグ

メインモンスターで採用している《スカー・ヴェンデット》はあらゆる場所から墓地に送られた場合の【ヴェンデット】魔法サーチに加えフィールド上のリリースに反応して自身を墓地から特殊召喚する効果を持っています。
(要:墓地のアンデット除外)

相手のリリースにも反応するので、相手ターン中に壁となる用法もあり。

場に出た後の【ヴェンデット】縛りが気になるところですが、ほとんど儀式召喚成功後に出てくる想定なので《アドヴェンデット・セイバー》のリンク素材や儀式素材となって解除するのが無難です。

縛りの解除については《スカベンジャー》による効果でリリースで解除したり【トポロジック】系のトリガーにして消えてもらうこともあります。

これらの要素が展開に絡み、1ターン中の儀式召喚の回数が加速していきました。

具体的には高いリンク値を持つリンクモンスターランク8エクシーズモンスターを出力していきます。

ターン1なし・耐性付与と効果もりもり

それと、これは墓地に複数種類の儀式モンスターが落ちている中盤以降で特に際立つ内容ですが【ヴェンデット】儀式魔法は儀式先のカード名を指定しないので、無効以外の方法で不発になりにくい・処理時までどれを出すかプレイヤーが選べる点がかなり便利です。

ファーニマル

こっち見んな

かわいい(?)お人形たちのテーマです。

今回のデッキで担う役割はずばり、アドバンテージの確保展開を加速させるための墓地肥やしです。

まずは、アドバンテージの確保について…

《トイポット》を使ったドローギミックを活用して手札を増やします。

具体的には場に《トイポット》墓地に《ファーニマル・ウィング》と【ファーニマル】モンスターが存在する場合、手札が一気に3枚増えます。

ドローも絡めながら確定のモンスターサーチもあるので儀式の負担軽減の追い風になってくれます。

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《ウィング》の効果で墓地の【ファーニマル】を除外して1ドロー

②その後《トイポット》を墓地に送り追加で1ドロー

③墓地へ送られた《トイポット》効果でデッキから1枚サーチ

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この手順で手札が結果的に3枚増えます。

この条件が整わないとしても《トイポット》墓地に送られることがサーチのトリガーなので《エルドリッチ》などで墓地に送っても手札を増やすことが出来ます。

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そして、展開を加速させるための墓地肥やしについて…

先ほどお伝えした【ヴェンデット】の特徴と強く関係します。

《トイポット》はデッキトップをドローしてそれが【ファーニマル】モンスター、すなわちアタリなら手札からモンスターを特殊召喚する効果を適用できるのですがハズレの場合にはドローしたカードをそのまま墓地に送る必要があります。

デッキ内に採用している【ファーニマル】モンスターの枚数的に考えてもハズす可能性が高いので、《トイポット》は実質デッキトップを墓地に送る”墓地肥やし”としての役割を果たしてくれます。

 

【ヴェンデット】は先ほどもお伝えしたように墓地から儀式召喚できるテーマですので、儀式モンスターが墓地に送られれば儀式召喚の条件を一つ達成し、儀式魔法が落ちたとしても《アドヴェンデット・セイバー》オッドアイズ・ペンデュラムグラフ・ドラゴン》《儀式の準備》などで墓地から手札に回収出来るので、墓地へ送られることが有利に働きやすく相性が良いという訳です。

儀式魔法捨てて発動したら実質ノーコスト墓地肥やし

アドバンテージを稼ぐギミックは多種多様でいつもは試行錯誤しながら迷うんですが、デッキ案を思いついた頃にあんぷらさんのデッキ紹介記事を読んでいて「これだ!」と思いました。

あんぷらさんのように賢く継続的に利用するわけではないですが、瞬間的に手札を増やすギミックとしても、儀式展開の補助をしてくれる意味でもかなり上手くハマってくれたので良い決断ができたと思います。あらためてお礼をば…

note.com

ギミックパペット

いわゆるファンサービステーマ。

Ⅳはトロン兄弟で一番好きなキャラです。顔がいいので。

細谷さんボイスなのも好き

このデッキでは【ヴェンデット】展開の解答のひとつとなります。

今回採用したのはランク8の《ファンタジクス・マキナ》とランク9の《ファナティクス・マキナ》の2枚、そして通常罠カードであり《ファナティクス・マキナ》からサーチできる《傀儡遊戯 サービスド・パペット》1枚、そして最後に 《テラー・ベビー》1枚です。

それぞれの効果(概要)は下記の通り。

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ランク8の《ファンタジクス・マキナ》は起動効果で「RUM」魔法カードのサーチを行えるので《アージェント・カオスフォース》をサーチし、ランクアップすることで《ファナティクス・マキナ》を出力します。

《ファナティクス・マキナ》には主に相手への「バーン」「送り付け」を行ってもらいます。相手フィールド上で起きた特殊召喚に反応するバーン効果はエクシーズ素材を使わないのも強力ですね。

《傀儡遊戯 サービスド・パペット》は2つの効果ともに場に【ギミックパペット】エクシーズが必要ですが、コントロール奪取(そのターン中限定)や送り付け・蘇生など汎用的な効果をしています。サーチできるの強すぎだろ。

それと下級の《テラー・ベビー》については召喚成功時の蘇生効果もありますが、一番の強みは②の効果で自身のみを単独で除外できることです。

エクシーズ体も蘇生できるのいいね

これらの採用理由はいくつかあるのですが、まず第一にこのデッキは《トポロジック・ボマー》とその存在をトリガーとする《デトネーション・コード》を使っていくことを意識したので《デトネーション・コード》の対応種族かつ墓地から蘇生して強いモンスターを考えた際に、エクシーズ素材を使わずにバーン効果が使える点など相性が良いと判断しました。

また【ヴェンデット】儀式モンスター達は攻撃力は2400~3000で守備力0というステータスをしているため《ファナティクス・マキナ》で送り付け、そのまま破壊すれば1200~1500のバーンダメージが見込めます。

送り付けたのち、即破壊はせず《トポロジック・ボマー》で戦闘の的にすれば守備力0の【ヴェンデット】モンスターを余裕で戦闘破壊しながら元々の攻撃力分のダメージを相手に与えることもできます。

 

《ファナティクス・マキナ》の効果はバーンダメージを高くする以外にもサーチ効果を持つ《エッジインプ・チェーン》《スカー・ヴェンデット》といったモンスターを送り付け&破壊することで相手にはダメージを与え、自分には追加の手札を供給するなんて動きも可能にします。自演乙。

 

そしてメインデッキに採用している《テラー・ベビー》ディンギルス》のコンボについてもお伝えします。

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《テラー・ベビー》の墓地効果であらかじめ除外状態の「機械族モンスター」を用意することで《デトネーション・コード》ディンギルス》を蘇生すると除外状態の《テラー・ベビー》がエクシーズ素材として回収され、自分フィールドを全破壊から守ってくれます。

破壊代用でエクシーズ素材から取り除かれれば、自分ターンに再び墓地から 《テラー・ベビー》を除外できるのでディンギルス》を実質素材有の状態で毎回蘇生することが出来ます。

つまり 《デトネーション・コード》が相手メインモンスターゾーンのみの全ぶっぱ効果に化けてくれます。気持ちいい〜!!

自分のメインモンスターを守る必要がなければ選んで墓地送りの方を選んで魔法・罠カードや破壊耐性持ちモンスターを除去できるので盤面を巻き返しやすいのが魅力的です。

 

肝心のランク8の出し方についてですが【ヴェンデット】を活用します。

【ヴェンデット】は儀式モンスターを何度も展開できるテーマなのですが《エグゼクター》《スカヴェンジャー》の2体で手軽にランク8を組むことができます。

手順は下記の通りです。

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《スカベンジャー》儀式召喚

《スカベンジャー》を素材に《エグゼクター》儀式召喚

《スカベンジャー》の効果で墓地から自身を蘇生

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手順だけ見ると面倒そうに見えますが

《リヴェンデット・バース》でデッキの《エグゼクター》を素材に手札か墓地の《スカベンジャー》儀式召喚して、その後墓地へ送られた《エグゼクター》をフィールドの《スカベンジャー》を素材に儀式召喚すればよいので、《リヴェンデット・バース》《スカベンジャー》《リヴェンデット・ボーン》の3枚が手札にある、あるいは《スカベンジャー》は墓地にいてもOKなので、該当する上記の儀式魔法カードが2枚あれば条件を達成することができます。

手札に儀式魔法カードを2枚を確保するためにも《アドヴェンデット・セイバー》オッドアイズ・ペンデュラムグラフ・ドラゴン》による回収が効果的に働きますのでターンは跨ぐものの、揃える労力自体はかなり楽です。

これが

こうなって

こうじゃ!!

エクシーズ素材として取り除かれると、このランク8セットが墓地に戻るので《エグゼクター》の蘇生や儀式召喚ができれば、再びランク8モンスターを出すことも視野に入ります。

 

…とまぁ、ここまで書いといてなんですが、更に簡単な方法があったりします。

複数体の除去もこれ1枚で守れるぞ☆

ランク8を立てるだけなら【ヴェンデット】モンスターのみに頼らずとも《アルグールマゼラ》を墓地から儀式召喚の素材として除外するだけでも良かったりします。

というか素材にせずとも儀式召喚したレベル8【ヴェンデット】儀式モンスターの破壊をこいつで守るだけでも組めるじゃねぇか…

リンク先への儀式召喚をトリガーに《トポロジック・ボマー》の破壊効果を起動し、かつ破壊から耐えて能動的にランク8できるじゃねぇか…

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でも《ユニゾンビ》《牛頭鬼》も無いのにそんなに安定して墓地に送れるのかよ〜…

 

強すぎて謝謝!!!!

