ご挨拶
皆さん、こんにちは!パピヨンです🐶
あれよあれよという間に4月も終盤、いよいよ春の大型連休GWに入っていきますね!
記事の完成はGW明けになるかな~と思いながらもぎりぎり連休前に間に合いました( ´ω` )ホッ
4月から新生活をはじめられた皆さん、まずは1か月お疲れ様でした👏🏻💮
職種や環境にもよるのでしょうが、GWを挟んでしっかりリフレッシュして来月以降も駆け抜けていきましょう!
かくいう私は関東・関西程ではないですがまだまだ感染拡大の歯止めがかからないので、県外への移動は行わず1日だけ奥さんと一緒に温泉に行って日々の疲れを洗い流してきます♨
今回の記事もデッキ紹介です!
新弾「DAWN OF MAJESTY」で初登場したテーマである「デスピア」を使ったデッキになります!
先日ツイキャスによる開封配信で皆さんの力を借りて3箱で「デスピア」の光物を3枚ずつ揃えることが出来たましたので「これは運命」と思い急いで組み上げました!
キャスで開封配信しました〜!
— パピヨン (@murajunsub) 2021年4月20日
3箱で3枚揃いすぎ神箱でした。プリシクはウォルフライエ!ピリカかと思ってたのでほっとした…笑 pic.twitter.com/qHY7wRGzTn
デッキレシピ
今回のデッキは「デスピア」を運用していく中で《烙印劇城デスピア》によりお手軽に融合を行うことが出来るという点に注目して「古代の機械(以下アンティーク・ギア)」と組み合わせることにしました!
なぜ「アンティーク・ギア」と組み合わせたのか?
という疑問にもお答えすべく、やりたいコンボとともに説明していきます。
やりたいこと
①《古代の機械混沌巨人》+《デスピアン・クェリティス》で相手の場を蹂躙する
②《古代の機械魔神》等の融合モンスターを場に維持・復帰させながら相手を追い詰める
今回やりたいことは主だってこの2つになります。
①については《デスピアン・クェリティス》の効果で相手の場のほとんどのモンスターの攻撃力をゼロにして《古代の機械混沌巨人》ぶん殴る!
…という極めて安直で偏差値の低いコンボなので細かな説明は一旦省きます(笑)
下記のイメージだけでも十分伝わるかと思います(雑コラ御免)
②については、我ながら面白いのでは?と感じたので詳しく説明したいと思います!
さてさて皆さんは《古代の機械魔神》というカードをご存じでしょうか?
アニメでは遊戯王GXで初登場以降、他作品(遊戯王アークファイブ)内でも活躍しデュエリストパックでも強化された人気テーマ「古代の機械(以下アンティーク・ギア)」では先述の《古代の機械混沌巨人》や《古代の機械超巨人》といった大型の巨人を模したモンスターが目立つなかで、しれっとこのような翼竜じみたモンスターも登場していました。
気になる効果は下記の通りです。
特筆すべきは破壊やバウンスといった除去も含め、他のカードの効果を一切受け付けない効果耐性と1ターンに1度相手に1000ポイントのダメージを与えるバーン効果です。しかもバーン効果にありがちな、効果の発動後に攻撃できない縛りが無く、バーンに加えて自身の攻撃による追撃も可能です。
上記の効果耐性に加えて、戦闘破壊されれば「アンティーク・ギア」モンスターを召喚条件を無視してデッキから特殊召喚できるので戦闘で倒れても、ただでは済ませない点でも使い勝手の良さを感じさせます。
先ほどもお伝えした通りバーン効果に加えて自身の攻撃による追撃も可能なのですが、ここでネックになるのがそのあまりにも強靭すぎる効果耐性と低ステータスです。
この効果耐性の存在により他のカードを用いての強化も不可能です。
加えて攻撃力は 1000 とレベルの割には低いので追撃しようにも相手モンスターの方がステータス有利で戦闘で倒せない機会の方が多いかと思います。
攻撃力は低い、強化も出来ない、連続攻撃も出来ない・・・であれば・・・
相手を弱体化させるしかない
そう、そこで白羽の矢が立ったのが《デスピアン・クェリティス》という存在。
レベル8以上の融合モンスター以外のモンスターの攻撃力をゼロにすることで、攻撃力が1000と打点の低い《古代の機械魔神》の追撃をサポートできるため相性の良さは抜群です!
このデッキではフィニッシャー候補の融合モンスター達が全てレベル8以上で《デスピアン・クェリティス》の弱体効果を受けつけないため、こちら側がデメリットをうけにくいのもかなりの追い風です。
また、「デスピア」の中には「烙印」魔法・罠カードをサーチできる《デスピアの導化アルベル》や墓地から除外することで「烙印」魔法・罠カードの再セットが可能な《悲劇のデスピアン》もいるので、《烙印の裁き》で《古代の機械魔神》を対象にして攻撃力1000以上の相手モンスターを全ぶっぱしたり、戦闘破壊された《古代の機械魔神》を《烙印凶鳴》で再びフィールドに呼び戻すことも可能になります!
