ご挨拶
皆さん、こんにちは!パピヨンです🐶
長かったGWが終わったかと思えば一気に梅雨入り!私も含め頭痛持ちの方々にとって、しんどい季節ですね(´;ω;`)
愛用しているロキソニンの抜群すぎる効き目に若干の恐怖を感じます(笑)
今回は先日行われました第2回神風オフにてメインで使用したデッキ紹介の記事になります!既にTwitterではレシピを載せておりますが、文字数に縛られず構築の意図や内容について紹介していこうと思います☺
”打点の高いエースで決める”というコンセプト なので派手で爽快感のあるデッキに仕上げていきたいと思い構築しました!
デッキレシピ
というわけで、まずはレシピでございます。
今回は「アメイズメント」を使いたいなと思ったところから出発しました!
「アメイズメント」についてざっくり説明すると、遊園地内のアトラクションを模した罠カードを自分のアメイズメントモンスターや相手モンスターに装備して、装備先によって変わる効果を使いながらテクニカルに戦うテーマです。
「アメイズメント」を運用していく中で、装備カードとして表側で場に展開される罠カードをどう活かすのかというところに目を向けて《神炎皇ウリア》が特に相性が良いと思い、この2つを組み合わせることにしました!
既にやんわりと伝わっているかもしれませんが、今回やりたいことを説明していきます。
やりたいこと (コンセプト)
「アメイズメント」で相手を妨害しながら準備を整え、最後は《ハイパーブレイズ》でパワーアップした《神炎皇ウリア》で勝負を決める!!
・・・はい。
というわけで、まずは《ハイパーブレイズ》の効果を解説します。
《ハイパーブレイズ》は「三幻魔」のカードを墓地から手札に回収するか墓地から特殊召喚する効果に加え、《神炎皇ウリア》が戦闘を行う攻撃宣言時(※相手からの攻撃でも反応)に手札orデッキから罠カードを墓地に送り、そのターンが終わるまでウリアの攻撃力をお互いのフィールド・墓地の罠カードの数✕1000にするという効果を持っています。
なので余計な小細工は抜きで序盤・中盤は死なないようにゲームを維持して耐えつつ、最終的にはフィニッシャーの《神炎皇ウリア》の一撃で相手を倒すデッキになります。、
大まかな流れ(プラン)は下記の通りです!
【序盤】「幻魔」を絡めた安定的な展開で盤面を形成
【中盤】「アメイズメント」を中心に相手の動きを封じつつ耐える
【終盤】「くらえぇ!!ハイパーぁぁブレイズぅぅぅ!!!」
※《神炎皇ウリア》でとどめを刺す
相手のセットカードをチェーン不可で除去できる《神炎皇ウリア》に加えて《破械雙王神ライゴウ》や《驚楽園の支配人アルレキーノ》を揃い踏みの状態で破壊効果を発動することで相手のバックに控えた怖いカード達を次々と連鎖的に除去してエースの道を切り開きます。
必殺のハイパー・ブレイズを叩き込みましょう!
構築における注意点
さてさて、勝利をつかむための大まかな流れは先ほどお伝えした通りですが、その上で注意しなくてはならないポイントがいくつかあります。
【①】永続魔法・罠で魔法・罠ゾーンが埋まることを防ぐ
→ 場が埋まってしまえば《アメイズメント・タイムチケット》による「アトラクション」罠カードのセット効果やそれ以外の他の魔法・罠が発動すらできなくなるため
【②】ウリアが除去された時のケア方法を用意する
→ 除外された場合や墓地に送られた場合に手札への回収手段を確保することで勝ち筋を失わないため
【③】ドローソースの確保
→ デッキの特性上、罠カードが多くセットすることが求められるほか《七精の解門》等の初動以降でも役立つカードが軒並み手札コストを要するため
以上が注意点になります。
上記の対策について触れながら採用しているカードの解説をしていこうと思います!