 

お気に入り採用カード

説明しておきたい内容を何枚か…

【トポロジック】リンク

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リンク先の特殊召喚をトリガーにメインモンスターゾーンやフィールド全体を焼き切る効果を自分ターンには【ヴェンデット】の儀式召喚で…

相手ターンは《デトネーション・コード》《アルグールマゼラ》などで継続的に起動していくのが期待度の高い動きです。

永続罠カードである《デトネーション・コード》《ファラオニック・アドベントを使ってサーチするか《トイポット》などで先立って墓地に送られている可能性もあるので《トロイメア・グリフォンによる墓地からのセットで確保します。

サーチ効果の発動コストとなるリリース候補は墓地にいればいつでも場に出しやすい悪魔族である《エッジインプ・シザー》が最有力です。

ただ、召喚権が余りがちなので場当たり的に天使族に余っている【ファーニマル】たちも候補になります。

《ファラオニック・アドベントへのアクセス方法はこんな感じです。

《ダルク》も採用しているので《セレーネ》はかなり簡単に立ちます。

トイポットとかをソウルズで送るのも美味しい

そして何より今回採用している2種類の【トポロジック】リンクモンスターは戦闘面でも強力であり《エッジインプ・チェーン》が墓地に行くだけでサーチ可能な《トイ・パレード》との相性もよいのです。

モンスター殴った後にダイレクトできるの嘘すぎる

《トポロジック・ボマー》ダメージ計算後のバーン効果ターン1の制限が無いため、攻撃表示モンスターとの戦闘においては、戦闘超過ダメージ+相手の攻撃力分のダメージのいわゆる”直火焼き”効果で3000ダメージを連続発動していくことが可能になります。

この効果はダメージ計算後のタイミングに発動する強制効果なので、最悪自分の攻撃力が負けてても発動できるのが最高にROCKです。

昨今よく見る攻撃力3500の《レガーティア》に突っ込んで、500ダメージと引き換えに3500バーン与えるなんてことも視野に入ります。なかなか気持ちよさそう。

 《トポロジック・ゼロヴォロス》は終盤となると除外枚数がたまっている想定ができるので攻撃力の高いモンスターによる連パンというシンプルな相性の良さが光ります。

 《デトネーション・コード》が除外されても帰ってくるのもいいですね。

《終末の騎士》

英語名:アルマゲドン・ナイト

3枚使えるのいまだに違和感あるけど、使っててめっちゃ楽しいです。

このデッキは儀式召喚中心なので実は召喚権が浮いてしまいがちです。

役割としては《スカー・ヴェンデット》を落とし儀式魔法をサーチすることで墓地には素材となるモンスター・手札には儀式魔法といった形で儀式条件の2/3をクリアしたり、足りない儀式モンスター本体を落とすこともできます。

《エッジインプ・シザー》を落として実質もう1体場に展開して《ダルク》を用意したり《デトネーション・コード》の蘇生効果に対応する種族モンスター(現状《テラー・ベビー》《ファンタズメイ》のみ)を直接デッキから落とすなど多岐にわたります。

《虚光の宣告者》

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相手による破壊で墓地の儀式魔法と儀式モンスターを2枚まで回収できる点、手札の天使族をコストに相手の魔法カードの無効にできる点がデッキと好相性です。

回収効果は儀式魔法2枚や儀式モンスター2枚の組み合わせでもよいのでかなり使いやすいです。

素材の条件も同種族属性の2体であればよいので【ヴェンデット】や【ギミックパペット】2枚などから出せます。自爆特攻上等です。

無効効果については手札から天使族である《ファーニマル・ウィング》《ファーニマル・ベアー》を墓地に送る手段として重宝します。

特に《ファーニマル・ウィング》《ファーニマル・ベアー》のように自前で墓地に行くことができないので各種素材やコスト以外で捨てる手段があるのは非常にありがたいのです。

《斬リ番》

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英語名が「You're Finished」でおなじみ。今回のデッキの隠し球的なカード。

《ファラオニック・アドベントによる永続罠のサーチができる都合で《デトネーション・コード》以外に何かもう1枚くらい採用したいと思ったのがきっかけです。

そして自分・相手ターンともに【トポロジック】モンスターが強制効果である点を利用して発動条件であるカードの発動回数10回は意外と稼ぎやすいのではないかと思い、採用に至りました。

例えば…

《デトネーション・コード》《ファナティクス・マキナ》を蘇生(1)

→トポロジックの強制効果発動(2)

→墓地の《ファンタジクス・マキナ》効果で自身を蘇生(3)

だけで3回分、自分の場にアンデット族がいれば《アルグールマゼラ》で破壊代用すればさらに1回(4)、そして《アルグールマゼラ》がリンク先に特殊召喚すればもう1回…(5)

そして破壊されたことによって発動する(自分or相手の)モンスター効果などがあればさらに追加で回数を稼げます。

残りの回数を自分ターンなら【ヴェンデット】の儀式召喚で、相手ターンなら相手の動きも勘定出来るので効果発動条件を満たす可能性はかなり高くなるという算段です。

 

デッキの動かし方

では各カードの役割を説明したところでどのような意識(目的)をもってデッキを動かすのか序盤〜終盤にかけてお伝えします!

 

序盤

【ヴェンデット】儀式モンスター儀式召喚&各種素材にしながら、被破壊時にサーチ効果のある《ダルク》や儀式魔法による破壊代用で場持ちがよく、戦闘時にデッキから好きなアンデットを墓地に送れる《アドヴェンデット・セイバー》あたりを構えておくことを優先します。

そのターン中のアドバンテージより次ターン以降のアドバンテージを増やすことを目的にして動きます。

初手の儀式周りの供給が良ければ展開が延び、追加で妨害効果を持つ《虚光の宣告者》を横に置いておくことも出来たりします。

中盤

《バスタード》《儀式の準備》から《イリュージョン・オブ・カオス》を経由して《ソウルズ》にアクセスし《セレーネ》《ファラオニック》を蘇生しつつ【トポロジック】リンクモンスターを立てる。

《トイポット》《ソウルズ》で墓地に送るなどのアドバンテージを増やす動きを積極的に使っていきます。

既に目当ての永続罠カードを引いている場合には、ランク8を《ファラオニック》と儀式モンスターで先立ってランク8エクシーズを展開しておくのもあり。

終盤

【トポロジック】リンクモンスターの効果による除去を【ヴェンデット】儀式モンスターの展開や《デトネーション・コード》による蘇生をトリガーに発動したり《ファナティクス・マキナ》によるバーン効果を牽制として使いながら盤面をコントロールする。

 

以上がデッキの動きです。

この動き方を意識していきますが、実際にどんな感じか動画を見てもらえればイメージしやすいかも知れません。

ところどころ手順を戻っている部分もありますが、参考までに撮ってみました📹

\2.0倍速推奨/

youtu.be

動画はあくまで一例ですが、1枚初動のような完全な予定調和は無く儀式モンスターにどれだけアクセスできるかなどのランダム要素を絡めながら動いていきます。

では総括に入る前に今回採用したかったけど、不採用に終わったカードを紹介します。

別に見なくてもいいな、という方はスクロールしてください📱

不採用カード

《人形の幸福》《人形の家》

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【ドール】関連カードを採用するにあたって守備力0」「ランク6」サポートが【ヴェンデット】にも適用できたり、かなり相性が良いと思いましたが、いかんせんバニラモンスターの採用枚数がデッキの回しにくさ(事故率)に直結していきました。

事故率を下げるために太い初動パーツを積むのも本末転倒な感じが否めないですし《デメット爺さん》《プリンセス・コロン》の採用が必須だったりノイズになる部分が否めなかったのでなくなく不採用に。

実を言うと今回のデッキ構築のスタート地点の構想からあっただけに悔しいですね。

【ドール】+【ヴェンデット】に【宣告者】【サイバーエンジェル】など絡めた【ドール】中心の特化デッキにすれば採用自体は簡単ですが、今回使いたかった他のカードたちとの相性が細部まで合わなかったので致しかたなし。

《サウラヴィス(爺さん)

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デッキ案を考えるたびに何とかして入れる事ができないか考えるくらいには脳内で擦り続けてます。

墓地に行ってしまった魔法カードをデッキに戻す効果が特徴的です。

【ヴェンデット】儀式魔法や《デストーイ・パッチワーク》のサーチ先である《融合》を絶やさなくてよいかも!その後に追加で出てくる儀式モンスターで先程ちらっと話に出たランク4の《プリンセスコロン》も出せそう!いけるやん!

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などと思っていましたが、魔法を戻すなどした結果リソース回復を経て長期戦になることで、このデッキでプラスに働く点がほとんど無いことに気づきました。

このデッキはアドバンテージ差を中盤以降一気に加速させて、その手数をガンガン使って展開して倒すという流れになるため、デッキに戻すという行為はリソース回復手段としては正しいもののデッキの目指す動きにとっては余計な動きになると判断しました。

以上、不採用となったカード達でした!

あとがき

最後まで読んでいただき有難うございました!

デッキ名は「IRON・DOME(アイアンドーム)」です。

この名称はイスラエルの防空システムの名前から拝借。

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リンク先への特殊召喚(侵攻)に対して《ファナティクス・マキナ》《トポロジック・ボマー》《トポロジック・ゼロヴォロス》などが「破壊」「バーン」「除外」を飛ばして迎撃するのがイメージに近いなと思い、名付けました🚀

対戦中にかっこよく【トポロジック】リンクモンスターを使いたいので
効果名・攻撃名など嚙まないよう練習しときます。

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顕現せよ!我が道を照らす未来回路!

今回軸にした【ヴェンデット】はまだまだカジュアルで見る機会は少ないテーマだと思っていますが、少しでも多くの人が興味を持ったり触れるきっかけの一つになれば幸いです。

…と、言いつつもあまり使ってる人がいないテーマを使う心地よさがあるのも否めません。かっこいいし他の人と被ってないってだけで嬉しくなってしまいます。

正直言うと使い手が増えてほしい気持ちよりも使う人が増えてほしくない気持ちが強かったりします。笑

 

「お前ら使うなっ!」

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今回のデッキは固定のぶっっっとい初動があるわけでなく、カードの組み合わせによる動き方が幅広いこと、加えて《トイポット》のようなランダム墓地肥やし要素もあるのでアドリブ性も高く、展開の目的地は決まっているものの途中経路のパターン数が多いので回しててとても飽きにくいデッキになった気がします。

実際にここ1カ月で何回も対戦してみましたがランダム墓地肥やし要素は楽しいですね。観戦側のコメントも多くなったり盛り上がりを感じます(当社比)

 

デッキ案から完成までパターンやコンセプトには紆余曲折あったので、記事の公開までにこのデッキと対戦してくれた多くの友人たちに感謝!!

今後もリモートデュエルにとどまらず、オフ会などの機会で回せるのが楽しみです!

 

 

パピⅣのファンサービス、とくとご覧あれ!

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おわり

【オフ会レポート】第4回ビルダーズフェス

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ご挨拶

皆さま、こんにちは!こんばんは!はたまたおはようございます。

パピヨンでございます🐶

今回は福岡で2/10(土)に開催された「第四回遊戯王ビルダーズフェス」に参加してきました!

熊本という近距離を活かして日帰りの参加でしたので、当日1日の様子をつらつらと書き記していきます。

 

それでは旅の始まりから…

熊本から福岡(博多)への移動は新幹線を使って1時間かからないくらいですので、朝そこまで早くならず余裕を持って移動。

前日充電器につなぎ忘れてしまい携帯の充電が無くなったのでレンタル充電器とともに旅することとなりました。

1日だけや数時間の利用に便利。オフ会会場にもだいたい置かれてる印象

そして受付開始時刻となり、入り口で出くわしたまろにーさんと会場に入るやいなや運営の方々から対戦用紙やオリジナルの素敵なセンターマーカー、さらには参加者全員へのパックなどもらいました!

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特に対戦用紙は「対戦相手のデッキ・お名前・自分の使用デッキ・戦績」をメモできるので、こうやって後からレポ記事を書く時に役立っていいな〜と思いました!助かります!

 

使用デッキ

今回どのデッキを持っていくかめちゃくちゃ迷いましたが、3つ持っていって使い慣れている2つを主に回してました!

