ご挨拶
初めましての方もそうでない方もこんにちは!パピヨンと申します🐶
心地よい秋晴れと夕方以降の涼しさを感じる今日この頃🍁皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は私のデッキの構築論のお話です!
そういえば人のデッキビルドのことは聞いたり見るのは好きだけど、自分の話は本格的には出来てなかったな〜
あとは「そんなに需要ないだろうな〜」と思ってたので無意識に話すことを避けておりましたね( * ॑˘ ॑* ) ⁾⁾
特別なことはしてないつもりですが、お手隙の際にお付き合いいただければ幸いです!
お話の流れとしては実際にデッキを組む時の手順をお話して、その後で構築論を語る構成にしています。
どうぞよろしくお願いします!
構築の流れ
①使いたいカードを決める
早速ですが、まずはデッキビルドのスタート地点からです。
私がデッキを新たに作る時にきっかけとなるのは1枚のカードからです。
新弾で明らかになったカードや過去のカードなどなど…
そのカードがスーパーエースモンスターの時もあれば、知名度が低かったりマイナーな魔法・罠カードだったり様々です。
かつて一度デッキの中心にしたカードをもう一度…ということもあります。
その例で言うと最近は《永の王オルムガンド》熱が再燃しています🔥
②戦略を決める
使いたいカードを決めたら、その後は「戦略」を決めます。「戦略」と言っても詳細な内容ではありません。私の場合は大きくわけて2パターンに分かれます。
仮に使いたいカードを1枚定めた場合、そのカードをどう使いたいかの分岐として
・常に(できるだけ長く)場に出しておきたい!
・勝負を決めるタイミングで出したい!
この2パターンのうちどちらかを決めます。
そこを決めて初めて、やりたいことやコンボを形成・補強していきます。
例えばこちらの《永の王オルムガンド》というカードでも…
序盤から特殊召喚し相手のカードを奪いながら継続的に利用するという使い方も出来れば、はたまた終盤に特殊召喚し素材を増やすことで高打点のフィニッシャーとして使う…
といった風に期待する役割はカードによって変えることが出来ます。
(ランクアップさせて使いたいので爬虫類エクシーズ増やしてくださいコ〇ミさん)
カードをどういう風に使うかを先に決めたらあとは相性の良いカード達と紐付けていきます。
③シナジーを重ねる
さてさて「使いたいカード」とそれをどう活かしていくかの「戦略」が決まったらあとはそれらをど真ん中にすえて、まるでパズルのピースを埋めるがごとく相性のよさそうなカード達で周りを埋めていきます。
デッキビルドは絵を描く行為に似ているということをおっしゃる方を何度か見聞きしたことがあり、私自身もそう感じていますが筆で描くと言うよりパズルのピースを埋めて最終的にデッキの完成系、すなわち絵が現れてくるイメージでデッキを組んでいます。
※しれっと次のデッキのヒントを小出しにするぜ☆
「使いたいカード」と「戦略」を決め、どういう使い方をするか(やりたいことは何か)をきめたら、あとはマジカルバナナの要領で相性の良いカードを想像しまとめていきます。
例えば…《永の王オルムガンド》と言えば~?
● 毎ターンエクシーズ素材を増やせる…ということは
→《エクシーズ・インポート》で除去&素材補填できる!?
→《エクシーズ・トライバル》で効果破壊から守れる!?
→「エクシーズ」魔法・罠カードをサーチできる《希望皇アストラルホープ》が採用できる!?
● 相手のカードを奪える…ということは
→《クロノダイバー・ハック》で直接攻撃できる!?
→「クロノダイバー」カードをサーチできる《クロノダイバー・リユーズ》も採用できる!?
→《クロノダイバー・リユーズ》を特殊召喚できる《クロノダイバー・レギュレーター》が組み込める?
といったような流れです。
1方向に伸び続けてしまいそうな要素をそれぞれ絡めて新たな要素を生み出すことでデッキとしての厚みを増したり、かさましを行います。
上記のカードの例だと相手のカードを奪う、エクシーズ素材にするという情報から「コントロール奪取」という要素を組み込んだりできなくはないですね。
要するに 2つのピースから間に埋めれるピースを探るということです。
これを繰り返して最終的にデッキの形に落とし込んでいくのが私のデッキビルドの主だった手順です。
デッキによって適正枚数があると考えているので、枚数は40枚にこだわっていません。
ここまで構築の流れを説明しました!
結構オーソドックスな方法だと思ってたんですが、こればかりは人と比較しないとわかりませんね。
それでは次に私が上記のステップで構築をしているときに注意している点、一種のこだわりとも言える内容をお伝えします。
ここがいわゆる構築論の部分になるかな?
