ご挨拶
皆様どうもこんにちは&こんばんは!
パピヨンでございます🐶
梅雨の時期は雨が続き、空模様も曇りがちで気持ちも沈みやすくなりますが、これも夏へのステップアップ…
早く梅雨が明けてカラッカラの夏が来てほしいものですね🌞!
などと余裕ぶっこいて悠長に語っていたら丁度昨日は激重頭痛にさいなまれ K.O…
おのれ低気圧め😡
さて突然ですが皆さんは「とんち」という言葉をご存知でしょうか?
俗に言う一休さんのあれですね。
言葉自体は聞き覚えがあるという方も多いと思われますが「ではその言葉の意味は?」と問われると、パッと答えられる人の方が少ないかもしれません。
かく言う私も一休さんのエピソードは知ってるものの「とんち」という言葉そのものの意味は知りませんでした。
というわけで答え合わせ。漢字でこういう風に書くんですね〜
即座に働く知恵…機知…
普段使いされる言葉の中では「ひらめき」という単語が意味としては1番近いかもしれません。また一つ賢くなれました。
さてさて何故こんな導入から入ったかと申しますと、もちろん本筋に関係が(ちょこっと)あるからです。
今回は一休さんのとんちに代表されるエピソードをイメージした(たまたまそんな感じになった)デッキを作りましたので、紹介します!
おそらく皆さんの知らぬマイナーカードが主役になっているので是非最後までお付き合いをよろしくお願い致します🙇♀️
デッキコンセプト
《タイガードラゴン》をうまく使おう!
今回の主役は《タイガードラゴン》です🐯🐲
名前が虎と龍ですって!?
そんなんめちゃくちゃ強いに決まってるよな~?? (なお
このカードの効果は、ドラゴン族モンスターをリリースしたアドバンス召喚成功時に相手のセットカードを2枚まで除去できるというもの。
今年に入ってからというものの、やれ「ラビュリンス」という通常罠サポートテーマが舞い込んだり《ファラオニック・アドベント》で永続罠カードがお手軽にサーチできたりと罠カードを主体としたデッキもどんどん増えてきていることでしょう。
自身を場に展開しながらそんなカード達を1~2枚除去できるので「面白そうだ」と思った矢先、ふと気になってこのカードのQ&Aを確認しました。
「破壊出来へんのかい!」
心の大阪が火を噴きました。
つまるところ、永続罠カードや罠モンスターカード等をチェーンして発動されると何も破壊できないのです。
昨今はフリーチェーン、いわゆる発動タイミングを選ばないカードも多いですし、このカードは相手がセットカードを伏せた後、ターンを跨いでから除去効果を使うとなると相手にチェーンされた結果強く機能しない可能性が非常に高いという残念さを内包しています💦
除去の対象が攻撃宣言時しか発動できない《聖なるバリア-ミラーフォース》等であれば脅威になりますが、今の時代ではお世辞にも汎用とは言い難い効果。
こればかりは出た時代のことを考えると十分すぎる効果で致し方なし。
しかし、諦めるのは簡単。
名前とイラストで惚れこんでしまったこのカードを強く使おうと色々かんがえてみたところ、相手ターン中にセットしたカードを相手ターン中にすぐ割るのが1番効果的ではないか?という結論に至りました。
つまり、相手にセットを促す・強制させるカードと相性が良いのです!
そうなると出るわ出るわ相性の良いカード達。
今回はそういったカードたちを組み合わせて「相手がセットしたカードを相手ターン中に破壊することでペースを握り(優位を保ち)戦う」という動きを行いたいというのがデッキの根幹・コンセプトとなります。
(サムネイルでネタバレしてますが)
流石に毎ターン確実に…というレベルまでは私の構築力が及ばずまだまだ難しいですが、そういう立ち回りが1回はできるようにしたいなと思い組みました💦
今回採用したカード達をレシピで確認していきましょう!!
デッキレシピ
というわけでレシピです。
今回《タイガードラゴン》の相棒として選んだのが《EM五虹の魔術師》です!