 

①桜花焼(おうかしょう)

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【幻魔】【空牙団】【センチュリオン】の組み合わせ。ボムフェネの効果を連続発動してバーンで勝ちを狙います🔥


毘沙門天(びしゃもんてん)

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【超重】【パーシアス】【ビートルーパー】などの組み合わせ。相手の動きをカウンター罠で防ぎながらマスラOで沢山ドローして展開するデッキです👼

 

③神光条例(しんこうじょうれい)

【ライトロード】【/バスター】【ドラグマ】の組み合わせ。

【ライトロード】の枚数を極力減らして《神光の龍》を降臨させます。

 

対戦カード

記入済の対戦用紙と昨日の記憶を頼りに書いていきます。

漏れがありましたら申し訳ございません🙇‍♀️

 

①VS:みらいさん

初戦の相手はみらいさん!

《ゲイザーシャーク》アトランティスを使ったエクシーズストップを利用しながら展開するのかなり賢い🦈

怒涛の展開でLP2万削りきられてしまいましたね~

プレイングも丁寧でお強かったし、こういう裁定を利用したデッキ組みたいですね!

新規クロスソウルで完成するデッキも楽しみです✌

②VS:kazaneさん

2人目はkazaneさん!

以前福岡で開催された「博多どんよくオフ」以来の対戦!

《刀皇》のデッキも《ガトリングール》のデッキも面白かったです!

バーン対決にも負けたのは悔しかったですが、楽しかった!

 

③VS:エアさん

3人目はエアさん!

今回のオフ会の翌日に開催される「儚無みずきオフ」の主催者さんです⛪️

ちょうどタイミングよく当日設置されていた動画(予定)卓での対戦となりました。

【ジェネレイド】の《ドヴェルグス》採用やトークン」利用に目を向けた構築という点でも学ぶ点が多く充実した対戦でした!

動画があがるか分かりませんが、もしあがったら見ていただけると嬉しいです🔥

④VS:じろうちゃん

4人目はじろうちゃん!(敬称略)

ひっっっさびさの対戦🤖!

じろうちゃんには今回メインで使ったやつとは違うデッキ(神光条例:ライロ)を使ったんですが、お互いデッキをぐるぐる回して名勝負ができました\(^o^)/

駆け引きあり。劇的展開有り…で久しぶりとは思えぬデッキさばきでした。

今はまだまだお忙しいと思いますので、またゆっくり時間が取れる時に対戦しましょうね!

⑤VS:チニニちゃん

5人目はチニニちゃん!

普段リモートでもお世話になってるんだけど、今日はお互い対戦を終えたタイミングでマッチング。

機巧狐のレアリティが格段に上がっててビビったり、リモート上で見たことあるカード達も直に見れて大満足🦊

対戦は2戦。初戦は本日初の事故に見舞われ、自分が神宣2回打ったあとにそのままダイレクト通しちゃったスピードデュエル(即死)と、《サイバーダークカノン》の効果にチェーンして《輪廻のパーシアス》で一気にまくったスピードデュエル(勝)でかなり手早く終わったね。笑

こちらは1戦目の初手。罠ばっかりでワナワナ(戦慄)

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⑥VS:シオタブさん

6人目はシオタブさん!

愛知からの刺客。当日入りとか嘘だろ。

関東圏のオフ会の度に何度も顔を合わせてきましたが、ついに対面での対戦!

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《カエストス》を切り札とした「RED COMET」は動きも滑らかでぐるぐると循環し長く向き合ってることが伝わるめちゃくちゃかっこいいデッキでした( ◜ᴗ◝👊 )

切り札を出す手段も独創的で(もう既に知られているけど)ぜひ多くの人に知って欲しいデッキです!

⑦VS:まろにーさん

7人目はまろにーさん!

Mr.一日一善。積んできた徳の数が違うぜ…

対戦ではお互いに【センチュリオン】【幻魔】などのギミックを採用しているデッキでしたが、目的やゴールが違うので使い方に差があり、とても刺激的でした!

特に《ヴァンダルギオンの再利用方法などめちゃくちゃ勉強になりました。

対戦後の感想戦がとっても充実しましたね。

⑧VS:エクィテスさん

8人目はエクィテスさん!

初めて行ったオフ会がエクィテスさん主催の「ECG研究会」だったのでその時以来の対戦!

開幕初手の《メタファイズラグナロクの効果でトップ3枚が【メタファイズ】カードと《ネクロフェイス》の合わせ技で全部強いムーブは笑いました🤭

中でも印象的だったのが《ジャンクコレクター》《エレメンタルバースト》コンボを喰らったこと(笑)

盤面をまっさらにされましたが、こちらはたまたま墓地に揃っていたファランクス》《レガーティア》蘇生で肉壁を建築しなんとかそのターンは耐え、返ってきたターンで《ファイヤーバック》から《プロキシーF》を復活させて《ボムフェネクスまで繋げれたドラマチックな対戦になりました!

ギリギリの勝負で呪術の石流みたいな満足度でした!またやりましょう!

バーンした側なんだけどね

⑨VS:パニーニさん

9人目はパニーニさん!

《ハイドランダー》のデッキと対戦!

厄介な《ハイドランダー》が出る前に色々対策してなんとか手札に加わるのを防いでいたので、ファイアウォール・X・ドラゴン》を攻撃力7000まで持っていって勝てました!

《ハイドランダー》に繋がる《ダルク》のサーチ効果を使わせなかったのが勝負の明暗を分けたポイントだったかもしれませんね。

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対戦後は半ば一方的に質問攻めしてしまいすみませんでした💦

 

ここで閉会のアナウンス- ̗̀📢

今回対戦いただいた皆さん、本当に本当に有難うございました!

対戦出来てない方々とはまたの機会に対戦したいのでぜひまた会いましょう👍

 

そして閉会式後そのまま解散!…という訳ではなく

今回のオフ会の特徴であるビッグイベントが最後に待っていました!

 

オフ会参加者の方々の中から

「ビルダーズ部門」独創的なコンボやオリジナリティが伝わるデッキ

「キャラデッキ部門」テーマへのこだわり・愛・再現性が伝わるデッキ

と銘打って、印象に残ったデッキビルダーを参加者全員からの投票で表彰する催しがありました。

遊戯王の楽しみ方・デッキの組み方などコンセプトや表現の自由度をあらためて感じますね~…

 

などどしみじみ物思いにふけっていたところ

 

 

 

 

 

なんと、本日対戦したまろにーさんと同票で「ビルダーズ部門」の表彰をいただきました!!

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景品として、センターマーカー(参加賞とは違う箔入りバージョン)ハチャメチャにカッコよすぎるオリジナルプレイマット表彰状、さらには東京ドームイベントで販売されていた復刻プレミアムパックをいただきました!!!

なかなかこういった表彰を受けることは無かったので、驚きと嬉しさでいっぱいです。

 

投票していただいた皆さん、ありがとうございました!!!

 

受賞後にオフ会アカウント用でレシピを投稿するために、エモい並べ方をしました。

レアリティなどが伝わるのでニューロンの画像とはまた違った魅力がありますね🍀*゜

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そして表彰も終わり、完全撤収後には当日ご一緒したシオタブさんまろにーさんとともにご飯に行き、当日の感想や遊戯王以外の私生活の話などに花を咲かせ、お酒を飲みながら楽しみました🍻

我ら府県は違えど!オフ会は同じ!

愛知・京都・熊本から福岡集合した構図です。よく考えたら奇跡じみた邂逅。

そして景品としていただいていたパックを開封しましたが…

 

箸入れ「勝ち

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まさかまさかの《マジシャン・オブ・ブラックカオス》25thシクを引き当てました!

普段通常弾などでも全然引けてなかったので嬉しい限りです!

 

初めての参加で表彰してもらい沢山オフ会グッズもいただき、パックでも勝利と色々ハッピーなこと続きで明日以降が心配になりました。笑

今回は距離が近い分、日帰りで帰ることとなりお2人に別れを告げて終電の新幹線で帰熊🚄

尊敬するあるデッキビルダーの言葉を借りました。

「また生きて会いましょう💪!」

 

おわりに

今回参加したビルダーズフェス自体は前々から認知しており、参加出来る機会をうかがってましたが日程的に都合もよく、ようやく参加することが出来ました😊

普段交流している方々が少ない環境でしたが、色々お話できたり交流のきっかけになったのが嬉しいですね。

オフ会閉会式中も福岡県内にとどまらず、大分・山口などなど近隣でのオフ会告知などが多く、界隈としての盛り上がりも感じとても楽しいイベントでした。

 

#ビルダーズフェスで検索すると当日の内容や参加者の皆さんの素敵なデッキレシピを見れますので、興味のある方は是非に👍

 

【デッキ紹介】㊺「神光条例」

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ご挨拶

皆さんこんにちは・こんばんは・あるいはオッハ~~~!!

パピヨンでございます🐶

 

最近、普段使い用ではなくオフ会などの特別な機会で使うための「勝負プレマ」を購入しました!

枠無し&カード持ってるデザインに一目惚れ

買ってから気づいたんですが、ジョーカーくん左利きなんだ!ものすっごく解釈一致だ…

 

オフ会にもっていくのが楽しみ!

 

さてさて、話は変わって新弾のお話です。

先月(昨年)の時点で既に【古代の機械(アンティーク・ギア)】【ライトロード】と私だけに限らずかなり多くの方が懐かしい・嬉しいと感じたであろうテーマたちが収録されています。

CMも「武藤遊戯」と「アテム」の掛け合い…しびれましたね


www.youtube.com

昨年の情報解禁日からこの2つのテーマはそれぞれの新規カードを使ってデッキを組みたいな~と思ってました!

今回はその第1弾として【ライトロード】新規カードを使ったデッキを作りました!

いつも文章が長くなってしまいがちなので、今回はなるべく短くコンパクトに伝えようと思います!

コンセプトもシンプルなのできっと短くまとまるはず!

早速ですが、デッキのコンセプトから!

 

コンセプト

《神光の龍》を出したターンにデュエルを決着させる

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《神光の龍》自身以外の(互いの)場と墓地のカードを全て除外するというあまりにも豪快過ぎる効果があるのですが、それを発動出来れば相手の盤面および墓地からリソースを消すことが想定できます。

即ち、手札から出てくる攻撃反応系モンスター等がいない限りはそのままダイレクトアタックが通しやすいデザインをしています。

 

しかし、このカードの攻撃力は3000です。

これだけでは相手のLPを削りきれません。

ましてや昨今は除外をトリガーに場に特殊召喚される相手のカードもあることでしょう。

なので、全除外効果をトリガーにさらなる追撃の一手を加えることで手数を増やし、そのターン中に決着をつけれるようにしようと考えました!

 

ではその追撃の一手とは具体的に何なのか?

