ご挨拶
皆さんどうもこんにちは、パピヨンです!
警戒された台風も去り、気温も穏やかな気候を見るに秋の訪れを感じますね。
風を感じる涼しげな画像貼っときますね( `ω´)っ…(半分ネタバレ)
い僕は1年の中で冬が一番大好きなのですが、秋はその次に好きです。
理由は自分の代謝が尋常じゃないくらい激しくかなりの汗っかきで、夏はとにかく汗をかいて洋服を何度も着替えたりと面倒ごとが多いから総体的に寒い季節が好きになってしまいました ⛄
夏のカラカラとした日差しは大好きなんですけどね…太りにくいことは有難いとはいえ発汗体質がにくい…🌻
さて遊戯王界隈のお話に戻すと本日デッキビルドパックの最新弾(ジェネシス・インパクターズ)が発売されましたね!
発売前からイビル☆ツインズが圧倒的人気を博していますが、皆さんは組みたいテーマはありましたか?面白いカードもあり、色々なコンボデッキに活かしていきたいですね!
僕はドライトロンを使ったデッキを組もうかなと息巻いてます(p*`・ω・´*)qフンス!
さて、今回の記事はデッキ紹介です!
自分が初めて組んだ儀式テーマを扱ったデッキを紹介していきます!
まずは儀式テーマに対する個人的な見解から書き綴っていますので、申し訳ないですが、少々お付き合いくださいm(_ _)m
儀式テーマについて
儀式テーマについては正直、扱いづらいな…という印象がありました。
融合とともに原作初期から存在する召喚方法ではあるものの後々登場するエクシーズ、シンクロ、ペンデュラム、リンクという各召喚方法と比べると、それらと肩を並べるほどサポートが手厚いかと言われると、お世辞にもそうとは言えない部分が多かったですし、無意識に組みにくいというイメージが先行していました。
自分が復帰前にプレイしていた小学生の頃は儀式モンスターといえば《カオス・ソルジャー》をはじめとした、いわゆるバニラモンスターとして登場していたのが特に印象的でしたね〜
(ところでハングリー・バーガーが戦士族ってみんな知ってるのかな?)
テーマとしての認知度で言うなら、影霊衣(ネクロス)や機械天使(サイバーエンジェル)などの様に存在感が強いものがあるものの、やはりデッキとしては安定性を確保するなら汎用儀式サポートなど詰め込んだ専用デッキにするしかないという微妙な使いづらさがあったのではないでしょうか?
では、どうしてこんなに使いづらく感じるのか?
それは儀式という召喚方法自体が「儀式魔法」「儀式素材」「儀式モンスター」の3要素が手札か場にいなければならないという絶妙な条件があるからでしょう。
エクシーズ召喚やシンクロ召喚は同じレベルやチューナーと非チューナーの組み合わせで様々なモンスターを召喚できますが、儀式についてはその3要素を確保してようやく儀式召喚を行うことが出来るということから、お世辞にも展開しやすいという内容ではありませんでした。
《マンジュゴット》や《儀式の下準備》などの汎用儀式サポート以降で風向きが変わったのは、過去のレギュラーパック「サイバネティック・ホライゾン」に収録された「魔神儀(デビリチャル)」の登場からでしょうか?
先に述べた3要素のうち儀式モンスターか儀式魔法と魔神儀モンスターがいれば、不足している1要素をサーチできるというものです。
これにより3要素のうち2要素あればというところまで使いづらさは解消されました。
さらにそこからレギュラーパック「イグニッション・アサルト」で「メガリス」というテーマが登場しました!
〝儀式魔法を使わない儀式テーマ〟として話題になり、テーマ内のモンスターがそれぞれ儀式魔法の代用になる効果などを持ち合わせていました。
儀式先がメガリスに限定されない効果もあるので、「これは革新的!」と思ったのも束の間…登場した直後では結局メガリスのパーツを手札に揃えないと儀式召喚できず何も始まらず《限定解除》や《大地讃頌》などのカードを利用する必要があったり、儀式魔法を持たないゆえに儀式の下準備などでもサーチが出来ないという微妙な改善点を抱えたテーマになっていました…
が!しかし!!!
その後《メガリス・フール》と《メガリス・アンフォームド》という2枚の新規カードを得たことで、その悩みは一気に改善されました!!
この2枚の登場により〝相手ターン中にデッキから儀式召喚〟という大きなアドバンテージを得たことでメガリスは儀式テーマの中でも非常に大きな存在感を示すこととなったのです!