各カードの役割
幻魔の役割
序盤から終盤にかけて働きかけるこのデッキのメインエンジンです。
皆さんおなじみの いわゆる「解門キュリオス」の動きで《暗黒の招来神》召喚 or 《七精の解門》発動から《ライトロード・ドミュニオン・キュリオス》まで行ける展開方法を主だった初動に設定しています。
出典:「王者と悪魔 vs 無限マシンナーズ・フォース」【城下町デュエル】 より(https://m.youtube.com/watch?v=HQaVteLLgyg&list=PLiFVeN44-pIg0dX_yVo3k9LxN1pGlwt-u&index=6&t=0s)
※こちらの画像はふたござさん(https://twitter.com/futagoza91?s=20)から許可をいただいております。あらためてありがとうございます。
しかし、このデッキでは必ずしも《ライトロード・ドミニオン・キュリオス》までつなげるわけではありません。
状況に応じて取り得るルートを大まかにまとめたので下の画像をご覧ください
ごちゃついて申し訳ございませんが、初動札にキーパーツが何枚揃ってるかによって1ターン目の動きを決めます。
1枚目のように条件を満たすキーパーツが2枚以上ある場合には2枚目の画像の通り「解門キュリオス」の流れの途中から《神炎皇ウリア》を開幕1ターン目に出す方向転換し、注意点でも挙げたドローソースを手繰り寄せます。
まずは《失楽園》の2ドローでアドバンテージを確保して態勢を整えましょう。
この時点での《神炎皇ウリア》の打点は高く見込めず簡単に除去されるので後々回収します。
そして、キーパーツが1枚のみの場合には「解門キュリオス」を経て、その先の動きとして《聖天樹の大母神》のリンク召喚から妨害札として使える《聖天樹の開花》を準備する。
もしくは《聖天樹の開花》がキュリオスの効果で墓地に落ちてしまっている場合には《破械雙王神ライゴウ》で相手の場のカードを1枚でも多く確実に破壊していこうという目論見です。
アメイズメントの役割
このデッキではフィニッシャーの《神炎皇ウリア》が《ハイパーブレイズ》を利用して十分な火力を出せるように罠カードが多いテーマである「アメイズメント」を採用しています。
冒頭でも触れましたが《神炎皇ウリア》を正規召喚するために表側表示で場に展開される点も役立ちます。
今回のデッキではアメイズメント罠カードは全種類ではなく3種類に絞っています。
その採用理由としては
” 簡単に墓地に送れる ”
からです!!
採用した3種類はいずれも相手モンスターに装備された後に自身を墓地に送って発動、裏側守備表示への変更やバウンスを経て装備対象から外れてすぐに墓地に送ることが可能です。
これにより墓地に「アトラクション」罠カードを貯めて《驚楽園の支配人 アルレキーノ》による除去効果をスムーズに発動させることができるので、相手の場に干渉し複数枚の除去も可能になります。
今回採用した「アトラクション」罠カードの効果を簡単にまとめてますので参考までにどうぞ✋
「アトラクション」罠カードはカード名と効果で内容が覚えにくいかもしれませんが、種類を絞っての出張が可能なカードが揃っていますので、もしかしたら皆さんのデッキの目的に合わせた動きをサポートできるかもしれません。
戦華・バージェストマの役割
今回は「幻魔」「アメイズメント」に加え「戦華」「バージェストマ」の2テーマを活用しています!採用枚数は少ないですが、具体的な動きを解説していきます。
注意点でも触れたように永続罠や「アメイズメント」罠カードは相手に除去される、《神炎皇ウリア》の特殊召喚の素材になる、装備が外れることで墓地に送られることがない限り場を埋めてしまい、その他魔法・罠カードがセット・発動できなくなる可能性があります。
そこで白羽の矢が立ったのが「戦華」です!
「戦華」は自陣のカードや永続魔法・永続罠カードを墓地に送り発動する効果を有しているので、能動的に場の永続魔法・罠カードを墓地に送り魔法・罠ゾーンの渋滞を防ぎます。
特に《戦華の詭-賈文》は自分のカード(永続魔法・罠)を墓地に送りつつ相手モンスターのステータスを弱体化させることも出来るので打点にやや不安のあるカードの戦闘補助や《神炎皇ウリア》によるゲームエンドの確実性を上げるなど見かけによらずとても優秀なカードです!