今回白羽の矢が立ったのがこちらの2枚。

プリキュアみたいで"良い"

《開闢の騎士》《宵闇の騎士》です。

海外ではどちらも光っている。非常にわかっている。

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墓地から除外されると、それぞれのサーチ効果が発動し儀式魔法儀式モンスターのセットをデッキから加えることができます。

 

そう、今回は《神光の龍》の効果で墓地からこの2枚を除外して追加の打点として儀式モンスターを出力する準備を行います。

しかし、儀式セットが用意できたもしても儀式素材となるモンスターを確保できていなければ展開することができません。

《神光の龍》を素材としてしまっては1部の儀式モンスターを除き、打点が増えることはほとんどありません。

加えて、自分の墓地も吹き飛んでしまっているので墓地から素材を除外するタイプの儀式も不可…

というわけでエクストラデッキから儀式素材を調達できる”ドラグマ儀式セット”をサーチします。

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《凶導の白聖骸》+《凶導の福音》を持ってくると、エクストラデッキのカードを素材として《神光の龍》の横に《凶導の白聖骸》儀式召喚することができ、《凶導の白聖骸》の効果で自身の打点を3500に増やします。

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さらにエクストラデッキから素材として墓地に落とした《虹光の宣告者》でさらなる儀式パーツのサーチが行えるので《イリュージョン・オブ・カオス》を経由して《マジシャンズ・ソウルズ》を手札に加えます。

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そして《マジシャンズ・ソウルズ》の効果でデッキから《ブラックマジシャン》を落としながら(あるいは既に落としていた)墓地の《ブラックマジシャン》を蘇生する効果を発動し、自分の盤面にはATK3000・ATK3500・ATK2500の3体が並び立ちます。

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これで合計の攻撃力が9000となり一気に対戦を終わらせることも視野に入ります。

 

しかし先ほどお伝えした通り《神光の龍》の除外効果を受けて、もしかしたら相手の場には墓地から除外されたことをトリガーに場に出てきて壁となるモンスターもいるかもしれません。

その場合はエクストラデッキから墓地に落とす儀式素材を《ヌトス》にしておけば総合打点(ダメージ)は減るものの、出てきたモンスターを除去してから直接攻撃(ダメージ)を通す…ということも見込めますね。

 

というわけで、今回のデッキは最終的に《神光の龍》の効果でまっさらになった盤面に上記のように追加で儀式モンスターを展開し、一気に勝利をもぎ取るのがコンセプトになります。

それではレシピを見ていきましょう!

 

デッキレシピ

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新規カードの影響で【ライトロード】のメインデッキの採用枚数はかなり絞り込めました。

早速ですが、新規カードによってどういう変化があったのかをそれぞれの効果と共に見ていきましょう。

ライトロード新規解説

新規カードの効果をざっくりと解説していきます。

《光道の龍》(ドラグーン・オブ・ライトロード)

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墓地に【ライトロード】(モンスター)がいれば手札からさらっと特殊召喚できます。もう強い。

そして特殊召喚成功時に好きな【ライトロード】(カード)をデッキから墓地に送ることができます。

「え?」

しかもこのカードが墓地へ送られると《裁きの龍》《戒めの龍》(と同じステータスのドラゴン族)をサーチします。さらに強い。プルスウルトラ。

 

《ライトロード・デーモン ヴァイス》

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ステータスなども含め犬がちゃんと帰ったか見守りに来た《暗黒界の術師スノウ》くんらしい

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手札の【ライトロード】カードをデッキトップに固定しつつ自身を特殊召喚&デッキトップから2枚を墓地送りします。

平たく言うとテーマ内の動きで積み込みが出来るようになったということですね。

このカード自身がチューナーなので手札の《ヴォルフ》をトップに戻せば8シンクロ《フェリス》がいればランク4も見込めます。

手札に抱える必要はあるものの召喚権を使わずして展開できるのはいいですね。

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【ライトロード】のなかでもデッキから落ちることでしか効果を発動することができないカード素引きケアができる時点でかなり強いですね。

しかも(デッキから)このカードが墓地に送られると【ライトロード】の蘇生ができます。

「え?え?」

特段レベルなどの指定が無いので高レベルモンスターもそうですが、自爆特攻後の《キュリオス》《ミネルヴァ》といったエクストラデッキ出身のモンスター達も蘇生できるのはいいですね。

《ライトロード・アテナ・ミネルバ

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素材条件のない8シンクロ。非常に出しやすいです。

その効果はと言うと、まずはシンクロ素材とした【ライトロード】モンスターの数までデッキから好きな【ライトロード】モンスターを墓地に送ることができます。

「え?え?なんて?」

【ライトロード】だけでシンクロするなら基本的には4+4でのシンクロ、あるいは3+5の組み合わせも視野に入るでしょうか。

そしてさらなる効果。【ライトロード】モンスターを墓地から4枚まで除外してその枚数分デッキトップを墓地へ送る起動効果は、デッキから墓地へ送られた【ライトロード】モンスターの効果を発動していくだけでなく除外・墓地にそれぞれ4種類の【ライトロード】モンスターが必要となる《戒めの龍》《裁きの龍》両方の特殊召喚条件を達成しやすくするサポートと捉えることもできますね。

【ライトロード】を除外から守る効果は昨今の除去に強いほか、同パック内の新規カード《神光の龍》の効果との組み合わせを意識したものでしょう。


《神光の龍》

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《裁きの龍》《戒めの龍》を使う融合モンスター。しかし融合召喚ではないので注意。

フリーチェーンでライフを2000払ってこのカード以外の場と墓地のカード(自分も)を全部除外します。実に豪快。大大大大大好き。

なぜウルトラでないのか

相手によって破壊されると素材コンビ(ATK3000×2体)が帰ってきます。まさかの分離。相手の墓地・盤面リソースをとまとめて吹き飛ばせるのはいいですね。

 

《ライトロード・アイギス

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手段問わずデッキから墓地へ送られると場にセットされます。めっちゃシンプル。

はえ~」

自分の場の【ライトロード】モンスターの数まで表側のカードをターン終了時まで無効化するというもの。

通常罠でアクセスしやすい点、無効範囲がモンスターに限らない点、同時に複数枚対象に取れる点が強みといったところ。

【ライトロード】名称が無ければ《戒めの龍》の効果でデッキに戻せるので、繰り返し使うことも出来るかな~と思ってましたが、そこはテーマ内の他のカードとの相性を優先したのでしょうね。。

まぁ、それならしゃあないしゃあないか…(チラッ)

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いや、実質ミネルバしかおらんて!!!

とはいえ展開している途中についでにデッキから落ちてくれるだけで、次の相手ターンに範囲の広い無効を打てるというのはかなり助かりますね。

 

以上!新規カードのまとめでした!

デッキの動き方

《神光の龍》の出し方

《光道の龍》特殊召喚ができる状況であれば、そのターン中に《神光の龍》特殊召喚まで見込めます。詳しくはwikiの流れをば…

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yugioh-wiki.net

要するに、墓地に【ライトロード】モンスターがいて手札に《光道の龍》がいる状況になればよいということです。

基本軸はこの出し方を目指しつつ、展開の中で自然と揃えにいくことも考えます。

そのためのサポートカードとして採用しているのが次のカード。

《輝光竜セイファート》

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《光道の龍》《セイファート》の効果で直接サーチできますが、先立って墓地に落ちてしまっても《裁きの龍》or《戒めの龍》を墓地から手札に回収することができるので、《神光の龍》特殊召喚するために特殊召喚条件を満たせるものを回収とすればそのまま《神光の龍》が場に降臨します。

 

《宵闇の騎士》《開闢の騎士》の落とし方

墓地から除外したいこの2枚を迅速かつ確実に墓地に送る手段として【 / バスター】を利用します。

《炎舞-天璣》《ワンフォーワン》《緊急テレポート》《サイキック・リフレクター》《バスター・スナイパー》の合計12枚が見込めるので初動としての安定感もなかなかに高めです。

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特に《炎舞-天璣》はそれ以外の役割にとどまらず《ヴァイス デーモン》の効果を発動するために獣戦士族である《フェリス》《ヴォルフ》といった【ライトロード】を持ってくるという使い方もできます。

 

ギガンテックファイター / バスター》には特殊召喚成功時に「戦士族モンスター2体までを墓地に落とす」効果があるので、これで一気に墓地に2枚を揃えます。

「アサルトモード!アクティベート!!」

どちらか、あるいは両方を既に引いてしまっている場合には戦士族の【ライトロード】カードである《ライデン》を落としておくと後々《光道の龍》を引いた時に即特殊召喚が見込めるなど展開を補助します。

《バスターモード》2枚採用しています。

理由としては素引き事故をケアする+2回目以降の蘇生を使うからです。

《バスタースナイパー》の種族属性変更効果を使いつつギガンテックファイター》初動以降のシンクロモンスター展開に役立てます。

 

序盤…【 / バスター】初動で墓地に《開闢》《宵闇》セットを用意する

中盤…【ドラグマ】儀式モンスター・シンクロモンスターを展開し、デッキ内の【ライトロード】カードを引きにいく

終盤《神光の龍》特殊召喚しつつ追加の打点を確保し一気に畳みかける

 

という流れで対戦を進めていくのが理想的です。

 

エクストラデッキ

解説が必要そうなものだけ解説します!

 

《ナチュル・パルキオン》

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《サイキック・リフレクター》の効果で《バスター・スナイパー》のレベルを1上げて蘇生し、スナイパー効果で属性変更を行うことで召喚条件を整えます。

昨今は特に際立ってが強い傾向にあるのでそれらを複数回無効化できること、加えて墓地の《宵闇の騎士》《開闢の騎士》を除外することも可能な点で好相性です。

《戒めの龍》の効果で自分の【ライトロード】以外のカードはデッキに戻せるので一度除外されてしまった内容などは戻してリソース回復に活用することも出来ます。

《神光の龍》を待たずして儀式ペアのサーチを行うことで相手を追い詰めたりもできます。

辰年だから入れても良いとされる🐲

 

《究極竜魔導師》

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《神光の龍》の効果発動を邪魔されないように横で見守るのがこのカードの役割です。

融合素材自体はエクストラデッキから墓地へ送る・サーチで本当に簡単に調達できるので《天底の使徒などで自分のターンに融合素材を用意して、相手ターンに《究極融合》で出すというのが、主だった出し方になります。

コンセプトの時点で【ドラグマ】【カオス儀式】を利用することが決まっていたので無理なく投入できました。

効果を通すための妨害という役割ではあるものの、このカード自体が攻撃力5000・妨害効果あり・後続を用意する効果もあるので、このカードで仕留められそうなときはそのまま攻め込みます。

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お気に入りカード

採用しているカードの中で説明しておきたいカードをまとめます!