また、戦闘破壊された時のデッキから「アンティーク・ギア」を特殊召喚する効果にはターン1の制約はないので実質蘇生カードとして扱える《烙印凶鳴》で幾度も場に舞い戻り後続を連続して確保していきます。
これには相手もかなり面倒くさく感じることでしょう
(ご満悦)
あとは除外された《悲劇のデスピアン》を安定的に墓地に戻す手段さえあればデッキに1枚のみの出張でも十分役割を果たし「烙印」魔法・罠を場に用意できますね!
既にレシピにはその答えが出ておりますが、その役割を果たすカードは後ほど解説します🦊
各カードの役割
デスピアの役割
新弾の中でも特に扱ってみたかったテーマです。
今回のデッキでは「アンティーク・ギア」融合モンスター や《デスピアン・クェリティス》へのアクセスが主な役割になります。
中でも《烙印劇城デスピア》はこのデッキのやりたいことに繋げるためのキーカードになるので安定的に手札に加えれるようにしたいところです。
気になるその効果はというと、手札か場からモンスターを墓地に送りレベル8以上の融合モンスターを融合召喚できる、また場の融合以外の天使族モンスターが戦闘や効果で除去されると墓地のレベル8以上の融合モンスターを蘇生する効果も持っているという…
維持さえできれば実質毎ターン融合を打てるのでノーマルに収まっているのが恐怖にも思える1枚です。
《烙印劇城デスピア》は《テラ・フォーミング》《盆回し》《メタバース》といったフィールド魔法関連サポートだけでなく《デスピアの導化アルベル》でも直接サーチできるので、なるべく初ターンでハンドに確保し手早く融合に繋げていきます!
上記のカードに加えて、《デスピアの導化アルベル》を特殊召喚するための《烙印開幕》や《召喚僧サモン・プリースト》なども併せて採用し、これでもか!というほどに初動の安定性を高めています。
上図の中のカードは合計で15枚採用しているので、単純な計算ではありますがこの中のいずれか1枚を引く確率は何と驚異の90%越え…!!
おそらく《召喚僧サモンプリースト》と魔法カードが同時に来るケース等を加味して詳細な計算をするともっと低くなるでしょうが、仮に《召喚僧サモンプリースト》を抜いたとしても80%を超えてくるので、非常に安定感が高いと言えるでしょう。
個人的にはあまり数字だけで一概に安定感を語るのは好きでは無いのですが、具体的にどのくらいの確率で引けるのかをイメージしてもらいたく記載しています🙇
アンティーク・ギアの役割
やりたいことでも触れた《古代の機械混沌巨人》や《古代の機械魔神》だけでなく《古代の機械超巨人》や《古代の機械究極巨人》といった融合モンスターを呼び出すための素材として下級モンスターをメインに採用しています。
《古代の機械飛竜》1枚の召喚 or 特殊召喚から「アンティーク・ギア」カードをサーチすることが出来るため、融合の際に名称指定のある《古代の機械巨人》を直接持ってくるほか《古代の機械箱》の自身がドロー以外で手札に加わったときの効果を利用して《古代の機械歯車》に加えテーマ外の《マジカル・ハウンド》といった攻守のいずれかが500の地属性・機械族モンスターを続けて手札に加えることが出来るので一気に融合素材モンスターやチューナーモンスターを調達できます。
往年の《歯車街》と《古代の機械射出機》の2枚から動く定番の動きでも《古代の機械巨人》に加えて《古代の機械飛竜》などを特殊召喚して場と手札に融合素材となるモンスターを供給出来るのは未だに強い動きですね!
そして、融合体にあたるモンスターがそれぞれ戦闘破壊や効果による除去をされた場合に他の融合モンスターや《古代の機械巨人》を指定して特殊召喚する効果を有しているため、各々が除去されても後続が立て続けに現れてボードアドバンテージが失われにくいところも魅力の1つです!
(詳細はエクストラデッキの解説時に説明します)
その他の役割
今回は展開の中心となる《古代の機械飛竜》や《デスピアの導化アルベル》などが揃ってレベル4であることを利用して最初の方でもお伝えしましたが、テーマ内のサポートカード以外に《召喚僧サモン・プリースト》の効果で特殊召喚を狙います!
《召喚僧サモン・プリースト》の効果を発動させるためにキーカードである《烙印劇場》や《歯車街》といったカード以外にもデッキ内に魔法カードを多く採用しています!