さらに永続罠カードの《戦華史略-長坂之雄》は相手の攻撃宣言時に墓地から除外することで「戦華」モンスターをレベル制限などなくデッキから特殊召喚できるので相手の攻撃宣言時に打点3,000を誇り戦闘破壊した相手モンスターを強奪できる《戦華の孟-曹徳》に直接つなげることが出来るなど利便性の高いカードです。
※リンクやペンデュラムは奪えません(小声)
その他にも《ダイナレスラー・パンクラトプス》に似た効果を持つ《戦華の義-関雲》やドローソースとして使える&展開を後押しする《戦華の徳―劉玄》など個性豊かなモンスターを合計5種類採用しいています!
「他の戦華がいると~~~。」といった追加効果を持つものが多いたため「戦華」は出張が難しそうな印象がありましたが、意外と枚数を絞っても活用できる兆しが見えたので今後のデッキビルドにも活かしていきたいところです(*‘ω‘ *)
「バージェストマ」は2種類のみの採用となりますがランク2モンスターへのアクセス、除外されたカードを墓地に戻すが主な役割となります。
エースである《神炎皇ウリア》を除外から墓地に戻すことで勝ち筋をなくさない他、相手の除外されているカードにも干渉できるので《召喚士アレイスター》や《混沌の創世神》といった除外を絡めて動くカードやテーマに対して、その効果を防ぐといった使い方も出来ます。
以上がメインデッキ内の主なカード達の役割です!
それでは最後にエクストラデッキ内のカード達の役割を解説していきましょう!
エクストラについて
既に説明したものも含めてエクストラデッキの内容についても1枚1枚の役割を解説していきます!
①リンクリボー
→いわゆる「解門キュリオス」の動きを行うために採用。それ以外にも《聖天樹の大母神》等のリンク素材として活用します。
②サクリファイス・アニマ
→《リンクリボー》と同じく初動の動きで必要になるカード。《ライトロード・ドミニオン・キュリオス》まで行かないルートを選択した後には油断して不用意にEXモンスターゾーン前に出してしまった相手モンスターをパクり、そのままリンク素材として活用し除去します。
→もうフィールド魔法を採用していたらほぼ間違いなく入ってしまいます。
《神炎皇ウリア》に耐性を付与しつつドローソースにもなる《失楽園》や展開を支える《七精の解門》を除去から守るために利用します。
墓地の永続魔法やフィールド魔法を拾うことも出来るので手札コストとして墓地に送ってしまったそれらのカードを回収する等、色んな状況で役立てることが可能です。
④ペンテス・タッグ
→リンク状態 (リンク先が自身に向いているor自身のリンク先にモンスターがいる) のモンスターに貫通を付与するモンスター。
《七精の解門》を2枚以上張るなどして墓地から繰り返し蘇生したモンスターを素材に呼び出し《神炎皇ウリア》や《聖天樹の開花》を発動した状態の《聖天樹の大母神》で相手の守備表示のモンスターを打ち抜きましょう。
⑤ライトロード・ドミニオン・キュリオス
→「解門キュリオス」の終着点。今回のデッキでは自身の効果でデッキから《ドット・スケーパー》を落としてその後のリンク4まで繋げます。落としたいカードが先立ってハンドにある場合には《戦華史略-長坂之雄》を落としておいて相手の攻撃を牽制するといった動きも行います。
⑥破械雙王神ライゴウ
→ キュリオスからつなげるリンク4モンスターその①
自身以外の破壊効果に反応して場のカードを破壊するという効果が《神炎皇ウリア》や《驚楽園の支配人 アルレキーノ》と好相性です。
特に《驚楽園の支配人 アルレキーノ》の除去効果のコストを1枚のみに抑えても連鎖的に複数枚のカードを破壊していけるので、墓地からの罠の消費を減らして《神炎皇ウリア》の打点を余計に下げないようにする働きをしてくれます。
⑦聖天樹大母神
→ キュリオスからつなげるリンク4モンスターその②
リンク召喚に成功すればサンアバロン魔法・罠をサーチできる効果を利用して《聖天樹の開花》を手中に収めます。
発動時に限定的な《スキルドレイン》として働くのは言わずもがな、永続罠なので墓地に送られても《神炎皇ウリア》の打点サポートになる他《覚醒の三幻魔》で回収できる点で好相性です。
植物族リンクモンスターの打点を高める効果を利用してちゃっかりフィニッシャーのような役割も果たすことがあります。