《破壊竜 ガンドラ・ギガレイズ》

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ばちくそかっこいい本デッキの裏エース。

自分と相手の墓地と場を全除外となるとかなりの除外枚数が見込めるため、打点の高いエースとして採用しています。

《裁きの龍》《戒めの龍》と共通した☆8ドラゴン族なので《セイファート》の効果で墓地から拾える点やモンスターのサーチギミックの多いこのデッキでは手札に引き込みやすい&特殊召喚しやすい点も魅力的。

できるだけバレずにハンドインしたいものの《ダルク》の採用をずっと悩み続けています。

 

不採用カード

完成時に抜けていった不採用カード達について紹介します。

《プライマル・ドラゴン》

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最終盤面を作る際に《白聖骸》儀式素材としてこのカードをリリースできれば、自分の場のモンスターに2回攻撃を付与できるので《ブラックマジシャン》がいなくても《神光の龍》《白聖骸》の2体のみで8000以上の攻撃力(ダメージ)を計算することができます。

なんならこっちの方がトータルのダメージは大きいですね。

《プライマル》《セイファート》1枚の出力で直接サーチでき、!自身が単体で高火力になる可能性を秘め《リトルナイト》《アストラム》といった厄介なリンクモンスターへの対策となる点など活躍できるシーンは多く感じましたが、コンセプトの確実性を上げる為に一旦抜けました。

毎ターン墓地に送って、そのあと墓地から手札に回収するみたいにギミックを新たに思いついたらまた検討したいですね。

 

【カオス】関連

間違いなく採用したら強いんですが、今回は墓地の【ライトロード】カードの枚数をかなり細かく管理することに加えて《神光の龍》の印象が薄れると思い、不採用。

《開闢カオソル》《レヴィオニア》《カオス・〜》が並んでも「【カオス】強いな〜」としか思われないでしょう。それは嫌でした。

 

【デスガイド初動】

《ライトロード・デーモン ヴァイス》が【デーモン】カードであることを利用して《トリック・デーモン》によるサーチ、それを行うための《ケルビーニ》初動すなわち《デスガイド》初動も視野に入れましたが、初動に必要なわけではない・枚数がかさむ都合などから不採用。

 

以上、不採用となったカード達でした!

 

あとがき

最後まで読んでいただき有難うございました!

デッキ内の【ライトロード】採用枚数自体は新規カードの影響でメインとエクストラ含めて合計8枚かなり少なくなってしまいましたが、何よりかっこいいドラゴンで最後を締めるのは男の…いえ人類のロマンですよね。

 

【ライトロード】特有のランダム墓地肥やしを楽しむ要素は薄くなっていますが、最終的にやりたいド派手な効果はしっかり通すことを目指して組みました。

 

デッキ名は「神光条例」
(シンコージョーレイ)

と申します。

大好きな漫画作品のうちの一つである月光条例を意識してつけました!

きっかけは「神光」というワードから似ているな~と連想しただけでしたが、何の気なしに読み直して泣かされました。油断していた。この作品本当に大好きです。

もし見たことない方がいたら是非一度だけでも読んでもらいたいです。

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これは最後まで迷ったサムネ候補。神光がぼんやりしてるからやめました。

 

デッキ名にあやかってスリーブもこんな感じに…

プロキシ御免

ちょっと背景が月っぽいし(?)ブラマジ採用してるので良いかなと🌕🙆

こんな感じで、新年1発目の新デッキ紹介記事でした!

 

「以上!」

パピヨンの!」

「新デッキ!」

「紹介!」

「記事!」

「でした!」

「センキュー!!!」

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【オフ会レポート】決闘パンの会

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ご挨拶

皆さま、こんにちは!こんばんは!…はたまたおはようございます。

パピヨンでございます🐶

今回はたいしょうさん主催の「決闘パンの会」に参加してきました!

当日の様子などお話できれば幸いです。

早速ですが当日の朝から話を進めていきましょう!

 

当日

実を言うと今回の遠征。けっこうな波乱がありました。

というのも熊本から東京に向かうために前日入りで羽田空港に到着予定だったのですが、年始の事故の影響で乗る予定だった飛行機がまさかの欠航に…(´;ω;`)

他同日便への変更も不可とかなり追い詰められました💦

なんとか一縷の望みにかけて当日始発の飛行機(これじゃないと開始に間に合わない)の予約に全てを掛けましたが、なんとか飛んでくれました。

年始のバタバタに加え、諸々の対応に追われているだろうに、羽田空港の皆さん本当にありがとうございます。

 

とはいえ、空港から色々乗り継いで会場までとなると予定より遅れる可能性大!

開会式には間に合わないかも??

果たして間に合うのか…結末やいかに!!!

 

 

 

 

 

 

コロンビア(勝利)

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間に合いました。

ターミナル間の移動でも恥ずかしがらずに全力ダッシュをしてくれた健脚と途中途中の切符を買う手間を省いてくれたICOCAに史上最大級の感謝を。

 

会場では主催のたいしょうさんに加え、見知った顔も多く開始前の雑談に花を咲かせていると、いつも目にする動画チャンネルの方々や名前は知ってるデュエリスト達がぞくぞく登場。

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年始のオフ会ということもあり、名札を見せながら「あけましておめでとうございます」「はじめまして」が飛び交う色々面白い状況でした。笑

さながら企業の新年挨拶でした。

 

使用デッキ

今回使用するデッキは何持っていくかめちゃくちゃ迷いましたが、使い慣れている4つをオフ会用にもっていきました。

グループ機能をフル活用

 

① フルスロットル

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【ゴブリンライダー】【ジェネレイド】【御巫】の組み合わせ。

相手のカードをエクシーズ素材として奪い続けます。アウトレイジ🕶

② 桜花焼

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【幻魔】【空牙団】【センチュリオン】の組み合わせ。

ボムフェネの効果を連続発動してめっちゃバーン飛ばします🔥


③ MUSHIKEN (むしけん)

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【TG】【GP】【ゴーティス】【捕食】などの組み合わせ。

ガコン!(相手ターン中のアクセルシンクロで色んなシンクロモンスターを出して適応します)


毘沙門天

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【超重】【パーシアス】【ビートルーパー】などの組み合わせ。

パーミッションデッキ。毎ターン3ドローしたい👼

 

対戦カード

対戦カードや勝敗、デュエルの内容について写真やメモで記録を取っていましたが途中から熱中のあまり記録行為を忘れてしまっております。

無いと信じたいですが、記載が漏れている方がいらっしゃいましたら本当に申し訳ございません。

 

①VS:Shinmako(しんまこ)さん

初戦の相手はShinmako(しんまこ)さん!

半年前に一度リモートさせてもらいましたが、だいぶ時間が経ってしまいましたね💦

1人目の方が知り合いの方だと安心してスタートきりやすいですね!

1戦1戦がスピーディーにできてたのでたっぷり3戦対戦させてもらいました!

ゴッドブレイズキャノン!!!(ボムフェネクス)(WIN)

ほげぇっ!(LOSE)

綺麗な盤面してるだろ…死んでるんだぜ(LOSE)

ご覧の通り1勝2敗でした!

対戦ありがとうございました!大好きなのが伝わってくる【Kozumo】デッキから《キラーポテト》を潰しまくるデッキや【忍者】を駆使したテクニカルなデッキなどなどまさに多彩なデッキでした!

またリモートしたいですね👍

 

②VS:CLUoooN(クルーン)さん

2人目はCLUoooN(クルーン)さん!

例の”横浜いじり”で大変だろうなと思い、挨拶がてら「今日もたくさん言われそうで大変ですね~」って話してたら既に先立ってケアされていました。

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まるで術式の開示みたいですね。プレイングが上手い🐸

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「(プレマ)めっちゃ素敵やん!横浜?」

2戦やったはずなのに写真が1枚…教授!これは…!!

「ほっほっほ…2敗じゃよ…」

(ここから徐々に記録のこと忘れていきます😢)

 

対戦の中身はと言うと「看板にいつわりなし」と言うべきでしょうか。

アイコンにもされている黄泉ガエルの強みを活かしたデッキに圧倒されました!

帝が並んでるのも熱い。これが噂のガイドジェネクス帝。

対戦後は《友情-YUJO》を彷彿とさせる熱い握手をして終了🤝

おてて大きくて羨ましかったです。

光栄なことにプレマにサインを書かせてもらえたので、こちらはカードにサインをおねだり。

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疾走感◎

 

③VS:アックイさん

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3人目はアックイさん!

対戦時の感動を優先したいがためにデッキ紹介記事を敢えて詳しく読んでなかったことをお伝えしても、にっこりとほほ笑んでくれました。

マスク越しでも伝わるそのアルカイックスマイル。

対戦ではプルトン》《反転世界》《仁王立ち》が盤面に揃い、ヤバさぷんぷんでしたが、除去や妨害をかいくぐってなんとか唯一の勝ち筋であるバーンで勝てました!

返しのターンを渡して戦闘させてしまってたら間違いなく負けてましたね。こういうときバーン戦術は強い💪

テーマ内でもあまり出張(利用)されてないカードを軸に据えるの浪漫があっていいですね~

プルトン》を超強化するデッキとっても面白かったです!

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ライフも消し飛ぶと聞く…

自分も似たようなデッキを組みたくなりました!

 

④VS:ドリルフィールドさん

4人目はドリルフィールドさん!

これまでもオフ会で出会う機会はあったものの、念願の初対戦です。

いつもは見る側の人が対面にいるのは嬉しさやドキドキが入り交じって形容し難い不思議な気分でした。開始直後はたどたどしく、こちらがだいぶ浮足立ってましたね(笑)

ドリルさんはカード発動時のアクションなど対面ならではの動き(物理)も見せてくれてかっこよかったです!

あるカードを発動した際のドリルさん(イメージ)

思わず小宇宙(コスモ)を感じましたね。

初対戦が対面でよかったとしみじみ。

 

耐久や切り抜きでもお馴染みの【ゴーティス】を絡めたデッキと時間も長く拮抗した熱戦ができ、とても記憶に残る一戦になりました!

最後の最後まで戦い抜いてこちらのデッキが3枚になってたかな。

死力を尽くすとはまさにこのこと。

あ、ちなみに打点1万超の《最果てのゴーティス》に殴られて負けてます✋😭

今後とも日記や動画、そして再戦を楽しみにしています!また対戦申し込みたい!!

 

⑤VS:オルドさん

5人目はオルドさん!

ドリルさんとの対戦中も横で見守ってくださいました。

めちゃくちゃルールに詳しくて遊戯王がうまい人という印象があったので、対面でミスが出ないかだけが心配でした💦

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対戦では誇張抜きで《ミレニアムアイズサクリファイスを10回くらい出されました。

ループ系のデッキはビルダーとして腕の見せどころみたいなところがあるなと個人的に思っていて、ものの見事にぐるぐる回されました!

サクリファイス】ってテーマ魅力的ですよね~

《ミレサク》が1回だけの登場に終わらず終始存在感放ち続けるのが強力でした!完敗!

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こいつ強すぎンゴ😇

 

ーそして、ここで閉会式のアナウンスー

 

今回は合計5名の方と10戦ほど行いました!

60名近く参加者の方がいたなかで考えると人数こそ少なくなりましたが、それぞれの方としっかり熱い対戦ができたこと、一方的なワンサイドゲームもなく拮抗した勝負が多かったことなど普段対戦できない方と出来たのが本当に良かった!!

今回対戦いただいた皆さん、本当に本当に有難うございました🥰

 

圧倒的に対戦出来てない人の方が多かったので、今回対戦できなかった皆さんともまた必ず対戦したいです!

ツギハキミ(タチ)ダ…

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そして閉会式を経てオフ会は終了。大きな休憩も挟まず7時間近くぶっ通しの対戦はアドレナリン放出しまくりでした!