なので、墓地からでも効果を発動できる《ギャラクシー・サイクロン》などを刺すことでコストとなり墓地へ送られた後でも+α の仕事できるよう注意しました。
特に《盆回し》で相手の場に貼った《歯車街》を《ギャラクシー・サイクロン》や《竜巻竜》等で打ち抜けば、こちらは《烙印劇城》で融合召喚の準備を整えつつ融合素材となる「アンティーク・ギア」モンスターの調達が手軽にできてお得ですね☺
エクストラについて
既に説明したものも含めてエクストラデッキの内容についても1枚1枚の役割を簡潔に解説していきます!
①《リンクリボー》
→★1の下級「デスピア」モンスターや《妖醒竜ラルバ・ウール》・《マジカル・ハウンド》などを利用してリンク召喚していきます。
《デスピアン・クェリティス》の効果対象外のモンスターの攻撃力を下げる用途や融合素材としても役立つため採用。
②《クロシープ》
→融合モンスターを特殊召喚する機会が非常に多いので★4以下のモンスターを墓地から蘇生し再利用するために採用。これによりピン刺ししている下級モンスター達を余すことなく利用できます。また、一応デッキ内にはシンクロやエクシーズもいるのでステータスの変更にも一役買っています。
→フィールド魔法を使うデッキで必ず入れてしまう癖を何とかしたい。。。
《古代の機械射出機》の効果起動の為に破壊されたり《召喚僧サモンプリースト》のコストになり墓地に行ったフィールド魔法を回収・保護できるので採用。
簡単に作れる闇属性リンクモンスターという点も便利!
④《ダイガスタ・エメラル》
→《古代の機械魔神》や《烙印開幕》などデッキから特殊召喚するタイプのカードを採用しているので、効果を使い果たすことを防ぐためのリソース回復要員です。
墓地から蘇生する融合モンスターの確保を考えると《貪欲な壺》だと「5枚」という枚数が微妙に確保しづらい点が否めないので、今回はこちらを採用しました。
「3枚」戻すのが本当にちょうど良いので、テキスト上では計り知れないシナジーを感じています!
⑤《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》
→《デスピアン・クェリティス》効果による攻撃力変動に対して抜群の相性を誇るエクシーズモンスター。相手ターンでも発動できる除去&ドロー効果の強さはもはや説明するまでもないでしょう。
⑥《竜巻竜》
→歩く《サイクロン》でおなじみのこのカード。
昨今の展開に使われがちな《七精の解門》や《暴走魔法陣》といった厄介なカードを除去できるのはもちろんですが、こちら側の《歯車街》を破壊する用途でも役立ちます!
先行で《召喚僧サモンプリースト》を絡めれば容易なのですが《デスピアン・クェリティス》が出せるなら《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》、出せなければ《竜巻竜》を立てるのがだいたいの決まった動きになります。
⑦《電脳堺狐-仙々》
→今回のデッキではほぼ★1の《マジカル・ハウンド》と★8融合モンスターでシンクロ召喚を行っていくのですが、「烙印」カード等で融合モンスターが場と墓地を簡単に行き来するのでシンクロ素材にした後でも蘇生しやすい点で好相性といったところでしょうか。
墓地に行くカードがこぞって除外されるマクロコスモス効果が注目されがちですが、除外されたモンスターを回収するというのが一番の仕事です。
自身を墓地から除外することで墓地から「烙印」魔法・罠カードを再セットする《悲劇のデスピアン》を墓地に戻すことで毎ターン墓地から「烙印」魔法・罠カードを再セットできるので、除去が欲しいときは《烙印の裁き》を、蘇生が必要な際は《烙印凶鳴》をセットして相手に厄介な盤面を形成していきましょう。
⑧《転生竜サンサーラ》
→上記の《電脳堺狐-仙々》以外のシンクロモンスター。チューナーはこのデッキでは《マジカル・ハウンド》しか採用していないので《クロシープ》による蘇生などで2回目の利用が叶う際にレベル4モンスターと合わせてシンクロ召喚します。「烙印」カード以外で融合モンスター達を蘇生する手段として活用します。
⑧《デスピアン・クエリティス》
→今回のデッキの要その1。
主に攻撃力変動効果を利用して今回のデッキでは活躍してもらいます。
場に《烙印劇城デスピア》墓地に《喜劇のデスピアン》が揃えば《喜劇のデスピアン》の場の融合モンスターをリリースして特殊召喚する効果でいつでも《デスピアン・クェリティス》をサクリファイス・エスケープさせることができ、《喜劇のデスピアン》が除去されたときには《烙印劇城デスピア》の効果で墓地から《喜劇のデスピアン》の効果でリリースされた《デスピアン・クェリティス》を蘇生できるので相性が良くボード・アドバンテージを失いにくいので非常に便利です。
《デスピアン・クェリティス》自身の除去された際の効果が戦闘破壊には対応していないため、相手に殴られそうになったら上記のサクリファイス・エスケープ戦術を絡めた動きでその戦闘による破壊をかいくぐることも可能です!