元々地力に不安が多かったからか、
「メガリスってこんなに強いんだ!(当社比)」
という快楽に酔い、ここから私のメガリス人生が幕を開けました…
メガリスは砕けない!
さて、メガリスについては儀式テーマ内でも革新的なアドバンテージを得たというのはお伝えしましたが、具体的にメガリスの効果を紹介しながら、どんなことが出来るのか?という点をお伝えしていきます!
まず、メガリスは儀式モンスターが下級から上級レベルまで全部で7種類います。
下級モンスター(☆4)は効果で自身を含む素材で儀式召喚でき、上級モンスター(☆8)は自身を捨てて儀式召喚を行えるという固有効果に加え、それぞれのやれることを簡単にまとめると、下記の通りになります。
①《メガリス・フール》☆2
→自分・相手のメインフェイズに手札・デッキから「メガリス」モンスターを儀式召喚
②《メガリス・オク》☆4
→儀式召喚時に手札交換( 1ドロー1ディスカード) 相手メインに儀式召喚できる
③《メガリス・オフィエル》☆4
→同名カード以外の「メガリス」モンスターのサーチ
④《メガリス・ハギト》☆4
→「メガリス」魔法・罠カードのサーチ
⑤《メガリス・アラトロン》☆8
→対象を取る相手の効果の発動の無効化と破壊
⑥《メガリス・ファレグ》☆8
→自分モンスター全体の攻守を強化
⑦《メガリス・ベトール》☆8
→儀式召喚時に墓地の儀式モンスターの種類まで相手フィールドのカードを対象に取り破壊
⑧《メガリス・アンフォームド》速攻魔法
→手札・場からレベルの倍になるようリリースし手札・デッキから儀式召喚
⑨《メガリス・ポータル》フィールド魔法
→「メガリス」モンスターの特殊召喚に成功したら墓地の儀式モンスターをサルベージ。儀式召喚したモンスターの戦闘破壊耐性(一度のみ)を付与
⑩《メガリス・エマージョン》永続罠
→墓地の「メガリス」モンスターを蘇生
⑪《メガリス・プロモーション》永続罠
→レベル4以下の自陣のモンスターを対象にレベルを倍にする
以上から、サーチ・蘇生・墓地からのサルベージでリソースを確保して毎ターン儀式召喚を繰り返し行い、儀式召喚成功時の効果で相手の場を破壊したり、墓地に儀式モンスターを肥やして打点を上げて相手を倒すというのが基本的なメガリスの戦術になります。
メガリスは下級モンスターの儀式先がメガリスに限定されてない点を活かして他儀式テーマとの共存が出来ることも大きな特徴です。
打点を上げることが出来る点・相手ターンに儀式召喚できるという点を利用して、儀式召喚成功時に何かしら妨害効果を発動するものや、打点に不安のあるものを補強することができます。
そういった中で研究したときに真っ先に上がってくる最強の相方候補達がこちら。。
相性の良いカード
《ブルーアイズ・カオスMAXドラゴン》
ふつくしい……
言わずと知れた最強の儀式モンスターと言っても過言ではない1枚!
出せばほとんどゲームエンドに持っていけるカードの1つで圧倒的パワーで場を蹂躙しているイメージしかありません…儀式テーマの切り札といっても良いでしょう(`✧ω✧´)
メガリスと組み合わせて使うことで、戦闘破壊も毎ターン1度耐えれるようになる他、素でも高い4000打点を軽率に6000オーバーまで上昇させ貫通の倍ダメージで何もかも吹き飛ばしてしまいそうですね…怖い怖い()
《マジシャン・オブ・ブラックカオスMAX》
偉大なる原作者カズキング様による書き下ろしイラストとド派手な名前は印象に残っている方も多いのではないでしょうか?