 

オフ会後(打ち上げ)

そしてオフ会終了後、もう一つの楽しみがありました。

まず、食事。居酒屋では遊戯王に関わること・そうでないこと・多方面にいろんな話が出来たのが楽しかったです。

結婚生活や仕事の話もちらほら…

他者と食事を共にする空間が私はめちゃくちゃ好きなんですけど、その理由のひとつとして、食事中の会話を通じてその人自身の考えや人となりの一端が垣間見えるのが好きなんですよね~

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とっても幸福度の高い空間でした✨

宿泊

さて楽しかった打ち上げも終わりました。

帰りも始発の飛行機なので翌日はゆっくりできませんが、今回の参加者で友人でもあるオスカーさんが空港に近めのお宿をとってくれました。感謝感激雨嵐(´;ω;`)

そして2人でよもすがら対戦などで時間をつぶして4時にさしかかるころ。

パピヨン「風呂入った後に1回ウトウトしたぶん目も冴えて、このまま5時(出発予定)まで起きてれば余裕で間に合うし楽勝。…」

「勝ったな。布団入ってくる」

 

ちょっと肌寒かったので油断してオフトゥンに足を入れた瞬間、意識が飛びました。

 

 

 

 

 

目が覚めた瞬間、時計を見ると6:00

本当にヤベエ

寝ているオスカーさん(早起きの必要なし)を叩き起こしてドタバタで駅まで小走り。

本当に申し訳ない。そしてお別れを告げモノレールに飛び乗り空港までソワソワ🚝

そして空港でも恥ずかしいくらいのダッシュを決めてなんとか飛行機に間に合いました🏃‍♂️

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走ってはじまり走って終わる、実に慌ただしい旅でした🏃🏻‍♂️💨

めでたしめでたし。

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明朝の空港をお届け

 

おわりに

かくして、行きと帰りこそバタバタだったものの今回もオフ会をしっかり楽しむことが出来ました!

主催のたいしょうさん・運営スタッフの皆さん・友人達、そして初めて顔を合わせた参加者の皆さん、本当にありがとうございました!

そしてお疲れ様でした!

 

もう1週間前のことなのかと驚いているところですが、こういった機会をきっかけに色んな縁が出来たこと・交遊が広がったことは地方民としてもありがたい気持ちしかありません。

この会をきっかけにまたリモートなど対戦の機会が増やしていけたらと思います!

 

#決闘パンの会」で検索すると当日の内容や参加者の皆さんの素敵なデッキレシピを見れますので是非‪!

 

ではまた!(ง ・ω・)ง

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【デッキ紹介】㊹「フルスロットル」編

皆様こんにちは、こんばんは、はたまたおはようございます。

パピヨンでございます🐶

 

旧知の皆様はごきげんよう

お初の方々には自己紹介を…

 

通りすがりのデッキビルダーだ

ディケイド変身BGM大好き

 

前回は今年作ったデッキをまとめた記事をあげましたが、直近で組みなおしたデッキの記事も書いていこうと思います。

 

今回着手したのは長〜〜〜く使い続けている【ジェネレイド】を絡めたデッキの組み直しです。

このデッキは《永の王 オルムガンド》の強みを活かすことを軸として意識し、かれこれ丸3年経とうとしているデッキです。

その時々の流行りに乗って何度もコンセプトごとガラッと変えながら使っていたお気に入りデッキのうちの1つでした。

 

ある時はアンワ込みでカウンター罠をトップに戻してはドローして使い回したり…

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またある時は戦士族寄りの構築にして《クレイヴ・ソリッシュ》でくそでか打点をたててダイレクト…なんて時もありました

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そして、今年の型ではメインデッキに【地縛】を入れずに【地縛】融合出したら面白いんではないかと考え【地縛】をエクストラデッキから落とすための手段を交えつつ動くデッキとなっていました。そんなレシピがこちら👇

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【御巫】の場魔法で装備カードを持つモンスターにのみ攻撃が誘導されるので相手バトル中に死魂融合》《ジオグラシャ》を出す+《オオヒメ》による装備で攻撃誘導して場を壊滅させたり…みたいな小コンボを60枚のデッキ枚数を活かして多く組み込んでいました。

 

以降はこれといってチューンナップの機会がなく変わり映えしない状態でしたが、今回は新規テーマ【ゴブリンライダー】を採用しながらまたモデルチェンジを図ろうかと思います!

 

まずはコンセプトから!

 

コンセプト

相手のカードを奪って戦う

HUNTER×HUNTER 未履修

「奪う」といっても今回行うのは相手モンスターのコントロール奪取がメインではありません。

相手のカードをエクシーズ素材に変換ながら戦います。

 

エクシーズモンスターは基本的に自身のエクシーズ素材を取り除くことで効果を発動しますが、中にはフィールドのエクシーズ素材が取り除かれたことがトリガーとなって効果を起動するものもいます。

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今回のデッキでは相手のカードをエクシーズ素材として奪いながらエクシーズ素材が取り除かれたことをトリガーとして発動する妨害や除去効果を毎ターン重ねていくことを目的とします。

言うなれば「エクシーズ素材コントロールといったところでしょうか。

 

そのために【ゴブリンライダー】や《オルムガンド》《ダーク・ナイト・ランサー》といった相手のカードを自身のエクシーズ素材として奪えるカードたちをまとめて採用しています。

《エクシーズ・インポート》もあるよ★

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とんだアウトレイジです

(エクシーズモンスターが真っ黒なのってそういう…)

それではデッキレシピを見てみましょう

 

デッキレシピ

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わりと実現性が高い特殊勝利や浪漫カードがチラリ

www.db.yugioh-card.com

【ゴブリンライダー】【ジェネレイド】【御巫】などを組み合わせています。

以前の型でも行っていたコンボやギミックのうち、今回のコンセプトと相性の良い部分は削らずにそのまま残してみました。

それではデッキの動きを見ていきましょう!

 

デッキの動き

まずは対戦の中で目指すデッキの動き(大筋)を説明します。

最終的に先程紹介したアウトレイジな野郎共を並べることが出来ればかなり強固な布陣が出来上がるので、そこを(勝利目前の)ゴールとして設定します。

1ターン中に全員が一気に出揃うということはありませんので、段階的にモンスターを増やしていきます。

 

そのためにやるべきことは

大きくわけて2つ!

 

●ランク9を立てる
(儀式パーツ集める)

●ランク3・6を立てる
(ゴブリンを展開する)

 

以上の2つです。1つずつ詳しく説明します。

 

《ランク9を立てる》

【ジェネレイド】を使ってていまさら…という感じですが、このデッキではランク9を立てることを最序盤に目指します。

そのために必要となるのは《王の舞台》の効果を相手ターン中に発動することです。

すなわち1ターン目にサーチが出来ていればOKです。

フィールド魔法1枚の発動となると、今ではあらゆるアクセスが可能になりましたね。

このデッキでは下記の20枚が実質の初動札となります。

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昨今ではサーチやドローなしに相手のデッキがぐるぐる回るということはほとんど無いので、相手の手札を加える行為にチェーンして発動すればしっかり役割を果たしてくれるメタバースも初動の内の1枚として認識しています。

デッキ枚数との兼ね合い的にもかなり高確率でいずれか1枚はひっかかってくれます。

机上の空論

これらのカード群はモンスターが重なるとやや困りますが《王の襲来》《メタバースが重なるぶんにはそのぶん追加で《王の舞台》サーチやそれに伴う【ジェネレイド】モンスターのリクルートが重なりプラスに働きます。

①の効果に(名称の)ターン1がないことは意外と知られていない

さて、具体的なランク9の立て方としてはいくつか手段があります。

《王の舞台》効果で相手ターン中にデッキから《ロプトル》を経由し《マルデル》特殊召喚しておくことで、手札に《オフリス》を確保します。

次のターン《オフリス》《バンクシア》の流れで《浮鵺城》シンクロ召喚することで墓地にいるレベル9モンスターを釣り上げて2体並べることが可能になります。

過去の自分から画像を拝借

もしくはシンプルに相手ターン中に《マルデル》で持ってくるモンスターを《ロプトル》にしておき、盤面が空にされたとしても返ってきた自分のターンで《ロプトル》召喚、効果でデッキから《ヴァラ》特殊召喚することで墓地から吊り上げた《マルデル》ともにランク9を作れたりします。

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手札に余らせた【ジェネレイド】カードがあれば《マルデル》の効果で直接《ヴァラ》をサーチしてもよいですね。

ジェネレイドの課題を1人でほぼ解決した女

《オフリス》は、やるべきことの一つであるランク3を立てる動きにも活用できるので、優先度としては後者の【ジェネレイド】を使って組むやり方の方が良いという感じです。

 

それでは、そのランク9の行き先であるアグリゲーターの働きを説明します。

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このカードの2つの効果をそれぞれ利用することで《虹光の宣告者》同一ターン中に2回墓地に送ることで2回の儀式パーツサーチが行えます。

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まずは、EXモンスターゾーンにアグリゲーターをエクシーズ召喚して《虹光の宣告者》エクストラデッキから墓地へ落とします。

その後《虹光の宣告者》による儀式パーツサーチ処理後に、アグリゲーターの起動効果で墓地から再び《虹光の宣告者》を素材化します。

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その後、EXモンスターゾーンのアグリゲーター1体のみを素材として《グラビティ・コントローラー》をリンク召喚することで素材となっていた《天虹の宣告者》が再び墓地に送られ効果が発動します。

これで合計2回目の儀式パーツサーチが入ります。

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この儀式パーツサーチで持ってくるのは《弁天》《オオヒメ》の2枚です。

《オオヒメ》自身が【御巫】カードを擬似的にサーチできる効果があるので儀式魔法である《御巫神楽》を持ってきます。

そして《御巫神楽》《弁天》を素材としてリリースし《オオヒメ》儀式召喚することで《弁天》の効果を発動、天使族・光属性である《アラヒメ》を持ってきます。

大人フゥリとも言う、好き

《アラヒメ》には手札・墓地からモンスターに自身を装備できる効果を持っています。

これにより相手モンスターにつけてエンドフェイズの除去も狙えますし、自分モンスターにつけてセルフバウンスも狙えます。実にテクニカル。

そんな《アラヒメ》をサーチする理由は、ずばり「装備」を行うことで強さを発揮する次のカードを採用しているからです

天獄フォートレス吐きそうなほど強いよね

デッキに採用している《ダーク・ナイト・ランサー》「自分の場のモンスターに装備カードが装備されたとき」に発動する効果を発動トリガーとして《アラヒメ》を活用します。

《アラヒメ》自ら手札に戻る点が特に相性が良く、毎(自分)ターンで装備が見込める点も優秀です。

装備をフリチェで発動でき、相手ターンの発動が出来るという点では《オオヒメ》が勝りますが、手札に戻る分、除去されにくいという点では《アラヒメ》が勝ります。

 

この儀式周辺パーツを集める動きはサーチしたい儀式パーツが既に手札にあれば《オオヒメ》のサーチ先を儀式魔法ではなく、装備魔法にしたり光属性・天使族のサーチ先をトリアス・ヒエラルキアに置き換えることも出来ます。