《EM五虹の魔術師》のP効果を活用して相手プレイヤーにセットを催促 ( ※心理的に ) してくれるこのカードがあれば、相手はモンスターの効果発動ならびにこちらへの攻撃を行うために、手札から本来セットして使う予定の無かった通常魔法カード等もセットしてから動き出すことでしょう。
返しの相手ターン開幕早々《サイクロン》《ハーピィの羽箒》にぶち当たったらおとなしく泣きます。およよ。
《EM五虹の魔術師》のP効果適用下で《タイガードラゴン》の除去効果を発動することで相手のセットカードを破壊しモンスターの効果や攻撃を封じてしまおうというのが一番やりたい動きであることをお伝えしましたが、ここで一つ懸念が・・・
仮に相手が3枚以上セットしてたら?
《EM五虹の魔術師》は1枚でもセットカードがあれば攻撃や効果の発動が出来るので、その場合には相手のモンスター効果や攻撃等を封じることは出来ません。
なので相手にセットさせない・または《タイガードラゴン》以外で相手のセットカードを能動的に割るカードが必要になります。
単純に除去を積めば良い話ではありますが、折角なのでセットカードを破壊でき、あわよくばそのゾーンを使用不可にしてセットを封じ《タイガードラゴン》の効果を発動するためにもドラゴン族モンスターだと都合いいな〜
ついでに相手ターンに特殊召喚出来たら最高なんだけどな~💦
そんな全部の条件が合うような
都合が良すぎるモンスターいるわけ……
そういうわけで、こういったカードを使いつつ相手の動きを封じ優位を保っていくデッキを組みたいと思い着手しました。
各カードの役割とざっくりとした動きや採用理由の解説は下記の通り。
各カードの役割・動き
解門ギミックの役割
→《EM五虹の魔術師》はデッキから墓地に落としてしまえば自分の場に魔法・罠カードをセットするだけで墓地から直接場に置くことができるので、序盤にスマートにかつ安定的に《EM五虹の魔術師》を墓地に送るギミックを採用すれば動きがだいぶ安定しそうだなぁ…
「おかんが言うにはデッキから好きなカード墓地に送るときに使えるって話やねん」
「それは《ライトロード・ドミニオン キュリオス》やないか~!」
というわけででを落とす→墓地からセットという流れを汲めるように「解門ギミック」を採用したという訳です。ちょうどパーツも余らしていたので
勿論《ライトロード・ドミニオン キュリオス》のアクセスの為だけでなく、結果的に「幻魔」の一角である《降雷皇ハモン》の採用に繋がったことで、永続魔法・永続罠の回収、ドローソース、攻撃のロック、相手の妨害、バーンという複数の要素(動き)に絡むことが出来ました。
特に回収効果については後述するセルフブレイクカードとも相性が良くなっていくという訳ですね。
ドラゴン族の役割
→《鉄騎龍ティアマトン》などのカードを安定的に手札に確保するために、それらのカードをサーチできる《妖醒龍ラルバウール》の存在が重要となります。
さらに《妖醒龍ラルバウール》をデッキから特殊召喚できる《兵隊竜》と言ったカードの存在をつい最近思い出したので採用しています。
闇属性ドラゴン族だけでなく地属性ドラゴン族である《兵隊竜》から《タイガードラゴン》に繋げられるのも好相性!
また《魔晶龍ジルドラス》は自分の魔法・罠カードが割られてしまった際に、自身を特殊召喚しつつ墓地からさらに魔法・罠カードを選んでセットできるので《EM五虹の魔術師》のP効果のデメリット部分を回避しながらセットカードを確保してくれます!
相手にセットカードを割られ自分の場のセットカードが0枚になったとしても「フィールドで効果を発動できない」という《EM五虹の魔術師》の誓約も見事に回避してくれるという訳ですね。
そして《ヴァレット・キャリバー》に関しては特殊召喚しやすいチューナーとして採用。リンク召喚の頭数を増やしたりシンクロ召喚の素材として利用します。
自身の効果で手札から闇属性のドラゴン族を特殊召喚できるだけでなく、単独で使われがちな《ヴァレルロード・R・ドラゴン》の回収効果の選択肢にもなるので使いまわしやすいという点も強力です。
後でも解説しますが、シンクロ先には《トライデント・ドラギオン》が控えておりセルフブレイクしながら攻撃回数を増やしてフィニッシャーとして活躍してもらいます!