(カオスMAXって聞くと↑の青眼が想像されがちで絶対こっちだと思わない説を提唱したい)
月に代わってお仕置してきそうな(〇ーラームーン的な)雰囲気を醸し出していますが、某美少女戦士の様な可愛さは皆無です。その恐るべき効果は特殊召喚成功した場合にそのターンの相手のモンスター効果の発動を出来なくする・戦闘破壊すると墓地の魔法カードを回収できる、というあまりにも強力なもの…
2800という打点が不安要素でしたが、これをメガリスと共存させると、打点は勿論ですが儀式召喚のタイミングまでも見事にカバーすることが出来ます。相手ターンに儀式召喚してモンスター効果を発動出来なくさせれば相手の動きを大きく制限できるでしょう。
今回紹介するデッキでも神のステータスを超える4000以上の打点で場に降臨することも珍しくありません。
まさにいい事づくめの噛み合い方をしています。カッコイイからという理由でたくさん買ってて良かった…
さてメガリスのプレゼンも終わったので、ようやくデッキの内容に入りますね(遅
デッキの概要
前置きがいつも以上に長くなってしまいましたが、ここからデッキの内容の紹介です!
まずはデッキレシピの画像をどうぞ!
先述したように、メガリスは他テーマとも共存できることをお伝えしましたが、今回僕が選んだメガリスのパートナーは〝スピリット〟です!
八岐大蛇や八咫烏、伊弉諾、伊邪那美など日本神話の神々や妖怪(?)をイメージしたモンスター達が多く、その大きな特徴は召喚したターンの終了時に手札に戻るという斬新なカードデザインでした!
今回スピリットを選んだ理由としては、使いたいと思っていたカードに起因します。
それが、この2枚です!
《霊魂鳥神-彦孔雀》《霊魂鳥神-姫孔雀》
この2枚は10000種ある遊戯王カードの中で唯一の儀式スピリットモンスターなのです!
すなわち儀式召喚したターンの終わりには手札へ定時退社します(その際にブログのトップに貼った霊魂鳥トークンを生成)
上記のトークン生成&手札に戻る効果以上に特徴的なのは儀式召喚成功時の除去性能です!
彦孔雀は相手の場のモンスターを、姫孔雀は相手の場の魔法罠を3枚まで選んでバウンスできるという昨今の対象に取られないモンスターという強固な耐性もなんのその、軽々と吹き飛ばすことが出来るのです!
選んで破壊も十分に強いのですが、効果で破壊されないモンスターも最近多いと感じます、なので個人的には選んでバウンスの方が除去性能としては有効な範囲が広いかなと考えています。
では、その除去性能を相手ターンも含んで毎ターン発動出来たらどうでしょう?
モンスターを出したり魔法罠をセットしたターン中にそれらを全て手札やデッキに戻されるとなるとかなり厄介だと思います、それを可能にするのがメガリスのギミックです!
相手ターン中に《メガリス・オク》の効果を利用して手札の彦孔雀・姫孔雀を儀式召喚し、モンスター・魔法罠を除去。そしてそのエンドフェイズにはトークンを生成してまた手札に帰ってくる。そして迎える自分のターン、自分の場には次の儀式に利用できるトークンがいる…
メガリスには《メガリス・エマージョン》という毎ターン墓地のメガリスを蘇生できる永続罠があるので、トークンと蘇生したオクを利用して手札に戻った孔雀達を文字通り毎ターン儀式召喚出来るのです!
このデッキは毎ターン儀式召喚することで延々と相手の盤面を崩すというコンセプトで構成しています。
それではデッキ内に採用しているカードの説明を簡単にまとめます!
メインデッキ内はメガリス関連以外だと召喚権があまりがちになることも加味して、彦孔雀や姫孔雀を安定的に手札に加えるためのサーチ効果を持つ《荒魂》とスピリットの召喚権を増やす《和魂》のセットと、トークンなども含め自分の場にモンスターが多く出るので召喚条件が緩く(モンスター3体リリース)制圧効果の強い《D-HERO Bloo-D》とそのサーチを可能にする《V-HEROヴァイオン》と《E・HERO-シャドーミスト》の出張セット、デッキを回すための《儀式の下準備》や《トレード・イン》というシンプルな構成になっています。
※浪漫枠で何枚かえげつないの入れてます、御容赦くださいm(_ _)m
こんなかっこよくて強くてモンスター出すのにトークン含めていいのか???
と不安になってしまうほど使えば強さを再認識できるカードです。「究極のD」と言われるのも納得ですね!この子に場のモンスター効果を封じてもらって、魔法罠は邪神ちゃんに止めてもらうとしましょうかね!!()
そしてリソース確保は《一撃必殺 居合ドロー》と《貪欲な壺》《マジシャン・オブ・ブラックカオスMAX》の3枚でまかないます。
エクストラに関しては、打点を上げることで効果の発動を補助することが出来るモンスター
中心に採用しています。
●リンク
→《ファイア・フェニックス@イグニスター》のバーン効果や《デコード・トーカー・ヒートソウル》のドロー効果を利用したいのでそれぞれの召喚条件となるサイバース族中心の構成。
召喚条件が緩く属性がばらけるように配慮してます!