「引いてしまった~」と困るケースが発生しにくいのも良いところ。

とりあえずヒエラルキア

儀式パーツを集め終わり対戦が中盤以降に進むほど《ヴァラ》の蘇生効果も発動しやすくなり、ランク9も出しやすくなるので中盤以降のタイミングで《レイヴァーテイン》経由で《オルムガンド》を出力します。

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《レイヴァーテイン》経由で出すと蘇生が出来なくなる等デメリットもありますので運用方法によっては100%経由した方が強いとは言い切れませんが、墓地からエクストラデッキに戻すカードも採用しているのでそこまで大きなダメージはありません。

逆にメリットとしては自分・相手の場と墓地から好きなカードを選んでエクシーズ素材化できる点があげられます。

除外して発動する・湧いてくるといった相手の墓地で発動する厄介なカードもしくは自分の墓地にいるアグリゲーター《虹光の宣告者》といった墓地へ送られることがアドバンテージに繋がる・相手を妨害できるカードがあれば、それらをまとめて素材化することで対戦を優位に進めます。

特に警戒すべきカードがない場合には《オルムガンド》を直接出しても良いですね🙆

美味しいヤミー感謝感謝

以上、長くなってしまいましたがここまでがランク9を立てる方法とその後の展開でした。

 

《ランク3・6を立てる》

【ゴブリンライダー】の動きを進めるにあたって、ランク3を立てる必要があります。

《オフリス》《ダーリング》《クレーンクレーン》【ゴブリンライダー】そのものを使ってランク3は立てます。

 

後ほど詳しく説明しますがランク3のガボンガ》を1枚立てるだけで得られるアドバンテージがとてつもないので、先述の《マルデル》で持ってきた《オフリス》はなるべくこちらの展開に使います。

肝心のランク6はと言うと…【ゴブリンライダー】は現状下級がレベル3モンスターのみのテーマなのですが《ダグ》からサーチできる《百鬼羅刹大集合》でレベルを6に変更することができ、このレベル変永続で反映れるので《百鬼羅刹大暴走》と併せることで、自分・相手ターン問わずにランク6エクシーズを組むことが出来ます。

レベル変更できる。しかもパンプが地味に強い

妨害・エクシーズ召喚とやりたい放題

クレイジー・ビーストって名前かっこよすぎて感動した

中でも最優先で出したいランク6モンスターは《百鬼羅刹の大饕獣》です

《クレイジー・ビースト》さえ立ててしまえば《ダーク・ナイト・ランサー》も即座に重ねてエクシーズ召喚できます。

加えて、下級【ゴブリンライダー】の特殊召喚のために素材として取り除かれた《クレイジービースト》デュエル中1度の自己蘇生効果で墓地から蘇ります。

これにより一気にアウトレイジたちがズラっと盤面に揃うという訳です。

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大まかな流れは上記の通りです。

 

あとは、対戦時の状況によって一部順番が前後すること・一気に行けるところまで展開を進めることもあります。

 

それでは各カードの役割をさらっとおさらいしましょう。

 

各カードの役割

ゴブリンライダーの役割

どこぞの成人式みたいなテーマですね

今回のデッキで使っているのはメインデッキ5枚とエクストラデッキ2枚の合計7枚です。

こんな枚数でも仕事してくれます。まじで。

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ざっくり言うと、場のエクシーズ素材を取り除いて展開していくテーマです。

先程説明できていなかった具体的な動きを説明します。

 

ランク3を立てる(素材は何でも良い)

ガボンガ》のエクシーズ召喚

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ガボンガ》効果で《ダグ》をサーチ

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《ダグ》の効果でガボンガ》の素材を取り除き特殊召喚。魔法・罠をサーチ

※初ターンは妨害・その後の展開のために《百鬼羅刹大暴走》が優先度高いです

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ガボンガ》効果でエンドフェイズにデッキから【ゴブリン】モンスターをエクシーズ素材化

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ここまでの流れを同一ターン中に簡潔に行えるのがいいですね。

 

この動きで《百鬼羅刹大暴走》によるモンスター効果1回無効、ならびにエクシーズ素材が取り除かれたことで発動するガボンガ》による相手モンスターの素材化(除去)を構えることができます。

 

すなわち、ランク3からモンスターの除去モンスター効果無効化の実質2妨害が見込めるということです。

2妨害とはいっても2回にわけて妨害を行うためには、素材を取り除くタイミングを分ける必要があります。

 

どういうことかと言うと《大暴走》の効果を発動したのちガボンガ》の効果ですぐに無効化した相手モンスターをエクシーズ素材に取り込むもよし、《大暴走》の処理で素材として取り除かれた【ゴブリンライダー】の効果で素材を取り除きつつ墓地から特殊召喚ガボンガ》の素材化効果を発動するもよし…といった風にタイミングを分けることも可能ということです。

実はエクシーズも蘇生できるバケモン

この相手ターン中に墓地から特殊召喚される【ゴブリンライダー】モンスターを《クラッタ》にしておけば、さらにもう1体追加で【ゴブリンライダー】を墓地から釣り上げる事ができるので《ダグ》特殊召喚し再びサーチ効果を発動することができます。

ここで《百鬼羅刹大集会》をサーチしておけば次のターンのランク6展開も見えてきます。

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墓地から自身の効果で特殊召喚した【ゴブリンライダー】たちは場を離れたら除外されてしまうのですが、ここで《百鬼羅刹大暴走》の①の効果が活きてきます。

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【ゴブリン】モンスターのみを素材とするという条件はあるものの、エクシーズ召喚先は何でも良いので、相手ターン中に出して妨害の一手として計算ができる《ゴシップシャドー》や相手モンスターのコントロール奪取が狙える《オクトバイパス》などのランク3、あるいはシンプルに妨害や弱体化行えるランク6のフォトンストリーク・バウンサー》《ビヨンド・ザ・ホープなど展開は多岐にわたります。

このように除外を回避しエクシーズモンスターに変換しながら毎ターン継続的に効果を発動していく(動き回る)のがこのテーマの特徴と言えるでしょう。

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相手の場のエクシーズ素材も奪えるので可能性の一つとしてギガンティック・スプライト》のように汎用的なエクシーズモンスターの素材を効果を使わせる前にぶっこ抜くケースは目にする機会も多そうですね。

苦しめられた方も多いギガンティック→【メルフィー】の動きも防ぐことができるわけですね🐇

 

基本はエクシーズ素材を多く確保するであろう《オルムガンド》ガボンガ》の素材を取り除きながら効果を発動し、墓地や手札からフィールドを駆け回ります🏍🏍³₃

 

ざっくりまとめますと、羽目(エクシーズ素材)を外した若者たち(下級モンスター)は場(成人式会場)を離れたら除外(補導)されてしまうのですが、それを《オルムガンド》《ガボンガ》《百鬼羅刹大暴走》といった輩(先輩ヤクザ)カードで防いでいく

……という、やはり荒れた成人式のようなテーマでした。

使ってみて感じる面白さが非常に多かったです✌️

 

ジェネレイドの役割

先程説明した【ゴブリンライダー】で取り除くエクシーズ素材の数を《オルムガンド》で確保したり、レベル9モンスターたちを絡めた妨害で主導権を握らせないことが主な役割です。

初動から対戦の最後まで幅広く活躍させます。

序盤は先ほど伝えた《王の舞台》を発動した後の儀式展開や【ジェネレイド】モンスターによる妨害を…

中盤以降には【ゴブリンライダー】用の素材確保盤面の維持を…

終盤には、攻撃力を上げた《オルムガンド》をフィニッシャーとして利用することも視野に入ります。

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相手から素材を奪えるので往年の《クロノダイバー・ハック》との組み合わせでダイレクトアタック可能状態にして突っ込ませたりします🐍

【ゴブリンライダー】達にぶんぶん走り回ってる間にちゃくちゃくと打点を増やしたりアドバンテージ差をつけていくことを狙います。

【ジェネレイド】といえばとりあえず採用と言いたくなる《ハール》を抜いている点、《オルムガンド》を展開することに大きな意味がある点がお気に入りのポイントです。

 

最期にエクストラデッキの内容で説明が必要そうなものだけまとめます!

 

エクストラデッキ

全体はこんな感じです。

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この中でテーマに属してないものなど説明が必要そうなものだけ解説します!

 

《機装天使エンジネル》

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《百鬼羅刹大暴走》によって相手ターン中のランク3・ランク6エクシーズが見込めるため、相手ターンに出して強い・かつデッキとの相性も良いものとして採用しました。

肝となるガボンガ》《オルムガンド》を守れる点、種族が天使族であるのもトリアス・ヒエラルキアのリリースに含める事ができ好相性でした。

というかランク3天使族はこのカードだけです

 

《永遠の淑女 ベアトリーチェ

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今年に入って初めて使い始めたけど、めっちゃ便利ね(遅)

《エンジネル》同様に相手ターン中に出してそのまま効果を使える点・種族が天使族であることが好相性です。

というかランク6天使族はこのカードだけです

 

落とすカードの候補としては実質《オオヒメ》蘇生カードとなる《迷わし鳥》《ダーク・ナイト・ランサー》で墓地から拾いたい【エクシーズ】(魔法・罠)カードが候補になります。

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なかでも《エクシーズ・ユニット》装備カードかつ取り除く素材の一つになってくれるため、素材の節約に願ったりかなったり。

素材代用のためには装備したエクシーズモンスターが効果を発動するために素材を取り除く必要があるので、効果をフル活用するなら装備先は誰でも良いわけではないですが《オルムガンド》《クレイジービースト》辺りにつけておけば間違いありません。

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《アラヒメ》のように毎ターン繰り返しての利用も見込めます。

以上でデッキ内の解説を終わります!

ではこの記事を締めくくりましょう。

 

おわりに

今回は文字数も多い中、最後まで読んでいただきありがとうございます!

デッキ名は「フルスロットル」といいます。

 

デッキとして目指す動き(コンセプト)は最初にお伝えした通り、がんがん相手のカードを奪い取っていくことです。

それを叶える【ゴブリンライダー】や【ジェネレイド】といったテーマの「展開力」「強引さ」をイメージして「全力も全力…出し惜しみ無しのアクセル全開!」の意味を持つこの言葉を拝借しました。

ちょっと語感は「プルスウルトラ」にも似てるね…

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【ゴブリンライダー】はまだそこまでカジュアル界隈で使用者が多くない印象ですが、ランク3さえたてれれば簡単に1~2妨害が見込める・相手ターンにあらゆるランク3・ランク6が立てやすい・各属性を集めれる点などあらゆる方向性で可能性のあるテーマですので、一度触っておくと色んなデッキ案の種やちょうど欲しかったギミックの一つになるかもしれません。

 

今回は採用していないですが、ぱっと思いつきそうなものでも《サルガス》の効果を継続的に利用したり《RUM-幻影騎士団ラウンチ》の発動をサポートしたり《ハートアース》《ノーブルデーモン》さらには《ディザスター・レオ》の素材を抜く人間もきっとどこかにはいらっしゃるでしょうね🦁

いずれにしても面白く使いやすいテーマだと思うので、今回の記事を経て少しでも興味を持つ方が増えれば嬉しく思います。

 

ではまた👋

【デッキ紹介】2023年まとめ

ご挨拶

皆様、こんにちは・こんばんは!そして…

オ・ハヨー !セカイ グッモーニン ワ~!