※上の表は矢印の流れで確定で出せるわけではなく、あくまで出し方の例です。
表からも見てとれる通り小難しいことになるので可能な限り直接アクセルスタダ(☆8)かドラギオン(☆10)に向かいたいところ
《始原竜プライマル・ドラゴン》に関しては、半分「遊びの枠」として入れています。
リリースされれば自分の場のモンスターに2回攻撃を付与できるので《タイガードラゴン》のアドバンス召喚の素材として使えるほか、通常召喚できつつ自身の攻撃力も容易にあげることが出来るので対人の仮想敵として強力な《双穹の騎士アストラム》への対抗策としても優秀です。
魔法カード
→もっと《七精の解門》で回収して強い永続魔法を採用したいですが、今は《星遺物の守護竜》のみの採用。
永続魔法の種類を増やさないのはもったいない気もしますが、場にセットカードを確保していくデッキであることや《鉄騎龍ティアマトン》を墓地から回収したりモンスターゾーンを移動できるだけでも十分機能してくれる気もしています。
モンスターゾーンの端っこに移動すれば実質ペンデュラムメタにもなるので相手を想定以上に苦しめる可能性を秘めてたら秘めてなかったり。
打点で優位に立ちにくい《タイガードラゴン》がいるからという建前でいつ引いても強い《サンダーボルト》を惜しげもなく採用。7月になったら3枚入れようかしら⚡
罠カード
→相手の場にセットカードを供給するための《現世離レ》や発動後の再セットや墓地から再セットできるカード達を採用。
あわよくば《EM五虹の魔術師》以外の魔法・罠ゾーンをセットカードで埋めて自分のモンスターを超強化する線も選択肢としてありそうですが、「解門ギミック」の都合もありなかなか厳しいでしょう。
《覚醒の三幻魔》は断じてネタ採用ではないです(笑)
エクストラデッキの役割
① リンクリボー
→大人気グループ「解門ギミック」のメンバーその1。特に言うことなし。
② サクリファイス・アニマ
→大人気グループ「解門ギミック」のメンバーその2。特に言うことなし。
③ セキュリティ・ドラゴン
→緩い素材指定から繰り出される光属性(重要)サイバースリンクモンスター。
《リンクリボー》とこのカードで《デコード・トーカー・ヒートソウル》にします。1回バウンス効果を発動空いた後にリンク素材にするので使い勝手いいですね✌
④ I:Pマスカレーナ
→てんかい上手の〇なこさん。
⑤ 暗影の闇霊使いダルク
→強く使えるケースが多すぎて、闇属性主体のデッキではむしろ採用しない選択肢をとるのがなかなか難しいカード。相手プレイヤーの強力なカードを存分に使わせていただきやす…
⑥ ライトロード・ドミニオン キュリオス
→大人気グループ「解門ギミック」のメンバーその3。というか終着点。
このデッキでは《五虹の魔術師》を落とすことが最優先事項ですが既に手札にある場合には《魔晶龍ジルドラス》や《妖醒龍ラルバウール》等を落としておき相手を牽制するのも良いでしょう。
⑦ デコード・トーカー・ヒートソウル
→既に《五虹の魔術師》が手札にある場合、すなわち《ライトロード・ドミニオン キュリオス》に向かう必要が無い場合の選択肢として採用。「解門ギミック」の流れでアクセスできるのは今となっては有名でしょうか。
⑧ 竜絶蘭
→比較的緩めの縛りで出せるリンク4モンスター。
ドラゴン族を多用しているとどうしても使いたくなるカード。《輪廻独断》で墓地を全員ドラゴンにして《I:Pマスカレーナ》の効果で相手ターン中にリンク召喚し大ダメージ!というコンボを1年くらい前から夢見ていましたが《ファラオニック・アドベント》の存在からかなり難易度は低くなったのではないだろうか。
状況次第では他の種族を選んでも強そう。(海竜族使いて~)
⑨ マネキンキャット
→ここ半年くらい擦っているカード。闇属性・地属性など相手が使用していることが見込める属性のモンスターを多用しているデッキなのでデッキからあらゆるモンスターのアクセスに使います。状況に応じ優先すべきモンスターは変わりますが《ファラオニック・アドベント》を出せたら上出来といった感じです。
⑩ F・G・D
→Q「出るの?」A「(タイミングが合えば)出ます。」
出力手段は《龍の鏡》のみなので《失楽園》や《デコード・トーカー・ヒートソウル》によるドロー加速で無事引き当てることが出来たら場に出したいものですね。