●エクシーズ
デッキ内のレベル群を見てもランク4かランク8がたてやすいので、自陣にも耐性を付与するための《輝光竜フォトン・ブラストドラゴン》や《宵星の機神ディンギルス》相手のモンスターを無力化したい時の《No.41 泥酔魔獣バグースカ》(相手を守備にしたら即座に《旋壊のヴェスペネイト》に重ねて貫通ダメージを狙います)、《No.27 弩級戦艦-ドレッドノイド》の効果経由でエクシーズ召喚できる《超量機神王グレート・マグナス》《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》
エクストラを見てもわかるように、オフェンス面に特化させてる節があります。
泥門デビルバッツかよ…(通じて欲しい)
あとはギミック的なお話をすると《和魂》にはスピリットの召喚権を増やす効果に加えて、墓地に送られた時に場にスピリットモンスターがいれば1枚ドローするという効果があるのですが、このドロー効果は名称指定ターン1などの縛りもないので、ドローソースとしても働いてくれます!
《和魂》召喚後に増やした召喚権を利用し《荒魂》を召喚、《荒魂》効果でスピリットをサーチし《和魂》を《転生炎獣アルミラージ》のリンク素材として墓地に送るという流れで着実に手札を増やすことができます。
《ユニオン・キャリアー》で装備した後でも墓地に落とせるので、なかなかに便利です
あとは浪漫枠で《火之迦具土》を入れてるくらいですかね?
孔雀達のバウンス効果で手札に戻った相手のカードを全て燃やし尽くす(比喩)効果は決めれば爽快でしょう(悪い顔)
HEROのパーツなど抜けば40枚近くに収めることは出来ますが、今回はやりたいことや使いたいカードを重視してるので悪しからず(੭;´ ꒫`)੭
以上が大まかなデッキの説明になります!
自由度の高さ
メガリスを中心に長く…本当に長く語ってしまいましたが、儀式テーマとしての斬新さ以上に他テーマと共存させやすい点、すなわち自由度の高さを特にお伝えしたいと考え今回のデッキ紹介という形で記事にしました!
あくまで個人の見解になりますが、レベル4とレベル8が存在する、もしくはその数が多いテーマであればかなり相性が良いと思われます!
自分にとってメガリスは最早「儀式テーマ」としてではなく打点を底上げしたりデッキの潤滑油になる補強パーツとして見ています。
皆さんも取り入れてみてはいかがでしょうか?
おわりに
遊戯王には儀式・融合、シンクロ、エクシーズ、ペンデュラムと様々な召喚方法が存在しています。「召喚獣」のように融合に特化したテーマもあれば、「オッドアイズ」のように様々な召喚方法を操るテーマもありますよね( ᵕᴗᵕ )
召喚方法を絞ればその分シナジーは生まれやすくなりますが、必ずしもひとつの召喚方法に限られる訳では無いので、「今作ってるのはエクシーズテーマのデッキだから」と考えたとしてもコンボややりたいことの実践のための構築の手助けになるヒントはどこか別の召喚方法のテーマの中にあるかもしれません。
このブログを訪れ、デッキビルドに勤しむ方の内の1人にとってでも刺激や新たな発見になれば幸いです。
ちなみにデッキ名は使ってるモンスターの名前などから( 孔雀 + メガリス=彫刻? )ほぼそのまま名付けました。
ただ、今思えばメガリスはGANTZイタリア編の敵のイメージもありますし黒い玉(邪神アバター)もサイドデッキにいますのでデッキ名は「GANTZ」とかでも良かったかもしれないですね(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメントやリプなどで感想いただけるととても嬉しいです!それではまた次回をお楽しみに( *ˊᵕˋ)ノ
P.S.
昨日(9/11)放送のバキューン決闘さんの「構築に効く理屈#31」にて紹介した内容とは別のデッキを投稿しましたが、まさかのルールミスで皆さんの貴重なお時間を奪ってしまったことをここに陳謝いたします。。。。
正直復帰してから特にルールミスには注意していましたが、初めての失態でお恥ずかしい限りです(´∩ω∩`)
今までで普段見てるつもりで気づけない点もあるので、皆さんもお気をつけて…