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パピヨンでございます🐶

というわけで師走に入りました。

気温の低下も一気にギアを上げてきた感じがあります🥶

師走の決まり文句であれですが、早いもので今年も残りわずかですね。

去年は結婚式後ということもあり聖地ジッカ(実家)に顔を出すことが強いられていましたが、今年は夫婦でゆっくりおせちでもつまみながら、マリパ(※64)などで徹底的に遊んでだらけようと思います。

 

ジッカにも頭(こうべ)を垂らしておきます。さながら礼拝のごとく

さて、今回は

「2023年に作ったデッキとその現状を振り返ろう」

という記事になります。

正直言って自分のデッキレシピは紹介した時点から高頻度で変化することがほとんどですので、一度組んだデッキのリメイク記事を出すことも多かったりします。

今回はそういった去年以前に作っているリメイク記事はのぞいて、純粋に”今年産まれたデッキの中で記事まで書けたもの”に限定して現状を振り返ろうと思います。

組んだだけになっている紙束や現在進行形の内容はまた来年以降お見せできればと思います。

 

それでは2023年のデッキを作った順(古い順)に振り返っていきます。

今年生まれたデッキかつ、記事にできたものだけで言うと7個!

 

畜生!!少ねぇ!!!(当社比)

 

デッキ一覧

①桜花焼

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今年1発目のデッキです!

ざっくり紹介すると「たくさんドローしてたくさん場に置いてボムフェネクスでバーン!!」というデッキです。

オフ会などでもかなり使い勝手が良く、対戦や新規カードが来るたびにチューンアップを経て今の形で落ち着いています。

自分のデッキの中ではかなり高確率で勝ち筋が達成しやすい点も含め、現状一番愛着のあるデッキと言える出来に仕上がりました。

《賜炎の咎姫》の登場もあって元々連続で発動させていた《ボムフェネクスによるバーン効果を(同一ターンで)3~4連チャンまで見込めるようになりましたので、わざわざ相手の場にカードを用意する必要がなくなりました。

東堂好き…再登場待ってます

なので、以前までは相手の場の枚数を確保するという目的の為、積極的に採用しきれていなかった除去札を数多く採用しやすくなったのも大きな変化でしょうか。

自分の場に埋めたカードを戻して次のターン以降に活用するための【氷結界】を使ったギミックも最近投入しました。

《ボムフェネクス以外にも《空牙団の孤高 サジータ》の隠された効果で勝った試合も多かったので、皆さん効果を予習しておきましょう🦅

www.db.yugioh-card.com

毘沙門天

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当時の新弾で登場した《マスラ-O》を軸にしたパーミッションデッキです。

え、あのパックからもうすぐ1年か…(怖)

カウンター罠をがん伏せ・モンスターの展開などして手札を可能な限りゼロに近づけて《マスラ-O》の効果で引けるドロー枚数を増やしていくのが理想の動きです。

その際に相手が発動した効果だけを無効にすれば相手の魔法・罠の効果を通すことなく《マスラ-O》で安全に3(枚になるように)ドローできますので、発動は止めずに効果だけ無効にするカード達と組み合わせています。

このデッキは今年作った中で唯一制限改訂の影響を大きく受けたデッキになります。

《カオスルーラー》が遠くへ旅立ったことで8シンクロの枠が《ディアボランティスに変わり、デッキにも昆虫族が採用されるようになりました🐛🐝🐜

あとはデッキ全体のバランス調整として「ワカウシ」「クエム」を引けるかに依存しないように(初動の強さにムラが出ないようにカウンター罠を多く積んでいきました。

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カウンター罠主体のパーミッションデッキは(事前に構えていれば)相手の強い挙動をピタッと止める力が強く、昨今の凄まじい展開力とその妨害のラリーがさながら力と力の殴り合いのようで、今までも拮抗した試合を沢山してきました。

もう少し昆虫寄りにしてみたい気持ちがあったりなかったり。

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特異点をさがして

このデッキは初動で《青い涙の天使》の発動条件を満たしつつ、《ステルスクラーゲン》《ホープドラグナーを一緒にたてることで主導権を握りアーティファクト】【彼岸】等を絡めて、最終的には墓地に「融合・シンクロ・エクシーズ・儀式」を集め《シンギュラリティ》の効果をフルパワーで使おうというデッキコンセプトでした。

初動の便利さは我ながら満足いく出来でしたが、あまりにも同じ動きを繰り返しまくること・《ステルスクラーゲン》を使うため、デッキ次第では一瞬で相手が詰まんでしまう・かといってそれをしないと自分が〇んでしまう点などなど…

色々と極端なデッキだったなと思います。徐々に対戦で使う機会はなくなりました。

コンセプトや軸にしていたカードは好きなので、現在鋭意修正中です。

また対戦で使えることを願って。

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蜘蛛の糸

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《CiNo.1000 夢幻虚光神ヌメロニアス・ヌメロニア》による特殊勝利を狙うデッキ

肝心の出し方は《輪廻独断》によって悪魔族に変更した《ペインゲイナー》の上に《七皇覚醒》《CNo.1000 夢幻虚神ヌメロニアス》を重ねて、相手の場に送り付けた《エルシャドール・ネフィリムへ自爆特攻することで特殊召喚条件を満たします。

《CiNo.1000 夢幻虚光神ヌメロニアス・ヌメロニア》の降臨後はウパニシャッドで、無理やりエンドフェイズにしたり《SP:リトルナイト》でエンドまで逃がすことで特殊勝利条件を達成させます。

対戦では合計10回前後使ったか怪しいくらい。組むのは楽しかったですが、対戦で使って飽きが生じてしまいました。

今は事実上解体済でレシピだけデータを残していじったりしています。

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⑤HIASOBI(火遊び)

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今を時めく【スネークアイズ】と【ヴァリアンツ】を組み合わせて相手モンスターを魔法化しながら戦うデッキです。

モンスターを置く位置など常に警戒しないといけなかったりオッドアイズ・グラビティ》で戻される可能性を考慮したり…魔法罠ゾーン・モンスターゾーンをめぐって相手との駆け引きが発生しそれを楽しめる点が特にお気に入りです。

位置の確認や列の確認などリモートではあまり積極的に使えない(使いにくい)のが玉に瑕。手持ち無沙汰感このうえなし。

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【スネークアイズ】新規が登場することで強く・使いやすくなることは間違いないんですが、位置を利用したギミックなど目立たせたい部分を別に用意している身としては、パワーのあるテーマを使うことで伝えたいものが伝わりにくくなる可能性が高いのが難しいところですね。

今後も【スネークアイズ】が強化され続けるのはほぼ間違いなさそうですので、よりカード間のシナジーや駆け引きを重視できる構築にすべく引き続き、対戦で使いながら修正していきたいと考えています。

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⑥MUSHIKEN(むしけん)

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【TG】【ゴーティス】【GP】を利用した連続シンクロデッキです。

コンセプトは相手ターンに何度も動いて状況に応じたシンクロモンスターを展開していくことです。

シンクロ召喚だけにとどまらず融合召喚も行うデッキで、相手ターン中に非チューナー3素材《ディアボランティス《きゅうかんば》《パラサイト・フュージョナー》《捕食植物ビブリスプ》を落としておくことで《きゅうかんば》のコストを確保しながら相手ターン中に融合召喚を行います。

《GP-PB》による毎ターン相手モンスターの装備化(除去)や《ブルーアイズ・タイラント・ドラゴン》による罠セットで蘇生罠を使いまわしたり何度もシンクロ召喚します。

新規融合・シンクロモンスターが来るたびチューンナップが楽しみなデッキです。

現在進行形で【氷結界】の使い方に悩んでます🧊

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⑦D.C(ダ・カーポ

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カルノール》《ティ・フォン》の組み合わせを用いながら、じわじわ戦っていくデッキです。

特殊勝利をちらつかせたり、あらゆるカードたちで圧を掛けながら戦うのが真骨頂。

攻撃力3000以上のモンスターの効果を封じながら場にはウィジャ盤を置いておき、さらに《ダーク・サンクチュアリ《バリケイドベルグ《ペイン・ゲイナー》といった置物系を増やしていきじわじわ追い詰めていくのが理想的。

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以上が今年中に生まれて記事で紹介できたデッキたちでした!

デッキ紹介記事を書けていないデッキ、まだ紙でまとまってないデッキも早いうちに何かしら形にしたいところ。

 

総括(おわりに)

これは毎年言ってるかもしれないんですが、デッキを作るのが上手くなった1年だったなと思いました。

(※自分の作ったデッキが"いいデッキ"というわけではありません)

完成品よりも、デッキの作り方の面で上達したと思える部分があったから言えることです。

 

それはずばり再現性

 

お恥ずかしい話、私は今までどちらかと言うと対戦中のアドリブ感を楽しみたいが故に「初動やルートの再現性はそこまで重視しすぎない・信用しすぎない」という考え方をしていました。

しかし、悪い意味でアドリブという言葉に無意識のうちに逃げていることに段々気づきました。

アドリブ感を楽しみたいのであれば、しっかり再現性のある内容の中で色んな応用を効かせるべきなんですよね、きっと。

ブルーロックは「運」の話も好き

そういった考え方の変化もあり、今年は初動のルートをイチから考えたり、対戦の中で欲しいカードを引き込む確率を上げるための行為(手順)を意識して作ることをテーマにしてきました。

そうしていった中で、デッキを作った後の初陣となるリモート対戦などの機会で戦い方が安定する割合が増えたと思うのがここ1年の変化ですかね。

(去年までが毎デッキ最初は見切り発車要素が強すぎたと言えなくもないですが…)

医龍-Team Medical Dragon-もそう言ってます

供給されるカードのパワーが高まっていく一方の昨今では、カジュアルという界隈と言えど、強固な盤面を敷かれることも多々あるでしょう。

強いカードをよりコンボ性高く、よりお洒落に使ってくる尊敬すべきデッキビルダーたちがうじゃうじゃいます

だからこそ、今までは「このくらいの盤面だったら余裕で耐えれる」「ギリギリ持ちこたえれた」くらいのレベルに変わっているかもしれません。

 

なので…

 

再現性(確実性)を高めていくこと」

 

の重要性をより深く実感することができました。

 

悲しい話ですが、来年以降は今以上にオフ会にはほとんど行けなくなるということになりそうですので、少ない頻度でも楽しめるように辛抱の1年としてこの1年で磨いたことを今後もさらに研ぎ澄ませていこうと思います。

まだまだ発展途上ですし、ずっと成長し続けたいですから引き続きアンテナ張り巡らせながら、楽しみます!

 

長文失礼しました🙇‍♀️

来年は年始に友人たちと楽しいイベントが控えているので、そこで目いっぱい楽しめるようまずは全力を尽くします。

 

ではまた👋

皆さん師走を走りきりましょう💨