攻撃力変更という派手な効果に加え、JOJO立ちみたいなイラストも好みです(え)
⑨《古代の機械魔神》
→今回デッキの要その2。
自身の起動効果で1000ポイントのダメージを与え、ねちねちと相手を追い詰めていきます。「アンティーク・ギア」モンスター2体という軽い条件であるほか《烙印劇城》を利用してかなり簡単に融合召喚できるので、初ターンから出てくる確率が非常に高いです。
戦闘以外に関するほぼすべての効果(一部例外あり)に耐性があるので「烙印」魔法・罠などと組み合わせて戦闘除去されても自身の効果で後続を呼んだうえで何度でもフィールドに呼び戻してバーンを繰り返すことで相手をうんざりさせましょう(邪悪)
※ここから紹介が続く「アンティーク・ギア」融合モンスターは風貌や名前の似たものが多いので、それぞれの効果をざっくりと解説します!
⑩《古代の機械混沌巨人》
→融合素材に「アンティーク・ギア」モンスター4体を必要とするモンスター。
攻撃力4500で守備貫通の全体攻撃、常に魔法・罠の効果を受けない、バトルフェイズ中のモンスター効果を封じるというフィニッシャー性能盛り盛り森鴎外モンスター。
⑪《古代の機械究極巨人》
→《古代の機械巨人》を含めた「アンティーク・ギア」モンスター3体を融合素材に指定するモンスター。攻撃を行う際に相手の魔法・罠を封じるいわゆるアンティーク・ギア効果に加え、攻撃力4400の守備貫通、そして自身が破壊された際に《古代の機械巨人》を召喚条件を無視して墓地から特殊召喚する効果を有しています。
融合体の中でも特にこの「機械+獣」感のあるイラストが大好き…///
⑫《古代の機械超巨人》
→名称の指定がなく「アンティーク・ギア」モンスター3体で融合召喚できるモンスター。攻撃を行う際に相手の魔法・罠を封じる効果に加え、融合素材としたモンスターに《古代の機械巨人》《古代の機械巨人 - アルティメット・パウンド》がいればその数だけ攻撃できる複数回攻撃効果を有するほか、自身が相手の効果で場から離れたときに上記の《古代の機械究極巨人》を召喚条件を無視してEXデッキから特殊召喚する効果を有しています。
なので基本的には《古代の機械混沌巨人》を融合召喚し勝負を決着させるとき以外は《古代の機械超巨人》を一番初めに融合召喚しておいて、除去されたとしても《古代の機械究極巨人》→《古代の機械巨人》と除去されても順に後続を立てれる盤面を形成しておけば安心して見守れます。
以上がエクストラデッキの解説でした!
最後に全体的なまとめを見ていきましょう!
まとめ
今回のデッキは「デスピア」の中でも《烙印劇場デスピア》《デスピアン・クエリティス》の効果に魅力を感じて、全体攻撃できるモンスターと相性が良いと考え「アンティーク・ギア」との組み合わせにたどり着きました。
実は最初は半ばネタのつもりで軽く考えていたのですが、深堀していく中でどんどんシナジーを感じて今回の構築に至りました。
「デスピア」は情報解禁された際に話題になったように天使族や光・闇属性を絡めたテーマである「堕天使」や「ファーニマル」と組み合わせるのが相性よさそうだったり、まだまだ様々な組み合わせを考えていけるとても面白いテーマだと思います!
おわりに
デッキ名は「Unstoppable Gears (アンストッパブル・ギア) 」です。
構築した当初は違う名前で正直自分でもしっくり来てなかったのですが、フォロワーのしばうさぎさん(@shibalche)にアドバイス(?)いただき、かなり格好いいデッキ名になりました!!!
しばうさぎさん、あらためて有難うございました🐇
サムネではデッキ名にちなんで文字列に歯車を埋め込んでみました⚙
今回の記事で紹介した内容やギミックの一部で皆さんに楽しんでもらえたりデッキ構築に役立てば幸いです( 'ω' )و
いいねやリプライ、紹介ツイートの引用RTなどでこのデッキ・記事に対しての様々なご意見や反応もらえますととても嬉しいです!
コロナがなかなか終息せずリモートデュエルでしかフォロワーさん達とも対戦出来ませんが、オフ会などの場でも皆さんと楽しく決闘できることを心より願っています。そのときは
「度肝を抜いてあげる」
・・・何て言えるくらい精進します!
それでは、またの機会にお会いしましょう👍
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