構築論(注意点)
100%実行できているかはさておき、デッキを組むうえで私が特に注意していることは大きく2つあります。
テキストの変換をすること
テーマやカテゴリに縛られない
以上の2点でしょうか。
まず「テキストの変換」とありますが、これは使いたいカードの選定が終わって相性の良いカード達を探すタイミングでのお話です。
遊戯王OCGでは実質やっていることは「除去」という言葉に収まるものの、様々な言い回しで分けられています。
戦闘破壊、効果破壊、リリース、バウンス、除外、墓地送り、エクシーズ素材への吸収、装備化…などなど
それぞれの効果や処理が全く別物であることは読者の皆様も既にお分かりでしょう。
しかし、戦闘破壊や効果破壊、リリースも墓地に送られるという結果自体は同じです。
使いたいカードに対して「どんなカードが相性が良いか」を考える際はこういったテキストの変換を行うことでシナジーのあるカードを取りこぼすことが無いようにしています。
正しく言語化できている自信が無いので、今一度ざっくりまとめると
もしモンスター同士の戦闘で「破壊された」という事象が起こったら他のカードの効果が介在しない限り「墓地に送られた」条件も満たしてるよね!ってことです。
遊戯王ニューロン等でカードテキストの検索が簡単にできる今であれば手軽に
「戦闘に強いモンスターだから”戦闘で相手モンスターを破壊した場合”で検索しよ」
という風に調べる方も多いでしょう。もちろんそれは正しい。一番スマートな検索です。
でももしかしたら、同じ「墓地に送られた」という結果に行きついているのに「破壊」という単語に引っ張られて、実はもっと相性の良いカードがあったのに拾いきれない、目に入らないということが起こり得ます。
(テキストを統一していないが故の問題でもありますが)
「戦闘破壊だから”相手モンスターが墓地に送られた場合”もいけるよな」という風に
テキストの文字だけに頼らず結果として何が起こったかを正確に把握して相性の良いカードを見つけていくことを大事にしています。
次に「テーマやカテゴリに縛られない」という点については、オリジナルデッキを多く作られてる周りの皆様に対しては今更という気もしますが、私はテーマのみで固めた純構築を極力避けています。
理由としては対戦の中に求めたいものが「驚き」だからです。
遊戯王はテーマに属しているカードが多く、触れてきたテーマ数が多ければ多いほどそのテーマが何をするのか?どういった動きなのか?は理解でき後々の動きを予想できます。
しかし、いざ対戦中に予想外のカードが思わぬ状況から現れたらどうでしょう。
一種の警戒反応にも似た「驚き」があるのではないでしょうか?
その「驚き」から「何が起こるかわからない」という興味・関心(ワクワク)が生まれないでしょうか?
私は「対戦」という場はいわば互いの個性や好きな物のプレゼン合戦だと思っているので相手にとっても自分にとっても有益な時間にしたいんですよね。
何が有益かはその人次第ですから偉そうなことは言えませんが、おそらくオリジナルデッキの着手に勤しんでいる方が多い私の周りの環境においては…
「そういう使い方が出来るのか!」
「なんだそれ!?(知らないカード)」
「どういう考え方してるの?(ドン引き)」
と思わせるデッキの方が有益なんじゃないかなと勝手に解釈しています。
たぶん私自身そこまで相手の方の心を揺さぶったデッキをまだ1つも作れてないと思いますが、ずっと根底にはこういった意識が居座っています。
相手を楽しませて、最終的には自分が楽しむために私は今日もデッキを作ります
まとめ
そんなこんなでつらつら書き連ねましたが、長々とお付き合いいただきありがとうございます。
他者の影響を受け、考え方が変わる可能性もありますがざっくり今まで書いた考えをもってデッキビルドに励む毎日です。
…ただ現在絶賛自分に自信が持てない状況です。
デッキを完成させてあげれない時間は本当にしんどいし情けなくもなる。
デッキビルド(好きなこと)をやるっていつでも楽しいって意味じゃないよ
漫画「ブルーピリオド」主人公の矢口八虎くんも言ってますが本当にそうだなと。
…でもそんな中で光明を見出した時の達成感・快感は何にも変え難いものです。
だからやめられない!!!!!
「面白いデッキ組みたい。才能とかないかもしれない。でも今はこの瞬間全部をかけてデッキを組みたい」
というわけで皆さん「ブルーピリオド」を読みましょう。創作に関わる方には好きになる部分や共感できる箇所もあるかと思いますので、もおすすめです。
デッキビルドの調子が整わない状態が続いていますが、今回も記事の執筆を経てモチベも向上し、新デッキにも少しずつ光明を見いだせてきていているので来月中の更新を目指してデッキ紹介記事を久々にあげれるよう頑張ります!
それではまた👋