※ちなみに、元々の攻撃力を参照しないのでパワーアップ後の《神炎皇ウリア》の打点を参照することも可能です。ウリアの攻撃が防がれても、より強力な二の矢が控えているというわけです。。
⑧ウィンドペガサス@イグニスター
→場にレベルを持つモンスターがいて手札か墓地に《亡龍の旋律-デストルド》さえいればレベル7シンクロが容易に準備できるためシンクロモンスターはレベル7のみ採用しています。
エクストラデッキからの墓地送りも飛んでくる昨今ならではの汎用カードとして採用。そうでなくても破壊効果を有しているので《破械雙王神ライゴウ》を絡めた連鎖破壊にも携われるモンスターです。
⑨F.A.ライトニングマスター
→こちらもレベル7シンクロとして汎用性のあるカードです。相手の魔法・罠カードを無効化する妨害札として機能します。
今回のデッキでは名前からも実在するとある遊園地(テーマパーク)を模しているのでそれに寄せる意味でも採用しています()
⑩PSYフレームロードZ
→自身と共に相手モンスターを除外する効果を利用することで破壊耐性持ちを一時的に除去したり、リンク召喚を封じるために利用し相手の展開を阻害します。
これも某遊園地のあの機械人間をイメージしています。
⑪バージェストマ・オパビニア
→「バージェストマ」エクシーズモンスターのうちの1体。
罠カードを素材にする必要がありますがデッキから「バージェストマ」カードをサーチする効果。さらに「バージェストマ」罠を手札から発動することが出来るため《バージェストマ・ディノミスクス》による除去を確実に行います。
モンスター効果を受けないため中々しぶといところも地味に助かります。
⑫バージェストマ・アノマロカリス
→レベル2モンスター3体が素材指定されている「バージェストマ」エクシーズモンスター。罠カードを素材としていればフリーチェーンで場のカードを割る効果を持ちます。相手ターン中に《破械雙王神ライゴウ》と併せて相手の場に干渉していきます。
②の効果も一見条件が厳しそうですが、「戦華」の効果や装備がはがれた「アトラクション」罠カードがトリガーになるため比較的に発動しやすいのも好相性です。
もちろんこいつもモンスター効果を受けません()
⑬アーマー・カッパー
→デュエル中に1度と限定されているはいえ自陣のモンスターを戦闘破壊から守りダメージもゼロにする効果があるので打点の低い状態の《神炎皇ウリア》を守る、相手の攻撃によるゲームエンドを防ぐなどが主な役割です。
※構想段階では戦闘を行った河童を科学の力で進化させ最終兵器として目覚めさせるために《天霆號アーゼウス》を入れてました。人の心を取り戻したため今は抜いています(笑)
⑭聖光の宣告者
→このデッキではピン刺ししている《神炎皇ウリア》や手札から特殊召喚できる《驚楽園の支配人 アルレキーノ》といったキーカードを墓地から手札に戻す、あるいはデッキに戻すために活用しています。
⑮幻獣機ドラゴサック
→このデッキ唯一のランク7モンスターで《驚楽園の支配人 アルレキーノ》とレベル7シンクロモンスターが主なエクシーズ素材です。
場持ちがよい・破壊効果がある・打点がそこそこあるの条件を満たしたため採用していますが、一番の自由枠でもあるので新規カードの登場や使用感によって真っ先に変わるかもしれません。
以上がエクストラデッキの解説でした!
おわりに
デッキ名は「 U(Uria)S(Seek)J(Joy)」です。某遊園地の略称と重なるのはきっと偶然です。きっとね。
ウリア (Uria) が享楽 (Joy) を求めて (Seek) 探し求めるイメージから名付けました🙆
冒頭でも触れたとおり、このデッキは第2回神風オフで使用したデッキでしたが残念ながら戦績は若干の負け越しとなってしまいました💦
キリよく40枚で構築していますが、もう少し枚数を増やして「アトラクション」罠カードを増やしたり「破械」の要素や妨害のギミックを重ね掛けして連鎖的な破壊をより探究してもよいかもしれませんね🤔
今回の記事で紹介した内容やギミックの一部がほんのちょびっとでも皆さんのデッキ構築に役立てば幸いです( 'ω' )و
デッキや記事に対しての様々なご意見をもらえますと嬉しいです!
毎度のことながら、長い記事を最後まで読んでいただき有難うございました!
それでは、またの機会にお会いしましょう👍