「ドラグマ」等で墓地に叩き落されたら《始原竜プライマル・ドラゴン》の打点に変換します(笑)
⑪ スターダスト・チャージ・ウォリアー
→このデッキで出しやすいレベル(4+2=6)でかつ非チューナーのSモンスターとして採用。《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》に繋げるために一度中継地点として登場し、ワンドローをはさんでから繋げる目的で採用しています。
⑫ 甲纏竜ガイアーム
→《スターダスト・チャージ・ウォリアー》と同様の理由で採用。
差別化するポイントとしては最終的に連続シンクロで出す予定の《トライデント・ドラギオン》のセルフブレイク効果で空いた盤面に装備カードとしてすっと入り込みドロー効果などを狙っていくために動くか否かです。
どちらにせよワンドローできることに変わりはないですが、こちらだとその後の相手からの攻撃の際にもドロー効果を発動できるので継続的なアドバンテージという意味ではこちらが優勢か。
(ドラギオンの連続攻撃後に相手が生きている想定はしたくないものですが…)
⑬ スターダスト・ドラゴン
→《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》経由で一度場に出るのですが《五虹の魔術師》を守るために優先して出すのも一興か。
⑭ アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン
→墓地の《ギャラクシーサーペント》or《守護竜ユスティア》を蘇生して《トライデント・ドラギオン》につなげます。
⑮ トライデント・ドラギオン
→自分の場のカードを破壊しながら豪快な複数回攻撃を行うフィニッシャー候補。
《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》の効果でS召喚されるので出たターンは相手の発動した効果を受けない恩恵を受けれるだけでなく、相手ターンに出すことは無いのでS召喚成功時というタイミングを逃しそうな効果もきちんと逃さず使います!笑
モンスターへ…ではなく単純に3回の攻撃が狙えるのでしっかり相手モンスターを除去して場をがら空きにした際の相手のライフを刈り取る速度は一級品ですね。
以上がエクストラデッキの内容についてでした!
それではまとめに入ります。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございます!
幸いデッキ案は浮かぶもののどれも内容に全然納得がいかず最近はデッキ紹介記事が書けていなかったのですが、今回のデッキは冗談半分で組み始めたものが「意外と良さげ」と感じ始めどんどん堀り進めていったデッキです。
強さ云々は置いといて僕はこのデッキがかなり好きです。
デッキ名は「屏風の虎」です。またの名を「スクリーンタイガー」
(オタクだから日本語にルビふったらかっけぇってBLEACHから学んだ)
ぜひとも覚えやすい方で呼んであげてくださいな。
《タイガードラゴン》を虎、《EM五光の魔術師》を坊主に見立ててそれとなく命名(安易)
「カイクウかジョウゲン使えよ」という正論で殴らないでください。
出てきた虎が、あれよあれよといかつい龍になり相手プレイヤーを驚かせることで相手に
「一本取られた!」って言わせたいですね、とんちだけに()
今はまだ難しいですが「たられば」に頼らずスマートに毎ターン《タイガードラゴン》を起動するデッキに生まれ変わらせるのが当面のこのデッキの目標ですね。
ドラゴン族を多用するデッキも久々に組みましたが、たまにはこういうデッキもありですね🐉
このデッキへの感想や罵倒、叱咤激励、日ごろの悩み、その他伝えたいこと、おすすめの筋トレや美容グッズなどありましたら記事へのコメントや紹介ツイートに反応いただければ幸いです!
先日発表された制限改訂で多くの決闘者が使用していた《水晶機巧ーハリファイバー》が使えなくなってしまいますね。
愛用していた方々にとっては気持ちの切り替えは難しいでしょうが、新たなカード達やそのカードによってふたたび輝くあらゆるカード達の登場を楽しみにデッキビルドを続けていきましょう!
試行錯誤、トライアル&エラーあるのみです!
・・・・・・
トラ(虎)だけに🐯